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■ ざっと思うこと。
青年劇場の本番が開け、 智の巨人の書いた計算され尽くした脚本を土台に、 費やしてきた分の成果と、 そんなのお構いなしに、一過性の瞬間だけを捉えて、 あきらめた、だの、負けた、だの 言われることを尻目に、 客席は、沸いている。 そりゃそうだ、と思っている。 客席の好不評が一義ではないけれど、 そうなるだろう質の稽古を積んできたし、研鑽してきた。 まだまだの部分もあるけれど。
何も言うまい、 そして評判はヒトの態度をも豹変させる。 それもいつものことだ。 客席と出逢ってやっと成立するのが演劇だけれど。 そして態度を風を見て豹変させる大人は嫌いだ。 アナログな世界をどうしても構築していく以上、 ヒトへの期待と信頼は、崩されても壊されても、もっていなくてはならない。 もてなくなったのなら、それは辞める時を意味する。 今回の芝居の中身じゃないが、味方の中に敵がいた!なんて思う。けど、これ回避するのはカンタンで、最初から味方だと思わなければいいのだよね、すると何が起きてもあまり消耗することも、ないのだから。
予想はいい意味で裏切る。そして期待には大いに応える。そうゆう作品だ。そしてこう確信を持って言える作品は、実はそう、ない。 もっと先の世界が魅せられる筈なのは、 それが「島」の時と似て、 でも、人数の多寡があるからか、 自分に相手に貪欲に拓こうとする人がいる反面、 ここ止まり、 で安定する人たちがいるのはどうしてなのだろう。
モノづくりの深淵と、自由と、 苦しさと、だからこその楽しさと。 そして現場から起こる無限大の創造を、 発見し続ける日々でいたい。
今日から3日間は沖縄での稽古。 ざっと最後まで触って、
その限りではない
ことを、しっかりと刻みたい。
2019年09月17日(火)
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