母のタイムスリップ日記
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2011年08月31日(水) 余裕を持たないとなぁ


 母は 落ち着いてきて安心して介助できる状態になりつつあった。
「あはは」「ほほ」とよく笑い 言葉も良く出ていた。

会議の予定がありショートステイを取っていたが 日程調整の結果2週間後となり思わぬ余裕が生まれた。

水曜日から母をショートに託した。
念のため医師から処方して頂いた座薬2種も持参 他にOS1ゼリーや牛乳等も持たせた。

ショートに向った日の母は 元気だった。
今回は2泊3日なので これなら大丈夫と思っていた。

ところがショートに入って3時間後に「嘔吐がありました」と連絡が入った。
食後ベットで休息したようで それが引き金となったようだった。
託する時 細かなことを口頭で伝えたのだが…。
対応について伝えて電話を置いた。

以後連絡は入っていないので 落ち着いているのだと思う。

この間 PCに向って依頼されていることの作業をしていた。
これがかなりてこずった。
作業に集中できないのである。
先日 仲間が「いやぁ お尻に火がついても腰が上がらない」と笑って話していて「自分も同じ」と言ったばかり。
自覚はあるので1日で仕上げようとは思っていなかったが 昨夜と言うより今朝の3時過ぎにようやく仕上がった。
ついさっきまで その見直しをしてようやく作業終了。

年を重ねてくると衰えてくるなと思う。
集中力や機動力もそうだが 母の介助も同じだ。
介助に当たる時 ふらつくこと等なかった。
が最近 時折バランスを崩しそうになることがある。
まだ 危険だと感じるほどではないのだが…注意していかなければと思う。
焦らずに余裕を持って行動して行くことが課題だな。

明日は 母が帰ってくる。
その前に 用事ができて外出予定。
そのため今日の内に母用の買い物を済ませて母の食事の下ごしらえをした。

母が帰ったら 先ずはゆっくりお茶のみかな。






2011年08月26日(金) 変わりなく…


 母と暮らす日々に大きな変化はありません。
今日は デイから帰宅して2度「大」排出。
1度目は帰宅して直後。2度目は就寝後。
いいことだと受け止めています。

季節の変わる頃にはもとに戻れればいいなぁと思ってます。

暫く日記の更新をお休みします。
片付かない用事が詰ってきています。
今月中に仕上がればいいなぁ。

気温の変動の激しい日々 皆様お体大切になさってください。


2011年08月25日(木) 手探りの介助


しっかりした表情で起床。
いつものように朝の介助。
朝食もいつも通りに食べ終える。
水分も多めに摂取できた。

デイの迎えがゆっくりめだったので 雨を避けてガレージの中で迎えを待った。バスが来て職員が車に乗せている時 今日も介助してくださる職員の顔をじっと見つめて挨拶されたら頷いていた。

母がデイに出かけている間 買い物をしたり家事をしたりの時間。

母が帰宅した時 強い前屈姿勢だった。
直ぐにトイレ誘導して「大」排出。
その後も前屈が続き 夕食の支度をしている間に母はテーブルに突っ伏して眠っている風だった。
これで夕食はよろしくないと思い 立位して貰って母の部屋へ移動して一旦リセットを図る。寝てるように見えて実はそうではない事は判っている。

ダイニングに戻って夕食介助。
故郷のこと父の事等いっぱい話しかけて 手をマッサージしながら。
しばらくすると返事が返ってくるようになり そのうちに言葉も発するようになり 笑い声も出た。

それなのに…口腔ケアを済ませて食器の片付けをしていたらまた1人の世界に入り込んでしまった。

話しかければ覚醒するのに傍に人がいないと覚醒を保てない。
他力で覚醒を保ってのが精一杯という感じだった。

一時間半後就寝した。直ぐにぐっすりと眠り涎も出ていない。
ケフッもない。

と書いてみたが 夕食前の手当てとしては お腹にアロマオイル 背中にハッカ油 エアコンも強めに…とあれこれ工夫を重ねた。
だから 話しかけやタクティールが有効だったのか 他の理由からかは不明なのだ。
何しろ何が原因で前屈かが読み込めないので…。
95歳という年齢を考えれば 疲れていてちょこっと寝たら回復できたということもあるかも知れない。
状況を探るのは 難しい現実です。

今 娘から「なにわ」に着きましたと電話があった。
久々の大阪だ。
何よりも放射能汚染から距離を取れたことが気持を軽く出来ているようだ。

2度目のトイレ誘導もぐっすりコンで 膝が曲がり歩行しない。
今夜も抱えて休息 抱えて休息の誘導となった。


2011年08月24日(水) 座薬効果…


笑顔で起床。
昨夜は ぐっすり眠っていた。

いつものペースで朝の介助。
膝を曲げて歩行拒否なので よいこらしょと抱えては着地して貰いながらのトイレ誘導となった。
トイレの介助が済んだら 着地して歩行できた。

朝食はいつも通りの量 時間はゆっくり目。
私の目をしっかりと見て 返事し笑う。
今日は 1日良く笑った。
ガスも良く出ていた。
それなのに「大」の気配なし。

訪問リハは 私の体調が悪いのでお休みさせて頂く。
だからといって介護が休める訳ではなくて…。
昼食後の2時間休息後 入浴介助。

合間合間に水分補給や果物を食べて貰う。
今日の果物は 大粒の種無しブドウ。
最初は 一粒を半分にカットして皮を剥いて食べて貰ったが 皮を剥いて丸ごと一粒を食べて貰った。
それでも何ら問題なし。美味しそうに食べていた。

3度の食事の前には牛乳を飲んで貰い 朝夕にはマグラックス200を1錠服用して貰った。

夕食は いつも通りの量をゆっくり目で摂取。
食べ残しもなかった。

食器を下げて 口腔ケアの準備をして母を見ると眠そうな表情で右に傾斜が強くなっていた。
口腔ケア後 トイレ誘導。
「小」の後「大」も排出。
コロッとしている状態から緩めに変わり 嘔吐の不安は消えた。
今日は笑顔が多く 嘔吐の心配は極々僅かだったのだが…。
これは 昨日の座薬と今日の牛乳とマグラックス効果かな?
これくらいなら ショート先でも格別の心配はなさそうな気がする。

母の部屋に移動して洗濯物を畳み 作業が済んだところで就寝。
就寝後も しっかり「小」排出。
考えれば 今日は1日しっかり「小」を排出できている。
量的には 嘔吐前の状態と同じくらい。
水分補給の量も増えた。
湿度が高くなってからは 汗もじわりと出ていた。
これで嘔吐も一段落できたら母も私も楽になるのだが…こればかりは何とも言えない。
我勘ピューターによれば 涼しくなると改善できそう…となっているのだが
我勘も最近感度が良くないから…。

就寝後 涎が多く枕カバー2回替えている。
以後落ち着いてきている。
食べ過ぎたかなぁ。
ガスも結構出ているのだけれど…。


2011年08月23日(火) 様子見


起床時パットが濡れてなくてひやりとした。
が しっかり「小」を排出。
夜間に水分補給したので多少は改善されたとは思うが 水分不足は否めない。
そんな訳で 起床時から水分補給に努めた。

朝食は ほぼいつも通りに摂取できて水分補給も多めに。
幸い 母はしっかり口を開けてごくりと飲み込んでくれるのでありがたい。
それでも口の中に暫く溜めて呑み込める状態になるまで用心深い母。

