2006年12月31日(日)

■ 実現できたのは最初のひとつ。

月に2本の映画を観、2冊ハードカバーの新刊を読み、
そしてシャッター押すだけの写真生活からの脱却を、
今年も目標にしていたような気がするが、
実現できたのは最初のひとつだけだった。

今年、ぼくは30回映画館に赴き、31本の映画を観た。
これぐらい観ておけば、お気に入りの5本ぐらいは選んでいい。
いいんじゃないかと思う。選んでも。
さすがに10本はおこがましいが。

というわけで、第5位は「間宮兄弟」
妻からは「ひとり間宮」と呼ばれ、
その妻とセットで「間宮夫妻」と呼ばれるぼくは、
たぶん間宮兄弟と同類なのだろう。
まー、不名誉な部分まで似ているとは思いたくないが。

4位。「トンマッコルへようこそ」
あんなふうに終わるしかなかったのだろうか。
もう少し演出のしようがあったのではないか。
などと残念がってしまうほど、途中の幸福感がいとおしい。
ずっと浸っていたかった。

3位。「プラダを着た悪魔」
テンポのよさとアン・ハサウェイのキュートさ、
そしてメリル・ストリープの老練さの相乗効果。
脇を固めるキャラたちもよく描かれており、
どこを切り取ってもおもしろかった。DVD買うかも。

2位。「時をかける少女」
せっかくの能力をくっだらないことに使ってしまう主人公に初め笑ったが、
後半きっちりぐっとくる。ぼかぁ、喉の奥になにか飲み込んだ。
原作をはるかに超えている。

1位。「フラガール」
今年唯一、2度観た映画。
くどくて長くて説明過多な泣かせどころが気に入らないが、
それを補って余りある興奮のダンスシーン。
蒼井優がすごくいい。大好きだ。DVD買う!

でもって、好きになれなかったり、がっかりした5本。
世間の評価はけっこう高いものばかりだったりするのが不思議。
これは順位とかなくて、観た順番。

「THE 有頂天ホテル」、笑いのツボがちがってた。
「嫌われ松子の一生」、主人公の人生が肯定できない。
「ゲド戦記」、テーマ曲以外得るところのない駄作。
「虹の女神」、上野樹里なら「笑う大天使」の方がまだまし。
「メトロに乗って」、都合よすぎ。

ってことで、ではまた来年。
2冊ハードカバーの新刊を読み、
シャッター押すだけの写真生活からの脱却を、
来年こそは実現させたいものであります。

月に2本の映画は、まー、黙ってても観てるでしょう。


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    2006年12月27日(水)

■ 妙な名前をつける困った人だ。

昨夜、キンキキッズの大阪公演から戻ったばかりマダムのもとに、
ジャニーズ事務所からだかファンクラブからだか知らないが、
メールが1通舞い込んだ。「エンドリ、仙台公演決定!」

エンドリとはENDLICHERI☆ENDLICHERIのことで、堂本剛のソロ・プロジェクト。
といっても、バンド名とかではなく、あくまでも堂本剛個人を指す。

だったら、堂本剛でええやん、なにがENDLICHERI☆ENDLICHERIやねんとぼくなんかは思うが、
「エンドリケリー・エンドリケリー」とは誰も言わず、
単に「エンドリ」、よくいって「エンドリケリ」であるという現状は、
ふぅ、妙な名前をつける困った人だなというファンの思いをよく伝えていると思われる。

それはさておき、エンドリ仙台公演。
今まで横浜でしか行われなかったエンドリ公演に6回出向いたウチのマダムが、
これを放っておくはずがない。
仙台。上等じゃないか。行ってやろう。
そこまで行って1度じゃもったいないから2度観てやろう。
そんな意気込みで彼女はいる。

仙台は、ぼくも通過したことしかない。1度は行ってみたい場所ではある。
知り合いだっていたりする。よし、ついて行こう。
って、いつの話だっけ。2月? 3月?
まずはマダムが抽選に当たりますように。


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    2006年12月26日(火)

■ 全部自分で言ってしまいます。

というわけでワタシが、自分のサイトの開設記念日をすっかり忘れていたまるこめです。
なんでわざわざそんな日にと言われつつ、
5年前の12月24日に茅ヶ崎風雲堂はスタートしたのでした。
おめでとう、5周年。ありがとう、5周年。全部自分で言ってしまいます。

