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先日、あるテレビの歌番組を見ていた。これは今現在ヒットしている曲と10年以上も前のある年の同じ時期にどのような曲が流行っていたのか、平行して紹介する。この日は昭和59年春に売れていた曲を流していたがその中に安全地帯というバンドによる「ワインレッドの心」があった。
「歌にまつわる思い出」というと、多くの人はなにか美しい出来事の記憶をたどるのだろうが、私はこの曲を聴くと、確かに思い出は蘇るが、大変緊張する。
当時の私は正に社会人になりたてであった。入社式から数週間もたっておらず、ある場所に泊まりこんで一ヶ月間にわたる新人研修を受けている最中だった。会社の独身寮に泊まり、毎日研修所へ「通勤」するのだが、独身寮は朝6時になると、目覚し時計代わりに、全館放送でAMラジオの番組を大きな音で流すのである。ラジオ番組の常で、途中、必ず歌のリクエストのコーナーがある。そしてその当時「ワインレッドの心」は大変売れており、リクエストする聴取者が多かったのであろう。私は毎日のようにこの曲を聴きながら、、身支度をして朝食をかきこみ、今日も繰り返されるであろう厳しい研修のことを考えて緊張していた。見知らぬ地での生活。学生時代とは本質的にことなる社会人生活の緊張感。毎日が試練だった。
それ以来、「ワインレッドの心」を聞くたびに、条件反射的に心が「気をつけ!」をしてしまう自分を発見して、苦笑する。
月曜日は、疲れる。
昨日小泉首相が突然靖国神社を参拝した。8月には行かないという。これほど、他国の思惑ばかり気にしている国、政府が世界のほかにあるだろうか。情けない。なめられている。小泉氏が訪米したときは、アーリントン墓地に献花した。ならば、先日ブッシュが来日したときには靖国神社に参拝させる、或いは広島に連れて行って、原爆ドームを見せる。それぐらいしたって、いいじゃないかと、いいたくなる。
ただでさえ疲れている日にああいうニュースを見ると余計腹が立って疲れる。
私はうつ病患者である。
一般の人々にはまだなじみが薄いので、このように書いただけで色眼鏡で見る人がいるかもしれない。しかし、2000年1月に国立精神・神経センターが発表したところによると、日本人のじつに7人に1人は生涯に少なくとも一度はうつ病エピソードを持つという。実にありふれた病気である。
さて、うつ病の治療には抗うつ薬というものを飲むが、これが雨の日には効きが悪い。従って何となくゆううつである。健康な人でも雨の月曜の朝などは出勤するのが鬱陶しいものだが、うつ病の場合はその憂うつの程度が増幅される。幸い私はかなり回復してきたのでまだいいが、急性期にある人はこの季節、特に雨の日とは本当に辛いと思う。しかし、諦めないで欲しいと思う。今のゆううつは永遠に続くものではないのだ。私の経験から、それは明らかである。
特に熱心な天文ファンというわけではないが、天文学関係のメルマガを購読している。日食やら月食といった、派手な天文現象は一般のメディアも取り上げるから皆知っているが、もっと細かい天文現象は、当然の事だが毎日のように起きていることを知ることができて、面白い。
ゴールデンウィーク中の5月4日、水星、金星、火星、木星、土星が一列に並んで、しかもお互いがごく接近して見えるという。自分のPCにインストールしたプラネタリウムソフトでその日の様子をシミュレートしてみたら、なるほど。これはなかなか、珍しい形かもしれない。 何でも今世紀中には同じような現象は2度と見られないらしい。ということは、我が生涯で最初で最後の出来事になるわけだ。
ちょっと楽しみ。
吉祥寺駅のホームで電車を待っているときに、喫煙所で一服していた。
最近、若い女性が駅のホームに限らず、屋外で時には歩きながらタバコを吸っている風景を目にする。自分がタバコを吸うのであるから女性であろうがタバコを吸う事についてとやかく言うつもりはないのだが、何か気になる。
サマになっていないのである。
私は哀れなニコチン中毒患者であるから、駅でタバコを吸うのも半ば「生理的欲求」にしたがっているのであるが、彼女たちを見ているとですね。どうもタバコを挟む指の形、口へもっていくときの仕草がぎごちない。もしかすると本当に吸いたくて吸っているのではなくて一種のファッションなのだろうか?
閑話休題。
中東ではパウエル米国務長官がパレスチナ紛争をなんとか調停しようと必死で活動している。日本にいると想像も出来ない殺し合いがヨルダン川西岸では毎日、繰り広げられている。先週はパレスチナ人の、10代の女の子がエルサレムで自爆テロを行って散った、というニュースが流れていた。アラブイスラエル紛争については学生の頃少し勉強した。あれから20年が経ったというのに未だに決着がついていない。何ということであろうか。
本当はこういう時、日本人が調停役を買って出るといいのだ。
パウエル氏は今の米国政府では抜群に優秀な人材であるが所詮、親イスラエルにならざるを得ないアメリカの人間だ。
紛争の調停は全く当事者となりえない第三者が行うのが一番だ。日本は紛争そのものに関わっていないのは勿論、宗教的にも人種的にもアラブ・イスラエル双方からみて第三者だ。こういうときに活躍しないといけないのだよね。本当は。緒方貞子さんみたいな人があと何人かいないかな。
初めて書くのは、緊張するな。
ついに登録してしまった・・・。
まあ、いいや。
用があって昼間会社を出たら、明らかに就職活動中とわかる女子学生さんが歩いていた。昔からリクルートファッションっていうのはあるけれども、最近の女の子の格好はあれはいくらなんでも地味すぎないかね。きっと学生さんの間ではまことしやかに、「黒を着ていけば大丈夫。グレーだと落ちるらしい」なんていっているのだろうけれど、あれはねえ。全くそういうこと関係ないんですよ。と、思わず声をかけたくなってしまった。かけなかったけど。もっと綺麗なかっこうして良いんだよ。
韓国で飛行機が墜落した。大勢の犠牲者が出た。あの飛行機に乗っていた人とその家族はは昨日の今頃、明日自分を待ち受けている運命など知る嘉も無かったのだ。乗客乗員の人々の無念を思う。この世は理不尽だね。