再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 @岡山

『島』岡山。
バタバタと来た旅のスケジュールで、
6ステージ立てっぱなし。
恵まれた環境。
こちらも本当のご当地前に(って別にそれが目的ではありませんがね)一所で確認、研鑽できる機会はありがたい。
聞こえてくる評判はやはり頗る良いのだけれど、はて、3週間弱の旅でどんな変化、変質を遂げてきたのか…
そんなことに一喜一憂しない、で、いつもの最善を尽くせているのか、作品は、良い階段を上がっていけているのか。
慣れた部分と、
こ慣れてしまって収まっている部分と、
枝葉が広がっている部分と、
深度が増している部分。
どうも、若い衆の方が、守りに入る傾向は、ここでも。…なぜだろうなぁ。
拍手が起こり(手が来て)、そこに乗るようにするメンツ、違うのだ、乗せる、のだ。
そこには、笑われる、と、笑わせる、位の大きな差がある。
やはり、ガムシャラに不器用でも傷つきながら掴みにいく者の魅力が増していくのは、本当に不思議だ。ここまできて、誰も、このままでいい、なんて思ってはいないし(と思いたい)、自分に向けられている刃のよな宿題に向き合っている(と思いたい)訳で、その差が何を生むのだろう。
悩んで苦しいと言いながら、よく眠れる人と。
苦しくはないけど、引っ張ることでよく眠れなくなる人と。
そりゃ、前者がいいに決まっているけど、
それを本当の悩み苦しい、とは言わない。
僕の着いた初日に、2年前の『島』まで運輸をしてくれていたSぺいさん(去年鬼籍に…)オススメのホルモン(いや、焼肉)焼きに、
結果20名以上集まって、舌鼓、、、
絶品!!(とくにテール焼き)
もう、これは、忘年会、か、打ち上げ、か、勢いのある偲ぶ会、と呼ぶのか…
ご本人が民藝さんのやった『島』からの、作品への思いの強さを持っていた方なので、
また、思うこと、沢山。
烏城側の宿へ。
明日は午前中にチェックと場当たりもできる。
いい機会を得、
もっともっと、いい作品にしていくのだ。
その前に、吉備津神社行きを狙ってはいる。。。


2016年12月03日(土)



 今年ももう12月。

養成所(ダス)は、今年もチェーホフ、
そんなつもりなく、後期に入ってやる台本を書いてみるWSの後の、修了公演候補読みに際して、やっぱり良くできているので取り上げて、結果、難しさも相まって決まる(笑)→読んでて結果がなんとなく見えると一気に冷める病気。。。
図らずも、ダスでは5年前『三人姉妹』去年『かもめ』今年『桜の園』となって、あと『ワーニャ』やれば四大戯曲コンプリート。←でも、ワーニャできる年齢男性はそう出てこないから、ないかな。
台本発表とキャスティングも一緒に、
さぁ、気づけば僅か3ヶ月足らず、意気込んで走れるか。毎度のことだけれど、コトバにやられている面々、あと、翻訳モノってゆう勝手なカテゴリーにも。普通に考えたら、既に時間足らず…
週末から頭にかけ『島』で岡山へ。移動続きの過密スケジュールでスタートしての折り返しは、同じ小屋でしばらく。
本当は個人的興味で言えば、出雲とか…
と、ゆうことではなく、日々慌ただしい移動バラしの中でなく、じっくりチェックできること、
そして、ふまえて場当りできること、
大切に。そして来週末は広島市内、でもってさらに次の週は六年ぶりサザンシアター。
しかしまた、朝イチ移動。。。
東京公演は三回公演ながら残念なことにまだまだ残席あります、
お忙しい師走とは思いますが、是非新宿へ。

…今年は諸々でサロン劇場がないので、
5年同じよなペースで迎えた12月が(旧細川邸サロンで迎える)、場所的な意味では大分違う。
早いっとゆうことは、年々増している実感。
今月でまたひとつ歳を重ねるけれど、本当にジェットコースターのような一年だった、
色んな意味で。


2016年12月01日(木)
初日 最新 目次 HOME