ちなみに、海猫伝説は来月23日で1周年。
これは忘れないようにしよう。

 ☆彡

ところで、「スケバン刑事」といえば斉藤由貴のワタクシですが、
ただのセーラー服刑事やん、どこがスケバンやねんとずっと思っておりました。
松浦亜弥版もやっぱりそうなんでしょうか。ていうか、スケバンて死語やろ。
いつのまに、どこで上映されていたのか、まったく気づきませんでしたが。
あー、悪役は石川梨華だったんですねー。それはちょっと観たいかも。わはは。

えっと、なにが言いたかったかというと、
職場の後輩が「スケパン刑事」とかいうなにやらエッチそうなDVDを買ったと、
ただそれだけのことだったりするんですが。

ネタが尽きておりますな、なにやらワタシ。


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    2006年12月25日(月)

■ それは羨ましい人生ではない。

午前中で仕事を終えたその足で、
本日、ウチのマダムは大阪へと旅立った。
京セラドームでのキンキキッズのライヴにために。

でもって、週末30日、今度は東京ドーム公演だ。
もちろん、これにも彼女は行く。
うーん、なんだか凄いぞ、うらるちゃん。

というわけで、マダムのいない家に真っ直ぐ帰ってもつまらないワタクシ、
途中、映画館に寄ってはみたものの、
観てもいいかなーと唯一思えた「犬神家」まで1時間。
その1時間を潰す気になれず、結局食事だけして帰ってきたのでありました。

 ☆彡

12月に入って連日書き続けてきた日記に、土日穴を開けてしまった。
限られた時間はそうでない時間より有効に使われることが
これによって証明されるのである。

だいたいにおいて人は、有り余る時間の前に怠惰である。
限りある時間だからこそ、なんとか有意義に使おうとする。
月曜日から金曜日まで、ぼかぁなかなか勤勉だ。
しかし、土日はぐうたらしている。そういうことだ。
なにしろ起きたの昼 (以下略)。

毎日が日曜日。
それは羨ましい人生ではきっとない。


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    2006年12月22日(金)

■ ミソでオヤジで、たぶんダボ。

「村上春樹がわからない」での検索に引っかかった。
これをキーワードにググられた結果4件の
上位2件がウチだというのには笑ってしまったが、
3番めに「村上春樹がわからないような奴は、
あほっぽいミステリー小説でも読んどけ!! ダボ!!」
とあって、これはちょっと悲しく、薄く笑えた。

というわけで、懲りずに京極夏彦の分厚い本を読んでは
「また駄作じゃないか」とつぶやくダボのまるこめです。
未読の本がなくなって、先日買ったのは大沢在昌「Kの日々」だったりします。
妙な縛りがない分、最近の「新宿鮫」よりおもしろいんじゃないでしょうか。

ええ、ダボです。
ちなみに、今年のベストな1冊は宮部みゆき「名もなき毒」です。

 ☆彡

先日も書いた、ベースボールベアーの関根詩織。
最新のビデオクリップを見て、誰だこれは、
色白の相武紗季か、とぼくは思ったのだったが、
ここでキーワードは「相武紗季」ではなく「色白」だ。

色が白いということに大いなる価値を見出したとき、
ぼくは自分がオヤジ化したことを意識した。
mixiのコミュに「女は白くてナンボ」なんてのがあるのを見ると、
ワ、ワシも入ったろかしらんとさえ思う。

ここで一人称が微妙に変化するあたりが
ミソでオヤジで、たぶんダボなのだろうと思う。


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    2006年12月21日(木)

■ 垂れ流し地獄に落ちる。

やればできるじゃないか、とは思わない。
毎日毎日よくまぁ、と自分でもあきれる。
ほどほどにしておけよ、と。
今月、毎日書き続けている日記について。

他の誰がこんなことをしているというんだ。
いや、毎日書いてる人はいくらでもいて、
その日記というのは、しかも複数だったりするんだが。
尋常ではない。尋常でなくはないか?

