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2005年12月27日(火) ■ |
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何よりも嬉しかったのは |
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久しぶりにグラフと歌劇を読む。
さららんのサヨナラ特集の写真がすげえ凝っててきれいです。 ファンレター散らして写真取るって…ある意味ファンレターの一番いい使い方じゃないだろうか。 舞台という空間が好きすぎて退団する道を選んだ、潔いって言葉で片付けたらおこられるかもしれないんですけど私はそんな月船さんを心から応援したい。
JAZZYの話。
東京に来てから、JAZZYは子供の存在がでかくなってきたなと思いました。
のっけからいるもんな。 妖精を信じてた純真無垢な子供達、スウィーブネスを探してアメリカに渡った子供達。 子供五人が無邪気にやればやる程大人五人が生きてくる、子供の頃はあんなにかわいかったのに15年経てば人は変わる、風の流れも皆違う方向に吹いていってしまった。 今回再会の場面が濃くなったって結構言われてますけど、多分子供達が効いてるってのもあると思います。 港で子供五人が大人達と入れ替わりで出てくるとことかすごく好き。 でも一番好きなのは、「妖精におびえ走ったあの森」って歌ってる男四人の場面です。 シャノンは妖精におびえたりしないと思うんですよね、男の子四人で歌ってる所に、あの五人で一番強いのはシャノンなんだろうかってぼんやり思いました。
後熱いのはパトダン決別場面ですよ。ってかパトダン、パトダンって言ってるの私だけなんですけど、おかしいのかな、同意してくれる人募集中です、パトダンいいなって思う人は今日の日記に投票を!(何だそれ)
片道切符で海を越え幾星霜 ふるさとの島はとこしえに 緑なり
でしたっけ。そんな歌を酔うと歌ってしまうダン。アメリカで一旗あげようと思ってても心は常にアイルランドなんですよ。アイルランドが誰よりも大好きだから、アメリカで頑張ってるアイルランド人代表としてでっかい事がしたいと思ってる。 それをパトリックはずっと横で見てきて、俺もアイリッシュ・アメリカンとして何かできる事を、ダンへの恩義に報いる事をって考えてて、でさらに自分の夢を考えたときに政治の世界に入る道を選んだんでしょう。でも、どうしてもダンのやり方だけは自分の主義とはあわない、いくら父親同然とは言ってもそこは曲げられないそうして決別してしまった。
二人にはぜひギネス片手に議論をくみかわしてほしいです。
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2005年12月25日(日) ■ |
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乾杯しよう、今夜月の見える丘で |
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色々書きたい事が山ほどあるけど、言葉が多すぎてどっからチョイスしていこう。
JAZZYは実は話が始まる前に「ひねくれた物語がはじまるよ 結末はわからない」って歌ってるんですよね
ああ、確かに結末わからねえな!なんだよ、最初からそうならそうと言ってくれよ、わかりにくいよ!
さららんを見納めてきました。 入ったときから、こいつはたもパパににてるにてるって言ってうちの母親が目をつけていて、私もなんとなく確かにたもさんの弟かこいつはぐらいな感じでみてました。 いつからだろう、あんなにバーニングスピリットもろ出しにしてきたのは。 インタビューとか見てて、こういう人高校の演劇部にいるよね、語りだしたら止まらない熱いタイプってのは前々から感じてましたが。 なみだ橋えがお橋かな、さららん芝居熱いよ!って思い始めたのは。声がとんでもない事になるぐらい熱演で、若旦那がすんげえ男前だったのが印象的です。 それから愛しき人よのケビン・ヒルデブラント。あいつの眉毛が10時10分になるとき何かが起こる、こっちが見ていて気持ちいいぐらいの怒りの感情を見せてこられるのってすごいなあって思ってた記憶はあります。そう、友達と見てて「あいつと演劇について熱くかたりてえ、10時間くらい」って言った記憶があります。 さららんのどこが一番すきだったかって多分そこ。芝居やりたいんですっていう情熱が沸騰しまくりなんですよ、舞台に対して真摯で、その役に対してどこまでも真摯で。羨ましいって思ってるのかもしれない自分。 そういうことに関して妥協とかしないで自分の信じる道を進み続けたんだと思います。よく思わない人とか暑苦しいなあって敬遠する人も絶対いたと思う。でもあたしはそんな月船さんがすげえと思う、大好きです。
さよならの挨拶で「忘れないでくださいとは言いません」とあの人言いました。 そうではなくて「忘れさせてなるものか」 と強く言った月船さんがいかにも月船さんらしくて、場内大爆笑。皆さら乱大好きじゃん! 「月船さららってなんか嫌いだったけど気になるんだよね」「忘れたくても忘れられないように」 「それでも記憶は時が経てば薄くなって行きます、もし万が一忘れそうになったら私は必ずなんらかの形で皆様の前に姿を現します」 「ここで私は10年間やってきたんです、そう簡単に忘れてもらっては困る。これがジェンヌの本音だと思います」 もうどれもこれもが印象的すぎる。 他の人だったら思ってても言わないような事を彼女は真っ正直に言ってきました。なんだかすごく子供のようなあなただった。でも結構強がってる姿だったんだろうか カーテンコールの後に 「やっぱり自信がないので忘れないでください」 とはにかみながら言った彼女がすごくかわいかった。びっくりするくらいかわいかった。
そいでなんか泣けないムードのままうーさまの挨拶。 ああ、なんだこの人も泣けないムードだ。ってかこの人のこのひょうひょうとした持ち味は多分ゆら姐と絶妙のバランスを作ってたんでしょうなあ。 アーネストの執事が本当にうーさまはぴったりで、すげえ楽しそうにやってたのが印象的でした
後は瀬奈君の気のつかいっぷりにいたみいった。 退団する二人です、どうぞ最後に見納めてください、銀橋も渡っちゃってくださいって、最後になんか話しとけって。積極的に場作りしてた、熱いね。 新生月組のスタートの勢いは存分に感じましたよ、まだまだまとめてくのでいっぱいいっぱいだけど今後はどんだけ月組に瀬奈閥ができて行くのかそれが楽しみです。 多分ちょっと前の月組に空気的には戻るんじゃないかなあなんて思ったりします。
うん、月組生の皆様、公演本当にお疲れさまでした!
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