Let's Go!! Tigers

2002年12月31日(火) 2003年度のキーマン

来季18年振りの優勝を遂げる為のキーマンは誰か。
それは星野監督はもちろんの事、各コーチの役割とか、
ポジション別の選手の各々のそれなど、色んな見方によって変わってくるだろう。
ただ最も重要な任務を背負っているのは誰かと言う事になると、
岡田新1軍守備・走塁コーチじゃないかと思っている。
時期監督の最右翼にいる存在だと言われている彼が、
初めて与えられた1軍のコーチ業をどうこなすかに注目したい。
その理由は至って簡単だ。
本当の意味での星野監督元年と言われる来季は、
文字通り「星野イズム」に賛同し得る人達が、コーチ陣として顔を揃えている。
(「この人は本当にそうなのかな?」なんて人もいるんだけど、
星野監督が人選したのだから、きっとそうなのだろう。。)
その中で阪神生え抜きの代表格とも言える岡田が、自分の存在感を生かして、
監督や各コーチ、それに選手とどう接するかが重要だという事だ。
岡田は選手時代から、「俺は他の阪神の選手とは一味違う」等と発言している。
甲子園に、阪神に憧れ、
子供の時から阪神を背負って立つという意気込みでやってきたという意味だろう。
彼が阪神を追われた時、大勢のファンに囲まれる中で流した涙を忘れる事は出来ない。
そういう事があっても、彼は阪神に帰ってきてくれた。
その気持ちが嬉しいし、それを1軍でどう生かすかに期待が膨らむ。
それと星野監督が岡田をどう扱うかで、彼を1軍に抜擢した意味が分かるというものだ。
もし自分の息がかかった「外様」だけをスタッフにしたら、
批判を浴び、足下を掬われかねない等と考えていたら、この人事は大失敗に終わるだろう。
そんな下らない発想は、星野監督の中にないと信じたいし、
岡田自身が監督の野球を勉強して、自分の肥しにするという感じになって欲しいと思う。
強烈な個性を持った「猛者」とも言える「外様」のコーチ陣に、
生え抜きとして信頼度の高い岡田が噛み合った時に、
2003年度、星野監督が宙に舞う日が来る。
その日が来る事を望んで止まない。



2002年12月30日(月) 2002年総括

総括なんてタイトルをつけたが、1年をたった1日の日記でまとめるなんて出来る訳がない。
ならば、最もポイントとなったものは何だろうか・・・と考えてみた。
というか、ずっと思ってきた。
2002年度は、4年連続最下位から4位へと順位を上げた年である。
普通に考えれば、星野監督1年目は上々の年であったと言えるだろう。
しかし開幕7連勝でセ・リーグの主役になりながら、
優勝を逃した悔しいシーズンという言い方の方が正しい。
今季に関して、最も語るべき点はここだと思う。
では何故優勝出来なかったか。
一般的には、故障者が続出した事や、W杯期間中の変則日程が災いした事、
それらを含めて讀賣に対抗し得る力が備わっていなかったという事が、その理由として語られている。
それは正しい事だろう。
だが、もっとピンポイントで言うならば、5/11東京ドームで負けた事だと私は思っている。
この日記では何回も取り上げてきた事だが、この試合は3点を先行されながら、
1イニング3発という離れ業で大逆転したものの、
藤本が痛恨の悪送球をした事をきっかけに大量失点して敗れたものだ。
私はこの試合を現地で観ていた。
3発目の濱中の打球がスタンドに飛び込んだ時、
どよめきが起こった後、ある種の静寂が東京ドームを包んだ。
もちろんレフトを中心に、阪神ファンは大騒ぎだったのだが、
それを上回る程の大きなどよめきと静寂だったと感じている。
「今季は阪神が優勝するかもしれない。」
あの瞬間は、讀賣ファンもそう思ったのではないだろうか。
もしかしたら讀賣ナインも脅威に感じたかもしれない。
この後しばらくしてから、讀賣が独走して覇権を獲った事からもわかるように、
今季に関しては、讀賣をいかにして止めるかが優勝に近づくポイントだったのだ。
そのポイントを抑えかけていただけに、この日の敗戦は大きかった。
こういう失策をやらかすのもチーム力だという意見があれば、それに対して反論するつもりはない。
その通りだと思う。
しかし、プロ野球に限らず、スポーツにおいては、勢いがそのまま力になっていく事がよくある。
この観点から、この日に勝っていれば・・という思考になってしまうのだ。
野球に「たら・れば」はないと言われるが、それを考えるのがファン心理というものだ。
それとワン・プレーで流れがガラっと変わってしまうのも野球というスポーツ。
あの失策で、自ら作った勢いと構築しつつあった王道の座を失ったというのが、私の考えだ。
今オフでバランスよく補強出来たという評価をされているが、遊撃は久慈の加入があったものの、
その弱点を解消するまでには至っていないのが、来季への不安材料である。
後は4番をどうするかというのもあるが・・。
それは総括じゃなくて、来季の展望というタイトルに変えて話すべき議題だな(笑)



2002年12月29日(日) 金本の魅力

28日に中村紀洋、29日に金本がTV出演していたのを観た。
まあこの2人の、何と対照的だった事か。。
中村は相変わらず一貫性がなく、説得力に欠ける内容の話をしていた。
メッツに決めていたくせに、日本球界を盛り上げる為に残留したと言ったり、
このFA全般を通して、後悔する気持ちがある等と言っていた。
他もいろいろ言っていたが、「もうどうでもええ」と思っているので、
あまり真剣には聞いていなかったよ。
ABCは阪神だけでなく、近鉄をもサポートしているので、
中村のイメージアップに一役買って出たのだろうが、
この男、喋らせれば喋らせる程、墓穴を掘るだけだから、無駄な事は止めましょう。。

それに比べて金本の男らしい事。
改めて、こんな広島一辺倒の人が、よくぞ阪神に来てくれたもんだと思った。
「星野さんへの思い」みたいな事も口にしていたしね。
ウェルカムです♪
外様だからと遠慮せずに、どんどん引っ張って下さいな^^
この人の加入は、単に戦力という事だけに止まらず、
気持ちの部分で、いい面をチームにもたらせてくれる可能性があるよね。
ただ、浮かなければいいんだけど。。
その為にも、苦手な春先から、一気に飛ばす必要があるな。
4月に月間MVPあたりの活躍が望ましいね。



2002年12月28日(土) BEYOND MAX(草野球ネタ)