さらに理解しがたいのは、
日記のみならず掲示板まで複数おいてあったりすることだ。
なんだそれは。どう使い分けるんだ。
書き込みのあるなしを見て回るだけでも大変じゃないか。

まぁ、別に大変ではないんだろう。
ぼくだって、日替り用と海猫用、
別々に写真をアップしてたりするし。
いや、してないし。日替り用には最近は。
どっちやねん。

大きなお世話というやつだ。
ほっといてくれ。
ていうか、ほっとけ。

書くべきこともないくせに、
とにかく毎日書くことにこだわってしまうと、
こうした垂れ流し地獄に落ちるのでした。


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    2006年12月20日(水)

■ それにしては老けてないか、キミちゃん。

「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし」
先日も触れたソフトバンクのCMの、
あの女の子たちはいったい何者だろうというのが、
目下のところマダムとぼくの、主にマダムの疑問である。

部活帰りのようにも思えるが、
高校生には絶対見えない。では、大学生か。
それにしては老けてないか、キミちゃん。
なんか生活に疲れた顔してるし。

同じくソフトバンクのキャメロン・ディアス。
どのヴァージョンにせよ、これを見るにつけ、
ネスカフェのメグ・ライアンがなんだか悲しい。
最近は、まぁ、日本語まで喋らされて。

近所の映画館で必ずこのCMが流れるのがさらに悲しい。
マダムとぼくとの目下のところの嘆きである。

 ☆彡

今夜、まりむちゃんが「プラダ」を楽しめますように。


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    2006年12月19日(火)

■ 非常にクレバーな判断だ。

先週、続けてオークションに失敗した。
最高額で入札した途端、もっと条件のいいモノが即決価格で出てきたり、
結局店頭価格以上で落札することになってしまったり。

特に後者は悔しかった。
入札してから気づいたのだ。
これより安くで売ってる店って絶対あるよな、と。
調べてみたらば、確かにあった。複数あった。

つまり、5000円ちょいでフツーに売ってるモノに、
ぼかぁ5800円まで出していいなどと言ってしまったのだった。
おーまいがっ。

だが、今ならまだ大丈夫だ。
競争者は3800円までしか出す気がなかったらしい。
非常にクレバーな判断だ。って、おまえが言うな。
現在の最高額は、だから、3900円。

もう誰も上げないでくれ。
誰もこのオークションを見ないでくれ。
このオークションのことは忘れてくれ。
ぼくに3800円で買わせてくれ。

その後4時間、ぼくは念じ続けた。
だが、むなしかった。
お約束の最後の5分になって、
きっちり5800円まで上げられてしまった。
なぜそこでやめる? なんで5900円にしない?
まー、非常にクレバーな判断だ。だから、おまえが言うな。

名前の横に (新規) と書かれているみたいで鬱である。


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    2006年12月18日(月)

■ せいぜい30本なんだよねー。

ナオミ・ワッツ目当てでレンタルしていた「マルホランド・ドライブ」をようやく観る。
始まってからデヴィッド・リンチ作品であることを知り、
うーむ、これは心して観ねばと思ったのも束の間、
前半に散りばめられた断片を整理できぬまま、
後半、「え? えぇ? えぇえ?」ときっちり迷子になってしまった。

迷子になっておきながら言うのもなんだが、これはしかし、なんだか凄い映画だ。
それは後から思えば、「よく思いつくな、こんなこと」だったり
「なんて構成力なんだ」だったりするのだが、
とりあえず初見では「なんて官能的なんだ」と
「すげーな、ナオミ・ワッツ」だ。

 ☆彡

というわけで、最近とみに映画ネタの多いワタクシですが、
109シネマズMM横浜のスケジュールを眺めていたらば、
29日まで「プラダ」も、なんと「フラガール」までもやっていて、
しかも「無花果の顔」もありという大盤振舞い。
ハコ、10個以上あるからなぁ、あそこは。

年内、少なくともあと2本は観たいもの。できれば4本。
それでも年間せいぜい30本なんだよねー。


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    2006年12月17日(日)

■ みんな過大評価してません?

先週日曜日に「武士の一分」を観て以来、この8日間で4本め。
ちょっと観すぎではないかと思われる本日の1本は「王の男」。
いい評判ばかり聞こえてきて、ちょっと期待してたんですが、うむむむむ。
コンギル役、イ・ジュンギに惑わされて、みんな過大評価してません?
「プラダ」の後というのも間が悪かったかもしれませんが。

 ☆彡

関根詩織といえば、映画「リンダリンダリンダ」のベース役。
というか、ベースボールベアーの本職ベーシストなわけですが、
しばらく見ないうちに、まー、すっかりきれいになっちゃって。
というか、化けちゃって。