デイの車に乗り込む時も介助してくれる職員の顔をじっと見つめて挨拶されると静かに頷いていた。

お天気の悪い日が続いたので室内では サーキュレーターを廻して風をあてていたが未だ乾いていない。
浴室で乾燥をかけるのも暑くなりそうで避けていた。
午前中は雨もぱらついていたが昼近くになって雨もあがり ぞろぞろと洗濯物を外に干した。

お昼ごはんを食べて 買い物へ出かけた。
明日はデイのない日なので 少し多めに買い物をした。
でも冷蔵庫に収まっている物で何とかできるのだ。
外出できにくいという状況が買いだめに走らせる。困ったものだ。

家に戻って 荷物を片付ける。
留守の間に生協の荷も届いていた。

程なく母帰宅。
穏やかな表情だった。
午後夏祭りで 冷やし汁粉やたこ焼きなんかを食べたと連絡帳に記されていた。
それでも 帰宅してから果物を随分食べた。
口をしっかり開いて食べるので大丈夫そうだった。
その後牛乳。
そして夕食。
ちょっと食べすぎかなと夕食の量を少し控えた。
食後 マグラックス200を服用。
就寝前 試しに昨日頂いた座薬を挿す。

就寝後1時間近く経過した頃 ちょこっと咳き込んだ。
どうもケフッが出て 枕のカバーが濡れていた。
カバーを取替え 更に1時間後トイレ誘導。
トイレで「小」排出。
他に ガスが何回か出ていた。
この座薬でガスを出して 嘔吐を回避するという提案だったので座薬が有効だという事だろう。
明日まで経過観察。
今後ショートステイに持たせるためには 家でつかってみての様子を知っておく必要がある。

いっとき強かったケフッは2度目の誘導時には治まっていて ぐっすり眠っているのでちょっと安心。

午後から夏らしいお天気が戻った。
昨年は今頃本当に暑かった。今年はちょこっとお休みがあって一息つけただけありがたい。


2011年08月22日(月) ショート帰りの笑顔と言葉


一昨日 昨日とショート先より電話が入っているので どういう状態で帰宅するかと不安だった。
体力的なことも考えて 母の帰る前にかかりつけ医に相談に出かけた。

通院時には経過を報告しているが 嘔吐があったり これまでと違う排便の状態はまだ伝わっていないので その辺の事を中心に相談した。
今回は様子見に 座薬2種類(排便用と嘔吐止め用)を処方してくださった。排便用でうまく行けば嘔吐用は使わずに済む。

夕方前に母が帰宅した。
笑顔を見せて よくおしゃべりをする。
ショート先を出る時には手を振っていたそうだ。
昨日までと比べるといい方に変化しているとの事だった。
今回のショートは入浴なしだったそうで…。

職員の説明では 昨日嘔吐止めを服用したと報告があったが 薬を点検すると使用した形跡がなかった。
直ぐにトイレ誘導して「大」排出。
一昨日も昨日と排便があったとの事で心配なさそう。

テーブルについて 牛乳と果物を食べて貰う。
牛乳は飲んだが 果物は少しだけ。

その後 入浴。
入浴の意志を確認すると頷いたので実行することに。
特に変わりなく入浴できた。
入浴後は 気持良さそう。

水分補給後 夕食。
ほぼ何時も通りの量をゆっくりと食べ終えた。
食後も噎せることもケフッもなく落ち着いていたが眠そうだった。
1時間休息後 就寝。

就寝後のトイレ誘導。
「小」の量が少ない。特に熱が出ている風ではない。
2度目の時に 覚醒していたので水分補給。

家にいる時にも 嘔吐やケフッにひやひやしながらの対応なのでショート先で起きたことは想像できる。
家では 1人で判断し対応するが 施設は忙しいとはいえ 複数の目がある。
家では 自分の親の対応だから自分の責任で対処できるが施設側ではそうも行かない。
介護する側としては いろいろ長短あるのだが…。
母にとっては どっちが良いかといえば細かに対応する家の方が安心だろうと思う。


2011年08月21日(日) 帰宅途中の電話!


肌寒いような気温。
家を出て 洋服の選び方を間違えてしまったと思ったが時既に遅し。

約束の駅に降りると友人の義姉さんとホームでばったり出逢った。
2人で迎えを待った。
私達2人を拾って貰って墓地へと向った。

墓地は平らな所で 友人の家から車で15分くらいだろうか?
私も電車とバスを乗り継げば1時間ほどでいける場所だ。
良かった。これで 話したくなったらひとりで来ることが出来る。

和尚さんの供養の締めに「この札は あの世に通じる携帯電話みたいなものです。是非 子供の心に戻って話しかけてください『雨よ止んで』『お金がない』こんな風に話してください。」とお札を下さった。
1枚1枚手書きされたお札だった。料金を取ることもない。
法要が営まれていた時には激しい雨が降っていた。
が納骨の時にはぴたりと雨が止んで…。
「和尚さんの祈りが届いた」と言う声も聞こえたが 私は友人が「みんな雨降る中ごくろうさま」とパワーを送ってくれたような気がした。

広い墓地の中で友人が眠る場所は彼女が1番好みそうな場所だった。
ご主人は 墓の番号が誕生日の日と同じだったから選んだと言っていたのだが 墓の後方には 紅白の百日紅の木と大きな木が植えてある場所だった。友人は自分の木と決めるほど木が大好き。
夏は「百日紅が咲いたよ」と報告をくれるほどだった。
ご家族は それほど意識していなかったようだが…彼女が誘導したかのような気がした。

それから会食。
お葬儀の時に「お腹に二人目を宿っている」といっていた長女さん。
無事出産して初対面できた。

彼女の家に戻っておしゃべり。
我が家の娘も合流してあれこれとおしゃべり。

夕方の帰り道 またショート先から電話。
少し排便できたが ゼリーを嘔吐したが 夕食をどうすればよいかという問い合わせだった。
嘔吐のあった時間に電話を貰えれば 戻れたが…。
ショート先の方も悩みながらの連絡だったのだろう。
詳しい説明も受けたが…。
「夕食の判断は そちらにお任せします」と託した。
家にいたら 母の様子を見て食べて貰うだろうが 自分で介助できるわけでもないし…。そういうしかない。

家に戻ってから何処まで改善できるか判らない。
母には可哀想だが…。

「後一時間後には帰宅しますので何か起きたら連絡ください」と頼んだ。

その後ショート先からの連絡はない。
職員体制もあるので 余程のことがない限り 電話できる状況ではないのかもしれない。ちょっと無理をかけているのだろうな。

先日 通院して処方して頂いた薬で症状が改善されホッとした。
明日は ひょっとすると母の通院って事になるかも。
嘔吐止めは もう手元に残っていない。
なくとも何とかなるような気もするが…。


2011年08月20日(土) 電話!!


