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■ 日英共同企画To see you at last 東京可児公演戯事。。
演出の戯言
日本チーム、英国チーム …なんと豊かな交流か。
日本チームが集まった初日のことを思う。 興味あるけど、どうなるの? 知らない人と、何か創れるの? 演じるって、恥ずかしくない? 楽しそうだけど、不安… それぞれのチームで作品を創りあげ、チーム力を上げて、出逢った日英この夏…
私たちは場所と機会とテーマを用意したけれど、彼らの出逢いの無限大に広がる可能性を前に、1つの物語としてまとめることが果たして正しいのかと疑ったりした。結果僕らはあくまで可能性を信じて背中を押しただけで、稽古場は外の猛暑より熱気で溢れ、答えは彼ら自身がちゃんと持っていた。 相手を識ろうとすること、 それまで他人だった相手のことを想像すること、わからないこと、ちがいを楽しむこと。 演劇を通じて、国を越え言語とゆう壁をとり去った先に見えるもの、そこで感じるもの。 共鳴するもの。 共振するもの。 最高の瞬間に立ち会えて嬉しいー
演劇なんてデジタルが圧倒的に支配し、効率ばかり優先される世の中にあって、遠回りを繰り返し、観てもらう人々をも限定する極めて非効率な媒体だ。でも、アナログだからこそ、演劇の持つ「他者を受け容れ、違いを受け容れ『場を共有する目的』」にこそ、これからの世界を生きるヒントがあるように思う。
まず参加者たちに最大の敬意を表します。あなたたちの勇気と吸収力と発信力はすごい。 そして、あくまでも『彼らから出てくるもの』を大切に丁寧に時には乱暴に(笑)扱いながら、 世界に1つしかない作品世界へと導いた、アレックス率いる英国クリエイティブチーム、大拍手。『彼らの』一番の瞬間がそこにあるように奔走した日本クリエイティブチーム助手のあっこ、美輝、制作陣、スタッフ各位。栗林さん、イギリス日本チームを橋渡ししてくれた通訳のすーさん、ひーさん、拍手&大感謝。 そして今日この日、この場所に来ることを選択してくれた皆様、ありがとうございます。握手。
やった会えた。 ら、 もっと広い世界を旅したくなった。
藤井ごう
2019年08月12日(月)
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