Let's Go!! Tigers

2004年05月29日(土) ●阪神2ー3中日 ナゴヤドーム

6回に1点をいただいて、尚、無死満塁から追加点なし。
これが、この後の戦い方に、すごい影響を与えた。

何と6回途中から、安藤の登板だ。
今日の先発は杉山という事もあり、事前に、「早めに行くぞ。」と伝えられていたのだろうか。。
今は、信頼出来るワンポイント投手がいないから、こういう継投もわからなくはない。
しかし、余りにも余裕がなさ過ぎないか??
とても優勝を狙うチームの戦い方とは思えない。
この形を見せて、ナインが守勢に回った事は否めない。
「今日は1点を守り切るんだな。。」
守っている選手は、皆がそう思ったのではないか。
8,9回なら理解出来るが、6回から、このような方針を求められると、選手は、間違いなく受身に立つ。
それが、7回の拙守につながったと見る。
金本と八木だ。
しかし、彼等はさすがに、バットで返してみせた。
8回、彼等の連続長短打で、超天敵の岩瀬から、めちゃめちゃ久し振りの得点を記録した。
ここで、一気に同点。
誰もが思う。
で、代打野口ときた。
「お、バントやな。」
これも誰もが思ったであろう。
ところが強攻で、敢無く三振。
これで、岩瀬が落ち着いた。
この時点で、負けが決まった感じがした。
強攻なら、関本だったんじゃないのか??
守る位置の問題??
それなら、関本を三塁にして、守りとして野口を右翼で使えばよかったんだ。
勝負どころで、キレなかった岡田采配。
早めの継投を仕掛け、代打の選択を間違えて敗れた。
こういう敗戦は、非常に重い。
特に阪神にとっては、過去の暗黒時代の記憶を呼び起こすようなニュアンスがある。
今岡とかが、切れなければいいが・・。



2004年05月28日(金) ●阪神0ー2中日 ナゴヤドーム

家族の一人が、体調を悪くしていて、それにかかりきりで、この3連戦は、土曜日しか観てません。
よって、他の試合は、コメントを差し控えておきます。



2004年05月27日(木) ○阪神12-5横浜 阪神甲子園球場

井川がまた打たれたとか、この際、そんな事は考えないでおこう。
とにかく勝った。
今日は、それだけでいい。

今岡・金本・鳥谷・・お立ち台に上った3人の一発全てが効果的だった。
ここまで抑えられ続けた流れを一変させた。
それでいいんだ。

鳥谷は、やっと内を巧く捌いた。
あの球を、あそこまで飛ばした事を見せたのが大きい。
弾丸ライナーで、甲子園のセンターに放り込む。
やはり、非凡なものがある。
昨日書いたように、しばらくはこの形でいいと思う。
器用に打とうとか思わずに、思い切ってバットを振ればいい。

井川の事は・・・書かないでおこう。
というか、触れたくない。
彼も人の子という事だ。

しかしピンクのメガホンは嫌やな。
どこのチームかわからへん。。
真の阪神ファンは、非蛍光の黄色と白の組み合わせやろ。



2004年05月26日(水) ●阪神0ー4横浜 阪神甲子園球場

まあはっきり言ってしまえば、シラけてしまったね。
今日の三浦から1点も取れないようじゃ、話にならない。
毎回同じパターンでやられ続けている。
彼は、阪神にしか勝っていないんだよ?!
とても打ち崩せない程、いい状態という訳じゃない。
というか、全盛期と比較すれば、70%に満たないようなレベルだ。
何故打てない??
まるで八百長試合を観せられているような錯覚にさえ陥る。

久保田は、あんなもんだろう。
昨年、故障してから、持ち前の剛球は影を潜めたままだ。
相手も慣れてきただろうし、そうそう抑える事は出来ない。
今の状態なら、今日はまだ、よく放った方じゃないの??
ただ、被安打が多すぎると、守備はリズムをなくしていく。
それが、攻撃にも悪影響を及ぼすというのはあるね。