用事が出来て外出。
追加の所用もできて帰りは予定より更に遅れた。

電車の乗換えをしている時ショート先から電話が入った。

排便がないという事でどういう対策を取れば良いか 家族の判断を仰ぎたかったようだ。
今日は 土曜日。
電話を受けたのが5時過ぎ。
いくら頑張ってもショート先に着くのは30分以上必要な距離。
まっすぐ向かっても何の準備もないままでは 用を果たせない。
夜間体制に入ると通常の入り口からは入れない。
明日朝は 8時頃には家を出て 友人の法事に向かう。
まだ 夜間体制の時間だ。

悩む所だが とりあえずショート帰りまで待つことに。
ただ 明日は 夜間体制前には家に戻れるので母の所による予定である。幸いと言うか明日は雨で気温も低い。
何とか母に踏ん張って貰いたい。
自分の都合に合わせて貰う事になるので母にも悪いと思うのだが…。
今 何か特別の変調が起きているという事ではないので…。


2011年08月19日(金) ありがたき雨


むしむしとした暑い朝だった。
まだ薄暗い時間にハッとして目覚め 母のベットをみた。
トイレ誘導を寝過ごしてしまったと思ったのだ。
空のベットに「ショート中だった」とホッとして再度眠りに落ちた。

午前中 気がかりだった介護仲間に電話をした。
在宅で1人で介護なさっている男性。
「おかあさま 如何ですか」との問いかけの後に帰ってきた言葉は…。
「今朝 8時に亡くなりました」と。
それから昨日からのお話を伺った。
普段通り暮しの中で静かに息を引き取られた…そんな感じが伝わってきた。そうはいっても 目の離せない日々だったとは思うが。
人の訃報に接する時 いつも言葉を失ってしまう。
「御愁傷さまでした」のひとことを発するのが精一杯だった。

午前中 自分のための通院。
最近 抵抗力がなくなってきているのか あれこれ起きる。
放置気味なのだが どうにも我慢できない状況で急遽通院と言う事態となる。「もう年なんだから…」と娘の声が飛んできそうだ。

通院の帰りには雨がいっぱ〜い降ったら気温がぐ〜んと下がった。
洗濯物干せないなんていう嘆きも出ない。
涼しくなった事に ただただ「ありがたい」のひとことに尽きた。

家に戻って直ぐに介護者の会に出かけた。
在宅で介護なさっている方の出席はなかった。
入院中のそれぞれの胸中が吐露された。
当事者が言葉を発しなくなっても判っているよねという話で盛り上がる。

会を終えて母の買い物を済ませて家に戻った。
疲れ果ててちょっと横になり 夫が帰宅してびっくりした。
服用している薬で眠りに誘われたのだろう。

急いで食事の支度をして夕食。
食後メール確認していたら 沢山のメールが入っており返信作業。

薬が効いてまた眠くなってきた。
母のショート中に休息を取って備えないとなぁ。


2011年08月18日(木) 母のいぬまに…


朝 ちょっとだけ涼しいうちに…と庭に出て草取り。
夫と自分の食事だけなので 時間はゆとりがある。
食事の前にちゃちゃっと作業。

食事を済ませて 夫を送り出して 門前の鉢植の手入れ。
蔓ものの植物が伸びすぎて…。
鉢が小さくなってしまった物は大きめの鉢に移したり…。
鉢の底から流れ出た土を掃きだしたり…。
丁寧な作業とは言えないが それでも随分とさっぱりした。

ゴミを纏めて門前に纏めて置いて回収してもらう。

洗濯物を干して 掃除機をかけた。
夏物の出し切ってないものを取り出して整理。
母の物 私の物等。夫は仕事で外にでるのできちんとしている。

お昼前にPCを開くと今日の会議に備えた連絡事項が次々入っており慌てた。

作業をしながら携帯のチェック。
ショート先から連絡が入っていないかと…。
特に連絡がないのでホッとしながら…。

午後 会議に向かった。
これまでと作業の手順が違うのであれこれ考えてしまう。

会議は長引きながらも無事終了。
ショート先からも連絡は入っていない。
会議後 仲間とイヴェントのことで話し合いを兼ねながら半分飲み会。

家に戻って着信履歴をみながら 確認すべき時間でもないので明日確認を取ることにした。
そして 仲間に聞いてこようと思ったことを聞き忘れてしまったことに気がついた。今更遅い。

明日は 介護者の会。
手伝いの手も足りない。踏ん張り時かな。

会議でみんな口にしていた「明日から涼しくなる?」
低温注意報 ほんとにそうなるのかな?
暑さの休みも欲しい所なので期待する所だ。


2011年08月17日(水) ショートステイへ


母をショートステイに託した。
機能的低下は明らかだが 言葉は通じている。
「元気?」と聞いたら静かに頷いていた。

きっと気分悪いことはないのだろうと感じて少しだけ安心した。

ショートステイに送り出すにあたり マグラックスと牛乳を追加して嘔吐止め対策も伝えた。
いつもより長い説明と聞き取りとなった。
食事も摂取量をあまり気にせず 本人の様子をみて対応して貰う事に。
そうは言ってもね。家で家族が見るほど個別的に見られる訳ではないことは承知しているので 職員の無理のないところで…とお願いした。

認知症の対策と言うよりも 身体的に弱った高齢者対策が必要となってきているなぁ。

用事が出来て午後郵便局へむかった。
日傘をさして とっとことっとこ。
信号待ちしていたら ご近所さんとばったり出会う。
「気をつけてね」と言われた。
汗を拭いている所だったので熱中症に気をつけて…という意味だったのだろう。ご近所さん 自転車に乗ってこれから長い上り坂を上がっていくのだ。
「あなたもね」と…。
きっと介護の終えた方なので 我が家の灯りをみてどういう1日を過しているのか見えるので心配なさってのこともあったのかもしれない。

郵便局近くに来た時あぶらゼミの声が近くに聞こえた。
振り返ってコンクリートの電柱をみたが姿は見えなかった。
其のまま郵便局に入って 窓口に行くと背中から何かがパタパタと飛び立った。私も窓口の職員も「何事か」と怯んだ。
飛び立ったのは 蝉で日傘か背中にくっついてきたのだろう。
郵便局の中も騒然とした。
「すみません。きっと私についてきたのですね」と謝った。
職員も「いやいや」と仕方ない事と受け止めてくれた。

この時間になっても 施設から連絡がないので無事に過せているのだろう。
そろそろ 私もお休みタイムに…。


2011年08月16日(火) 盆休み?夏休み?


起床時は笑顔を見せてくれた。
トイレ誘導後着替えて洗面 食事介助。
デイの迎えは ゆっくりの今日だが 何時も通りに起きて貰う。

食後は いつもの薬+マグラックス200半錠。
水分補給も多めに。

迎えの車に乗ってデイへと送り出した。

食事のペースはゆっくりとなって来ているが 施設を出る年の様子と比べると摂取量はまだ多い。
姿勢保持も時折崩れるが まだいい方だと思う。

でもきっと体力は下降気味だと感じる。

母のいない間に娘に車を出して貰って買い物に出かけた。
当てにしていた所に希望の物はなくて 結局別の場所へと移動した。
何とか購入できひと安心。

早目に動いたので生協の荷受も無事できて 母の迎えにも間に合った。

帰宅して直ぐトイレ誘導。
以前ならマグと牛乳を併用したら間違いなくゆるゆるになる筈でデイで排出してしまわないだろうと心配していたがそういうことも起きていない。
家で「大」排出。

それから直ぐに牛乳を飲んで貰い その後パパイヤを食べて貰う。
暫くして夕食。
ゆっくりだが順調に食べ終えてホッとした。

夫も帰宅したので大急ぎで夕食の支度をしてみんなで夕食。
母も同じテーブルを囲んで貰ったがどうにも眠そうだった。
食事が済んで口腔ケアを済ませて トイレ誘導して就寝。

就寝後のトイレ誘導遅れ気味ながら「小」排出できている。
明日からショートステイの母。
いろいろ気になるが 溜まっている仕事があるので予定通りの利用となるだろう。
友人が亡くなって間もなく1年。
ついつい語りかけ「ねぇ どうしよう」と問いかける日々。


2011年08月15日(月) 母の好みは…


機嫌よく目覚めた。
今日も早目に起きて貰って水分補給から始まった。
後はいつものペースで…。

朝食は控えめの量。
朝食後の投薬はいつものに+マグラックス200半錠。
朝食時には牛乳も70cc。
水分だけは 多めに。

デイの迎えが来て送り出した。
にこやかな笑みを見せて出かけて行った。

この所連日 こんな感じで排泄・嘔吐・水分対策が中心である。
それでもこの所言葉も少し増えて来ているような感じもする。
でも良く考えるとこれも「お願い。いっぱいお話してね」と母に話しかけた結果でもあるような気もする。

