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■ お話しましょう??
『島口説』は東京のお客様との出逢いに一進一退しているけれど、 演者お二人の魅力は日々更新され、もっと!の思いが続く。 もっと公演期間が欲しいなぁなんて、思う。普段俳優さん、と呼ばれる職業でない2人がそんなジャンルなんてものを飛び超える瞬間がきっとくる、 コロナに対しての緊張感は、やはり、ある。 でも、この時だからこそ、の「壁」の意識化などは目一杯面白がってするのだ。 しかし閉口する事態はなんだかずっと続いている。 この間
『集団が個人を殺していく』
のを目の当たりにしている。そして私もくらっている。
おそらくそんなつもりもなく。殺していく。 心を殺していく。そして当事者は匿され都合の悪い事は埋葬する。 そして時間が経てば忘れる。喉元過ぎればまた忘れる。 自覚ないのは本当にまずいと思う。 悪意はないからいいでもないと思う。悪意がないなら問題はもっと根深い。 普段そういうことをメッセージで放っているブーメラン。。 ようやく自分たちの多忙が過ぎて周りに目を配り始め、ようやく状況の不味さに向き合って(こちらから既に出ていたSOSは忙しさを理由に感知せず、強い発信に出逢って慌て)
「決まっているのだからお話しましょう」
では虫が良すぎる。 違うのだ。 だって既に集団は
「決まっていたことを打ち壊している」
のである。集団側の論理に終始する、相手側への想像力の圧倒的不足。
「こちらは既に壊されて、いるのだ」
そして纏わる個人の心を更に砕いている。きっと「ちょっと今手が離せないから」程度の思いで。 だから残念だけれど、殺しにくる集団論には
「決まっていることを壊します」
と、提示する以外に個人が闘う術はないし、実際にそういう思いにさせられてしまった。 既にそういうことを「自分たちが行った(行ってしまった)」のだという事実にちゃんと向き合ってもらうためにも、残念だけど『決まっていることが終わってから』ではダメなのだ。
引き受けた『責任』において話をしてくるならば、 ご自分たちが引き受けた『責任』について、どう思うのだろう。
こんなことを言葉をどう紡げば伝わるかと考える無駄な時間、 そして投げかけに対して無用に放置され(今忙しいのは、こちらには関係ないし。意見を取りまとめてから、も、全くこちらに対しての配慮ではなく、集団の体裁をどうするかでしかないのだから)待たされる時間(その間にもこちらの現場の時間は着々と〆切を迎える←これもきっと逆の立場になればわかるでしょうか…) こんな時間は本当は必要ないはずだし、こんなことに感けている間に、やらなければいけない事が多くあるのだが、引っ張られて手がつけられない。
もちろん、この間、心ある人たちが、 穴埋めをしてくれようと、繋ぎになろうとしてくれている。 殺されていくのをただ見過ごさずに、手を差し伸べている人たちもいる。 現場にあけられた穴を、やる必要のない人たちが全力でカバーしてくれている。 そんな中、遠くから眺めるだけの人もいる。隠れる人もいる。気にしながら窺う人もいる。 …いつも通り変わらない人もいる。 不思議なくらい「人間」がよく見える。「人間性」が。 大切な人も見えてくる。 心ある人の思い、には応えようとは思う。
2020年09月27日(日)
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