あと、細かい事はどうでもいいや。
それより、私としては、最終回の鳥谷の三振が気に食わない。
2ー3になって、直球を振り遅れて、ファールチップでの三振だった。
恐らく、フォークが頭の中にあり、最後の球は、カット気味に当てにいったんじゃないかと見た。
彼は、何かしら形に拘っているように見えるのは、私だけだろうか。。
スマートというか、新人としての我武者羅さに欠ける気がするんだな。
器用な打者で、天才肌だから、そういうスタイルになるのかもしれないけど、はっきり言わせてもらえば、今の彼に、佐々木の真っ直ぐとフォークの両方に対応出来るだけの力はない。
あそこは、真っ直ぐ一本にヤマはって、思い切りスイングしにいって、フォークが来たら、空を切って、「ごめんなさい」ぐらいの方が納得がいくな。

明日は、ある意味、修羅場の試合になる。
暗いムードの中、崖っぷちに立たされた井川が、マウンドに立つ。
私は、2ー1とか3ー2とか、そういうスコアで勝って欲しいと願う。
井川が、踏ん張って抑えたという形で、勝つ事が重要だと思うんだ。
しかも、ブタローとギョロ目の1,2番を、完全に斬って勝ちたい。



2004年05月25日(火) ●阪神2ー8横浜 阪神甲子園球場

私には、全く理解出来ない。
何でこうなるのかが・・。

2回まで、吉見はアップアップだった。
暴投を繰り返し、「今日は何点くれるのかな??」ぐらいの感じだった。
阪神ナインも、「今日こそは、横浜から一勝を!」という気迫に満ちた状態に見えた。
そして、思い通りの先制劇。
それがだ、、、その後は全くの無抵抗。

そうこうしている内に、悪い時の藪の癖が顔を出す。
とにかくストライクを集めるというやつね。
内川に初球をやられたのが、気に食わない。
そして挙句の果てに、暴投だもんね。

今季の横浜戦では、「ここで点をやったらアカン。」という場面でイカれるパターンが多いよね。
しかも、簡単に打たれるケースが多い。
何故だろう??
横浜の打者が自信を持っていて、積極的になれているのか、阪神バッテリーに注意が足らないのか。。

矢野は重症なので、少し休ませた方がいいのではないか。
ここんとこ打撃はさっぱりだし、リード面では、キメのとこでやられているしね。
疲れがあるように見えるのだが・・。

しかし、藪で取れなかったのは痛い。
下手したら、3タテ食らうぞ。
それぐらい不安になってしまう、今季の横浜戦。
これは正夢なのか??

今日勝てば、少し走るかなと思ったんだけど、、、
それもまた、おあずけである。
いつになったら走り出すよ?!阪神特急は・・。
今のところ、区間急行状態。
このままでは、他社の特急電車が動き出したら、一気に抜かれてしまうぞ。



2004年05月23日(日) ○阪神5ー4讀賣 阪神甲子園球場

興奮した。
阪神タイガースは、すごいチームだ。

前半戦を支配しながら、追加点が取れずに逆転される。
こういう試合、普通は負けるものだ。
しかも劇的な逆転本塁打でやられたのだから、並みのチームなら、100%負ける。
それを、土壇場で二度も盛り返す。
今季、優勝したならば、この試合がキーになったと語られる事だろう。

矢野が右へ打つ意識があれば、二度の好機で、試合を決められた。
それに失敗して、ジェフも「あと一球」まで行きながら、外の球をボールと判定されて、内に入った球を、レフトスタンドまで持っていかれた。
このバッテリーのミスがありながら、それでも逆転してしまった。
誰かのミスを、皆で補う・・これがある限り、阪神は落ちない。
本塁打でしか点を取れないチームと、繋がりで戦っていくチームとの差が出た試合。
気持ちが入るのは、当然後者のチームであろう。
プロであっても、気持ちの強い方が勝つんだ。
人間がやってるんだから、絶対こうなる。
その事を証明した試合であった。
小久保も元木も、阪神の劇的勝利のお膳立てをしたのみ。
お膳立てをしてくれただけでも、昨年とは違う、伝統の一戦という感じがして、逆にありがたいよね。

