母のタイムスリップ日記
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「町内の集会所に冷蔵庫が欲しい。購入貯金を始めるか若しくは現物を寄付してくれる人いないかなぁ…」そんな声を耳にした。
そこで ちょこっと仲介をして 大型冷蔵庫ゲット。 今年初春に亡くなった利用者さんの家を売却するとの事だったので残っている冷蔵庫を戴く事にしたのである。
今日 義弟さんが鍵を持って見えて 冷蔵庫を町内の若い男性の手を借りて集会所へ移動できた。
昼からは家族介護教室が予定されていて 参加者が少ない…と連絡が入っていたので仲間とふたりで出かけた。 車椅子介助の話と実践。 自走も試みた。 元気なのでわざわざ手を使って動かすよりも 足技で…。 でも実際 片側に麻痺等が起これば 動く方にも多少の影響も出るだろうからこんな具合には行かないだろう。 でも もし万が一私が車椅子を使うようになったら暴走族になりそうな気がした。
話と実践が済んで質問のコーナー。 ある方が「買い物に出かけた時買い物籠を車に乗せる時S字フックのような物を使うのでしょうか?」と質問なさった。 「車椅子は人の移動に使うものです。荷物を載せたらバランスを崩して危険ですからやめましょう」と言う答えだった。
そこで使っている者として…と告げて。 「車椅子に荷物を積む事は良くないと承知しているけれど 実際にはそうも言っていられないのです。私は…」と実際使う様子を伝えた。 それでも 少し体裁よい答え方をした。
帰り道 介護仲間とそういったってね 車椅子で買い物に出るよね。私はハンドルに持つ所を片方かけて後は自分の手でやるわ」と。 「そうそう 実際はそうしているよ」と結局は同じ方法のふたりだった。 薦める事はしないけれど…でも実際はこういうやり方なんだ。 車椅子を作る業者さん 工夫してくださいな。 その時に ベビーバギーのようにたたみ方の工夫とかもあればいいし…。 療法士さんの表に出せない声としては「バギーだと当たり前のようにベルトが付いて 車椅子だとベルトは拘束になるってねぇ…」と言う声もあった。 母には ベルトは使っていないのだが…。
少し前 夫と海外のバリアフリーについて話した事がある。 もう30数年前 海外に行った時の話をしてくれた。 海外では段差を直すなんてなくて 障害者の人が階段の前に来ただけでスッと人が集まってきて当たり前のように車椅子を持ち上げて上まで行くんだよ。小さい頃から障害者の受け容れを学んでいるからできる事だよね」と言っていた。
今日も帰り道 車椅子を介助するご婦人がバスに乗った。 運転手さんは 車からブリッジを引き出してくれていた。 私は まだその勇気がない。 「迷惑をかけるんではないかと躊躇している。 でも本当は バスの移動も何れチャレンジしたいと思っているのだ。
買い物をして家に戻ったのは陽暮れ時となってしまった。 明日母は ショートステイから戻る。 締め切りのある作業は綱渡りで済ませたが 先取りの作業は出来ていない。また 綱渡りの作業が続きそうだ。
そうそう 9時過ぎにテレビを見ていた夫から呼ばれた。 行って見るとNHKで認知症の治療と予防の番組だった。
14.5年前に アルツハイマーはどうも成人病と重なるようだとの話は 医療関係者から聞いた事があった。 其の話が今日のテレビでも話されていた。
また治療薬に関しても10年位前に 精神科医が治すという治療薬が治験に入っているので近々に開発されてくるでしょうと言う話をしていた。 その後「後一歩で駄目になったようです」と精神科医は教えてくれたのだった。 今日も この治験で駄目になるものが多いと今日も言っていた。 後1歩が難関なんだなぁ。
60歳代で認知症になる人は 40歳代から脳に変化が見られるのでそこから予防して行けば良いと言っていたなぁ。 でも 脳の画像診断だって誤る事があるのに 其の始まりを診断できる医師はざらに居る訳ではないだろうと思うのだが…。
台風は去っていったが 今日も雨降り。 明日もお天気が良くないと言う。 洗濯物が乾かないまま 室内に…ため息が出る。
昨夜 介護仲間と連絡を取った。 「返事は明日に」と。
朝から電話待ち。 それぞれの事情があるから仕方ない。
ようやく連絡が入り 会う約束をしてようやく用事が済んだ。
