再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 合間稽古

昨日は、修学旅行の旅合間稽古をする。
新面子も客席と出会ったあと、
頭から順を追って確認。
流れと、それぞれの心の動き、伴って絡みあう部分、
大きく動く部分、時間は短いながら。

しかし、こうゆう時間が取れるって、当たり前のようで、全ての要素が絡み合わないと贅沢な時間とはならないわけで、贅沢なのだよな…

今日はダスの稽古のあと、
同事務所で教えをしている演出家三人と所長で、初会合(って、飲みですね)
ま、今後?の色々について
あーでもないする。


2011年05月20日(金)



 なんだかんだ。。

重ねられるニュースにろくなものは皆無で。。
新しい一歩みたいなものを信じられるモノゴトもなく、
オキナワの、完全なる【当事者不在】と言える状況と情報の開示のされかたを見るにつけ、一体
この国が向かおうとしている無計画な未来にどんな風景が広がっていくのだろう。
廃墟好きも合いまって、本棚にあったチェルノブイリ後の写真集の圧倒的な存在感に、あー、他人事じゃなかったんだね、と改めて気づいて、
こんな風景じゃなければいいな?
とゆうことなんて、あくまで、こっちの方が夢物語だったりして。。。

一年明けて、立教。
新たに加わったコーチのの、シンプルな疑問なんかが非常に愉しい。
僕は、なんか改めて忘れがちなのさ、と思いつつ、
『基本にかえる』
ことほど、それができる環境と時間と体力さえあれば、これほどの武器はないな(検証と実践が必要)と理解。

僕らにできることは少ない、でも、そのことをわかって動いて見た時に、
思っていたより強い何かがあるとゆうことの実感、大事にしたいものだ。。

2011年05月17日(火)



 観劇続き。

昨日は人形劇団プークさんの新作を見て(半助の美術家が脚本・美術、ともう一作品)、
作品とゆうものについて考え、
本日は淵野辺にてOPAP『デビルマン』を観劇。(若手の好演)
俳優とゆうものについて考え、
結局のところ、時代とゆうものを鑑みながら、今でき得る事、とゆうものを考えること。。実際に需要があればやること。。。
特に舞台人として。。
表現方法は色々あれど、そこに尽きるのだよねと改めて。
人がそこにどう立っているか、
そこが試されていることは変わらない。

楽しめることをやるのだ。


2011年05月16日(月)



 健康的と一瞬思われる。

正しい午前中の過ごし方

朝、6時代に無理やり感いっぱいに起床させられ、
子どもに飯を食わせ、保育園に送りにいく毎日。
震災以降、ずっと停止していた温水プールが復活し、腰痛もちのゆらり遠泳とウォーキング一時間。
して、
修学旅行稽古最中から整骨院に通う(毎日来なさいと言われている(笑))為移動。面白いぐらい痛いマッサージを受け、
図書館に行き、午後から稽古。
昨日はこの予定にプラス歯医者行きがあった。
なんとゆう充実した午前中なんだ…

とゆうか、引退後のおじいちゃんか!な、生活パターンだと書き出してみて思う(笑)

早起きは三文の得とはよく言ったもの、
しかし、夜の過ごし方が変わった訳ではなく(基本的に深夜族)
眠りだけが足りない日々。。。
健康的なんだかなんなんだか…(呆)

連日、夜打ち合わせが続いている。
.

2011年05月12日(木)



 ゲネプロ。

7日8日と福生で「修学旅行」 ゲネプロ。
今旅はこれから。
状況自体は悪くないが、何せ「ノミヤ菌」が蔓延(本人いわく、虐めですよそれ、とゆうが)
うがいしようにも、
アルコール消毒しようにも

何しろ、この稽古
「枕投げ」をすると、稽古場は埃の無政府状態になり、すぐに喉をやられる始末に、菌の上塗り、
体調不良が、言い訳にならないが、とても気になる今。
ブログに書いたからか(?)、色々顔が見えながらのゲネ。
是非にこれからは居方を考えて欲しいものだ。
三線を弾き、録音したのは私です、たろうくん(最近所在かくにん…(笑))ではありませんよ、、、
舞監さんの素敵な居方(とはいえ、職務上はしなくても良い事をやってくれている)含め、是非、議事にして欲しい。任せ過ぎである。

さて、芝居は、質も含め、いいところまで来ている。
全員(ではないか…)の向上心もあって、心強い。
よい旅となってくれることを。

二日間、CALLME からマドンナ、サラ、ダンサー幸、寿々さん、コロスうっちー、おおたにゅ、やの、憲
他、私の関係者沢山来てくれる。
総じて楽しんでもらったようでよかった。

ゲネ後もチェックして、当り。
貪欲な人とそうでない人(ま、そりゃその2つしかないのだが)明らか、
体調、心、全て揃えてよき旅を、

私は、なぜだか、新宿へ移動して、別件…

流石に帰りたい(笑)



2011年05月08日(日)



 ま、この文は長居しないでしょう(笑)