10回は、関本の四球が大きかった。
際どい変化球を見極めて、塁に出た。
この3連戦の初戦で犯したミスを、後の2戦で見事に取り戻している。
このような意識があるのが、今の阪神のチームカラーだ。
平下の打撃とその後の走塁も良かったね。
きっちり落ちる球を予測して、捕らえていた。

そして最後の赤星。
鳥肌が立った。
脱がされていた。
清原が、間抜けな顔をしていた(笑)
いろいろあったけど、最高の形で締め括れた。
感動の甲子園。
今季も健在だ。



2004年05月22日(土) ○阪神6ー4讀賣 阪神甲子園球場

7回表、急に雨が降ってきた。
降水確率0%の予報を裏切る雨だった。
意外な天気の変化に呼応するように、試合の流れも一気に変わった。

昨日の敗戦を引きずるかのような展開で、前半を終えた。
それでも食い下がって、1点差まで縮めたが、また突き放された。
7回も上原に来られてたら・・。
それがカモの林に代わったのだから、阪神にとっては、天の恵みともいうべき展開になった。

しかし7回の連打は、見事の一言だ。
これぞディフェンディングチャンピオンの誇りだ。
甲子園の魔物が、讀賣に一気に襲い掛かったイニング。
誰をもってしても、止められない雰囲気が、そこにある。

昨日の敗戦の流れの中、苦しみながらも取ったこの試合の意味は大きい。



2004年05月21日(金) ●阪神4ー9讀賣 阪神甲子園球場

また井川が敗戦投手になった。
全力で投げていく井川の姿に、余裕の無さを感じたのは、私だけではないだろう。
勝ち星から遠ざかった投手の、心理状況そのままといった感じがした。
それと、ローズに痛い目に遭ったのは、先日の東京ドームで、不要な続投の末、食らった一発が影響していると見た。
要は、相手にナメられ始めたという事だ。
我慢していれば、中盤〜終盤にかけて崩せると思われているのではないか。
工藤に沈黙していた打線が、虎の子?とも思える先制点を奪った途端に崩れてしまった。
ここにも、微妙な心理状態を見てとれる。
そういう状態だからこそ、野手がしっかり守らなければならなかった。
それを関本が裏切ってしまった。
それでも踏ん張らなければならないのがエースの務めではある。
しかし、今の井川は、エースの状態ではない。
なかなか勝てない中堅クラスの投手レベルである。
よって、四球と失策、これらが重なれば、間違いなく失点するんだね。
そのように野球は出来ている。
後は、、、もういいだろう。。。
井川には、勝ち星が薬だ。
彼が投げる時に、打線の援護で勝つ。
それしか、立ち直る道はないと見る。



2004年05月19日(水) 今こそ鳥谷起用の時

ジョージが、登録抹消はしないものの、先発を外れる事が決まった。
今こそ、鳥谷を使うべきである。
岡田監督は、「相手が左なら、三塁沖原、一塁関本。右なら、三塁鳥谷、一塁葛城。」等と発言したらしいが、ここは、三塁鳥谷、一塁関本で固定しましょうや。
沖原・葛城はリザーブの選手で、鳥谷・関本は、次代を担う素材だ。
意味合い的にも、絶対後者の案で行くべきである。
葛城は、「イクロー」と呼ばれた、オリックス時代のイメージもあるから、期待したい気持ちは解るが、昨日の試合での守備を見てると、とても一塁では使えまへん。。
どうしても使うならば、一塁檜山で右翼葛城だ。
でも一塁檜山は、昨季失敗した経緯もあり、だめだ。
せっかく打撃の調子が上がってきて、かつジョージ不在の大砲的役割を期待する意味からも、右翼固定が望ましい。
で、どう考えても、三塁鳥谷、一塁関本で固定しかない。
誰を起用しても、現在の実質的4番打者であるジョージには敵わない。
ならば、将来を見据える意味もあるし、彼らなら4打席で勝負させると、面白いのではないかと考える。
大体、開幕時は、鳥谷を外さないと断言してたんだ、岡田さんは。
相手が右なら・・なんていう対象の選手じゃないよ。
どんどん打席に立たさないと!
本物なら、巡って来たこの好機を逃すはずがない。
それを試すのもいいのでは??
本当に、それだけの器かどうかとか・・ね。