夕方デイから帰宅。
送りが定刻より5.6分早かった。
既に夕食の支度が済んでいたので良かったが…。
前回も書いたがこの5分って結構貴重。
今日は買い物に出ていなかったいいが…外出していたら慌てるだろうなぁ。

母はちょっと渋い表情。
職員から「入れ歯遊びがあった。入れ歯の皹のせいではないかという指摘もあった」確かにそれも要因のひとつかもしれない。
でも気分が優れない事も要因だと思う。

家に入って直ぐにトイレ誘導。
直ぐに大量排出できた。
「我慢してたんだね。大変だったね」と話かけた。
母は私の腕を擦ってくれた。
「ありがとう」と言うと頷いていた。

それから 水分補給に牛乳70cc。マンゴーを半分食べて貰った。

そして夕食へ。
量は控えめだが するすると食べていた。
今日は「かも茄子の揚げ煮」とお刺身と具沢山の味噌汁とトマト。
1番喜んだのは茄子の揚げ煮だった。
やっぱり基本は油物が好きなんだなぁ。

就寝遅れ気味だが とても眠そうで直ぐにzzz。
就寝後のトイレ誘導も熟睡しすぎて起こすのが可哀想で…少し遅らせて誘導した。
眠れるという事は安心と思っている。

今日もやっぱり暑かった。
夜になっても暑い。





2011年08月14日(日) 折角の訪問なのに…


 昨夜は トイレ誘導の度に「大」少量ずつ排出。
今朝は 久しぶりに意識がはっきりしていた母。
いつも通りの時間に起床して 何時ものように朝の支度。
一番先に OS1ゼリーで水分補給をはかった。
2口目の時に「ありがとう」とはっきりした言葉でお礼の言葉が聞かれた。
だが 食事介助が後半になってくるとどうもつらそう。

これは 昼も夕も同じ。
おやつのバナナと水分補給だけは 催促があった。

騙し騙しの水分補給。
今日も精一杯でトータルで1800ccくらいだろう。
「小」の量は適量。

食事後半から食後にかけて「ケフッ」とする。
その時にはとても不快そうである。
そんな訳で食後のトイレ誘導は負担をかけないようにそうっとそうっと介助している。
介護案内人の様子に合わせて…。

夏を乗り切れば 少しは安定するのだろうか?
どうも今 介護の岐路に差し掛かっているようなそんな気もしてくる。

アロマが効いているかもしれない。
お茶は 飲み込みがゆっくりで少しづつなので あまり期待できない。

アロエを購入してあるのだがこれも食べて貰う機会がない。
傷むので自分達のお腹におさめることになりそうだ。

昨日の入浴は汗を流すのみだった。
今日は しっかりと洗う。
酷い汗もかいていないが 垢はかなり出た。
特に変わることなく入浴できた。
浴室に外気を入れて 更に脱衣室からサーキュレーターで風を送り涼しさを維持。お湯の温度は体温よりやや高めにした。
湯上りも汗も出ず とても涼しそうだった。

夕方 姪っ子の子供が遊びに来た。
一人旅で 娘の家に一泊予定。
我が家には明日来る筈だったが 帰路のことを考えて予定を変えたようだ。「また 遊びに来ておばちゃんの遊び相手になってね」とお願いした。
只今小学六年生。
母と逢って貰ったが 子供好きな母も調子がイマイチで笑顔もなく残念なことだった。


2011年08月13日(土) 微調整しながら…


昨日から 娘が母の為に取り寄せてくれたドイツ製のアロマオイルとハーブ茶を使って様子を見ている。
嘔吐止め…。

まだ何ともいえない。
今日も1日 ケフッとしておりひやりとする場面があった。
でもセーフである。
食事は 母が食べたいだけ食べて貰う。上限はあるが。
母を見ていると「食べたい」という気持が見て取れる。
ひょっとして空腹ゆえのケフッではないかと気になったりもする。

排泄も牛乳とマグラックス200と果物で調整し小石状態ながらも毎日適量分は外へと排出できている。

水分不足気味は否めない。
最低量は摂取というところだ。
これまでは 300cc入るカップを一回で問題なく飲めたが今は 少しきつい。残量が80cc位かな。
牛乳やハーブ茶をとりれているので多少補えていると思うのだ。

ここ数日は 茶目っ気たっぷりの表情が見受けられる。
昨日等は 人差し指で鼻をほじり 目が合ったら「あはっ」と笑う。
此方が鼻をほじるマネをしたら また「あはっ」と笑う。
つまりは 自分のしたことも判っているし 真似されたことも判っているという事だ。
今日は 昼過ぎ眠くてたまらなくなって「ちょっと寝るね」と食卓テーブルに突っ伏した。その時も母は頷いてくれ 突っ伏した頭が母の前にあるのでそうっと撫でていてくれた。
15分ほどだったが 静かに待っていてくれた。

お風呂から上がって体を拭いている時も頭を撫でてくれた。

母の1日は サイレントに近い。
此方からの言葉だけが響く感じだ。
そういう1日でも お互い分かり合っていると感じられる。

昨日 外出の折ご近所の介護仲間とばったり出逢った。
「いやぁ 今朝心拍数が90を越えてね。夫をデイに送り出したら60に戻ったんですよ。介護は嫌ということもないのですけれど…やはり介護ストレスですかね」と話して居られた。
介護ストレスというものは 嫌だからという時もあるだろうけれど 目が放せないという緊張の連続ということもあるとおもう。
自分にも心当たりがある。
母を在宅に戻し暫くは デイの利用もなかった。
ようやくデイが使えるようになって送り出した時 気持がスッとしたことをはっきりと覚えている。
母と過ごせるようになりとても楽しかったのに…だった。

就寝後の母は 落ち着いている。
トイレ誘導も順調だ。


2011年08月12日(金) イマイチだけれど…


起床時の母は いまひとつと言う雰囲気。
ゆっくりゆっくりトイレ誘導して 着替えて洗面。
その後朝食介助。
早目に起床しても様子をみながらなので時間がどんどん過ぎていく。
朝は時間との勝負でロスタイムは厳しい。

こういう時は デイをお休みしてゆったり過せばいいのだろうが 此方の気持がそう行かないのだ。

食後の投薬が済んで一息つこうとした時デイの車がきた。
おそらく5分ほど早い。
わがままと判っているけれどこの5分は貴重だ。

母を車椅子に移乗してデイへと送り出した。
いつもは外出用の靴に履き替えるが 今日は上履きで出かけて貰った。

母が帰って来て 朝同様 いまひとつと言う雰囲気。
トイレ誘導したら「大」排出。小石の形状だが少なくはない。

水分補給して 夕食。
支度している間 テーブル叩きがはじまり トイレ誘導したり様子を探ったりしてゆるりと食事介助をすすめた。
食べ終えて 近所の床屋さんに明日の開店時間を聞きに走った。
「朝は 開店前にお客さんが並ぶ事が多い」と言われた。
「今 いいかしら?」と聞いたら「いいですよ」との事で家に戻って トイレ誘導後車椅子で出かけた。

何とか綺麗さっぱりとなって家に戻ったのが8時過ぎ。
それから口腔ケアを済ませて トイレ誘導して就寝。

自分達の夕食の支度が未だで 急いで秋刀魚を焼いた。
大根おろしにカボスを絞って。
脂がのって 美味しい秋刀魚だった。
今日お店で秋刀魚を2尾にするか3尾にするか迷った。
小骨が気になって 母には鯛の潮汁にかえたのだった。

