|
|
2005年12月24日(土) ■ |
|
正三角形の挑発 |
|
瀬奈君が男の人でものりこなせるのは、全部遊びだからっていうのが根底にあるからだと思います、確かにその一瞬は本気になるけど、多分本気なんだけど、自分の身を100%預けることはしないんですよ。 相手の事本気にさせといて平気で「ごめんね?」っていって去っていってしまう事をしてしまうんじゃないかと。 だからセルフプロデュースにはすごい長けてると思うんですけど、その分バカになりきれない押しの弱さってのもあるんだろうな、春野さんはちなみに逆でありえないくらい自分の事好きになることができて大変な物を我々に示してくる事があるわけです。 そういう考えから行くと、オサアサは表面上はオサアサなんですが、根っこのとこではアサオサなんですよ。瀬奈君の心がどうしても手に入ったような気がしなくて不安になって苛立って春野さんは瀬奈君に冷たくあたるわけです。そんな春野さんをみてほくそ笑む瀬奈君。
違うおれそんな話がしたいんじゃないの、違うの。 でもかなみちゃんのことはすごい大事にしているんだなあと思います。上で書いた事と矛盾するような気もしますが 「お前の事は俺が必ず幸せにしてやる」っていう責任感みたいなもの? よそみしたらつまずいちゃうからちゃんと俺の肩につかまってろって言うんですよ。でも多分瀬奈君もつまずいて一緒にこけちゃうんです、んで泥まみれになったお互いの顔みて笑い合うんですよ、それがアサカナのイメージ。どんなイメージなんですか。
だから最初JAZZYのあらすじ見たとき絶対アイルランドのヒースの咲き乱れる丘で、白クマと小熊がじゃれあう場面ってのが見られるんじゃないかと勝手に想像したりしてしまったんですよね。 なんだか二人でいるとすごい庶民。多分今のトップのなかでは一番位的なものは低いと思います。
ちなみに各組トップコンビのイメージって 花組は貴族の息子と令嬢 雪組は森に棲む妖精さん? 星組は南の島の大王と隣国からとついできた姫 宙組は常人ではたどりつけない高い山にある城に二人きりですんでる王様と王女
もう何がなんだかですが、とりあえずパトリックとシャノンの子供時代がもっと見たかったって話です。ああ、眠い
|
2005年12月23日(金) ■ |
|
サイコアナルシス(追記あり) |
|
行ってきました、久々月組。 いやあ、劇場に入る、深呼吸。舞台のにおい、サイコー!!
あのちょっとほこりとか、舞台のセットの木材とか塗料とか、生徒さんの香水とかいろんなにおいが混じって東京宝塚劇場のにおいってのができてるかと思うのですが、あれがなんとも好き。 ちょっとほこりっぽいとこがポイントなのかな、たまらない(変態だ)
というわけで観劇前からテンションをあげてかかれるのですが、その後テンションがどんどん下がるっていうジャジーですよこれ。
まあ前に見たのはムラの初日だったのでもう芝居とかなんもかんも結構変わってました……が
うーん、そこはかとなく皆はやく終わってほしいっていう空気が蔓延してるようなしないような、あなんだこれ禁句? でも皆、今公演真っ最中なのに次の公演はやくとかいってたら、やりきれなくなっちゃうじゃないか役者が!消化試合とかよしとくれよ!
アサカナがすごい彼氏彼女の事情なのは、瀬奈君がぽっけに手を入れるとき親指を出さないからとかそういう所もあるのかなあと思ったり。最初に上手から出てくる場面とかマジ彼氏だもん。 そしてかなみちゃんを後ろからハグする姿にちょうときめいた。やばい、ハグの貴公子がいる!ハゲじゃないよ、ハグだ! かなみちゃんが瀬奈君とデュエットしてるとき、向かい合って、ターンする瞬間とかにすごいふにゃっとした笑顔するのが「彼氏のことがかっこ良くてたまらない彼女」みたいな顔なのであはあとなってしまいます。 パトリックが所構わず「今君を抱きしめたい」って言ってしまってシャノンが嬉しいけどちょっと困るって構図がたまらなく面白いです、いやまっすぐすぎるよ、TPO考えなさいよといいたくなる。そういう所からみてもあの五人組で一番大人なのはシャノンだと思います、一番年下だけど。
皆の年とかを考えていたんですが、15年前アメリカに渡ってきた時は パトリック 多分15歳。一番年長さんって言ってたし、働き始めるならそんぐらい シャノン 12歳、多分一番年下。泣き虫、パトリックはかっこいいお兄ちゃん ティモシー 14歳、姉さんが大好きでしょうがないお年頃 ウォルター 14歳、ティモティモと多分同い年、パトリックが一個上でなんか羨ましい ミック 13歳、そんなウォルターにいっつもくっついてる13歳
なんてことを考えながら皆の15年前とかを考えてると楽しくなってくるのですが、芝居の中身的にはもうつっこみようがありません…そらゆら姐もかむよ、瀬奈君も台詞すべるよ! 最高にびっくりしたのはピクシーのしゃべり方が本格的におかしくて頭の弱い子にしか見えなかったことです、ごめんほっくん。
後母親は妖精の話スキーなので谷正純の認識の甘さに憤慨してました。 バンシーってのは元々貴族の先祖で子孫が死ぬことが予測できてそれが悲しいから泣きにくるらしいので孤児とかそういう貧乏人の前には出てこないらしいです。 いやそんな知識いいよと言ってしまえばそれまでなんですけど、妖精のしどころが本当にないのはそういう作り方がいい加減なせいだと思う。
つーか、あんまり月組公演語りしてるとこ見ないんですけどもしかして俺周回遅れ?
まあいいや。
ショーの方ですが、母親は瀬奈君がまわりに気ぃ使いすぎて自分が光ること忘れてると言ってましたが…うん確かにパターン化はしてると思いますよ。ここの場面だったらこうかっこつけるってのはだいたいもう変わらないし。そういうことなのかなあ。
多分今回はっちゃけてるなあって感じないのはそこなんだと思います。 祐飛君はなかなかはっちゃけないし、霧矢君もはっちゃけるには出力不足だし、さららんはもうさら乱っていうか遠い目だし。 瀬奈君が一番はっちゃけ要員なんですけど、正直遊ぶ余裕が今ないんでしょうな。多分組子を置いて自分一人ぶっちゃけはっちゃけはしない方だと思うので、祐飛君とかはもっとそのリベロな位置を生かして瀬奈君をはっちゃけさせてあげてほしいと思います。
そんな祐飛君は、ゆら姐と踊ってるときゆら姐がとんでもない表情で(こら)祐飛君にくらいつかんばかりだったのをさらりと受け流していて、ああ大人になったなこの人と思いました。 すげえ、お姉様がたの相手もあの人平気な顔してやってのけるんだ、それでその興味なさそうな所にまた皆ほれてしまうんだ。 しかし祐飛君の立ち位置ってホント絶妙だと思う。瀬奈君が月組にきたってのがでかい要因ですけど、別に路線とかは狙ってないんだよねっていうスタンスの人の中では今一番いい位置じゃなかろうか。
そんな公演中に和央君休演の知らせが来たときにはマジびびった。
…なんというか、一刻も早く治ってほしいと思います。ファンの方々の心情察するともう何にも言えないのですが…うん。
|
|