さて、ローテを考えた時、今日は神風が吹いたと言えないか??
表・裏をなくす・・これも阪神の課題である。
ならば、井川と福原を離したい。
明日も中止になれば、状況は変わってしまうが、今日井川が飛んだのは、大きいね。
これで、讀賣戦登板は必至だ。
藪・井川・下柳で来た時、また3タテやっちゃったりなんかして、福原が軸のグループと、井川が核のそれとに別つ事が出来る。

ジョージ先発不在の今、投手陣の整備が急務だ。
これなくして、連覇はあり得ない。



2004年05月18日(火) ●阪神10-13ヤクルト 明治神宮野球場

三東と牧野で失った3点が、そのまま届かなかった。
三東は、無死満塁から食らった適時打は仕方がない。
よって、その2失点は大目に見てやろう。
問題はその後だ。
二死までいっておきながら、押し出し・・。
訳わからへん。。
牧野も、代わりっぱなの初球を2点適時打された。
満塁で、ストライクが欲しいところ・・それを見透かされた格好だ。
甘い。甘すぎる。

こんな不甲斐無い投手陣に対し、打線はよく粘った。
7回の反撃は、一瞬の出来事だった。
あっという間に、射程圏内にまで肉薄した。
やはり「ネバサレ精神」は生きている。
赤星のバントヒット、あれは効果絶大やった。
あの形を、たまに見せておけばいいんだ。
三塁を守った事のある人なら解ると思うんだけど、バントを意識しなくてはならない打者には、どうしても意識が前方向にいってしまう。
これにより、精神的に窮屈になると共に、横の動きにも影響してしまうんだよね。
要は守備範囲をも狭くさせてしまう効果がある訳だ。
右の強打者なら、強い打球が来る事を予め想定しているので、飛んだり出来る。
これが左の俊足が、バントもあるぞと思わせると、ガツーンと来られたら、タイミングが取れずに捕球出来なくなったりするんだな。
あの点差でまさか・・というのがあっただろうし、色んな意味で、意義あるプレーだった。

金本の掃除の後、ジョージが残っていれば・・と思ったけどね。
三連発で、一気に追い越すか?!みたいなところまでいったかも・・なんて思うのは、私も単なる阪神ファンなんだよな(笑)
しかし、ジョージは大丈夫だろうか。。
ここで彼が離脱するのは痛過ぎる。
右がいなくなるじゃないか!!
八木が先発??
そら酷やで。。
濱中・マイクにジョージも離脱??
あかんあかん。最後の右の砦は守らんと。

明日は中止が望ましいな。
井川と福原で、対戦カードを別にして、それぞれの核とする事が出来る。
井川は、この週末の讀賣に投げて欲しい。
そして、嫌なムードを払拭して、立ち直って欲しいんだ。
彼が立ち直るには、二回連続KOされた讀賣を抑える事が必須。
ローテの組み換えと、エースの復活を実現出来れば、今ひとつ乗り切れないチームを変える事が出来るはずだ。



2004年05月15日(土) ○阪神5ー4広島 阪神甲子園球場

7回からは、完全に阪神ペース。
それでも、試合を決する事が出来たのは、自軍に流れを呼び寄せてから、6イニング後の事であった。
この事が、広島に対して劣勢である事を証明する。
相手が讀賣なら、7回でひっくり返しているだろう。

檜山の三振が、納得出来ない。
真っ直ぐ系の球をカットしていて、最後は、落ちる球に空を切った。
一体、彼は何を待っていたのだろう??
追い込まれたら、普通は、真っ直ぐに合わせながら、変化球にも対応しようとする。
しかし、彼は真っ直ぐをカットしていた。
ならば、変化球に照準を合わせていたのではないのか??
なのに、何故、あんな不細工な形で三振するんだ。。
ここで一気に越していれば・・という思いが残った。