小旅行から帰ってきて、30日にこの日の日記を書いている。

28日は旅行の途中で、バッティングセンターに行った。
通算で240球ほど打った。
要は長居していたのだ。
そしたら店のおっちゃんが寄って来て、「兄ちゃん、このバットで打ってみぃ。」と言って、私に渡した。
材質はカーボンだと思われる黒いバットだった。
私は過去にカーボンを使用していて、全く打てなかった事があったので、
そのバットで打つ事にはあまり気が進まなかった。
でもそのおっちゃん、結構強引で、「騙されたと思って打ってみぃ。」みたいな口調で奨めてきた。
まあ人のいい感じのおっちゃんなので、「試しに・・」と思って打ってみたら、
めちゃくちゃ飛びよるではないかっ!!
上がった打球はもの凄い勢いで伸びていくし、ライナーは正に火を吹くような当たりになる。
何か仕掛けでもあるのだろうかと、よくバットを見てみたら、
何と芯の部分がゴム状の軟質仕上げになっている。
おっちゃん曰く、芯を軟質化する事により、軟式特有の球の歪みが少なくなり、
かつ金属に比べて弾力性が高いというのだ。
使用してみた感じは、正におっしゃる通り。
次の瞬間、そのバットを購入してしまっていた。
チ〜ン♪22,000円也。(定価は25.000円)
その名も「BEYOND MAX」。
規格外の「飛び」の実現という感じのネーミングか。。
私は、来季このバットで、柵越えを狙う。



2002年12月27日(金) 不在通知

3日ほど旅行で日記を休みます。
もう完全にオフですので、あまりネタがなく、ちょうどいいですね(笑)

今日のTVでトラッキーが各球団マスコットを召集したってやつ、おもろかったな^^
もう完全に全国区ですな・・。
しかし星野郎(ほっし〜)は、芸がないね。。
「コマネチ」をやった時に、トラッキーが「お前ら、サブイんじゃ!!」ってやったやつ、最高だったよ(笑)
お茶目で芸達者で運動神経抜群で、かつ暴れん坊のトラッキーが大好きだ。
是非来季で、彼の背番号を2003に!!



2002年12月26日(木) ホームとビジターの楽しみの違い

甲子園は最も好きな球場である。
それは関西人だし、阪神ファンだから当り前の事だ。
しかし関東で阪神を観るのも、また違った楽しみ方があって面白い。
応援の仕方の違いについては、10月頃に書いたので割愛するとしよう。

まずホームである甲子園では、何と言ってもゆったり落ち着いて観る事が出来る。
席は狭いところが多いんだけど・・・。
気分的にという意味だね。
圧倒的に阪神ファンが多いからかもしれないが。。
それと煙草が吸えるのがいい(笑)
関東では、東京ドームは当り前だが、神宮・横浜も全席禁煙である。
たまに常識のない阪神ファンが、堂々と喫煙している姿を見かけるが・・。
テレビモニターで試合の状況を確かめながら、狭い喫煙場所で煙を吹かすのだ。
この時、私は、周りにいる見知らぬ人によく話しかけるのだが、
関東の人にとっては、「うざい」と思われているかもしれない(笑)

甲子園ではトラッキーが常駐しているので、とても癒される。
何度も書いているが、言うまでもなく12球団NO.1マスコットである。
ユニホームが縦縞なのが嬉しい。
ビジターのそれもなかなか良いが、やはり阪神タイガースは縦縞だ。
それを見れるのが、ホームの特権である。

一方ビジターでは、特別な日を除いてトラッキーはいない(涙)
訳のわからないキャラの星野郎とか、ツバメに見えない太ったペンギンみたいな奴、、
それにあの12球団で最も意地悪キャラの野兎(何で顔笑ってんのに涙目やねん・・)が蔓延ってやがる。
皆、総じて芸がないから、余計に退屈だ。
特に野兎野郎に手を振っている子供を目撃したりすると、
「こいつは将来、ロクな大人にならんな。。」等と思い、閉口してしまう。
ただ普段いない分、「特別な日」にトラッキーが現れると、観客の声援のボルテージは、明らかに甲子園を上回る。
そしてその声援に気をよくしたと思われる彼は、甲子園以上にオーバーアクションで応えるのが面白い。
こういうのを見てると、彼も関西人なんだなぁ・・等と思ってしまう(笑)
関西人は、関東において「俺は関西人や!」みたいな誇張をする人が多いように思うので。。
ちなみに私は、その典型である(笑)
関東の3塁・レフト側の殺気立った雰囲気の中では、余計にそうなってくる。
特に東京ドームでは、そうなる。
レフトは同士がいっぱいなのでそうでもないが、3塁内野AやB等に座ると、
讀賣に魂を抜かれた連中が大勢を占めているケースが多い。
こういうところで、上記のような精神状況になってくるのだ!!
敢えて大騒ぎ状態になっていき、讀賣の巣を叩き壊す事になる。
(多分、そうとう嫌な顔をされていると思われる・・(笑))

ビジター特権というものもある。
タイガースの練習が存分に観れる事だ。
甲子園では開門が早まらない限り、大抵は胸に「YOMISUTE]等と
書いてある、ぶ格好なユニホームに身を纏った連中が、イキって練習してやがる。
あのユニホームを着てる奴らって、皆ニヤケ顔で、
世の中ナメ切っているように見えるのは何故だろう??

あと甲子園は手荷物チェック等、皆無に近いから良い。
当然の如く、ビールは持ち込みである。
投げ込まずに、ちゃんとゴミ箱に捨てて帰るのが基本だけどね。
東京ドームに入場する際は、いつも嫌な思いがする。
あの入念なチェックは、まるで取調べを受けているような気にさせられる。
特に阪神のジャージを来てれば、その行為が徹底していると感じるのは、被害妄想誇大現象だろうか・・。
まあ東京では、サリン事件などの悲惨な事件があったので、仕方がないとも言えるけどね。
神宮・横浜もフリーなのだが、一回神宮で、缶ビールを紙コップに移させられた経験がある。
入場の際に4本分丸々だよ!?
2日連続で行った日の最初は無かったのに、、、
想像するに、前の日に阪神ファンが物を投げ込む事件が発生したと思われる。
関東の人は、本当によく物を投げ込むね。
これでも昔に比べればマシになった等と言われているけれど、
それでも甲子園に比べれば、ものの見事に飛びまくる。。
あれは絶対良くないので、やめて欲しいな。