なんだかとてもイライラしている。
現場にイライラしているわけではない(ま、勿論、色んな事はおきるし、色々あるけど)
、今、この瞬間何が行われているのかについて大きな興味が動いていないこと、そこに尽きるわけです。
誰もわからない結果を伴う企画に関して、果たして「もう売れている」から良いのでしょうか?
売ったモノに関する責任は誰がとるの?
わたし?
ま、そりゃ勿論
冠ついてるし、背負うけど、
この非情さ。
そんなことだけを思いながら、
稽古場では若手に相当突き刺さる言葉を吐きながら、それを受け止めている当人、周りと、あまりにも温度差がある。
今、本当に集団とゆうものがその存在意義を試されているとゆうのに。
わかっていたくせに、現場に任せて見にも来ない、先のことばかりな集団。
わたしはダメだと思うのだ。

最終的に言ってくれる言葉は容易く想像できる、
「やってくれると思っていました」
………
だから?
それは既に誉め言葉でもないし、
この現場の在り方を体現してくれている人たちにとっては、
必要性ないってこと?
と済まされる事が、いつ届くのだろう…

今年、またモノをつくるはずなんだが、
こっちの興味をなくしてくれるその手法に、なんの演出意図があるのだろう…

人の変化に敏感であること、
人が必死に変わろうとする姿(結果変われないかもしれないが)に当たり前にアンテナを張っていること、

人間を創る仕事なはずなのに、人を創る事が急務な今に何を発信しようとするのだろう。

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2011年05月05日(木)



 移動の時間を如何に充実したものにできるのかの欲求。

西宮の会館から新大阪へ。
新幹線で東京へ。
移動中、色々とやれることをしたい。
行きしなは、
今さらなぜ?ながら、
「摩天楼を夢見て」
を観ながら。
ジャック・レモンvsアル・パチーノvsケヴィン・スペイシーvs……
名優たちの演技合戦を観て、気分は高揚。
さて帰り、
運よく隣はいず、なので
さっき買った新聞、別件の資料、買ったままページを開けていない新刊、読んでおきたい戯曲、ついでにPCも出してみて(後は荷棚へ)←もちろん、こんなこと全てができるわけもないのは分かっちゃいますがね、選択肢は多い方が豊かなわけです。
とりあえず柿の葉寿司に舌鼓。
←これには小さい「湯豆腐」があったら「嬉しい」かもな、なんて思いながら、これだけ引っ張られるネタとの出逢いそれ自体が「嬉しい」ことなのだなと合点。
新大阪を出て京都までの時間は短く、
京都から隣が来ることも考えられるので、飯は食べ終えておきたい。
京都。隣は来ず。ラッキーと、
何をするかを決めようと、新聞の一面を眺め、切符拝見が来たくらいまでの記憶はうっすらありながら、
轟沈。
気づいたらもうすぐ新横浜。
もう一度落ちて、
次に気づいたのは品川。
使われることのなかったモノたちを、慌てて片付け、東京へ。
嗚呼…

やりたい(もしくはやらなくてはいけない)事を確認しただけの、二時間半。

新宿御苑に移動して、「修学旅行」稽古+通し。
なかなか足並みが揃わない中、あと3日の過ごし方、とても大切。




2011年05月04日(水)



 ハナシがちがう!公演。

さて、2日。
朝イチに車で迎えに来てもらい会館へ。
旗日の谷間、交通事情がどうなるか誰にもわからず早めの出発も、早めに出た分だけ早く着いた。
会館横で特に「嬉しい」わけでもなんともないモーニングを頼み(つまり普通の)開館を待つ。

劇場は深く、かつ23階席が高く遠い…

午前中は名一杯の男子学生で埋まるようだ。
そして本番へ。
まあその若い子たちがよーく観てくれる。
久々もあって、冒頭咄家さんは上ずってはりましたが(笑)
上手く客席を話中に引き込んでいきながら。いい公演。
これは…
もっといいペースで打っていければ、
どんどん成長していけるはずなんだが((汗))
スタッフワークも落ち着いて、
しっかり芝居を見ながら動いていけているので◎

一ヶ所、前から気になりながら、原作、原曲のある部分がやはり気になった。
これは精査すべきなんだろう、やはり。

そしてCall me でも殊更思ったが、転換、場転換の妙、呼吸はやはり大切。
作品のリズムがそこで大きく変わったりうねったり、
大事ながら
なかなか劇場にての当りができない場合、
特に乗り打ち(その日仕込んで、その日本番)
の時や、体育館の時の狭さなど、
突破すべき部分はまだまだある。

十二月に、「ハナシ」が生まれた小屋で一般公演予定らしい。
ブラッシュアップされた作品を多くの方に観てもらえるように。。。

そんなこんな思いながら西宮をあとに、新大阪へ。


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2011年05月03日(火)



 嬉しいとゆうことの考察2

午前中、アップ後に、冒頭から明星寺寄席前までの三分の一までやってチェック。
昨日からはグッと集中度が増し、前半のよいリズムが戻りつつある。
午後直ぐに通し。
二時間弱。
中盤「たちぎれ線香」の部分も、昨日稽古後少し話したことで、グッと良くなる。やはり「裏に流れている」役の意志とゆうものをクローズアップして←とはいえ、その事を殊更に出す訳ではないのだが
(結果「事実を紡いで欲しい」とゆうチェックは変わらないのだが、「どの立ち位地からしゃべられているのか」(舞台上の位地じゃないよ(笑))が明確になることで)物語を運ぶ推進力ともなれるのだ。
いつまでも、何かが動き続けていること。
当たり前のようで何故か忘れがちなこの事を改めて確認する。