それでもこの試合を取れたのは、言うまでもなく、3守護神のおかげだ。
やはり、リガンの復活は大きい。
この3人が機能すれば、勝機が芽生えてくる。

12回は、無死走者なしからのサヨナラ劇だった。
7回も同じ形。
この辺りに、「ネバサレ精神」を垣間見る。
八木も腐らず、調整を続けてきたんだろうなと思った。
最後の歓喜は、雨中で応援を続けたファンの為に作られた演出だと思っておこう。

でも、この試合の最大のポイントは、6回表に5点目をやらなかった事だ。
二死2塁から打たれた左前打に、金本が諦めずにバックホームして、捕殺した。
金本が捕球した時には、2塁走者:栗原は、悠々と3塁を回っていた。
それを刺せたのが、その裏の反撃につながった。

この一勝は大きいよ。
一方的にやられてる相手に対し、流れを変えるには、劇的な勝ち方か、大勝か、エースの完封等しかない。
これで、対広島の流れが変わると見る。
というか、そう思いたい(笑)



2004年05月14日(金) ●阪神1ー3広島 阪神甲子園球場

観てないです。
ビデオチェックする暇もありません。
だからコメントは、差し控えます。



2004年05月13日(木) ○阪神4ー3讀賣 東京ドーム

この試合、よく取れたな。
これが正直な感想である。

今岡の、信じられないプレーから始まった乱れは、連鎖反応を呼び、気がつけば3失点もしていた。
しかし、ここで気持ちを切らなかった福原の充実ぶりは、すごいの一言。
気合いと自信が漲る投球。
正に、マウンドに仁王立ちである。
打たれて動揺を隠せない林とは、全く対照的だった。
欲を言うならば、5回の悪夢を葬り去り、完封させてやりたかった。
讀賣の連続試合本塁打記録を消すだけでなく、1点もやりたくなかったと思うのである。

ミスをした藤本と今岡、それに福原が、皆、バットでお返しする。
その精神力こそが、チャンピオンの誇りか。
3点ぐらいはハンデ・・そのくらいに思わせてしまう力強さがある。

これで讀賣戦は、7勝2敗。
敗戦投手は、井川ただ一人だ。
この状況をどう思う??
私は、チームとして、本当に強くなったんだなと思う。
エースに頼らずして、金満チームを圧倒してしまうのだから。

ゲームセット直後の矢野のガッツポーズ。
これがナインと首脳陣、そして我々ファンの思いを表している。
そのガッツで勝ちまくれ。
我々は、そういう阪神の姿を見たいんだ。



2004年05月12日(水) ●阪神2ー8讀賣 東京ドーム

完全にキレた井川を見たのは、初めてである。
「はい、カーブを投げますよー。」と言っているかのような、緩いフォームで放って、被弾を重ねた。
1ー4の時点か、遅くとも清水に被弾したところでは、代えてあげないとね。
ローズのは余計だった。
5回にバントを失敗して、それを取り返さんばかりの気迫で打った、幻の同点適時打あたりは、井川の魂を見たのだが。。

しかし、この試合は紙一重だった。
阪神が2点目を、早めに取っていれば、全然展開が変わっていた。
たまたまの流れで、一気に讀賣側に行っただけ。
私は、そう捉えている。

今日取って3タテすれば、一気に独走態勢へ!等と思ったが、まだそういった雰囲気は持ち合わせていないようだ。
連敗しないように、大事に戦っていく事が重要だね。



2004年05月11日(火) ○阪神7ー6讀賣 東京ドーム

激勝である。
阪神の強みが出た試合であった。
救援陣で、虎の子の1点を守り抜く。
これこそ我が阪神タイガースの真骨頂だ。
リガンが戻り、その形を強固なものにした。
これで吉野が復活すれば、V2へのシナリオが完成する。

その代役の江草は、同点で止めた事を評価したい。
低迷期の阪神投手陣なら、ペタに満塁本塁打食らって、ジ・エンドしてた。
瀬戸際で食い止めた彼を、賞賛してあげよう。
7回は、久保田から始まる打順であった為、6回裏での登板を、江草は、どの程度意識してたかは疑問に思うからだ。
スクランブルでマウンドに上がったのだから、多少は甘く見てあげないといけない。