就寝後のトイレサインは少し送れ気味。
眠そうながらトイレ誘導できた。

イマイチながらの1日だったが 母の踏ん張りで何とかセーフかな。


2011年08月11日(木) ついつい


午前2時近く就寝しようとしたら 母がもそもそ動くので早いけれどトイレ誘導した。そこで「大」排出できた。

今朝も早目に起床して貰い ゆとりのある動きができた。
食欲も普通。水分も充分摂取できて ゆったりと休息を取ってデイへと送り出した。
朝からジリッとした日差しである。
デイでは「夏祭り」だと言う。

家事を済ませて ちょこっと休息した。
PC作業もあるのだが どうにも気が乗らない。
そこへ介護仲間から電話があった。
「特養入所できました」ということだった。
此処に来るまでの長い道のり…徘徊もあり 夜間の格闘もあり レスパイト入院後 老健2ヶ所を廻ってようやく。
それも1年前に別の特養から「そろそろですので…」と聞き取り調査があり
その順番も来ないうちに別の特養から順番がきたということで入所できたのだ。
男性の入所はベットが少ないのでなかなか順番が来ないのが現状なので良かったなと思った。

この方とは 夜間長い電話を何回かしたなぁ。
高齢者でご自身も体調不良でなかなか厳しかったと思うのだが「仕方ないですよねぇ。あはは」となかなか明るい方だった。

午後は買い物に出かけた。
照り返しの強い道を汗だくでとっとことっとこ。
幹線道路の長い信号待ちではコンビニに逃げ込んだ。
それだけでもちょこっと汗が引いて元気が貯蓄できる。

買い物中 アイスに手が伸びた。
普段は殆ど食べないが…暑さで…。
バスで家に戻ったがアイスは…溶けかかっていた。
急いで食べて涼んだ。

夕食の支度を済ませて母を迎えた。
直ぐにトイレ誘導して「大」排出。
これがまたコロコロに逆もどり…。
おやつ代わりにプラムと牛乳少量。

その後夕食。
いつものペースで食べ終えた。
食後 水分補給とデラウエアをひと房。
美味しそうに食べていたがこれが余計な一品だったみたいで 就寝前にはケフッとしていた。
休息後就寝。落ち着いて寝てはいるが ちょっぴり気になり様子見はいつもの倍。 就寝後のトイレ誘導でガスが出ていたのでひと安心。

夕方 雲に覆われて雷がなって雨が降った。
降雨量は少なく 夜になっても 気温は下がらず。
今夜も暑そう!
何だか 暑さだけに気をとられている感じだな。


2011年08月10日(水) 安心の1日


デイのない今日は 母と過ごす日。
いつもとほぼ同じ時刻に起きてもらう。
夫に朝食の配膳をしながら「う〜ん 今日は動きたくないあ」と朝から愚痴を零した。
「行かなければいいでしょ」と予想通りの言葉が戻ってきた。
自分で言ったのに 自分でも判っている答え。

1日家でじとっとしているより 変化のあったほうが母には良い筈。
気持を起こすために 出かける準備を先にした。

それからトイレ誘導。
「大」排出で 外出へ背中を押された感じ。
外出画面どうと思うのは 嘔吐・排泄もある。
それが ほぼクリアされたのだ。

朝食は無理をせず 食べられる量のみで様子を見る事にした。
そして車椅子を押して外出。
町内の集会所でサロンが開催される。
準備やあと片付けの手伝いはできない事 早目に連絡した。

集会所の前で サロンに立ち寄るご夫婦と男性と一緒になった。
段差があるのを気にしてくださり乗り込むのを手伝ってくださった。

「いやぁ 髪が黒々していますね」「自分の母より年上なのに姿勢も保持できてシャンとしていますね」とひとしきりお褒めの言葉を戴いた。
母の耳にも届いているのだろう。
普通に暮らしているいる方々に囲まれるのも普段はないことだ。
いつもと違う活き活きとした表情のように感じた。
認知症と言えども 其の場所で仲間として認めて貰える…。

認知症になってもこういう場所に来て大丈夫よ。
見守りは必要だけれど 閉じ篭らない方がいいよ。
見たとおり 大変でもないでしょ。
そんな想いが伝わればいいなと思う。
ただ外出するまでの億劫さはあるのだけれど…。

みんなで歌を唄っていたら母もニコニコと聞いていた。

皆さんのお話の輪に入りながら母とともに楽しめた。
参加者のお1人が デジカメで撮った画像をサウンドつきのスライドショーに仕上げた作品を持参して見せて頂く。
おそらく70代半ばで 自力でPCを学びスライドショーもできるようになったそうだ。とても素敵な作品で一同ため息。

サロンを途中で抜けて家に戻り トイレ介助して昼食。
食べ終えて落ち着いた頃療法士さんが見えた。
いつもは 傍でずっと立ち会うが今日は 昼の後片付け等も冴えて貰った。

リハを終えて 休息後入浴。
にこにこ笑顔で入浴できた。

水分補給しておやつを食べて貰い 夕食の準備を始めた。
待っている間も「あはは」と良く笑う。
とても気分が良さそう。
久しぶりにベストな状態のように見える。

夕食中も良く笑いよく食べた。
主食控えめながら完食。
夫も帰宅して休息の間 夫の手を握りながら過していた母。
夫も手を離して…と言い出せず ずっと母がするがままに応じていた。
こんなことは滅多にある事ではないので写真を撮っておけばよかったのかも知れない。

しかし今日も暑かった。
今尚 フワフワと暑い空気が揺れる感じだ。

食後の休息後就寝。
直ぐにzzz。
噎せや咳き込みもなく穏やかに眠っている。
トイレ誘導も順調である。
何よりガスが良く出てこの分だときっと嘔吐もないと思われる。


2011年08月09日(火) 山は越えても…


少し早目に起床してもらった。
居室の椅子に移乗して 少量のゼリーを口にして貰った。
早めに水分摂取が目的。
覚醒と出来る限り多めに水分を摂って欲しいから。

着替えてトイレ誘導。
そして洗面 朝食介助。
今朝はいつもの食事に冷たい牛乳を80ccほど加えた。
後はほかほかの食事に適温の焙じ茶ゼリー。

早目にスタートして 時間に多少ゆとりが出た。
門前の鉢植に水遣りをして 母を玄関前へと移動してもらおうと思ったところに迎えの車が着いた。
慌てて玄関に移動。母はたまったものではないだろう。
「ごめんごめん」と謝った。
それでも にこやかにデイの車に乗り込んで出かけた。

お昼に業者さんの訪問を受ける事にしたので 夕食の下ごしらえを始めた。片付けをしたりしていたら業者さんが見えてあれこれ話を伺う。

昼食後 チャリで買い物に出た。
最近 チャリで買い物に出ることは少なくなっていた。
駐輪場に行ってびっくりした。
チャリが駐輪場外に溢れていた。
それでも諦めず中に入ったが とても止められる状況になかったのですごすごと別の駐輪場へ移動。
此方は空きがあった。
スーパーも近く此方が便利なのに…と思ったが こちらは買い物に利用するなら1時間は無料でそれ以上は有料となるからだと気がついた。
始めからこちらにしておけば良かった!
夏休みなので公営の駐輪場は利用率が高いのだわ。

