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■ 青年劇場『島』大千穐楽。。
「島」大千穐楽。 浜北文化センター。 静岡初日近辺に観て、最後をやっと。 オープニングから観たかったけれど、前件があって、二幕途中から駆け込む。 自分の仕事のターニングポイントだった作品。 演出とゆう意味が自分の中で大きく動いた作品。 8年かけて(とはいえ初演は3・11より前で、四年たっての旅立ちだったわけだけど)現場で積み上げた集大成、また20数ステージの客席と出会って、どうなったのか、感慨のようなものがドッとやってくるのか… とも思っていたのだけれど、実際は 終わり。とゆうよりは、 終わらなかった、やっぱり。 だった。
全体が作品の質を識り、 最後だからもあって、余計なこと抜きに同じ方向を見て積み上げる折り重なる確信、太さ。
それでも観ながら思うのは、ダメ書きをしないだけで、ここはこう、あそこはこう、そしたらもっとこう。次のステージの事に頭がいく。 もっと面白くなる。
結局「島」は初演で到達させることのできなかった地点、その「もっと先」の地点に8年経って漸く来て、そこまで来たら、やっぱり「もっと先」があるのだと知った。 不条理劇みたい。 でもきっとこれをモノづくりと呼ぶのですね。
もういいよとなって終わるのか、 惜しまれながら終わるのか、 そりゃあ後者の方がいいとは思いながら、 この確信の中でどうして終わるのかなぁ。。 まあでも、 9年前の初動から関わってくださった全ての方々に感謝します。 今でも忘れない初演初日の静謐につつまれたサザンシアターから数えて136ステージ。 もっと密度が濃く、それ以上の回数やっている印象がありますが、ステージを観てくださった皆さま、ありがとうございました。
堀田清美様 「島」は皆様の手によって生まれ 皆様の手によって育まれ やっとここまで来ました ここまで来ても 世の中はどうも学が描いた方向とは違う方へ方へと流れていきます まだまだこの作品の力が 堀田さんの強い思いが必要な時代です また近いうちに
感謝
2018年11月28日(水)
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