後は、、、書き出すといろいろあるんだけど、、、
関東は外野の場合、自由席が多いから大変だね。
一回横浜で外野自由を買って入場したが、席が全くなかった事がある。
これについては、、、気分が悪くなるので、ここでは書かない(^^;
甲子園のライトについては、全て指定になっているので、こんな事は起きないけどね。
東京ドームの自由は、ちょっと酷いものがある。
近所の小学校に、運動会を観に来てるのとは訳が違うんだから、
ゴザとか引いて観る事を強いるのはどうかと思う。
あそこは外観とかの見掛けは綺麗だが、一歩中に足を踏み入れれば、
そういう世界が存在する、とても居心地の悪い空間だ。
讀賣のプロパガンダ放送専門TV局が、「劇空間プロ野球」等と綺麗事を称えているが、
実情は「隙」空間もしくは、「檄」空間と表現するのが正しい。

はあ。。また長くなって、脈絡無くなってきた。。
また思い立ったら、追記でもしよう(笑)



2002年12月24日(火) 読まなきゃよかった・・中村の暴言

中村については、もういいと思っていた。
しかし今日ある記事を読んで、愕然としてしまったので、書かずにいられない。。
阪神との交渉時に放った「暴言」とも言える言葉・・。
「近鉄は土地と家を買うてくれますけど・・」ってやつ。
これを聞いて、星野監督の熱意が冷めていったというニュアンスで結ばれているものだ。
正直言って、これは読みたくなかった。
読んで、やっぱり中村なんて来なくてよかったとも言えるが、
その事は、一連の流れで思っている事なんで、それに追い撃ちをかけられる事は不要だったのだ。
こんな内容って、記事にすべきものなんだろうか??とも思った。
交渉の席で言った事なんて、公にすべきじゃない事もあるのではないかな。。
それにしても、どこから漏れた情報なのだろう・・・。
ファン心理に気遣った阪神サイドが、意図的に漏らしたものか、
交渉に立ち会った者(あるいはその側近)が我慢出来ずに、つい口走ってしまったのか・・・。
いずれにしても、あまり気持ちの良い話ではない。
もう止めて欲しいな。。
こんな情報を得なくても、今回の中村の言動は、十分おかしいと思えるのだし。
阪神にとって好まれざる男・・・これでいいじゃないか。。



2002年12月23日(月) もう一人の助っ人は投手??

昨日、中村の代わりに獲る外国人に4番を打たせるのは・・等と書いたが、
野手じゃない可能性もあるのか??
どういうタイプの投手を狙っているのか知らないし、いくら払うつもりか分からないけど、
バルデスが要求したと言われる金額を越えてたら、怒るで。。
野手獲得のメドがつかないのかも知れないけど、ちょっと脈絡ないように感じるなぁ。。
中村の余剰資金考えたら、少しはマトモな野手獲れるんじゃないのかな??
絶対大きいの打つ奴が要るで。。
中途半端な外国人投手獲ってきても、カーライルとかハンセルみたいになるって。
それよりウィリアムスってセットアッパーって言ってたっけ??
てっきり抑え候補やと思ってたけどな。。
それやったら、伊良部を後ろに持っていったらええやん。
それで万事うまく収まるよ。
要らんで!投手は。。



2002年12月22日(日) ジョージと新外国人

中村問題ばかりで触れていかなかったけど、ジョージが無事合意したようで、よかった。
しかし相変わらず新聞によって、年俸の推定額が違う。
日刊は星野監督に否定されても、2億と書き続けてるな。
しかも据え置きの2億という事だから、これはちょっと違うだろうと思う。
複数の新聞で統一見解的になっている、40%アップの1億6800万が真実ではないだろうか。
ふむ。。片岡を抜きましたな(笑)
ジョージはシーズン終盤に、中堅から右へ意識した打球を飛ばしていた。
最初はぎこちなかったが、段々と形になっていったように思う。
来季にこれが出来れば、結構化けるかもしれない。
セ・リーグ2年目という事で、また違った結果を残せる可能性もあるしね。
腐ってもセ・パ両リーグでそれなりの実績を残した男だからね。
多分凄いんだよ(笑)

ところで来季の構想だけど、、
中村を逃した事で、新たな外国人を獲る事が確実なようだね。
今日の星野監督のHPでも、それを明言しているから。
しかしどういう人を獲ったとしても、いきなり4番に座らせるのは賭けだよね。
日本での実績がない人は、しばらく見ないと判らないからな。
しかもこの時期からアタックして獲れる人って、実際どうなんだろう??と思ってしまうしな。。
ここまでFAで振り回されたツケは、大きいと言わざるを得ない。
ただそれでも気持ち良く来てくれる人の方がいいよ。
ホワイトみたいな感じの人だったらいいな。(性格がね。。)



2002年12月21日(土) 屈辱・・・阪神の優先順位は3位だった

(午前5時半)

今起きたら、「中村近鉄残留」のニュースが飛び込んできた。
ホンマかいな?!
とにかく正式発表を待ってみようと思う。
しかしここで色んな事を書いてきたけど、中村の気持ちって本人のみぞ知るって事だったようだ。
もしかしたら、本人も分かってなかったりして・・(^^;
兎にも角にも、野崎社長・星野監督・黒田部長には、お疲れ様と言いたいね。
結果はどうであれ、振り回されながらも我慢して交渉を続けた事は、
大変だったと思うので。。

−−−−−−−−
(午後6時)

中村が、記者会見もやったようだね。
いきなりの残留話で仰天したけど、決めたんならいいんじゃない??
しかし、どういう経緯でメッツがHPでまで公表したのか判らないけど、
訴訟問題とかになったり、遺恨残したりはしないだろうか・・。

今日の結果で、中村の判断基準では、阪神は3位だった事になるな。
どういう言い訳されても、私は阪神タイガースを蔑ろにしたとしか思わないし、
高校から好きだった彼の事を、今後は応援もしない。
まあでも清原のように、「大阪の恥」等と甲子園や梅田で叫ぶ事はしたくないが・・(笑)

ただひとつはっきりと言える事は、プレイヤーとしても人間としても、
今の時点では、松井に到底敵わない存在だという事だ。

しかし結果的に「ナベツネ」が発言した内容は、程度の問題はあるけど、
的を得ていたのかもしれないと思ってしまうのが悔しい(^^;

−−−−−−−−
(12/22午前2時50分)

BBSに入れないので、ここで書く事にする。
中村に関する事では、かなり感情的になってしまった。
他の球団のファン等から見ると、阪神ファンのエゴだと思うかもしれない。
でもそれは仕方のない事だ。
私の野球に関する興味は、全て阪神タイガースを中心にしか得る事が出来ないからね。
だから自分の意見等も、当然のごとく、阪神サイドから見る見方に因る。
そういう観点から、中村を容認する事は出来ないのだ。
理由については、再三書いてきたので、もういいだろう。

