再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 沖縄で稽古中。

泉&やよいの島口説
1979年に謝名元慶福が書き上げた作品。演出は藤田ごう。物語は米軍基地の街にある酒場が舞台。店で働く二人の女が客たちに語りかける。「私達の話を聞かないと本当の沖縄の事はわかりませんよ」砲弾の中、父母と墓の中に逃れて生き延びた、沖縄戦。廃墟の中で乙女となり、メリケンコの袋で作ったワンピースで花嫁となった青春。三線を弾き、歌うことで抵抗に立上がった父。歌と踊りと語りにのせて泉&やよいが演じる。

ACOおきなわ『島口説(しまくどぅち)』

お亡くなりになられた沖縄芝居役者北島角子先生の一人芝居の名作「島口説(しまくどぅち)」が泉&やよいのおふたりによって上演されます。
泉&やよいさんは沖縄の朝の番組「十時茶まで待てない」等幅広くご活躍されている方々でやよいさんは琉球舞踊にて最高賞も受賞されています。

日時:2018年6月29日(金)・6月30日(土)・7月1日(日)
場所:国立劇場おきなわ小劇場
時間:6月29日(金)開演19時 6月30日(土)7月1日(日)開演14時
入場料:前売・当日 3000円 18歳以下 2000円 全席指定
チケット取扱:エーシーオー沖縄 パレットくもじ8階 コープアプレ国立劇場おきなわ

出演:喜舎場泉(泉&やよい) 城間やよい(泉&やよい)
スタッフ:
脚本 謝名元慶福
演出 藤井ごう
舞台美術デザイン 乗峯正寛
照明プラン 鷲崎淳一郎
音響プラン 近藤達史
舞台監督 猪俣孝之
演出助手 前里茜
イラスト 伊波二郎
宣伝デザイン 小田善久
企画制作 下山久

2018年06月14日(木)



 終わって渡沖縄。。

Ring-Bong『ふたたびの日は何色に咲く』は、
念願の方々との共同作業だったり、いつも支えてくれる若手たちと大ベテランさんとの融合だったり、と、様々な出逢いを経て、規模に比べて人数の多さの足並み揃いの遅さはあったけれど、
『何もない空間』『見落とされるもの』から派生する物語(演出としての物語の再構築としては)は、客席の想像力をしっかりと借りて、いい旅を展開できたのではないかと思っている、その辺りに転がっている『転換は見せて、整っていればいい』やら『装置なし、小道具だけで勝手に客席は想像を進めてくれる』病演劇への提示もある(大笑)。(闇の時間も、転換の時間も全て作品の一部である)何しろ、演者は17名と多かったけれど、演出部はゼロ!舞台監督がいるだけだったのだから(出演者の苦労…(笑))←とはいえ、各スタッフさんたちの尽力も凄まじく、だからこそ。感謝。
けれど、
途中に師である高瀬の命日があったり、その関係者の多くが参画していたこともあって、
あらためて表現を創っていく側の在り方について、考え、問われる日々。

私なぞ、後からコツを掴んで、そのコツを失わない為に自問自答して、先人の知恵を漁り、先輩たちの意見を貰い、考え、想像し、その信頼関係で人に動いてもらう事で何とか演っている。その信頼を裏切らない為に、引き分け以上の仕事をすること、得したと思ってもらうことで、続けて来た。言わば、凡人代表。
その先にやっと演るべきものを見つけ、その為の準備を着々と試みていたが、ポシャったのは、前回書いた戯言の通り。(この事に関しては、立ち直りの余地なし(笑))
なのに選ばれた本当に演るべき人は、トンチンカンな事ばかりを繰り返し、舞台に生きることをその魅力を殺していたりする。歯痒い。

共にある『オールライト』や、中間発表に向けて少しエンジンのかかってきた養成所、もっともっと基本の大学、まだまだ出口の見えない新作たち。
やることは沢山。
Ring-Bong後は、すぐ三現場しながら、『オールライト』の通し稽古を終えて、
現在、沖縄『島口説』
今月29日初日に向ける。
戻ってオープンキャンパスとGP。
まずは折角の沖縄だけれど、屋根ある市民プールで体調を整える。

俺は何のために沖縄にきたんだぁ!!
…何のためって、作品創りでしょ

はい。
目の前のことを、
もとめられることを、
きちんと、やろう。

2018年06月07日(木)
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