再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 片方チームの終わり。そして。

「アトリエ」片方チームの終わり。
疲れからの手落ちはあるけれど、抜群の集中度とチームワークで、
会場はいい緊張と緩和で舞台の空気に包まれる。
諸事情あって、各所に迷惑をかけながら連日ホールに来るコトになっているのだが、
それすらも、ほんの数ミリ単位かもしれないが、ワーワー言われながら、前進している。人が伸びていく様を目撃できる贅沢を沢山味あわせてもらっている。しかし、悲しいかな客席の空席。。。
後半に来ての一番の空き。。

これは、面白くない芝居の客席ですよね、面白いのに、勿体無いっすねぇ。

とは、かつてR-viveで一緒した俳優の発したセリフ。
本当にそうだな…
見てもらわなきゃ、演劇は成立しないのだ。。。
も少しなんとか手を打たないのか。
そして、諸般の事情にのり、
とにかく現場で一番売ってやろうと思ってお客様に来てもらっている。
そして殆ど実際そうなっている。でも私は集団の人ではない。
今回ダブルで、一度観て、もう一本観たいと言ってくれる人もいる。
惨状聞いて、友人にオススメしてくれる人もいる。

せめて、いい雰囲気の客席で千秋楽を迎えたいものだ。

やっぱり何度目になっても、ここは、演劇の聖地。心して臨みたい。
明日14:00紀伊國屋ホール
まだまだお席あります。
まだご予定立ててない方、是非。

2017年09月23日(土)



 アトリエ、休演日をぬけ

休演日に、スターダス、
そして今日20日は、朝一番からO大の秋学期が始まる。
大人しくそちらにかまけていられないのである。
先の打ち合わせもストップしている。
とにかく、今、新宿に運んでくださる方々に、
どれだけ上質なモノを提供できるのか。
難しいの先へ、
命かけるのである。
女優陣のチームワーク(日本人のいうそれではなく、適所で個人が立ってプレイできていること)は日々上がっている。
公称は休憩含みの2時間55分だけれど、実は2時間50分になっている。
稽古で本当の意味で掘り下げてきたモノが身を結ぶ時。
足りていない掘り下げがあるならば、言い訳せず、甘えず、見直すべきだ。
つい18日にとある学校で迎えた「冬物語」(本番←やっていたんかい!このスケジュールで…、原作シェイクスピア演出わたし)じゃないけれど、己の限界だと思うことを認めて、その先への努力と踏込む勇気を持って欲しいと思う。卵だからできる、とか、そうゆう事ではない。先へ本気で進もうとする姿勢があるかどうかだ。その姿は武骨でも美しいし、ガムシャラさがもっとあって然るべきなのだ。そしてその先にもっと豊かな物語が展開する。
しかし、客席はどんどんと寂しくなるようである。
ので、
これも、有無を言わさず伸ばすのである。観てもらわなくちゃね。
24日まで。
この先のチケットは、まだまだ売るほどあります。


青年劇場第117回公演『アトリエ』
(作=ジャン=クロード・グランベール
/訳=大間知靖子/演出=藤井ごう)

戦後パリ。小さな縫製工房で働く女たち。物不足の中でのやりくり、夫のグチ、子どものこと、噂話、恋愛、結婚…お喋りは尽きない。
戦争は過去のこと。でもまだ夫が強制収容所から帰らない女もいる。
語らない、語られない真実。それぞれが負っているもの―。戦時体験や民族の違いをどう乗り越えられるのか。
笑いと涙のなかに、確かなメッセージが伝わる名作。
『郡上の立百姓』で圧倒的な迫力とスケールで人間を描き、第19回千田是也賞を受賞した藤井ごう氏と青年劇場が、フランスを代表する現代劇作家グランベールの傑作で再びタッグを組みます。


【日時】
9月

21日(木)14:00/19:00
22日(金)19:00
23日(土)14:00/18:30
24日(日)14:00

【料金】
一般・5150円
U30(30歳以下)・3100円
中高生シート・1000円
※団体割引、障がい者割引あり。
※平日の夜、演劇人割引あり。
◎全席指定

【問い合わせ・お申込み】
チケットサービス03−3352−7200
ticket@seinengekijo.co.jp
FAX 03-3352-9418

作品へはこちらから→http://www.seinengekijo.co.jp/

2017年09月20日(水)
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