今になって思う事は、近鉄が中村の事を一番理解していたという事だ。
中村が言う「自分らしさを出せる環境」というのは、プレースタイルのみならず、
自分のやりたいようにさせてくれるところなのかも知れない。
それを熟知していた近鉄が、最後に勝利したという事だろう。
時期は別にして、結論を迫った讀賣・阪神が敗れ、
公表を先走ったメッツが落ちた事からも、見て取れる。

今回の事で色んなところに意見を求めに行ったが、私の考え方は少し異端と言えるかもしれない。
中村の事を「助っ人」でいいというような表現をしたが、それはFA制度による移籍とか、
そういう問題が絡んでいたからだ。
出来れば生え抜きのメンバーで優勝して欲しいと思っているからである。
ただ中村に拘ったのは、彼が大阪の公立高校出身だからだ。
地元の雑草から阪神の4番を打つ人間が現れたら、、、
それが私の夢だからだ。
でも中村には、阪神が「エリート」に見えたらしい。
我々は讀賣がエリートだと思っているが、パ・リーグの選手から見れば、
阪神もそうなるのだなと初めて感じた。
FA制度などで、阪神も讀賣に並ぶ「エリート」と捉えられるようになったのか・・。
何か少し寂しい気持ちになったな。。



2002年12月19日(木) 3年2100万ドルvs2年800万ドル

松井がヤンキースに入団する事が決まった。
2100万ドルとの事。
一方の中村は、総額800万ドルでメッツと2年契約を結ぶ可能性があると米紙が伝えているとか。
やはり3年総額1500万ドルという破格条件は、デマだったという事になる。
ただ米紙の報道も真実かどうかは分からない。
しかし中村の代理人が公表した先のものよりかは、明らかに信憑性が高い。
3年総額2100万ドルと2年総額800万ドル。
これが松井と中村の評価の現実である。
これを中村がどう捉えるかで、去就が決まるだろう。
ライバルと意識する松井に負けじと、劣った待遇でMLBに挑戦するか否かだ。
(私は阪神だと思っているけどね。。)

しかし松井に劣るとはいえ、なかなか高い評価を受けたと言う事が出来るだろう。
単純計算すると、阪神・近鉄の条件提示が6年で3000万ドルだから、
1年換算で500万ドルという事になるからね。
これを考えると、阪神の交渉前日に報道された好条件のオファーという情報は、
やはり国内球団に条件アップを呼びかけたものだったのかもしれない。
それに対して久万オーナーが、素早く「金がかかり過ぎるのは・・・。」と反応したのは正解だ。
今でもファンから不満の声が上がっているのに、これ以上オプションとかつけたら、
チームの雰囲気がおかしくなってしまうし、プライドも何かもを失う事になる。
でももう不満というより、どうでもええ!という雰囲気があるけどね。。
ただ何度も言ってるように、中村獲得失敗で今年を終えるのが気持ち悪いだけだ。



2002年12月18日(水) 名実ともに阪神タイガースのエース誕生

今日井川慶が、押しも押されぬ阪神タイガースのエースになった。
戦場では、今季は完全にエースとして扱われていたのだが、
生え抜き投手で初の1億円に到達し、藪の年俸を抜いた事で、
本当の意味でのその座に座る事になったと言えよう。

井川をエースと呼ぶ事が出来るのは、やはり讀賣戦での投球内容がずば抜けているからだ。
同カードに8試合登板し、5勝3敗で防御率1.80は圧巻だ。
レギュラー組8人に対する被打率は.197で、
3割打たれたのは、対戦回数の少ない清原だけというもの。
登板した試合の全てが自責点2以内で、完璧と言う以外にないだろう。
夏場に失速したが、讀賣最終戦で6回まで完全試合という内容で完投勝利を収め、
自信を回復してシーズンを終えたのは大きい。
来季は是非20勝を目指して欲しい。

ところで中村問題だけど、、、
昨日、もしかしたら何か裏の話があるのでは??みたいな事を書いたけど、、、
どうもそんな事はなさそうだね。。
昨日書いた時点では、星野監督が会食をキャンセルした事を知らなかったんだ。
打っても響かない中村に、きっと腸が煮えくり返ったんだろうな。
それでも私は、最終的に阪神だと思ってる。
それを望んでいる訳ではないが・・。
メッツの好条件提示を信じていない。
阪神と取り決めたという事実はないだろうけど、
好条件のMLBを蹴って阪神に来たという”みえみえ”の美談を引提げて、
やってくるのだと思ってる。
その時は、プロとして結果を出してくれればそれでいいさ。
ただ、星野監督の「来る事になったら、”ノリ頼むぞ!!”になるのが阪神ファン」
というコメントは気に入らないな。
もしかしたら多くの人はそうかもしれないけど、阪神に、甲子園に憧れて来てくれて、
「打倒讀賣」に燃えてくれる人を強く望んでいる。
少なくとも私はそうだ。



2002年12月17日(火) 夢=MLB、現実=NPB?!

私の記憶違いなのかな。。
中村ってMLB入りが夢だって言ってたっけ??
例えどっかの場面で洩らしたとしても、全体の流れはそうじゃなかったように記憶している。
第一夢だったら、メッツが好条件を提示してきたから迷うってのはおかしいよ。
望むところに破格の条件で行けるんなら、それでいいじゃない。
ただ彼の望みが、年俸の好条件じゃなくて、
正三塁手の座を与えてもらうそれである事が望ましいけどね。
でも結論出さないのは、松井の動向を見守りたい事が一番大きいような気がするけどな。

「3球団のうちから一気に決めるなら良し」と星野監督が言ってたけど。。
これはどうなんだろう??
なんか今日の交渉は解せないんだけどね。
発表していない何かがあるんではないだろうか。
本当に何も無しなの??オケラで帰ってきたのかな??
近日中に結論出しますとか言われたんじゃないのかな??
それを発表しちゃうと、また周りが慌しくなるから避けたとか。。

何が真実か分からなくなってきたな。。
メッツの条件が阪神を上回るなんて、俄には信じられないしね。
中村のメンツを保つ為の情報操作なんて事は、あり得ないだろうか。。
ここまで引き延ばして結論を出しても、ファンは手放しでは歓迎しないだろうから、
好条件のMLBを蹴ってまで阪神タイガースに入団します!!とかいう陳腐なストーリーじゃあるまいな。。
う〜む。。疑心暗鬼になってきた。
今日で阪神とメッツに絞られたなんて事は、ないのかな??
今までの中村の言動からは、そんな事はないか。。


しかし真面目な話、こんな程度の気持ちでMLBに行って、通用するのだろうか??
現実と言い切った日本のセ・リーグで、ちゃんと結果を出せるのか??