くるくると廻って必要な物を購入して汗だくになって家に戻った。
生協の荷受をしてちょこっとひとやすみで冷茶を飲んだ。
程なく母が帰宅。
鼻水が出ていた。連絡帳をみるとデイにいる間鼻水が多かったと書いてあった。
風邪ではない。おそらく消化器系からのものだろうと思う。

お腹が空いていると言う反応なのでバナナと水分補給。
それでちょこっと落ち着いた。
その後大きなプラムを食べて貰う。

夕食となって いつもより気持少なめの量にした。
食事に要する時間は短縮された。
その後トイレ誘導。
期待通り「大」排出できた。
もう小石の様ではない。かといって下痢ではない。

暫くは 朝牛乳少量 夜マグラックス200で 後は野菜や果物の繊維質で対応していこうと思う。

立秋となった。
夜になっても蝉の鳴く声が聞こえる。
にいにい蝉 くま蝉 みんみん蝉 あぶら蝉 かなかな蝉…揃ったなぁ。
昼の暑さも夏らしい。
いよいよ夏到来と言う感じだ。

長崎の原爆追悼…。
市長の平和宣言にウルッとした。

就寝前の母 鼻水たらり…。
あぶないあぶない…。
就寝後もコホンとしてヒヤリ。
でも1度きりで消えた。
トイレ誘導も順調だ。

昨夜は ジャンクを聴いていて3時近くまで起きていた。
眠くならなかったのだ。
そしてうつらうつらして4時ごろに目覚め 5時ごろに目覚め それから熟睡。6時で目覚ましが鳴り 止めては鳴って止めては鳴ってを繰り返し
「いい加減にしろおおお!」と自分を叱咤してようやく起きたのだった。

今日もまだ眠くならない…。
でも眠ろうと思えば眠れそうな感じがする。


2011年08月08日(月) 食欲に合わせる不安


母は「元気印」と太鼓判を押せる保障はないけれど デイに向かった。
体温は平熱。食事も水分もほぼいつも通り。
元気の感触は 昨日ほどではない。
でも普通と言えば 普通。

この心持ちを 介護している人なら「うん」と判って貰えるだろうか?
デイに送り出して迷惑をかけないか?
母自身大丈夫だろうか?
そんな想いが交錯する。

母を送り出してからは何時デイから電話が来るだろうか…とちょっとドキドキ。おそらく 母が家にいても 目の前の母の変化が気になるだろうからドキドキは 行っても行かなくても一緒なんだろうと思う。

今日は 約束があるので駅前まで出かけた。
出かける直前 介護仲間から電話が来た。
用事が済んだら此方から電話をさせていただく事で了解を頂く。

約束の場所でのお話は予想より長くなった。
介護と医療の連携の課題…そこに家族の意見がどんな形で入り込めるものか…。此方が考えようとしていた事と少し違うような気もした。
いずれ何処かで同じになるだろうが 入り口は別と言う感じ。
ちょっとした隙間で介護者の想いを吐露するのも良いという感触だった。

話し終えて 介護仲間に電話した。
とても複雑な想いがした。
訳あって入院中。急性期が過ぎたので退院の方向に動き出したが紹介先の施設に行くのは嫌だといい 今の病院に入院続行中。
別の治療を見出してくれて 入院続行できるようになったばかり。
それが 今度は病院不審。
直ぐにでも施設に移動したいと言う希望。
この不信感を直接現場担当者に正したいと言われた。

揺れる気持は良く判る。
でもこの先 施設に移って退所を迫られる可能性が高いと思われる。
今の治療は 本人にとっても必要な事で…。
介護仲間の話を暫くお聞きした。 
お聞きしているうちに 家族の気持と本人に必要な事を整理できたようで「自分はこういう欠点があるのです」と話されて「少し落ち着きました」という言葉を聞けた。

いろいろな問題が絡んでいるのでなかなか難しい。

買い物をして家に戻り 夕食の支度を始めた。
程なく母帰宅。
不満げな表情である。
「具合が悪いのかな」と迎え注意深くトイレ誘導。
空振り。でも不満げな表情は消えた。

水分補給と軽くフルーツと思って種無しブドウを食べて貰った。
これがするすると入る。ひと房を食べ終えた。
食べ終えて今度は テーブル叩きが始まった。
時々母の傍に行きながら 夕食の仕上げをした。
気分が悪そうでもない。
「それでは これでしょうか?」とバナナを食べて貰ったらパクパクと。
どうやらお腹が空いていたようだった。

夕食介助を始めたら 順調に食べられた。
今日も食べすぎの感がある。
母の食欲に合わせすぎるのも不安が残る。

食後は落ち着いて静かに片づけを見守ってくれていた。
母の部屋に移動して食後の休息を取っていたら「まだかぁ」とポツリ。
「あと少しね」と返したが…。
「早く寝たい」と言う意思表示だったのかは不確か。

でも就寝したら直ぐに寝息をたてていたので 眠かったのは間違いない。
就寝後のトイレ誘導も順調。


2011年08月07日(日) ふう〜”これで安心かなぁ


今朝は 全面笑顔で起床した母。
久しぶりのいい感触。

朝食も昼食も口を良く開けて食べてくれていつものペースで食事ができた。
嘔吐の不安はほぼ消えた。
嘔吐止めの薬も使わず数日が過ぎた。

しかし「大」が問題だ。
朝と昼 牛乳とマグラックス200を使った。

お昼前に入浴介助。
笑顔で入浴し体もしっかり洗えた。
安定しており特別大変なこともなかった。
やはり夏場は椅子に座って体を洗えるので助かる。
洗ったあとでゆっくりと湯船に浸かるのが自然だものね。

夕方前「あ〜!」との叫び声。そんなに大きくないけれどでも小さくもない。
そこでトイレ誘導してようやくホッとした。
母には 少し辛かったと思うが お腹のガスの出にくい状態が続くのも辛かろう。小石の物からようやく開放された。

油断は禁物で その後もプラムとかりんごとかを食べて貰い水分もしっかり補給した。
母は 暫く腹痛があったようで辛そうだったが落ち着いてくると穏やかな表情となり 夕食まであれこれおしゃべりして待っていてくれた。
「〇ちゃん 良く頑張ってくれたねぇ。ありがとう♪」と言ったら…。
「んだがぁ?」…「そうか」と言う意味…と返事してくれた。

これで母も心地よく過ごせると思う。
私も大いに安心できる。

夕食は たっぷりの野菜の入った味噌汁。これにゴマクリームを足してコクを出した。小さなコロッケとインゲンのクタクタ煮。冷奴。トマト。
どれも良く噛んで食べていた。

嘔吐があったので摂取量を減らしたので便秘となったのだろう。
でも何れまたこういうことは起きるだろう。避けて通れない。
今日駄目だったら 便秘薬も使おうと思っていた。
センナ茶も使おうと昨日はネットであれこれ調べた。
センナ茶は だんだん効かなくなるとも書いてあったので便秘薬同様注意深く使う必要があるのだと知った。

医療機関のお世話になっても結局は嘔吐止めと胃腸薬が処方されるのだと判ったのでじっと我慢して 今あるもので対応した。

夕食後のマグラックスは中止した。
でも便秘予防のため明日朝は 使おうと思っている。
心配がなくなったら服用をとりやめて行こうと思う。


2011年08月06日(土) いまひとつかなぁ


 家でのんびり過す日。
娘が買い物の助っ人にやってきた。
とりあえず ストックしておいた方がよいものをお願いした。

毎日の買い物と母に必要な物とを一緒に購入は 移動の時間が多くなる。
ネット購入も視野に入れているが…まだ実行していない。
いや 必要な時にはネット販売も利用はしているが介護用品に関しては…という事である。

今日も無事過せた。
朝と夕方 何となく不安定になる。
起床を早めて ゆったりしてから朝食がベストだろうと思うのだがなかなかそうできない。私の気持次第かな?