今日一番の見せ場は、言うまでもなく、5回表の今岡・金本だ。
ここ一番の今岡の集中力は、間違いなくセ界一である。
あの打席の内容は、今のプロ野球で、最高峰に位置するものであった。
フルカウントまで粘って、来た球を一球で仕留める。
3番:今岡は、我らの誇りだ。

そして、金本は、正にプロ野球の4番らしい仕事をしてみせる。
あの流れの中で、彼は自分に求められているものを理解し、実証した。
昨季の仕事場の3番なら、連続適時打で十分な場面。
しかし、今季は、彼自身が望んで得た「4番」という立場。
あそこは、試合を決する瞬間だった。
それを期待通りの満額回答で応える。
東京ドームに詰め掛けた虎党は、皆、鳥肌が立った事だろう。

もう東京ドームでは、負ける気がしない。
明日、井川が本来の姿を見せる事が出来たなら、3つ戴く事になるだろう。



2004年05月09日(日) ○阪神16-5中日 阪神甲子園球場

甲子園の「コール」が変わり、少し異様な雰囲気の中で、すごい試合が展開された。
二度とやれと言われても出来ないのでは?と思われる程、高度な打撃を披露した藤本に、圧巻とも言える、二打席連続アーチを架けた今岡。
効果的な本塁打を放ったジョージに、当たりまくる矢野。
全てが、神憑り的雰囲気を放つ。

甲子園は魔物が棲んでいると言われるのは、主に高校野球の世界での事だ。
初出場の高校等が、その魔物の餌食になる事が多い。
今日の中日投手陣は、正に新参者の高校の投手のようであった。
今岡に二本目を食らった谷繁の顔は、引き攣っていた。
昨年、「今季の阪神は、手がつけられない。」と雑誌に暴露した時の心境が甦ったのではないか??

苦手三投手をぶつけられての3連戦に、勝ち越した事の意味は大きい。
しかも初戦を取られての事だから、尚更である。

火曜日からは、久保田・井川・福原。
これで讀賣から二つ取れれば、今度こそ、混戦から抜け出すきっかけを掴む筈だ。

しかし、あの「コール」は何だ??
ズレを矯正する為に、ああいったスローなコールにしたのだろうか??
それだったら、大きな音を出せる体制を整えた方がいいのでは??と思うが・・。



2004年05月08日(土) ○阪神1ー0中日 阪神甲子園球場

絵に描いたような、金本のサヨナラ弾。
あの打席、ファンなら皆、「もしかして金本が打つのでは?」と思っただろう。
その通りの結果を出す。
これが4番の仕事というもんだ。
しかも、すっげぇでかいホームラン。
かっこよすぎるよ。

しかし、藪に勝たせてやりたかった。
今季は、全くKOされていない。
安定感では、リーグトップクラスだろう。
今日はカーブが冴え渡ったが、これも真っ直ぐに威力があるからだ。
課題だった中盤以降も、そのままの安定感を披露出来ている。
彼が、裏ローテの3番目で発進させた事を恨むよ。。
裏ローテの1,2番手は、いいとこなく、共に二軍生活ですわ。。
彼がトップで来ていたら、開幕4戦目の横浜で、ああいう結果になったかな??
横浜に調子付かれていなかったら、星取り表も変わっていたはず。
こういう「たら・れば」は、ダメなんだろうけど、今の彼を見ていると、そう思ってしまう。
それがファンというものだ(笑)

川上に土をつけた事は大きい。
しかし、今日の川上なら、最低でも3点は取らないといけないだろう。
全然良くなかったしな。
実際、好機も、いっぱいあったし。
普通はチャンスを逃し続けた阪神が負けるんだけど、藪の頑張りで、勝ちを呼び寄せたんだよね。

明日は、平井かな??
この3連戦は、苦手3投手が登板してきた。
これで2勝1敗なら、価値がある。
前半に点を取れたら、勝機は十分ある。
今日の勢いで、一気につぶして欲しいな。