2002年12月16日(月) 明日で全てが決まる??

ファンが苛立っている「ノリ問題」も明日で決着がつくか??
11/21の以来の再会。星野監督の目にどう映るかで決めればいいと思う。
今の阪神は、完全に星野監督のものだから。

今11/21の日記を見てみた。
タイトルは「4番遊撃で決まり☆」としていて、
内容は、条件逆提示の事実は、阪神入りの意志の表明で、
中村はそれが何を意味するかを解っている人間だと信じているという事と、
MLBを視野に入れているのは、松井に対する意識だと書いている。
松井に関することは、恐らく間違いないと思われるが、
中村の人間性に関しては、ここ最近疑わしいと言わざるを得ない事が続いているので、、、
まあ、この頃は随分盛り上がっていたんだな・・と改めて感じた次第だ。
しかし阪神ファンなら、誰もが「決まり」と思ったんじゃないかな・・。
恐らく星野監督自身もそうだったに違いない。
あれから随分時間が経過して、明日、中村の様子を星野監督が見て判断すれば、
それに基づいて球団としての結論を出せばいいと思う。

ドラフトで指名された人達の新入団発表があった。
星野監督は、この11人を「第一期生」と表現した。
監督はこういうのを大事にする人だと思われるので、彼等は幸せだなと感じた。
これから歩んでいく野球人生で、星野監督に選ばれて入団した事は大きいのではないか。
ちゃんと結果を出してこそだが、監督も思い入れがある選手として捉える事だろうから。
今日はあまり目立たず、今のところ何のニュースにもなっていないが、
中村泰広には頑張って欲しいと思う。



2002年12月15日(日) ゴルフ阪神虚人

TVで「ゴルフ阪神虚人」を観た。
正式な番組タイトルは、ちょっと違うが、私はこう呼ぶ。至極当然の事だ。
思いの他面白かった。
女性が阪神か虚人かを選ぶコーナー(例えば合コンするならどっち?みたいなやつ)で、
中元綾子が全て阪神タイガースを選択していたのが笑けた。
ナカモッちゃんやり過ぎやで(笑)
しかしいい加、減掛布が阪神代表みたいな扱いにするのは、止めて欲しいな。
尤もよみうりTVなんで、仕方がないんだけどさ。
讀賣に魂を半分くらい売った男だしね。

星野監督が濱中や赤星を一喝し、藪が代理人交渉に物言いをつけたとか。。
当り前の事だ。
野球も知らない弁護士なんて雇っても仕方がないよ。
感情が縺れて、上がるもんも上がらんちゅうねん。。
前にも書いたが、「僕が契約する訳じゃない。」なんて、星野監督が言うまでもなく、
世間の人は誰もが、おかしいと思ったはずだ。
代理人制度を確立するには、それを務める人がプロにならなアカンよ。
プロとしてエージェント的なノウハウを持てるようになって、やっと成立するのだ。



2002年12月14日(土) 金本・松井→ペタ→中村・ジョージ

江夏豊のコメントが本当だとしたら、阪神の打者の補強(残留込)戦略の順序は、
表題の様であった事になる。
金本は早くから手をつけていたので、順位は一番だ。
その次が、何と松井だったというのには驚いた。
これが事実だとしても、接触した訳ではないだろうし、
水面下で調査した程度だと思われるが、
補強に対する阪神の真剣さが窺える話ではある。
当り前の事だが、全員、今季の4番打者である。
これを見ても、讀賣より遥かに大きな補強プロジェクトを企てた事が判る。
その一大プロジェクトの終わりが中村というのは、何と言うか・・・。
終わり良ければ・・じゃないけれど、狙ったからには入団を決めて欲しいという気にはなる。
ストーブリーグで思い通りに結果を出して来季に!!という形にするには、
やはり最後は100点で終わって欲しいんだよね。
ただ個人的には、昨日の事があるので、中村を手放しで歓迎する気にはなれないが・・。
前言撤回さえしなければ、ペタを優先した事とか、
待つと言って結論を求めた事とかで、中村を擁護する気にもなったんだけどね。
とは言っても、阪神も後には引けないだろうし、
感情論で決裂させる訳にはいかないところまで来ているから、仕方ないかなと思う。

しかし表題の図を見ても、やはりペタが余計だった事は否めないな。



2002年12月13日(金) この期に及んで、楽しむそうです。。

元々は阪神(というより星野監督かな)に非があるのかもしれない。
「待つ」と言っておきながら、17日に返答を!と求めたのだから。
しかしその事を了承しておきながら、たった一日で前言撤回する神経がしれないわ。
時差ボケが理由??
そんな事知ったこっちゃない!!
30前の社会人で、会見というオフィシャルな場での発言なんだから、そういう事は通用しないんだよ。
最近ずっと中村紀洋の事を、「助っ人」として捉えましょう等と言ってきたけど、
もうその立場でも要りませんわ。
こんな人が入ったら、せっかく盛り上がっている「来季は優勝」ムードに
水を差す事もあるかもしれないと思ってしまうから。
例え3割40本打てたとしても要りません。
我侭な人は、それを許してくれる環境でのみ力を発揮するものだしね。
もしかして星野監督の下でやるのが怖かったりして・・(笑)
かつて新庄が藤田平監督を恐れて、「野球を辞める」と言った事があるけど。。
まあどうでもいいけどね。
しかし「FAを楽しむ」か・・・。
自分の権利だと言いたいんだろうけど、言葉を選ばないとね。。
中村紀洋・・最近は痛い人にしか見えない・・・。



2002年12月12日(木) マスコミは信じない

阪神ファンの約7割が、ノリの入団を否定している。
「あんな奴、来なくていい!」とまで言い切ってる人もいる。
そのような状況を把握して、星野監督は「入団が決まったら、俺が説明する。」と言ったとか。
ファンとノリの両方に対する気遣いだろう。
それと報道が先行して、それが妨げになって、破談するのを懸念しての事でもあろうな。
監督にこういう気遣いをさせる関西のマスコミにも困ったものだが・・。
まあそれは今に始まった事じゃないし、あまり乗せられない方がいいと思うな。