チェックを終え、そのまま班は稽古場ばらしをして、荷積みして移動、長居から西宮へ。そのまま仕込み。←俳優さんにとって、とても永い1日…

私は夜、照明シュート終わりで劇場入り。
いくつか変わった部分の確認やらして、22時退館。
制作、演助、舞監さんで終電まで十三で肉を焼く。
なんか、この間も焼いた記憶が薄く(?)あるのだが、
詰まるところ焼肉は心と体に「嬉しい」のだ。
明日(5月2日)は劇場9時入りして十時半と十三時半からの二回公演、
私は午前の会を観たら、東京戻りで「修学旅行」通しにつき。
深夜、宿横のマッサージに。
午前中からの念願かなって
身体が「嬉しい」。。。
しかも値段がお安く、こちらも「嬉しい」

結論、いずれ「嬉しい」には対価がかかるのだ。



2011年05月02日(月)



 嬉しいとゆうことの考察

朝、宿横のマッサージに行こうとして、まだ開店前。
仕方ないので、喫茶でモーニングして、稽古前に銭湯につかる。
モーニング、外観はいい感じの喫茶店。
メニューはモーニングが計六種類。
AからFまで。
よくあるよに、サンドイッチ、ヨーグルト、野菜を基本に、ホットドッグ、焼きサンドイッチ、サイドメニューはスクランブルエッグ、ベーコンエッグと内容に比例して値段はすこしづつ上がっていくわけだが(A→Fの順でたかくなる、無論、コーヒーか紅茶はつく)、
Cセットからだ。メニューにこう表記してある。

「嬉しい湯豆腐つき」

なぜ湯豆腐なのか…
しかも「嬉しい」ときたものだ。
今はちなみにどう考えても、つまるところモーニングメニューを見ているくらい朝なわけだし
でもって、わたしは、コーヒーを飲もうとしているのだ。
冬の寒い夜、
熱燗に炬燵に「湯豆腐」は確かに嬉しい

しかし今GWの最中、20度を越えようとゆう朝、
小洒落た喫茶店で焼きサンドイッチと共に出てくる湯豆腐は果たして「嬉しい」のか?

わからない、
だから頼んでみる。

「焼きサンドイッチセット(Dセット)」

それにもしやこの御堂筋線だと西田辺徒歩五分、JR鶴が丘直近では、文化として、昔からの伝統として「付け合わせ湯豆腐」が朝の定番なんかもしれないし、
もっと想像するに、一度その文化伝統はすたれてしまい、今密かに復活をきして「嬉しい」のかもしれないのだ。

だから頼んでみる。「焼きサンドイッチセット、ホットで(こっちではホット=ホットコーヒー)」

経験上、コーヒーで湯豆腐はどう考えても食い合わせが悪いとは思いながら、
こっちで新しい未知の文化に触れてみることで変わっていく青年の芝居を創ってる身として、自分の勝手な思い込みに負けちゃ結果自分の可能性を狭める事にもなるので、「付け合わせ湯豆腐」には挑まなければいけないのだ。

無愛想な女性店員が、何も言わずに、プレートを置いていく。
…なんか言え、とも思うのだが、そんなことは然したる問題ではない。眼が奪われる、そして予想は簡単に裏切られる、期待とともに。
そのプレートの半分を占めるのは…
湯豆腐の鉄鍋。
焼きサンドイッチセットのプレートのメインは大きく湯気をあげる湯豆腐。
これはそう、
もうすでに、
付け合わせではないのではないか、
湯豆腐
with焼きサンドイッチ(たまにヨーグルトと、ささやかなフルーツを添えて)

である。
そして、どうにもこうにも(私の想像力不足を嘆くしかないのだが)「嬉しく」はない。
…食してみる。
「普通の湯豆腐」である。
味も格別「嬉しく」はない。
…コーヒーで流してみる。
…確実なるミスマッチ…
「嬉しくない」を通り越し「悲しい」

…焼きサンドイッチを食してみる。
…「美味い」!
…コーヒーで流してみる。
…確実なるマッチである。
「美味い」!
そう言えば
先程まで湯豆腐に夢中で失念していたが、この店のコーヒー、いける。

そうしているうちに気がついた。
焼きサンドイッチを食べた私はおそらく、
湯豆腐が「添えられて」いないモーニングを食べた場合の何倍か増しに美味しい思いをしているのではないか。
でもって、大豆に温野菜とゆう栄養素まで取り込む事ができたのである。
人はこれを「嬉しい」と呼ぶ。

結論。
でも、コーヒーに湯豆腐はいらない(笑)
そしてモーニングに湯豆腐、なら日本茶だよね、文化なら。

そんな微妙な気分を銭湯朝風呂で払拭し、稽古に向かうのだ。








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2011年05月01日(日)
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