でもって、「祭りのあと」、かっけー。
いやー、彼らの新曲がイイとはマダムから聞かされていたんですが。
これだったんだ、そうよこれだわ! 買おか、買お!
ところが、近所の店では完売だと。けっ。使えねーCD屋。

というわけで、結局毎月アマゾンのお世話になってしまうワタクシ、
ソフトバンクの「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだから」が
耳にこびりついて離れない今日この頃です。


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    2006年12月16日(土)

■ イイ気持ちになること請け合いです。

挿入歌「suddenly I see」の印象深さともあいまって、
なんだかそそられる予告編だなと思っていた。「プラダを着た悪魔」のそれ。
そして、その本編を、最終日の最終回にようやく観た。
いやー、正解。楽しめた。マダムも連れて行けばよかった。

なにがいいって、話が進むほどにヒロインが美しくなっていくというのがいいですな。
それも、はじめからその美しさを知っている女優さんでないのがいいわけで。
アン・ハサウェイ? 誰よ、それ。初めて見ました。
顔を構成するパーツ、すべての作りのでかい人。大丈夫か、10年後20年後。
余計なお世話だが、おそらく誰もが危惧するところ。

一方のメリル・ストリープ。
少しでも彼女をリスペクトするところのある人なら、
これを観ればさらにその度合いが増すこと必至。

……リ、リスペクト。
初めて使った。
便利なコトバ。
よーし、もう2度と使ったりしないぞ。

というわけで「プラダを着た悪魔」、
アナタの街でもしまだやっているなら、
観て損することは絶対ないです。
ちょっとイイ気持ちになること請け合いです。
さどぅんりあぃし〜

わお。シムズ版もあったりする。こんなのとかこんなの
流行ってるんですか、こういうシムズの遊び方。


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    2006年12月15日(金)

■ そういう一族だったのか。

最寄りの映画館にて、明日から「どうぶつの森」、
「犬神家の一族」、「エラゴン」が公開される。
ラインナップに新たに3本加わるということは、
3本とまで行かずとも、なにかが終了するわけだ。

ところが、本日15日をもって終了のアナウンスは、
サイトのスケジュールを見てもどこにもない。
逆に、しばらく前の「フラガール」なんて、
終了告知が出て以降も延々上映されていたりした。

まー、いい加減つうか、デタラメなんですわ。
ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎。

さて今回、ひっそり終わっていく映画はなにかというと、
明日のスケジュールを見ればいいわけで。
今日あって、明日ないやつ。
……あ、「プラダを着た悪魔」。

というわけで、これからレイトショーに行ってきます。

ところで、これも「海猫伝説」効果か、
先ほど「犬神家」を出そうとしたら「犬がミケ」と変換された。
うーむ。そういう一族だったのか。


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    2006年12月14日(木)

■ 島猫マップというのも当然ありだ。

熱海沖、初島での猫撮りから2週間。
次回は来春、暖かくなり始める頃と当初は考えていたのだが、
どうもそれまで我慢できないんじゃないかという気がしてきた。
いいよぉ、島は。島猫は。

なんてことを思いながら新聞をめくっていたら、こんな広告が目についた。
「日本唯一の島マガジン 隔月刊1月号 780円 島へ。
どうだ。「島へ。」だ。「。」付きだ。モー娘なみだ。いや、それはいい。
しかし「島へ。」だ。すごいな、おい。

なにがすごいって、「移住大特集」、「島の求人と不動産」だ。
いったいどれだけの人を対象とした記事なのだろう。
この国には、島に移住したいと思っている人が千とか万の単位でいるのだろうか。
まさか十とか百を相手に特集組んだりはしないだろう。
しないだろうと思うのだが。

それが通用するんだったら、島猫マップというのも当然ありだ。
まず初島版が欲しいぞ。あと、江ノ島版。

まー、とにかくそういうわけで、今、島が熱い。
ぼくのなかでは、島猫がもっと熱い。


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    2006年12月13日(水)

■ あかん。しもた。そうとちゃうねん。

最近、ぼくの頭のなかでは「18-180」だとか「55-200」だとか、
はたまた「F3.5」だとか「F2.8-3.5」だとか、
そんな数字がぐるぐる回っていたりする。

もう少しわかりやすく、これをカナに変換すると、
「レンズ、レンズ、レンズ」といってるわけだ。

頭のなかをそんなものでいっぱいにしていると、
オークションにて「15000円、1ギガCFカードのオマケつき」
なんてのが新たに出てきたのにも気づかず、
「16500円、オマケはプロテクター」なんてのに勇んで入札してしまう。

あかん。しもた。そうとちゃうねん。
誰か高値更新してっ。


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    2006年12月12日(火)

■ トイレ我慢してたのか?

