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初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

MAIL

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2002年11月08日(金)
会いたい。けど、会いたくない…

あの人からメールが来た。
「風邪が治ったら、また遊んでね。」
私は、
「じゃあ、早く治してくださいね。」
って返事を送ったけど、
これでいいのかな…?

最近、自分の部屋で独りきりで携帯を握り締めてるだけの週末が続いている。
あの人からいつ誘われてもいいように、
大抵の金曜の夜の誘いはキャンセルしてる。
でも、いつまでたってもあの人からの電話は来ない。
ちょっと…、いや、かなりバカみたいな私。

あの人からの電話を待っている時の気持は、
連絡して欲しい。けど、連絡して欲しくない…
会いたい。けど、会いたくない…
会いたいけど、会ったらもっと苦しくなるし、気持が抑えきれなくなる。
期待と不安は半分半分。絶望と希望はいつも激しく入れ替わる。

もう、この片思いの苦しみから逃げてしまいたい。





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2002年11月11日(月)
バカな女

週末に女友達で集まって飲みながらいろんな話をした。
やっぱりメインになるのは恋愛話。
皆、自分の彼氏の事や、片思い中の人の話をしていた。
私は…、あの人のことを話すわけにはいかない…。
気にし過ぎなのかも知れないけど、やっぱり同じ大学のこに
あの人の話をするのはためらってしまう。
万が一にも他の職員の人の耳に入ったら、あの人に迷惑がかかってしまうから。
私の気持を知っているのは、あの人を紹介してくれた先輩と、A君だけ。

でも、当然話の矛先は私にもくるわけで…
私は何とかはぐらかしながら、「友達のこと」ってことにして嘘ついて、
今の自分の状況を話した。
告白して、付き合えないって言われたけど、諦めきれないこと。
相手にされてないっぽいけど、おみやげとか買ってきてあげたこと。

「どう思う?私の地元の友達なんだけどさ、不毛だよね。諦めた方がいいよね?」
私もなんだか自分で話してて恥ずかしくなってきて、
ちょっとふざけて口調でそう言った。
そしたらある友達が、
「バカじゃない?その女。みっともな〜。」
と言った。
私は一瞬ショックで、目の前が真っ白になりそうだったけど、ぐっと気を取り直して、
「そうだよね〜。」
と言って笑った。

確かに、私がふざけて口調で話して聞かせてたから、
そう思われたのかもしれない。
でも、自分でも改めて今までの自分の事、声に出して話してみて感じてた
「みっともない」って…。

いいかげん、私は迷惑な女になっているのかも。
本当に、本当にバカな女。
客観的に見たら、皆そう思うよね。

他の友達に言われた、
「その友達に言ってあげなよ、
相手にされてない男を追いかけてても時間の無駄だ、って。」

確かにそのとおりかもしれない…





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2002年11月20日(水)
それは優しさ?

今日は、あの人を紹介してくれた職員の人とご飯を食べに行った。
その職員の人は、同じ大学の学生だった人で、
その時から可愛がってもらっていたのです。

↓ここから、先輩との会話…
「最近どう?」と、先輩。
「どうもこうも…、もう私、あの人に忘れ去られてそうな気がするんですけど…。」
「んな事はないよ。俺、いろいろ聞いてるよ〜。」
「なんですか!?」
「思わせぶりな態度とったら、翼を苦しめるだけだからって。だから距離を置いてるんだって。4月1日までは。」
「え〜〜〜〜。」
「それに、縛りたくないんだよ、翼の事を。」
「縛るって?」
「4月1日までに、翼に他に好きな人ができるかもしれないだろ?」
「そんな事は絶対にない!」
「絶対なんて言葉はこの世にない!(笑)」
「そんなの冷たいじゃないですか!私は、待ってろ、とか言ってほしいんだけど…。」
「そんなこと言えるわけないじゃん。翼がもっと幸せになれるならその方が良いって思うんだよ。優しいじゃない。」
「そんなの優しさじゃないよ。」
「優しさだよ。」
「そんなのただの逃げじゃない!?はっきりさせたくないだけじゃん。」
「違う!優しさだ!」
↓以下、延々と口論…

好きな人が、自分以外の誰かと幸せになるなんて耐えきれない。
私はそう思う。その方が、その人のため。そう思って身を引けるほど
私は大人にはなれない。ワガママかもしれないけど、
そのくらい好きなんだよ。本気で人を好きになったらどんな事をしてでも
その人を欲しいと思うんじゃないのかな…?

頭の良いセリフなんて、聞きたくない。
そんな「優しさ」なら、私はいらないよ。






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2002年11月22日(金)
メールしたい・・・

今日、帰る時に、駐車場であの人に会った・・・気がする・・・。
暗かったからよく見えなかったんだけど、車のライトがついてた。
私は今日、学校の用事で遅くなる予定だったのと、後輩を送っていくために
車で来ていたので近くを通った。
さりげなくチラッと見たんだけど、あの人が乗っていたかは見えなかった。
でもライトがついてたんだから、中にいたか、近くに止まってた車の人と
話でもしてたんだろうな・・・。

メールしたい・・・。
「さっき駐車場にいましたよね?近く通ったんですよ〜。」
って。
前なら出来たのに。そういうなんでもないメールのやり取り。
でも、今は出来ない。
なんかいろんなことを考えすぎちゃって、素直に行動できない。

もうあきらめよう。でもあきらめられない。
今度こそあきらめよう。でもあきらめられない。
それの繰り返し。いいかげん、疲れた・・・。
あと何回こんな事繰り返したら、楽になれるんだろう・・・?

