2008年11月05日(水)
終わってみれば、結局一番天気のよかった土曜日はお仕事で、
次に天気がよかった日曜日はマダムのお供。
前半、金沢文庫。後半、横浜そごう。
シーサイドラインなるものに初めて乗ったり、猫撮りもできた前半はともかく、
マダムがブーツを物色している間うつらうつらしていた後半がイケナイ。
そして、レイトショーにて「P.S.アイラヴユー」。
一般にヒラリー・スワンクというと、これはもう「ミリオンダラー・ベイビー」なわけだが、
ぼくには「ブラック・ダリア」での悪女ぶりが非常に強烈だった。
「P.S.アイラヴユー」のスチールは、だから、本当にこれがあの彼女なのかと大いに驚いたものだ。
同じような役で同じような演技を見せるきれいな人ではなく、
ヒラリー・スワンクのような人をこそ女優と呼びたい。
翌月曜日、連休中最悪の天候のなか海岸へ猫撮りに出かけた後、
「レッドクリフ」を観に行こうとしてはたと気づく。
地元の映画館では吹替え版しかやってない!
以前、ある映画で誤って吹替え版のチケットを買ってしまったことがあるが、
入ってみたらば子供だらけで、喋る喋る。大人まで喋る。あー、もー、うるさい。
今回はレイトショーなのでそこまでのことはなかったろうが、
とにかくあらゆる意味で興醒めなのだ、吹替え版は。
というわけで、この間に少なくとも2本は映画を観ようと思っていた連休は、
わずかに1本観ただけで終わってしまったのだった。
「ブーリン家の姉妹」、もうしばらくやってますように。