夕方 ふるさとのもと同僚に電話して話しこむ。 ふるさとの果物を送ってくれたので其のお礼。 でも積もる話がある。 ちょうど お母様を預かり中。 90歳だが 認知症はない。 生活は自立しているが…。いろいろご苦労あり。
認知症のある近所の方が喉に食べ物を詰まらせて亡くなったそうだ。 当然ながら検死。 転倒も多かったので あざがあり虐待を疑われた介護者はとても嫌な思いをなさったそうだ。
何時 どうしたかを聞かれ 話にズレがあると近所の人に確認を取るといった風だったと言う。 亡くならせてしまった悲しみに暮れる介護者に2重の苦しみが襲う。 近所の方は「ちゃんとしていた。虐待はない」という気持ちになるほどだったという。 信じられない虐待があるからそうなるのだろうけれど…。 困ったことだなと思った。
それから諸々…結構長い時間あれこれと話した。
電話を切ってから 今度は従姉妹に電話。 両親共に認知症で 1人で孤軍奮闘している。 状態が良くないと耳に入ったので電話をした。 留守だったので留守電話を入れておいた。 電話が来たのが 10時前。 経過をいろいろ聞いた。 看護の岐路。介護の岐路。 よくぞ踏ん張ったと思う。 ケアマネに恵まれ 施設に恵まれて…無事に乗り切ったと思う。 一時は肺炎のため気管切開の判断を迫られ ピンチを乗り越え。今度はイロウの選択。これも乗り越えた。 施設に入った時にはミキサー食だったが 施設側の努力で今は普通食になっているという。 おじさんは 徘徊で3日間行方不明となり 近所で無事保護されたという。 従姉妹は それ以来内と外にドアストッパーをかけて徘徊できないようにして仕事に出かけていたそうだ。 今 おじとおばは特養に入所していると言う。 夫婦で同じ部屋に布団を敷いて過してみたら…と提案されたそうだ。 困惑している従姉妹に良い面と悪い面のお話をした。 従姉妹納得していた。
電話番号を書いてあるものを紛失して連絡できなかったそうだ。 きょうは そんなことも想像して電話番号も留守電に吹き込んでおいたのだった。 認知症の人を置いて仕事に出かければ どういうことになるか判っているのに少しこちらの配慮が足りなかった。 もう少し頻繁に電話を入れておけばよかったんだなぁ。
他にも 電話の話がある。 今日は ほんとに電話が多かった。
おっ台風過ぎたんだな。 それにしても ちと寒いな。
快調と言い切れないが 一応安定しているので母をショートステイに送った。送ると言うよりも 迎えが来て家の前で送るだけで済むようになった最近である。
迎えが来た時 丁度トイレ誘導中で 直ぐ玄関には出られなかった。 車椅子と荷物は玄関に準備していたので職員の方が 薬などのチェックを済ませていてくれた。
用事を済ませて玄関でコートを羽織って貰って外に出た。 それから先は 職員に任せた。 今日の担当は男性なので 車椅子介助は任せても安心できる。
母の状況を伝えると薬チェック済みの職員が薬の量が多いのでお聞きしようと思っていたと言われた。
午後イチで サロンの立ち上げ経過や運営の状況について 話に出かけた。少し早目に出向いて こちらから振って起きたい話をしようと思っての事である。 若く気力充分の男性職員がしっかりと受けとめてくださり今後検討してみるといってくれた。
今回はサロン立ち上げ支援の一環である。 地域にサロンのないというところからの参加が多かった。
私の話よりもサロンのあり方について あれこれと提案があり面白く聞かせて戴いた。 私の方が いろいろ学ばせて戴いた。 サロンに限らず 出かけていろんな方のお話を伺っているとなんと自分の身になることかとつくずく感じる。
買い物をして家に戻るとメールが入っていて 明日の件は台風が来るために延期となったという事だった。 まるっと1日空いたという感激。 台風だから庭木の剪定も気にしても仕方ないし…。 母には悪いなとおもいつつ。
けれどはたと気が付く。 今月中にしなければならない事があったのだ。 そのために仲間と連絡を取り明日調整する事になった。 たいしたことではないが それをしておかないと介護者の会の運営に影響するから。
夕方から ハロウィンで廻ってくる子供たちにお菓子を配る。 先日 サロンの仲間とトータルで80個チョイのお菓子を詰めた。 町内の集会所前で待ってお菓子を配ることにしたのだった。 かぼちゃで作ったハロウィン用のランプシェードにろうそくで灯りを灯して待った。65程度は子供達へ。 残りのものは 子供達に着いて廻るお母さん達にプレゼント。 この町内にこんなに子供がいたっけ?
