2008年11月30日(日)

■ おっさんの感想やなぁと我ながら思う。

11月の頭に「P.S.アイラヴユー」を観たところまで書いた。
その後に観たのは、「ブーリン家の姉妹」、「レッド・クリフ」、
「ハッピー・フライト」、「GSワンダーランド」の4本。

「ブーリン家の姉妹」。
小説より奇なりな史実。
こういうのは大河ドラマとしてじっくり観たい。
たとえば「ローマ」のように。
続けて「エリザベス」が観たくなった。

「レッド・クリフ」。
完全に包囲した敵の中に、なんで関羽や張飛が
わざわざひとりで立ち向かうのかが不思議。
蛮勇というか猪武者というか。
まー、あの時代は個人的な武勇がイコール将器だったのだろうが。
あと、トニー・レオンがしばしば本郷功次郎に見えた。
誰やそれ(笑)。おっさんの感想やなぁと我ながら思う。

「ハッピー・フライト」。
この場合、観終えた後の高揚感というものが
どうしたって求められてしまう。そういう意味では肩すかし。
けっしてつまらなくはないし、むしろ楽しいのだが、そつがなさすぎ。
おいしい役は寺島しのぶと田畑智子だった。

「GSワンダーランド」。
にこにことサントラ買って帰る自分を想像していたのだが、
そもそも期待しすぎだったのか、遠くそこまで至らなかった。
最も印象に残った曲がラストのザ・フレッシュー・フォーだったというのがイケナイ。
あ、でも、ペダルスチールの入ったバンドは格好よかった。
あと、栗山千明は早くゴーゴー夕張を超えねば。

本日、というか明日も、マダムは東京ドームにてキンキ・キッズ。
ぼくはちょっとお疲れで、好天にもかかわらず終日寝て過ごしてしまったのだった。
連日残業だったしなー。昨日も仕事だったしなー。


My追加?

    2008年11月22日(土)

■ 迷った時は両方買う。

予算168000円で革ジャンを買いに行く。
アメ横に行き、横浜に行き、元町に行く。
その都度切符買ってなら行かないとこまで、
Suicaだとズンズンどこへでも行って、
ホイホイどこででも降りてしまう。

結局、気に入ったものはなく、手ぶらで帰宅。
正確にいうと、手ぶらなのはぼくだけで、
マダムはいろいろ抱えているわけだが。
どうする、ぼくの168000円。
宙に浮いた168000円。

そんな軽い失意の中で知るニュース。
オリンパスの新製品。なによ、このタイミング。
どうする、ワタシ。どうする、革ジャン。どうする、カメラ。

迷った時は両方買う、
というのがウチの家訓であるわけだが。


My追加?

    2008年11月05日(水)

■ 本当にこれがあの彼女なのか。

終わってみれば、結局一番天気のよかった土曜日はお仕事で、
次に天気がよかった日曜日はマダムのお供。
前半、金沢文庫。後半、横浜そごう。
シーサイドラインなるものに初めて乗ったり、猫撮りもできた前半はともかく、
マダムがブーツを物色している間うつらうつらしていた後半がイケナイ。

そして、レイトショーにて「P.S.アイラヴユー」。
一般にヒラリー・スワンクというと、これはもう「ミリオンダラー・ベイビー」なわけだが、
ぼくには「ブラック・ダリア」での悪女ぶりが非常に強烈だった。
「P.S.アイラヴユー」のスチールは、だから、本当にこれがあの彼女なのかと大いに驚いたものだ。
同じような役で同じような演技を見せるきれいな人ではなく、
ヒラリー・スワンクのような人をこそ女優と呼びたい。

翌月曜日、連休中最悪の天候のなか海岸へ猫撮りに出かけた後、
「レッドクリフ」を観に行こうとしてはたと気づく。
地元の映画館では吹替え版しかやってない!
以前、ある映画で誤って吹替え版のチケットを買ってしまったことがあるが、
入ってみたらば子供だらけで、喋る喋る。大人まで喋る。あー、もー、うるさい。
今回はレイトショーなのでそこまでのことはなかったろうが、
とにかくあらゆる意味で興醒めなのだ、吹替え版は。

というわけで、この間に少なくとも2本は映画を観ようと思っていた連休は、
わずかに1本観ただけで終わってしまったのだった。
「ブーリン家の姉妹」、もうしばらくやってますように。


My追加?

  目次とか 前回とか次回とか 掲示板とか