私事だが、昔あった某夕刊紙のあるコーナーに載った事がある。
今から十数年前の事だ。
あるコーナーとは、、、
何と「美少年紹介します」というびっくりするような内容のものだ。
断っておくが、私は決してそんなにいいモノを持ってる訳じゃない。
ただ超若い頃は奇抜な格好をしていただけの事だ。
その風貌が記者に気に入られたらしく、梅田を歩いていたら声を掛けられた。
そして色々インタビューされたのだが、、
いざ紙面になってみると、発言した事と全く違う事ばかり書かれていたのだ。
「もしかしてあの取材は、嫌がらせだったのか?!」とまで思ったものだ。。
しかも口調が、めっちゃイキった関東弁(笑)
そんな言葉使う訳あれへんやん・・。
それ以来、私はマスコミなるものを信用していないのだ。

話をノリに戻すと、彼の発言に関しては、あまりにもしつこい取材攻勢にうんざりして、
売り言葉に買い言葉的に言ったものが、大きく取り上げられている可能性が高い。
その事だけを取って、ノリはとんでもないとか思わない方がいいように思う。
それと何度も言っているように、今必要な戦力と解せば、ノリの要求している事とか、
それを引き出していると思われる人格の事等も深く考える必要はないんだ。
今回獲った人達(ドラフトを除く)は皆、阪神が強い球団になる為の助っ人だと思えばいい。
万年最下位から常に上位争いをするチームに変貌する過渡期なのだから、
その時に貢献してくれる貴重な戦力という理解でいいんだ。
何年かプレーしていくうちに、その人達の中から、
将来阪神にとって必要な人材だと思われる人も出てくるはずだ。
そういう人と継続的に付き合っていけばいいと思う。
もちろん理想は生え抜きが中心として活躍するチームだが、
今の時代は色んな血が融合した形になるのを避けられないと思うからね。
新しいチームカラーを作り上げて、それがファンにとって魅力のあるものである事を願うのみだ。



2002年12月11日(水) 代理人交渉の是非は??

濱中が契約更改交渉に代理人とともに現れ、たった20分で保留し、帰ったという。
その理由が、代理人である弁護士のスケジュールがたて込んでいた為とか。。
こういうのを聞くと、「何じゃ?!それ!」ってなってしまう。
被考課者としては、1回目は球団からの評価をまず聞くというのがあるのだろうが、、
それにしても20分で、どれだけの話が出来るんだ??
まず評価を聞いて検討するのなら、その評価の内容について聞くという姿勢が必要ではないか??
書面で資料をもらって、それを検討して次回交渉に臨むのだろうが、
その時には本人不在の下で行われるらしい。
これもどうかと思うけどなぁ。。
交渉の席というのは、今季の評価についてじっくり聞いて、
来季以降はどういう事を求められているかを聞く機会でもあるような気がするんだけど。
MLBの選手なんかは、入団時から代理人を通してというのが定説になっているんだろうけど、
日本とは文化が違うからね。
現状では、日本の社会に根付いていない制度という気がしてならない。
まあでも認められた制度なんだから、採り入れるのは選手の権利でもあるし、
いいんだけど、やり方を考えた方がいいような気がする。
20分で席を立った上で、濱中は「自分が契約する訳じゃないんで、わからない。」
等とコメントした。
そのコメントは明らかにおかしい。
契約するのは、選手と球団じゃないか。。
代理人交渉をする理由として「野球に集中したいから」という事らしいが、
これもいささか疑問が残るコメントである。
選手は野球の技術を向上させる事が最も重要であるかもしれないが、
それとともに人間としていろんな経験をした上で、成長する事も必要だと考える。
球団の考え方や球界の流れを理解して、後々、良き指導者になるってのもあるんじゃないのかな。。
濱中等は、将来チームリーダーや選手会長、
そしてコーチから監督へといった事まで期待するような選手だと思うので、
自分の目でいろんな事を見ていって欲しい等と思ってしまうのである。



2002年12月10日(火) 闘う集団へ!!

伊良部の入団発表があった。
病気もしたし、ヤンキースで悪態もついたし、ホンマに大丈夫??とか思ってたけど、
いざ入団が決まって、「讀賣を倒す!!」等と言われると、「頼むぞ!!」ってなっちゃう(笑)
「清原は当然意識する」と言ったらしいが、伊良部なら、あいつに正面から行けるだろう。
「血統書付きの阪神ファン」と自称しているのだから、「打倒讀賣」と「清原粉砕」は、
是非達成していただきたい。
しかし体脂肪率15%は信じへんぞ!!(笑)
あんなぶよぶよで、そんなん絶対嘘や・・。

星野監督の彼への期待って、やっぱハートやろな。
闘争心を前面に出して勝負するってのを、他の投手にも見習って欲しいんだろう。
金澤なんか、もろに影響受けるんちゃうか!?(笑)

これで金本・伊良部という投打の侍が入団を果たした。
野武士化するのは大歓迎や\(^0^)/
今季、ホモ・サピエンス:清水にナメた態度を取られて、星野監督が激怒した場面があったが、
来季も調子こいとったら、いてもうたれ!!
(もちろん野球でね。暴力はイカンよ(笑))



2002年12月09日(月) 腹が読めん・・・

ここへ来て、星野監督が、
態度を変えたとも取れる発言をしている本当の理由は何だろう??
単に編成上の問題か、ノリのMLB入りが現実味を帯びてきた為か、、、
それともノリへの心理的揺さ振りなのか、
或いは阪神ナインやファンの心理を考慮したものか、、
はたまたノリに代わる外国人の存在がはっきりしたのか。。

帰国予定の12日に電話で意志を確認し、
阪神入りへの答えが「No!」なら監督が出馬しないって、、、
普通に解釈すれば、獲得への意志が弱くなったという事になるが・・・。

「ずっと待つ」と言っていた時期は、獲得の感触があったからなんだろうか。。
ノリ自身は、元々結論を出す時期として、
MLBのウィンターミーティング後という姿勢を変えていないのに。。
水面下で何かが起きているのか、、真意が読めないな。。

しかし今まで何度も交渉の機会を持ってきたのに、
入団意志の最終確認は電話ってどうよ??
これも元はといえば、ノリの態度がはっきりしない事が原因ではあるのだけど、
はっきりしないという態度は一貫して変わっていないんだから、
もっと手の打ちようがあったんじゃないかな。。
もし「待つ」と言い切っておきながら、12日に電話で結論を迫って話を終わらせたなら、
早々に手を切る事になった讀賣の方が賢い交渉をした事になる。