サロンの仲間が うちの近所の102歳の方が亡くなったと教えてくれた。 以前の日記に記した事もあるが お嫁さんに手を引かれて毎日お昼過ぎに町内を三本なさっていた。 デイやショートを嫌がるので…と言っていたけれど 昨年辺りからデイにお出かけする姿も見かけた。 最近は 往診の医師や訪問看護の姿を見かけていたし 先週には訪問入浴の車が止まっていた。 だから調子は良くないのだという事は何となく把握できた。
他にも この数日に2名の方が亡くなった様だった。 母も急に体調が変化したので 季節の変化の影響も深いのだなとしみじみと後期高齢者のことを考えた。
家に戻るとケアマネさんからの着信履歴があり折り返し電話をすると1月のショートステイの希望を聞かれた。 いろいろの用事に合わせてショートを取ってるので 今後の予定を確認して再度電話でショートの予約を入れた。
ショート先の人が迎えに来た時に「寒くなってキャンセルが増えてきた」と伺っていたので 取りやすくなっていると把握していたのだが…。 よくよく考えれば キャンセルは母にだってありえることなんだけれど…。 ついつい「だいじょうぶだろう」みたいな感じになっているなぁ。
6時前 母のトイレサインがあった。 介助してトイレまで行くとパットがずっしり重かった。 1時過ぎてからのトイレ誘導手を抜いてしまったのだ。 すまない事です。
昨日 動転していて母に配慮なしで通院準備をしていた。 其の時「何をするのでしょうか?」と言う声にハッとした。 慌てて「通院するからね。着替えるよ」と伝えた。 「俺様介護」だよね。
久しぶりに丁寧な言葉使いをする母に出会った。
デイに送り出して 介護仲間と作業するためいつもの場所へ。 作業を終えて仲間と昼食しながらおしゃべり。 家に戻って 我が家への来訪者を待つ。 母が帰る前に済む筈が 予定が遅れ母が戻ってから見えた。
いつもならあまり気にならないが 体調が気になる時なので少し困惑。 母はデイから持ち帰ったお土産。 それは 手作りの物で動物の人形から草が生えてくる…というものだった。 「へぇ いろいろ工夫するデイだなぁ」と思った。
来客も早々に帰り 夕食を摂って休息。 今日は 何となく前のめりの座位である。 「お腹が痛いのかな」と思うのだがはっきりしない。 「痛いと言えないのかな」と思って足裏マッサージしたら「いたい!」とはっきり言えた。 言えない訳ではなくて 痛いとも違う不快感があるもかもしれない。
食事はデイでは 完食したとあった。 家での夕食は控えめな量で全量摂取。 まだ少し怪しげ。 「大」は戻ってから出来た。もう普通タイプ。 でも 体調は何となく不安が残っている。 熱もないのだけれど いつもとちょっと違う。
明日からのショートは施設からの呼び出しも覚悟してだなぁ。
2010年10月27日(水) |
ギョッ!として…ホッ! |
心配ないだろうと確信していたが 夜間気持ち悪くならないかと気がかりで様子を見ながら一晩過した。
ふと思い当たり 近くの診療所の診察券を見たらやっぱり診療していた。 午前中に受診した。 改めて気がついた そこはご近所の方が多く利用しているみたいだ。 診療所のご近所さん 高齢未満の方の姿が多かった。 若しかして 評判通り安心できる診療所なのかもしれない。
前回かかりつけの医師が夏休みとなった時 この診療所に来たんだっけ。 其の時も嘔吐だった。 今回も同様で…前触れがないのも同じ。 医師は 考えられる事を複数挙げて いずれにしても薬を服用しながら様子をみて判断していくしかないと言っていた。 この考え方は 私も基本的に同じで ちょっとホッとした。 視線はいつも母。 私と話している間も「もう終わったから」と不安そうな母に告げていた。 この姿勢も好感を抱いた。