さぁ、今日は映画観て帰るぞと勇んで出勤してみたものの、
念のため確認してみた財布のなかには千円札が2枚入っているだけだった。
なんだこの財布は。子供の財布か。家出る前に確認しとけよ。
と自分を呪っても後の祭り。

いや。ワタシが貧乏だという話ではけっしてない。
補充するのを忘れていただけ。ホントだってば。
引出しのなかにはちゃんと万札があるんだってば。
それも1枚や2枚じゃなく。ええ、もう、天地神明に誓って。
土日はマダムと一緒にいて、自分でお金払う場面なかったしなー。

というわけで本日の持ち合わせは、財布のなかの2千円と、小銭入れの数百円。
でもって、映画の割引券が1400円。腹ごしらえに750円。ドリンクが250円。
なんか危ない橋渡ってんなー、ワタシ。
拾われても恥ずかしいだけなので、絶対に財布落としたりできないし。

そんなこんなで観た「硫黄島からの手紙」。
「父親たちの星条旗」観てないけど、いいんでしょうか。
よくないみたいですね。もっと知りたい欲求募りますし。
観てても募って、いろいろ読んだりしたくなるそうだし。
知っとかなくちゃね。

しかしなー。ひとつだけワタシは言いたい。
あのなー、こういう映画観といて、
エンドロールが出た瞬間に席立てる奴って、いったいナニ?
トイレ我慢してたのか? ちがうよな。


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    2006年12月11日(月)

■ だからワタシは笑えない。

明日は、マダムは職場の勉強会という名の、実はお食事会。
夕食は各自すませてくるようにというお達しだし、
マダムのいない家に真っ直ぐ帰ってもつまらないので、
またしても映画でも観てきたろかしらんと思う。

仕事帰りに最も都合のいい時間に始まるのは「硫黄島」だが、
下手したら今週で終わってしまうんじゃないかと思われるのは「プラダ」。
しかし、上映時間に1時間20分もの開きがある。猫カフェで潰すか?
っていうか、映画はやめて猫カフェだけにしとくか?

ところで、最近ワタクシは、映画館に足を運ぶたびに便意を催してしまう。
学生時代は、書店に入るたび催していた。
東京まで通っていた頃は、電車が横浜・川崎間にさしかかるたびに催していたような気がする。
それって一番やっかいじゃないかと思うが、
品川とかでしばしば途中下車した記憶があったりする。

「ぼくは胃腸が弱いから」でおなじみの山根君を、だからワタシは笑えない。


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    2006年12月10日(日)

■ よそ行って言わない方がいいで。

鎌倉、獅子舞あたりを撮り歩き、
「プラダを着た悪魔」でも観ようかと思っていたぼくは、
「武士の一分」を観て、圧力鍋を買って帰ろうというマダムに、
結局今日はつきあうことにした。

遅かれ早かれ観る映画だし、
マダムの買い物にはつきあった方が吉。
ほら、その証拠に、映画終わって外出てみたら雨降ってるし、
帽子買ってもらったし。はは。

「武士の一分」はですねー、予想外の大入りでしたね。平均年齢高いし。
ただ、小学生の孫を同伴していた老夫婦はいかがなものかと問い詰めたい。
孫、明らかに退屈してたで。そわそわ動くし、何度もケータイ開いてみるし。
自分たちの希望優先しないで、「デスノート」とか「NANA2」にしとくべき。

帰宅後、家に居残っていた奴1名、「なに観てきたの」と訊くので、
「たけしのいっぷんという映画だよ。1分間の出来事が2時間かけて描かれるのさ」と答えたら、
へぇえとすっかり信じた様子。おいおい。よそ行って言わない方がいいで。


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    2006年12月09日(土)

■ 2年はつきあえないんじゃないかと思う。

アエラロックハードを一通り読み終えた。
東郷かおる子インタビュー、これ、ぼくには非常におもしろかった。

後に彼女が編集長を務めることになる「ミュージック・ライフ」は、
ぼくにとっての最初の音楽誌だった。
インタビューで語られていたCCRやフロイド来日時の記事は、
添えられた写真や、キャプションの誤植とともに、しっかり記憶に残っている。

【誤植の例】
誤 デイヴ・ギル印
正 デイヴ・ギルモア
ちゃんと校正しろよ(笑)!

