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■ 渡仏2日目。。
8:00出立で、結果ルーヴル界隈からバスティーユ広場まで、闊歩。セーヌ川沿いもタップリ。 10:30にコーディネーター件通訳でもあるF・Sさんとホテル出発、一気にドランシー(収容所跡)まで。地下鉄を乗り継いで、その後バスに揺られる。 流石にここまで来ると、街の匂いも全然違うし、第一、観光客は皆無。 バス停からの表示も特にあるわけでもなく、バスを待つマダムたちに聴く。 慰霊碑と、貨車が一両。国鉄が建造したみたい。 貨車が学校の授業の関係で開いていて、 ついでに僕らも中を見せてもらう。 暗い印象を払拭するためか、内部は黄色に塗られていて、壁には資料もあるが、 やはり、この狭さに詰め込まれていたと思うと息が詰まる。途中近所のおばあさまが来られて、その当時のことを話してくれる。(モチロンたまたま貨車が開いている時だったので、珍しく近づいたそう) その後、すぐ側にある、全く表立った表示はないところにドランシーに特化したショア記念館(つまりホロコースト)、人も少ないので、ユックリと映像と資料と、向き合う時間、二階の窓から、貨車と慰霊碑も見える。←貨車は私らがおばあさまと話した後に、閉じられた。見られて良かった。 じっくり三時間余り、日本では手に入らないドランシー収容所の資料など購入し、ドランシーを後に。 途中途中でF・Sさんが、これ食べたことある?と聞いてくれるお菓子を清涼剤に(お菓子は素人です、はい。)、脳みそと、陽射しとにやられているので、これがまたいいのです。 15:00過ぎに今日お邪魔するお宅の側の公園で、焼きたてのパニーニ、と菓子パン、遅目の昼食。 絶品。良い所だったけど、手頃な手土産が見つからず。 16:00大戦後に革工房アトリエで働いていたマドレーヌさん。イヴァンさんより10才お若い、と面会。私からは特に喋ることがないから聞いて下さい、と仰っていましたが、喋り始めると戦争のこと、ユダヤのこと、止まらず。 思っていた職人さんと言うよりは、家族経営の会計を若くしてしていたそう。 戦争当時はまだ若く、覚えていないことが多いと仰っていましたが、ドランシーや、ベルディヴ事件をどう思ったかなど、印象深いお話を。 ご本人は、人が信心するのはいいけれど、宗教は嫌いだと仰っていたのが響く。またしても2時間以上になってしまってお疲れになったかな… バス停まで送ってもらい、いつでも来て!の挨拶と共にお別れ、コメディフランセーズで、D・Yさんに引き継いでもらって、開演20:30までの間、オペラ座界隈を歩いて、劇場のパブで一杯やってから、観劇。 …これが、面白くなかった(笑) こんな発想でどう?楽しいでしょ? 的な人を喰った演出に終始する。なのに、目新しくもなく、映像の時間が恐ろしく長い… 安い席を取って、ほぼ5階からの見下ろしであったことをさておいても、 まぁ、こんなこともあります。 太陽劇団、観たかったなぁ←満席で観られず←並べば可能性はあるけれど、今回は目的がちがうので… 夜のセーヌ川沿いもオツなもの、つまらなくて煮える思いも鎮めつつ、途中パニーニを買って。。。散会。 明日は、資料から派生して、今回一番メインであるユダヤ人街マレ地区にあるショア記念館、ユダヤ芸術歴史博物館 。そして直前までどうなるかわからなかった『アトリエ』の作者グランベール氏との面会取材。盛り沢山。いつも通り10:30に待ち合わせ。それまではサン・ジェルマン側にある、ドラクロアのアトリエを観るつもり。
2017年06月15日(木)
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