2004年05月07日(金) ●阪神3ー4中日 倉敷マスカットスタジアム

消化不良的ゲーム。
同じ相手にやられ続けて。。
ただ、形は違った。
岩瀬を追い詰めた。
昨季まで、まったく無抵抗だった事を考えれば、「収穫ゼロ」ではなかった。
そう考えるしかない。
チーム状態は下降気味。
競って、結果がこうなるのは、よくある事だ。
福原も、そろそろ負ける頃やったんやろ。



2004年05月05日(水) ●阪神8-10広島 広島市民球場

初回にあっさり2点先制。
井川だし、「鯉のぼり」の日に、広島の子供も可愛そうになぁ・・等と思っていたら、打たれる&打たれる。
やはり井川は、デーゲームが苦手なんだろうか・・。

後半追い縋ったものの、追う方は、勝ち越さないと勝ち目がない。
檜山の三振は、あまりにも見事な空振りだった。
金本にぶつけて、動揺していた菊地原の状況を見ていたら、間違いなく檜山が有利だったはずなんだがね。。

まあそういう事よりも、二番手の杉山が問題だった。
結果論にはなるが、3ー5から登板したのだから、踏ん張らないといけなかった。
それを、あっさり被弾して、試合を壊した。

今日収穫があったと言えば、苦手の黒田をマウンドから引き摺り下ろした事だけだ。
でも、8回の攻撃は見事だったな。
欲を言えば、今岡で勝負して欲しかった。
あの打席の今岡は、とんでもなく集中していた。
少しでも甘い球が来れば、放り込んでいたのではないだろうか。

安藤は、そこそこ良かったように見えたが、サヨナラ被弾は尾を引くかもな。
心配や。。



2004年05月04日(火) ○阪神14-1広島 広島市民球場

今日は、全てのプレーに思い切りの良さが溢れていた。
その流れを作ったのが、2回、マイクの走塁だ。
捕手が少し弾いたのを見て、すかさず二塁を陥れた。
そして、次の遊ゴロで三進し、久保田の先制適時打を呼び込んだ。
この思いきった走塁がなければ、併殺で終わっていたかもしれない。

金本の好守、藤本の満塁本塁打も、この流れの中で、思い切りの良さが、好結果を生んだと見る。
しかし、藤本が満塁弾とは‥。
1-3から、まるでクリーンアップのような打撃だったな。

前にやられた大竹を叩いたのも、大きい。
明日、井川で勝って、混戦を抜け出すんだ。



2004年05月02日(日) 〇阪神9ー3ヤクルト 阪神甲子園球場

どっか〜ん!!といきなり、ジョージの満塁弾で幕開け。
後は、お祭りムードの甲子園。
ヤクルトの応援は、昨年から鳴り物無し状態で、全く聞こえない。
今、世界で一番アウェー状態かもしれない。
過酷な状態で登板する投手は、崩れ出すとあっさりだ。
ここに来て、甲子園の応援がズレるというのも、少なくなってきた。
ジャージの人の工夫と、レフト等に座る一般人の努力があると見る。
やはり阪神ファンは、一味違う。
何とかしようと、個々人が思っているから、こういった事が実現するのだ。
阪神ファンは、応援のプロフェッショナルなんだ。

しばらく見ない内に、虎〇さんが老けていた。
「えらくおっさんになったなぁ」等と思っていたら、仕切り出すと、そのキレは衰えてなかった。
あんな人、絶対関東にはいない。
「もどき」はいても、虎〇にはなれない。
あの味は、生粋の大阪でしか出せないのだ。

弱ったヤクルトを容赦せずに3タテ。
いよいよ本命:阪神タイガースが、重い腰を上げ始めた。



2004年05月01日(土) 〇阪神2ー1ヤクルト 阪神甲子園球場

岩村の適時打以外、藪は完璧だった。
安定感抜群、気力充実。
本当に、今季の藪は素晴らしい。

打つ方は、檜山とマイクの一発だけだったが、相手の川島は、いい投手だな。
というか、阪神が苦手にするタイプの投手かもしれない。

いい天気で、ピクニック気分の甲子園。
一塁塁審は、間違いなく阪神ファンだろう(笑)
今日のヒーローである。


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