彼女が編集長になった頃だったろうか、
ここにあるのは芸能であって音楽ではないと、
やがてぼくは「ミュージック・ライフ」から離れてしまうのだが、
10代半ばの数年間、ぼくの音楽生活は文字通りこの雑誌とともにあった。

などと思い返してみると、
こと音楽に限らず、専門誌というのは学校に似ているんじゃないかと思う。
いつか卒業するときがくるのだ、きっと。
しばらく留年することはできるが、はじき出されるときは来るのだ、必ず。

最近、ぼくはカメラ雑誌を手に取ることが多いのだが、
季節ごとに同じテーマが繰り返されてきたことはすでに見え見えだ。
同じレベルの同じ雑誌に2年はつきあえないんじゃないかと思う。

こうしてみると、某巨大匿名掲示板も学校と同じなのだろうなぁと思う。
きみは在学中か。


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    2006年12月08日(金)

■ 家庭内の会話が減少する。

問い。
毎日、日記を書くことの弊害といえば、以下のどれか。

1 家庭内の会話が減少する。
2 家庭内で果たすべき役割がおろそかになる。
3 他の掲示板への書き込みが減少する。
4 内緒にすべきことまでつい暴露してしまう。

 ☆彡

というわけで、アポロさんとこの「狼花 新宿鮫9」に
反応したいと思いながらも果たせぬワタシがまるこめです。
こんばんは。

すでに手許にないので登場人物の名前など失念しておりますが、
あれは本来、中国人女性の自立成長物語として書かれるべきだったのが、
新宿鮫シリーズに組み込まれてしまった……ような印象をワタクシは受けました。

恋人である晶の存在もシリーズ進行の重荷足かせになっているのは明らかで、
作者としてはそろそろ鮫島を殉職させざるをえないのではないでしょうか。
人気シリーズも長引くほどに辛いですな。
パトリシア・コーンウェルの「検視官」みたいに無様なことになりませんよう。

 ☆彡

鼻水猫、可愛いなぁ。

植え込みのなかや、陸に上がった漁船の脇ばかり覗いてないで、
たまには上を向いて歩かないとな。


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    2006年12月07日(木)

■ 思いつきなんて、いつもそうだわ。

YouTubeでかたっぱしから見たマリスカ・フェレスの映像に、
思った以上にしんみりしてしまったワタクシです。
69年、70年あたりの姿が特にぐっときますなぁ、やっぱし。

月曜日にNHKでやっていたキャンディーズの番組をネタに、
などと昨日までは思っていたのですが、
マリスカ逝去の報の前にラン、スー、ミキも沈黙です。
いや、沈黙しているのは彼女らではなくワタクシですが。

ただ、「やさしい悪魔」、「アン・ドゥ・トロワ」、「春一番」が、
ワタクシお気に入りの3曲だとだけ申し上げておきましょう。

 ☆彡

昨夜、ふと思いついたのは、「ソラウミあわ〜」なるタイトル。
「空耳アワー」じゃないで。「ソラウミ」だで。

なんだそれはというと、「日替り一番」の後釜だ。
後釜というか、空と海の写真に特化させた模様替えというか。

猫ばっか撮ってっからね。
他の写真撮れんのだわ。
猫撮りに行ったついでに海とか空とか撮るばっかで。
だったら開き直って、それに特化させちゃろうかと。
で、「ソラウミあわ〜」。

うーん。思いついたときは名案だと思ったんだがな。
「リニュせねば!」、「ロゴ作らねば!」、
「急がねば!」とか思ったんだがな。

こうして書いてみると、どうってことない思いつきだな。
思いつきなんて、いつもそうだわ。ワタシの場合。

 ☆彡

映画を観てから妻が買っていた、東野圭吾「手紙」読了。
うますぎ、そつがなさすぎとの評が多かった彼だが、
これを書いたことで、作家としての立ち位置は変わったのだろうなぁと思う。
楽しくないし、はっきり重いが、意義ある1冊。

家にあった未読の小説はこれにて終了。
明日からは、4冊たまった「カムイ」。
続けて、妻が買ってきた「大奥」。
しばらく続くマンガ漬けの日々。


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    2006年12月06日(水)

