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■ 関係を構築しながら。。。
今回、「俺ドラ」の4編オムニバスの中の一つ「夏のせいかしら」を演出させてもらっている。一編基本45分。 他のチームがどうしているかは全くしらないが、うちは、基本的に、暗転なし、出たら出っ放しワンシチュエーション。 つくられた嘘をどう「感じさせなく」できるか、かかっている。 四人だけの出演者。 四人の交響曲になればいいと思うのだが。 稽古はフリースタイルを貫きながら、繊細に、丁寧に関係を深め、構築していくスタイルだが、自由になれない人には変わらず高いハードルのようである。一番基本だと思うのだが。やはり「見る・聞く」、芝居はここにかかっていると思うのだ。そのうえで、四の五のあるが、シンプルに返すこと。影響を与え受けあうこうと、その場で発見をすること。他者との関係で自分が変わっていけること。 ただ自分で考え、積み上げるだけでの一人芝居をしないこと。 簡単なようで、難しい。
四月の青年劇場で音響さんがパンフレットで私を評した言葉が 「藤井さんはその場に生きていない役者さんにとても厳しい。当たり前だが。」 この、「当たり前だが」を大事にしよう。
一山超えると、稽古が厳しくも、楽しいことになるのだが。
しかし自由になっていく俳優さんを眺めているのはこれは格別。 もう一歩、足並みが、スタートラインが揃うといいと思う今日この頃。 稽古場でよく喋るなわたし。
月曜はジョーカンパニー観劇。ん〜、本がなぁ…。趣向はいいと思うのだが。そしてなかなか進まぬ自分の本の書き直し、そろそろ尻に火が…
2007年08月29日(水)
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