昼食後 休憩して それからベッドで少し休んで貰った。 その時に気付かなかったが 後でちょこっと茶色の吐物の形跡がみつかった。ギョッとした。 昼食は何を食べたかと考えてみても 動転していて思い出せない。 1時間くらいをくるくる考えていて ようやく気付いた。 食べものではない。焙じ茶を多めに飲んでもらったのだった。 その事が判って ゆるゆると緊張が解けた。
夕食も用心深く…。 8割程度に留めた。 其の前におやつも食べてもらったので総カロリーでは ほどほどだろう。
食後 母の部屋で休息していたらチャイムが鳴った。 夫かと思ったら…娘だった。 今日は 半仕事でこちらに近い所にきたので 母のことも気になって寄り道したと言う。 母の様子をみて 最悪な時期より程度がよいようで安心したようだった。
夕食後 就寝してからも母は割りに落ち着いている。 食べ過ぎないようにしながら 薬を服用して様子を見ていくしかない。
しかし 急な変化は高齢ゆえに不安を掻き立てられるなぁ。
今朝 5時半ごろ母が噎せていて目覚めた。 布団の中で 様子を伺っていたが 其のうち治まった。 でも 少し心配でちょこっと起きて体位交換してまたふとんへ。 けれど もう眠れない。
暫くして起き出して食事や母の排泄の準備等を始めた。 夫の食事を先に済ませて貰って送り出して母をベッドから椅子へ移乗。
いつも通りの介助を順繰りに。 デイサービスに送り出した。 今日は 夕方になるに連れて冷えると言うので少し厚着。
午後ちょこっと人と逢うことになっている。 そして母がデイから戻ったら ケアマネの訪問が予定されているので夕食の支度を途中まで済ませておいた。 お腹を空かせて戻ってくるのに食事が遅くなっては可哀想だから。
母の戻る時間が近くなり 夕食の仕上げを始める頃電話が鳴った。 ケアマネからで「急に訪問が入り 別の日にお願いできるか」という事。 日程調整して11月に入ってからという事になった。 仕方がないのだけれど これで何度目だろう? 以前はこういう事なかったけれどなぁ。 担当利用者が多いということなのかなぁ。
母が帰って来た時 運転手さんが「さっき咳してから 風邪引かないようにねっ」と言ってくださった。 連絡帳をみると「検温すると37度だった。様子をみて大丈夫そうだったので 入浴実施しました」とあった。
トイレ誘導「大」「小」排出。 様子を見ながら 食事介助。 1度少し噎せた。気になりながら ゆっくりと介助を続けていた。 あと少し…というところで また噎せて一気に嘔吐。
心当たりは 「大」がころころとしていて それが続いていた。 ガスも出ているので「大丈夫」と思っていたのだが…。
母が1番驚いていたみたい。 後片付けに追われた。よく観察しながら…。 急激だったので少し出血もあった。 ほんの少し…。 血圧は測らなかったが体温がぐぐっと下がったように見えた。 検温すると34.4度。 唇の血色は良い。 暫く様子を見ながら しょうが番茶を作った。 便秘気味位なのだが 念のためマグラックスも準備した。
暫くして 落ち着いてきたので「温豆腐」「バナナ半分」「しょうが番茶」「OS1ゼリー」等を少しだけ。そしてマグラックスを服用。 それから 母の部屋に移動して暫くゆっくりして貰った。 眠そうだけれど 時折笑い声も出てホッとした。
何しろ 医療機関は全て終わっているし…。 あれ 待てよ 今 気付いたぞ。 夕方5時から午後の診察をしているところが近くにあったんだ。 しまったなぁ。 明日は 殆どの所休診日なんだ。 おそらくたいした事はないと思うけれど…。