今日も果物を取り入れて…。
そしてマグラックスも3回服用。
以前は 乳製品と併用したら確実に下痢だった。
でも 今日も乳製品との併用だが固いままだ。
使い始めて数日経過しており その間に適量排出できているのにまだ小石状態である。水分摂取も問題はないし…。
200の2回を3回にしたので 明日どうなるか…。

夕食前後に乳製品も使って 食後少量よりやや多めに排出。
食べる量も普段に近い量になっている。
休日に調整できればいいが…なんとなく続きそうな感じがするのだ。

今日は 私の腕に掴まって貰って立位維持をやったり 手引きで歩行して貰ったり…。あの手この手で運動を試みた。
腹圧をかけることと筋力維持の2方面を考慮しているのだが…。
足を使わないと筋肉も落ちてくるし…。
無理のない範囲で母に協力を願った。
トイレでも歩行でも終われば「頑張ったね。ありがとう。偉いねぇ」は必ず伝える。反応が薄い時でも この言葉には必ず深く頷くのだ。
元気なものから考えれば たいした事でないのだが母にとっては 私達の重労働と同じくらいなんだろうと思えるから。
95歳 認知症と診断されて20年余の母にしたら良く頑張っているのだと思うのだ。
椅子に座っている時に話しかけても反応を見せないのに「歩くよ」と言葉を掛ければ頷いて足を前に出す。
声は届いているのだろうけれど…。


2011年08月05日(金) 1歩1歩 前へとのつもりだが…


今朝は 気持良さそうに起床した。
でもお腹の中は 小石のように詰まっているんだ。

トイレ誘導で「大」少量。
着替えて食事。
いつもの量より気持控えめに定時間で食べ終えた。
口をしっかり開けて良く噛んで食べられるようになってきたという事だろう。
いつもの薬+マグラックス200を服用。

デイの送迎は小型車だった。
ちょこっと遊びに出かけるような感じ。

洗濯して食事して夕食の準備を途中までして20分ほど眠った。
横になれば眠れるので助かっている。
電話で目覚める。
一瞬「デイから?」とひやりとしたが違っていた。
医療と介護の連携についての会議の参加要請だった。
詳しい事は 月曜に此方まできて説明してくださるとのこと。

今 纏めようとしていることもその事なので丁度良いのかもしれない。
それにしても…まだ手を付けていない。
そろそろ始めなくちゃだわ。時間はあっという間に過ぎてしまう。
これで母にアクシデントが起きたらお手上げになってしまうのだから。

午後電車に乗って買い物に出た。
八百屋さんに「貴陽」が出ていた。
普段は購入することもないが母に食べてもらう事にした。
住んでいる地域の店頭でまだ「貴陽」はみかけていない。
買い物場所を替えてマンネリの食材の脱出を図る。

地元に戻って再度お店を物色。
ちょこちょこと買い足して帰宅。

母が戻ると直ぐにケアマネさんが見えるので 大急ぎで夕食の支度をした。洗濯物を取り込んで 鉢植に水遣りをしていたらデイから母が帰ってきた。

母は目を瞑って返事もしなかった。
が玄関の上がりかまちに腰をおろすとパッと目をあけて頷いた。
自分の場所を確認できたのだろう。

直ぐにトイレへと誘導して「大」排出。
小石纏めて…という感じ。
マグラックスを毎日使っていてもまだ小石のような物である。
母も厳しいだろうな。
夏場で水分が汗に取られてしまっているのだろうか?

一段落して母の部屋に移動し早速「貴陽」を食べて貰った。
完熟なのでスプーンで掬って丁度良い具合。
一口食べて 私の顔を見てにっこり笑う。

そこにケアマネさんが見えた。
ケアプランの確認である。
プラス 少しだけ四方山話。
介護仲間のことで確認した事がありその後の経緯を伝えたのだった。
教えを請うたのでその報告はしておいた方が親切だと思うから。

ケアマネさんが帰られて夕食開始。
それまで静かだったのにテーブルを叩き始めた。

「気分が悪いの?」と聞いてみるが返事らしい動作は返ってこない。
夕食を一口運ぶとにっこり笑顔。
お腹が空いていたんだな。食事開始はほぼ定刻からだ。

口の中に食べ物が入っている時には まだまだと言った風に手を振る。
意思表示もしっかりしている。
1時間に満たない時間で 定量を食べ終えた。
これなら きっと大丈夫だ。
まだコロコロしている「大」なので マグラックス200を服用して貰った。

就寝前のトイレ誘導で 再度「大」排出。
貴陽とマグラックスの効果が出たのだろう。
でもまだ小石のような物である。

少し安堵して就寝して貰った。

就寝後のトイレ誘導も順調で気分は悪くない様子。
誘導後ベットに戻っても直ぐにzzz。

そういえば 嘔吐のあった頃は 眠りが浅かったかな。

嘔吐予防に使った製品がある。
ひとつは 北海道産の薄荷油。これは お腹や背中に塗る。
薄荷の結晶もあるが まだそれは使っていない。
その代わり セラピー商品で 輸入物を使用した。
数滴口に入れる。

娘が置いていったもので「充分使えるから…」と言われた。
試しに自分がなめてみたら スッとミントが広がった。

そこで 就寝前・就寝中等適宜使った。
嘔吐しないような食事をするとともに 他に気分良く過せるために工夫した。

またいつおきても不思議ではないので 注意して行かねばならないのが現実である。
とりあえずの目標は コロコロの解消だ。
食物繊維と水分と 後は薬の力を借りながら…。


2011年08月04日(木) 後ひと踏ん張りかな?


夫が早目に家を出たので ベットで目覚めてた母も早目に起床して貰った。食事に要する時間が少し長めになってきているのでその方がベストだとも思った。

朝のトイレ誘導での「大」はなし。
朝食はいつも通りの量に戻った。
いつもの薬に+マグラックス200を加えた。

身支度を整えて 車椅子を門前に出して 両手引き歩行で車椅子まで移動。
食べ物と薬と後は運動。
ちょっと厳しいけれど母に踏ん張って貰う。
車椅子に移動できてまだ迎えの車が来ないので 再度手引き歩行。
デイの車は 定刻より遅くたっぷり歩けた。

母を送って朝食を摂って 家事。
午前中は たらたらと過した。
午後 買い物に出た。
買い物もたらたら。
メモなしで出かけたので 買い忘れが目立つ。
在庫があるから直ぐ困る訳でもないから油断していたのだろう。

以前母と散歩していた所を眺めていたら急に涙が零れてきた。
いろいろの方に支えて頂いているのに 1人で踏ん張っているような感覚になったのだろう。
心身のバランスが崩れているのかも知れない。

デイから戻った母を直ぐにトイレ誘導。
ここでようやく「大」排出できた。
でもこれだけマグラックスを使ってもまだまだ固い。
夕食前に 杏仁豆腐を食べて貰った。
それでもテーブル叩きが止まず 再度トイレ誘導したが空振り。

夕食の介助を始めたら「うふふ」と笑い声が出てテーブル叩きも消えた。
デイの連絡帳をみると食事8分摂取とあった。
どうやらお腹が空いていたようだ。
沢山食べて貰いたい所だけれど後は寝るだけだし…と気持を抑えた。
気にしないようにしているけれど 体重が少し減ったので拘っているのだろうな。