これもあと数日経てば、はっきりする事なんだろうけど、
現状ではお粗末な交渉になりつつあるという印象は拭えないな。

ところで八木の契約更改の話なんだけど、200万増の4000万って・・。
この世代の宿命なのかもしれないけど、八木の4000万は、やっぱ安いよなぁ。。
広澤と共に、もう大幅アップなど望めない年齢に達しているのかもしれないけどね。
ここに来るまでの経緯も絡んでくるから、
一概には言えないけど、八木は6000〜8000万ぐらいの価値はあると思うんだけどな。。



2002年12月08日(日) 桜井は獲らんといて・・・

サッカーの天皇杯が始まっていて、今日、国見高校が国士舘大を破って、
高校のチームとしては初めて3回戦に進出したらしい。
そして次の相手は、今年の年間チャンピオン:ジュビロ磐田だ。
これって野球に例えると、智弁和歌山が亜細亜大あたりに勝って、
讀賣に挑戦するようなもんだ。
サッカーって恐ろしいよな。
J1でも毎年2チームはJ2に降格するし、
天皇杯では高校生とも試合をする可能性があるんだから。。

昔PL学園が全盛の頃、よく阪神と試合をしたらPLが勝つんじゃないか?
なんて冗談まじりに言われた事があったけど、
私はそれを聞く度にムカついていた(笑)
そんな訳ないやろ!?このタコ!!とか素で思っていたのだ。
大体、投手の放る球が違い過ぎる。
いくらテールエンドが低位置だった阪神の選手でも、
高校生の球なんか朝飯前に打ってしまうに決まってるじゃないか!!
大阪桐蔭で名声を欲しいままにした萩原も、阪神ではレギュラーになれなかったのだぞ!!
プロはそんなに甘くないんだ。
そんな事を言われていた阪神が、来季は堂々と優勝候補になろうとしている。
二度と上記のような冗談を言わせないようにしたいものだ。

しかしさっき着た「トラトラメール」は少し嫌な感じがする内容だな。
17日のノリとの交渉までに、入団の感触が得られなかったら、星野監督が出馬しないというものだ。
例え阪神がノリを助っ人的な存在で捉えていても、手を挙げて交渉した以上は、
獲得に全力を上げてもらいたいのだが・・。
じゃあノリの感触は誰が確かめるんだ??
16日までにノリがMLB入り確実といった状況が生まれれば別だが、
そうでない場合は、星野監督が彼の意志を最終確認して欲しいのだ。
まさかその責務を放棄するなんて事はないでしょうね??
そんな人とは思ってないだけに、出馬しないなんて言われると、
ノリのMLB入りの線が濃くなってきたのでは??等と思ってしまったりするやん。。

しかしノリがもしMLBに行ってしまったら、
日本のファンは今まで行った人達のように彼を応援するだろうか・・。
NPBで人気1、2位の球団を振って、
元々居た球団も結論を引き延ばした上で出て行くのだからな。。
後味の悪さは、絶対残ると思うんだけどね。。

なんか支離滅裂な日記になってもうたな(^^;
実は酔っ払ってたりする(笑)

ああ、、金本の人的補償で、桜井獲られたらどうしよう・・。
金本みたいなすごい選手獲ってて我侭言ったら駄目なんだろうけど、
もし桜井獲られたら、ノリが阪神に来ないよりよっぽどショックだぜ。。



2002年12月07日(土) ジョージ絡みで協約違反とは・・・

ジョージに他球団からオファー??
それは正しく協約違反だ。
これは野崎社長が自ら発言した事なので、かなり信憑性があるのではないか。
スポーツ紙のスクープじゃないからね。
その他球団は、讀賣と中日??等と報道されているが、
これが真実なら、とんでもないというか、笑うしかないな。
尤も讀賣は昔から、こういう事をしてきていると噂されているが・・。

中日は、もうどうしようもない球団になりつつあるな。
もしジョージを獲れば、先に入団が決まっているバルデス・クルーズに続いて、
元阪神の外国人が3人という事になるからね。
ファンも呆れてるんじゃないの??
ここは割りといい外国人を獲ってきてたというイメージがあったんだが・・。
そういうルートも崩壊したという事かね・・。

ところでジョージの年俸って本当はいくらなの??
私はずっと2億だと思ってたんだけど、そう書いているのは日刊だけで、
デイリーとスポニチが1億6000万、サンスポは1億2400万となっている。
讀賣がこの倍を提示しているとの情報もあるが、そんな事をしたら、ペタの件も含めて、
米球界からの笑い者になるのは必至やな。。
優秀な松井から出られて、米からお払い箱の選手に超高額年俸を与えるんだから。
どうせなら50憶ぐらい出して、ボンズでも獲って来いよ!!(笑)



2002年12月06日(金) 片岡も20%減にせんかいっ!!

片岡篤史が2000万減の1臆6000万で契約更改した。
2000万減と言えば、かなりの減俸に思えるが、
もともと貰い過ぎなんやから、もっと下げてもええんちゃうのん??
ずばり20%減の1億4400万が妥当だと考える。
福原と同じような対応を望む。
しかし本当に幸運な男だと思うよ。。
来季も働かなかったら、神宮辺りでボロカス言うたるさかい、肝に銘じとけよ!!

伊良部の入団が正式決定したとの報道がある。
契約金・出来高払いを含めると、当初言われていた2億4000万らしい。
しかしホンマに働けるんかな??
それといらん事言うて、雰囲気壊さなかったらええけどな。。
何せ尽誠学園時代に、甲子園で敗戦後のインタビューで、
「負けた?それがどないしたんですか?」と応えた男だからね。
こんなふてぶてしい高校生は、なかなかおらんやろ・・。
ビックマウスを演じるんやったら、結果を出さなアカンで。。

デイリーは、またノリの事を「裸の王様」と伝えていたな。
でもまあそんなもんやろ。。
まだ若いし、性格的にも「お山の大将」的な感じがするしな。
どうせ球団は助っ人としか捉えてないんやから、優勝請負人でええやろ。
タイプ的には、ずっとやって欲しいんだけど、無駄な年俸は払えないからね。



2002年12月05日(木) ノリは助っ人的存在へ

ノリに関する報道では、
将来のFAやポスティング・システム等でMLBへの道を残す要求を本人がして、
それを阪神は飲んでいるとも伝えられている。
これだけを聞けば、阪神をナメたような条件を突き付けられている感じがするが、
冷静に見れば、「将来出て行ってくれてもいい」という判断が球団にあるような気がする。
とりあえず優勝する為に必要な戦力で、それを確保すると共に、
新しい空気を導入してくれれば、チームも強くなり、
生え抜きの4番候補も成長するだろうという事だ。
これが真実ならば、正しく助っ人的存在だと言える。
その判断は、高騰し切った彼の年俸の問題にも起因しているだろう。
何年にも渡り、彼に高額年俸を払う事は出来ないはずだからだ。
今のプロ野球が直面している問題が、そのまま出ているような話だな。