最近、また些細な事でイライラしてしまって、
友達といるのも煩わしくなってきた。
しばらくやめていた悪い癖が再発しそう・・・





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2002年11月24日(日)
モトカレ

日曜日にモトカレに会ってしまった。
前の日記に書いたいろいろあって別れた人。
でも、モトカレは本当の事情を知らない。
だから今でもまだ私は一人で、好きな人もいないと思っているみたい。
私もはっきり話せばいいのだけど、怖くて話せない・・・。

もう、会うのはやめようと思っていたんだけど、
別れてからも何回かずるずると会ってしまっている。
ここのところ1ヶ月くらい会っていなかったんだけど、
今日久しぶりに会ってしまった。
「久しぶりに、どっか遊びに行かない?」
あの人のことでいろいろあって、つらかったし、寂しかったから
会ってしまった。そんなのは全部言い訳だって解っているけど・・・。
自分から別れようって言っといて、寂しくなったらまた寄りかかっている
自分は本当に、思わせぶりで、嫌な女だ・・・。

もう一度付き合わないかって言われた。
はっきり言って、心が揺れた。
あの人をきっぱりあきらめる、いいチャンスなのかもしれない。
何事もなかったように、数ヶ月前の生活に戻ればいいんだ。
でも、でも・・・、






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2002年11月27日(水)
最悪な一日と「彼」からのメール

私は今年で学校を卒業する。
卒業するためには論文を書かなければならない。
論文が通らなければ卒業できない。
ヤバイ・・・。
来週のゼミで中間報告をしなければならないんだけど、
はっきり言ってヤバイ・・・。就職活動もしなきゃならないし、
あんまり集中してやってこなかったのです・・・。
自業自得なんだけど、今週は徹夜だぁ〜・・・。

っと、最近かなりナーバスになっていたんだけど、
今日は特に最悪だった・・・。最悪な事が重なりすぎてて
思い出したくもないし、書ききれないって感じ・・・。
でも、1番むかついたのは・・・、うちのゼミの指導教授!!
なんだか知らないけどやたらと私に電話してくるし、
コピーとかレジュメ作りとか雑用ばっかり押し付けてくる。そのくせ
「論文集中してやれよ〜。」とか言うんだから。
お前が邪魔してるんだろうが〜〜!!って感じなのです・・・。

とにかく最悪だった今日一日・・・、結局論文あんまり進まなかったし(泣)
こんな日はあの人に無性に会いたくなる。
一言でも二言でも言葉を交わせたら、少しは救われるのに・・・。
メールでもいいから欲しいよ。
「元気?」
とか、他愛のないメールでいいから、欲しい・・・。

そう思って携帯を握り締めていた時、メールの着信音がなった。
「まさか、あの人から!?気持が通じたのかな!?」
そんな風に期待をしながらメールを開くと、そのメールは
「彼」からだったんだ・・・。
「彼」−前の日記で書いた、前に好きだった、
あの人と同じ職員に就職が決まった「彼」
「彼」からメールが来るのはかなり久しぶり。
それがこんなタイミングで来るなんて・・・。
「論文進んでるか?」って。
本当は、あの人に言って欲しかったセリフ。あの人に心配して欲しかった事。

どん底の精神状況だったから、素直に嬉しかった。
私もメールをすぐ返した。返事はなかったけど。
「気持が通じたのかな?」そんな風に思ってしまった。
私達の「絆」は、まだ通じてたの?
そんな振り出しに戻ってしまいそうなことまで考えてしまった・・・。
自分が、本当に辛い時にそばにいてくれた人、気にかけてくれた人に
心は揺れてしまうよ。
私が、弱いだけなのかもしれない。けど・・・

こんな孤独に耐えながら、それでもあの人を好きでいる意味が、
私には解らなくなってきた・・・。





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2002年11月28日(木)
昔の恋

昨日に引き続き、今日も「彼」からメールが来た。
「ドライブに行こう。」
だって・・・。
「私は論文が忙しいの〜。」
と入れたら、
「じゃあそれが終わったら。」
だって・・・。
「あんたも論文あるでしょ?卒業できなくなるよ〜!!」
と入れたら、
「はい。頑張ります。じゃあまた誘うから、考えとけよ。」
だって・・・。
なんか・・・、昔に戻ったみたい。
お互いの間にあったわだかまりが、少しづつ融けていったみたい。
もうすぐ卒表だから、少しだけ寂しくなってるのかな・・・、お互い。

「あの人」とは、相変わらず何もない。
偶然会う事もない。電話もない。メールもない。
でも、まだあの人を愛しく思う、私はただの諦めの悪い女なのかな?
たとえ1番遠くても、まだあの人が、1番好き。
どうしてだろう?解らない。諦めきれない。
優しく受けとめてくれそうな腕は、他にあるのに・・・。





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