■ なおさらぼくには悲しかった。

昨日、一昨日、やたらと「マリスカ・フェレス」での検索に引っかかってるなぁ、
なにかあったんだろうかと思っていたのだが、今日になってから知った。
癌のためオランダ、ハーグにて死去、59歳。
あぁあああ。

マリスカ・ヴェレスとして記憶している人も多いと思うが、
たとえその名を知らずとも、ぼくらの世代で
彼女の歌声を聴いたことがない人は皆無だろう。
「ヴィーナス」や「悲しき鉄道員」のヒットで知られる、
ショッキング・ブルーのヴォーカリスト。

その全盛期、中学生だったぼくには、
ジャニス・ジョプリンよりもグレース・スリックよりも、
すこし後のスージー・クワトロやカレン・カーペンターなどよりも、
彼女はずっと大きく、親しみのある存在だった。
あの声が好きだった。

どれぐらい好きだったかというと、
CD化されたオリジナル・アルバムだけでなく、
曲のダブりにはおかまいなく、目に入ったベスト・アルバムのすべて、
さらには90年代に再結成された際のシングルCDまで買ってしまったぐらい。

唯一のオリジナル・メンバーとして写ったそのジャケットの、
別人のように太った姿が、声にまったく衰えがないだけに、
なおさらぼくには悲しかったが。

ともあれ、合掌。


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    2006年12月05日(火)

■ 言葉なく終わる。

予想通りというか予定通りというか、
何者かに操られるままにというか、
「アエラロックハード」を買ってしまった。

同じコーナーには「大人のロック!」なんてのだとか、
「おやじロック」なんてのまであって、
ぼかぁ、ついふらふらとどちらも手に取ってしまったぞ。
ああ、恥ずかしい。

 ☆彡

先々週だかに買っときながら、まだそんなに寒くなかったので着ずにいたハーフコート、
昨日デビューさせてみたらば、極寒地仕様というか、ちょっと暑いくらいだった。
こんなの着たまま電車乗ったり、お店とか入ったらきっと死ぬな。

そんなことを思いながら帰り支度をしていたら、目ざとく見つけた先輩、
「これは高いだろう。これは高いよ。12万て言われても俺ぁ信じる」
じゃあ、12万ということで。

ところで、土曜日に横浜で買い物した際、
猛烈に「これ欲しいっ!」と思えたジャケットがあった。
スニーカーに関してはしばしばそんな気になるぼくだが、
着るものに対してそういう気持ちを抱くことはめったにない。
「一緒に買い物していてもなにも欲しがらない愛想のない奴」
とまで妻に言われてしまうぐらいだ。

そのぼくがぐっときた。それはもうビビビときた。
それはいい、すごくいいと妻も言った。
値札を見た。358000円。
…………。

言葉なく終わる。


My追加?

    2006年12月04日(月)

■ 880円でなにをうじうじ。

「嘘だ、あいつが毎日日記を書いてるなんて」と一部で評判のまるこめです。
嘘だ嘘だと連呼されるその裏で、時間とネタの捻出にうんうん唸っていたりします。

時間とネタ。まぁ、どっちかというと時間。
ネタについては、連日だってなくはない。
ただし、落ちのない瞬間芸みたいなものばかり。
それをネタといってしまっていいのなら。

というわけで、本日朝一番に目に入ってきたのは、「アエラ・ロックハード」の広告。
「初来日物語」と題されて、ゼップ、フロイド、CCR、GFRなどの文字。
でもって、「10大ギタリスト解体新書」のなかにはギルモアの名が。
そうか、3大でも5大でもなく10大まで拡大すると、ギルモアも入ってくるのか。
ともあれ、このへんはフロイド派70年代者のおいちゃんにはぐっとくる記事ですな。

今日は買わずにすんでいる。
しかし、他の用事で書店に立ち寄った際、
それが目にとまってしまえば、必ずぼくは手に取るだろう。
そして、そこに若き日のジョン・フォガティーやデイヴ・ギルモアが写っていたら、
ぼくはそれを買わずにはいられないだろう。

たかが880円。
なにをうじうじ言っている。


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    2006年12月03日(日)