2002年12月04日(水) 谷中等が契約更改

谷中真二が契約更改した。
私はこの男が好きだ。
何と言っても笑顔がいい。
田舎臭い素朴な顔立ちに、あの笑顔が加われば、癒される事間違いなしだ。
球場でも、子供を相手に快くサインに応じている姿をよく見受ける。
そんないいおっちゃん風の彼も、一度マウンドに立てば、かなり豹変する。
剃刀シュートで右打者の懐を抉る様子が爽快である。
今季で一番印象に残っているのは、5/23讀賣戦での先発だ。
3連戦の最終戦でマウンドに上がったのだが、先の2戦を藪・井川で連敗し、
後がない状況だった。
その逆境を乗り越えて、見事勝利投手となった。
11−4という圧勝で、溜まった鬱憤を一気に晴らしてくれた。
その後、6月辺りから中継ぎへ降格したが、それなりによく頑張ったと思う。
そして見事20%アップの4800万だ。
ちゃんと評価してもらえてよかった^^

あと福原が全く反対の提示を受けたんだね。
20%ダウンの3200万か、、、仕方ないね。。。
ちゃんと故障を治して、来季は復活して欲しい。
いかにも本格派といったフォームでの真っ向勝負が見たい。
来季優勝出来るかどうかは、彼にかかっていると言っても過言ではないと思う。
どこを任されるのかは知らないが、やっぱセットアッパーがいいだろうな。
ヤクルトの五十嵐的存在だ。
大量解雇の後、彼が軸にならなければ、話にならないから。



2002年12月03日(火) 合格点の交渉

まあこんなものだろう。
昨日書いた「阪神が条件に色をつける」というのはなかったとの事だが、
総体的には、思った通りの交渉だったと言える。
ただ個人的には、金銭条件以外の話の中には、
付加されたものがあったのでは?と思っている。
11/21の初交渉の時に比べて、讀賣がいなくなったものの、
状況は余談を許さなくなってきているようにも見えるのだから。。
決定打とは行かないまでも、何かしらの付加、或いは再確認事項があったと見るのが自然だ。
奥さんも同行したとの事なので、絶対家族に関する何らかの話があったはず。
その事を伝えた上で、12/17の次回交渉をも取り付けたという事だろう。
関係者にとって、また長い時間が流れる事になるな。。







2002年12月02日(月) 明日の交渉の意味は??

明日、中村紀洋との二度目(現実には三度目のはずだが・・)の交渉がある。
黒田球団本部付部長が一人で会うとの事なので、何も進展する事はないだろう。
大きな決裁権を持たない人だろうし、次の日からノリは渡米するので、当然ではある。

サンスポは相変わらず強烈な記事を載せていて、
「JPBに残る場合、うちか近鉄か決めてくれ!」と迫るらしい(笑)
これならまだデイリー等の「中継ぎ」的交渉という伝え方の方が正しいような気がする。
ただ何も話がなければ合う必要もない訳で、
単に渡米する前に一度会っておきたいという理由だけではないように思うのだが・・。

ずばり個人的には、ノリの要求を聞く機会ではないかと見る。
野崎社長&星野監督を前にしては言い難い事も、
何とか本音の部分を聞き出したいという意図があるのではないかと。
前回の交渉時に、ノリは提示された契約期間の延長を逆提示したとされる。
この時に話した内容に、もしかしたら若干の色をつける事もあるのかもしれない。
それは単に金銭的な事に限らず、阪神に入団した後の家族の生活に関わる事とか。
黒田氏ぐらいの立場の人が、やんわりとノリの意向を聞き出し、落しどころを探るとともに、
受入れ体制が万全である事を訴えたいのだと思うのだが・・。
もちろん推測の域を出得ないんだけど・・(笑)
希望的観測って感じかな。

いずれにしても、「どっちに行くんだ!?」とか「来てくれ!!」の一点張りよりかは、
交渉のレベルとしては高いし、常道だと思うな。
実りある話になりますように☆
しかしリーガロイヤルかぁ・・・仕事場に近いなぁ・・・行ったろか???(笑)



2002年12月01日(日) 強くなりゆく阪神を楽しむ

ちょっと前の話になるが、小関順二氏がドラフト採点なるタイトルのコラムを書いている。
それによると、我が阪神タイガースの今年のドラフト評価は、12球団中最下位だそうだ。
氏はアマチュア球界に明るく、将来有望な選手を見る為に全国行脚しているとか。
そのような”凄い”人が採点しているのだから、それなりに信憑性はあるのだろう。
しかし、ドラフトの評価って今するものなのかな?という疑問が残る。
過去に鳴り物入りで入団しながらも、プロで実績を残せずに引退した人間は数知れず・・だ。
極端に言えば、その年に入団した中に、
将来中心選手として活躍する人が一人でもいれば、ある意味成功だっという事になる。
評価は結果が出た時にするものだ。

あと高校生が少なくて冒険心がないといった批判もされている。
言わんとしている事は解る。
がしかし、阪神は今季やっと4年連続最下位から脱出しただけのチームだ。
FA戦略含めて、戦力増強に急ぐのは当然の事である。
もし今年、多くの高校生を指名して、来季もまたBクラスに沈めば、
そのドラフト戦略が批判されるだろう。

ここ最近の動きを見て、星野監督の戦略は明らかだ。
OB会総会でコメントした事が本音だろう。
「当面は外部から戦力を補っても、その間に生え抜きの選手を育て柱にする。」
というやつ。
若手を強化する為にも、チームが強くならないと駄目だと思っているはず。
とにかく一度優勝を!!それが狙い。
その為にも「プチ讀賣戦略」等と言われても、FA戦線の中心に出てきているのだと思う。
最近特にパ・リーグファン等から批判を受けている面もあるが、
今の阪神にとってこの戦略は、間違いじゃないと思っている。
弱小体質に落ち込んだチームを変革するには、キレイ事だけでは不可能なのだ。
もし優勝した後も、讀賣のようにFAで戦力を増強し続ける体質が染み付いたなら、
私は、少なくとも今のようには熱心に応援しなくなるだろう。
今は強くなりゆく阪神を楽しむ。
私にとってはそういう時期だ。


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