食後マグラックス200を服用して貰った。
今の状態だとマグラックスでお腹が痛くなるようなこともないようだ。

就寝前トイレ誘導して「大」少量追加。
就寝後のトイレ誘導でも「大」少量追加。
どちらもまだまだ石のようだ。
ベットに戻しても直ぐにzzz。良く眠っているので安心。


2011年08月03日(水) のんびりの筈だったけど


 母とのんびり過す日なのだが…。
朝のトイレ誘導から 1日便秘対策となった。
お腹と背中には 薄荷オイルを塗って嘔吐対策。
なかなか排出できず 食事の度にドキドキした。

少量ずつ 4.5回に分けて食べて貰うようにした。

昼食時 モロヘイヤのお浸しを副菜につけた。
これが裏目に出た。
スルッと入る分 スルッと出る…。
げっぷと一緒に…ひやりとして休息をとった。
嘔吐までには行かなくてホッとした。

でもこりゃ準備が必要と思って 厚手のチラシを2枚使いして 3箱作って備えた。

これでは遺憾と思って間に 果物を食べて貰った。
桃・パイナップル・みかん・桃の缶詰等。
それと杏仁豆腐。

時折ガスが出るが排出までには至らないので マグラックス330を服用して貰った。それでも反応は鈍い。

誘導の度に掘って掘って…数個ずつ排出。
嘔吐の不安がなければ 強めにお腹をマッサージしたい所。
ひたすらそうっとそうっとマッサージ。

午後に療法士さんが見えた。
昼食時のことがあるので今日はお休みとさせて頂いた。

トイレ誘導時には 母の自力の立位を引き出してなるべく腹圧のかかる対策をとった。

夕食の準備をしようと思い「まめ 豆」と考えたら冷凍の枝豆があることを思い出してズンダを作る事にした。
母の前で作業しながら「ズンダを作るよ」といったらにっこり笑う。

朝からずっと気分悪そうでなくて笑顔えがおなのだ。
だから「大丈夫だろう」と思っていたのだが ケフッとなるたびにどきりとしていた。

お昼にガス屋さんがガス漏れの定期検査に見えた。
母に「大丈夫」と聞くと ガス屋さんが「はい 大丈夫です」と返事してきてクスリと笑ってしまった。

夕食は 定量を全て食べ終えた。
気分も悪そうでない。
でも便秘が解消された訳ではないので 食後マグラックス200を服用して貰った。それでも辛そうではない。
もうちょい早目にマグラックスを使ってあげればここまで心配しないで済んだのかもしれない。判断力が鈍かったかもなぁ。

就寝後トイレ誘導して ベットに戻ってから「コホン」と咳がでたので暫くおきて貰い水分補給して 薄荷オイルを塗りなおした。
それから咳は止まって熟睡している。

明日の朝 便秘解消なるかなぁ。


2011年08月02日(火) 様子を見ながら…


 「大」がなく 排出しても固いのでハラハラしている。
今朝 朝食後迷った挙句 牛乳を飲んで貰った。
デイに出かけてショック性低血圧が起きたらどうしようと思った。
連絡帳にも書いて 更に送り出す時職員にその旨を伝えた。
職員も心得たもので「承知しました」と。

それでも何時電話が来るかと心配だった。
そんな心配も杞憂に終わり 母は何事もなく帰宅。

直ぐにトイレ誘導してみるもやっぱり「大」の気配はなくて…。
小さな塊が2個のみ。

それから 杏仁豆腐を食べて貰ったりした。
便秘による嘔吐は避けたい。

夕食は 思いのほか口をあんぐり開けて食べてくれた。
ガスも抜けたりしてホッとした。
母にも笑顔が見られ 食事中も「あはは」と笑ったりしていた。
食後と就寝してからと時折ガスが抜けてもいるし笑顔も出たし昨夜ほど心配はない。

昨夜は 就寝してから目をパッチリ開けてモソモソしていたので気分が悪いのかと心配した。
が 今日は熟睡している。

気温はさほど高くないのに湿度が高いためか ドカッと疲れている。
介護者の会で 仲間たちも体調がおかしくなると言っていたし自分ひとりだけの現象でもないのだなと少し安心した。
母だって同じなんだろうな。

生死に関わる事ではないのだが 少し緊張しているのも母も同じなんだろうなぁ。

明日は デイのない日。
訪問リハやガスの点検の予定がある。
落ち着いて過せるように…と祈るのみ。


2011年08月01日(月) 一見 おだやか…


すっきりくっきりという具合には行かないけれどまぁまぁのお目覚め。
内心恐る恐るだが「ゆっくり ゆっくりやれば大丈夫!」と呪文のように唱える。

母と歩み始めて20年余でほんとにいい加減だけれど 危機に接すればドキドキ物である。命に関わるほどの事ではないけれど 苦しい思いはさせたくないのだから。

あまりゆっくり対応しすぎて デイのお迎えぎりぎりで水分摂取が足りてない状態でデイに送り出す。
「今日は いつもより水分摂取少な目です」と伝えた。
「〇さんは 沢山飲まれますから大丈夫です」と職員。
でも実は こちらは割りに控えめのデイなんだ。
だからといって困るほどのことでもないのでお任せ。

母を送ってから 湿っている洗濯物を外に出して 更に洗濯。
台所の片づけをしながら 夕食の支度を始めた。
何しろ 野菜は近場で生産されているもので なるべく避けている。
肉だって魚だって同じ。
海外物に手が伸びる。これまでになかった事だ。

そこで今日は 葉ものの変わりに豆を多用する事にした。
さて豆で何を作ろうか…と思案した。
そこでミネストローネ。
5種類の豆の冷凍があるのでそれを使う。後は 皮を剥いたレンズマメ。
他は玉葱・ベーコン・にんにく・ローリエ・タイム・ホールトマト等。
これなら私も母も食べられる。夫は まっいいかぁって感じ。

もう一品も冷蔵庫にあるもの。
なすと大根。
明日生協から大根が届くので残ってる大根片付けなければならないのだ。大根を下茹で。干し海老と削り節でだしを取ってざっくりさいの目の大根と茄子をいれ いしるでことこと。

そして大根と揚げの味噌汁。味噌は夕食直前に入れるので途中まで。

お昼を食べて銀行回りへ。
一回りして買い物を済ませて家に戻った。

母には白身魚を少し煮た。

それとゴーヤと大根を卸した。
ゴーヤは健胃に…というので 試しに母に使ってみようと思う。
ゴーヤは 頂き物が沢山。
差し上げるにも緑のカーテンにしている家も多いのだろうとおもうと気軽に差し上げられないので小出しにでも消費して行かないと…。
幸い 母は苦味を嫌がらないので丁度良い。

母が帰宅したところで ゴーヤと大根おろしを食べて貰い その後バナナ半分。そして水分補給。

一時間後夕食。
ゆっくりのんびり食べて貰った。
お粥さんだけは 量を控えた。

食事も済んで口腔ケアを済ませて トイレ誘導後洗濯物たたみ。
そろそろ就寝かなと思っていた所で夫が帰宅。
母を寝かせてから食事。
私達の分の魚に塩を振って大急ぎで焼いた。

夫が苦手としていると思ったミネストローネが好評で以外だった。
食事中 母がコホンとするたびベットまで走った。

夫は食後 母のベットの傍らに行って母の背中・足・腕を汗だくになりながら擦ってくれた。
こんなこと初めてである。
「100歳まで…」はやはり真剣な彼の願いなのかも知れない。
それと嘔吐で のらりくらりに見えた私がちっと緊張しているのが伝わっているのかも知れない。

就寝後 トイレ誘導は後手後手。
噎せて少し起こして様子をみるので 少し遅れがちとなってしまう。


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