■ 帰宅後、妻から命じられたのは。

昨日土曜日は、妻と横浜にてお買い物。
横浜での買い物というと、この数年はそごうと高島屋が中心だ。
でもって、たまに元町、まれにみなとみらい。

関内? 行かなくなってしまったなぁ。
そこでメリーさんを見かけたのはもうずいぶん昔のことだ。
思うに、丸井から遠のいた足が百貨店に向かうとき、
人は青春の終わりを知るのだ。って、それはぼくだけか。

で、妻の買い物につきあうだけのつもりだったぼくが、
思いつきのように買ってしまったのは、なんと赤いスニーカー。
それはもう目が覚めるほどの赤。気は確かかと問い詰めたいほどの赤。
実は同じモデルの黄色を夏に買っていた。
大丈夫かワタシ。そんな派手ハデなのばかり好んで。

一夜明けて、本日日曜日。
地元で今度は合成皮革のカジュアルシューズを買っている。
大丈夫かワタシ。そんなに履き物ばかり買っていて。

はたして帰宅後、妻から命じられたのは下駄箱の整理であった。


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    2006年12月02日(土)

■ 持ち物検査をされたくない。

その日のことをその日のうちに、まして遅く帰った夜に書くのは、
やはりぼくにはまだ無理、というか誰にだって難しいだろ、なので、
何度か反芻してみた昨日のことを書いてみる。

さて昨日、熱海沖に浮かぶ初島に猫撮りに行ったわけだが、
出るわ出るわわらわらと、な感じで寄ってくる子のなかに、
漁に使われたのであろう赤い網の切れ端をまとわりつかせた子猫がいた。

どれだけの時間をこんな姿で過ごしたのかは知る由もないが、
首と前足がからまって抜く抜けない状態。
特に深刻なのは首で、早晩肉に食い込むことは歴然、
今だって物を飲み下したりする際には苦しいのではないかと思われた。

ナイフなど持ち歩いてはいないため苦労はしたが、
幸い人に触れられることを嫌がらない子だったので、
絡まった網は除いてやることができたのだった。

身軽になって走り去るその子を見ながらぼくは思った。
やがてぼくが地獄に落ちたとき、って落ちるのか、
まぁ落ちたとして、そのとき天から降りてくるのは、
破れた網なのだろうか、それとも猫の尻尾なのか。
大丈夫なのか、つかまっても。

ところでぼくは、前述のようにナイフを持って歩いたりしない。
というか、そもそもナイフを持っていない。
そのかわりキャットフードを持ち歩いていたりする。
ついでにいうと、5年ほど前からは火も持たない。
かわりにマタタビを持っている。

ナイフを持ち歩く人は少数派とはいえ、
キャットフードを持ち歩く人より明らかに多いだろう。
そして、火を持ち歩く人はマタタビを持つ人の比ではないだろう。
「だろう」じゃなくて、もう絶対に。

持ち物検査をされたくないとぼくが思う所以である。


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    2006年12月01日(金)

■ そして、うひひと笑ったとか。

目標というよりも宣戦布告というやつですか。
「今月はまりむちゃんよりたくさん日記を書く」

分はしかし、明らかにぼくが悪い。
なにしろ相手は、11月の日記なんと24回。
対するワタクシ、わずかに5回。
でもって、10月は17対5。
無謀というやつですな、これはもう。

だが、9月を見てくれ。
まりむちゃん6、まるこめ3。
そして8月。
まりむちゃん0、まるこめ2。
必ずしも勝機がないわけではなかろー。

などといいつつ、戦い初日からさっそくワタシは気づいてしまった。
その日の出来事をその日のうちに書いてしまうことがワタシは苦手だ。
短時間で咀嚼し吟味する能力にワタシは欠ける。

なので、咀嚼も吟味もせぬまま、まるであらすじのように書いてしまう。
いつものように、これまでずっとそうだったように、
端折った挙句に、あらすじのように書いてしまう。

 ☆彡

2週間ほど前から取ってた有給休暇が今日だった。
熱海沖に浮かぶ静岡県唯一の有人島、初島に猫撮りに。
同じ目的らしいうら若き女性3人組と遭遇。
港に着いて早々、多くの猫に囲まれ、なかのひとりが言う。
「わたし、もー、これだけで満足ぅ」

「おいちゃんはなー、あんたたちと出会えただけで満足じゃー。
 猫とか、もー、どーでもいいし」
そしてワタクシ、うひひと笑ったとか笑わなかったとか。


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