就寝後 3時間経過しているが 特段変わりない。 夜 冷えこんできた上体温が低かったので今年初の暖房を弱く入れた。
日の暮れる時間が早まってきて 夜明けもゆっくりとなった。 それに伴い 我瞼 朝はなかなか開かない。 瞼じゃない「起きるよ」という意識が「まだ眠いよ」に押され気味。 自分の意思の問題だから 気力不足という事でして…。
そうは言っても 夫の朝食の支度や母のことがあるから 寝坊する訳には行かない。たった5.6分の事なのだ。されど5.6分…。
今朝の母は パキッと言う訳には行かなかった。 ベッド脇の椅子に移乗して 暫く握手をしたり 手足を擦ったりして覚醒を待ち トイレ誘導。
それから着替えて朝食。 食事が始まると更に覚醒してきた。 食後「今日は 学校なのよ」というと 母の口もとが「が・こ・うぉ」と動いたのには驚いた。そして嬉しかった。 母の言葉について 時々 思うときがある。 話しているようで 全く理解不能の言葉のような声を発する。 それは きっと こちらが話しかけたことや記憶に残っている言葉を言っているのではないかと謎解き気分になるのだが今朝の「が・こ・うぉ」はまさにそれではないのかと感じたのだ。
デイから戻った母。 職員は「20メートル歩きましたよ」と。 正面から介助する人 後方から見守る人の2人体制で歩行訓練を実施していると聞いている。 其のうちの1人は 理学療法士さんみたいだ。 だからこのサービスに関しては 利用料に加算されている。
家で母の歩行介助する時は 私1人。 歩行する時左右に傾斜する時がある。 車椅子や椅子に座位している時だってそういったことは起きる。 立っている時は足の着地を確認。 見た目には よく判らないのだが着地しなおすと傾斜は改善される。 座位している時の傾斜も座りなおすと改善される事が多い。 1人で座りなおせないので そういう事は配慮が必要な母である。
昨日 ショートステイ先から「忘れ物がありました」と電話があった。 忘れ物は 傾斜を改善するためのクッションだった。 「家では 必要としませんので 火曜日利用のデイサービスのほうへ届けておいてください」とお願いした。 昨年までの母の様子から必要だろうと思って準備した物だが 家ではもう必要のないものとなった。 前に記したように 座りなおせば傾斜は改善できる。 という事で クッションはデイ・ショートの専用なのである。 デイ・ショートでは「不要ですから…」とは言われない。 この辺りに家と外の対応の違いがある。
こんなことを感じていてもデイやショートステイ側には何も申し出ていない。 不信感があるとかそういったものでもない。 「あきらめ」と言われたら否定できないけれど 強い否定ではない。 うまく表現できないので これは次の機会へ。
「大」「小」の排出もあり 就寝後の誘導もそこそこ順調。 今日は 誘導時覚醒できているようで 両手引きながら歩行もしっかりして ニコッと笑顔すら見せてくれた。
明日の夕方から気温が下がるらしい。 「暖房器具の準備を…」なんて耳にした。 あらら 冬支度かぁ。
今朝の朝日新聞の記事に
介助ロボ ロボットがやるべきことを音声で案内し行動を促すそうだ。 認知症の人にも有効いう事だった。
介護食レストラン みんなと同じ献立をミキサーにかけて提供。 値段も普通と同じ。
ふたつの記事を「ほー」と思いながら読んだ。
母の居ない間の作業 60パーセントはできた。 今週中にしておかねばならない事は80パーセント仕上がった。 いつでも良い作業は 置き去り。 つまり庭の手入れや衣類のしまいこみが出来ていない。
夫に仕事中抜け出て貰って 母を迎えに行った。 少しはやめ。 母は 不安そうな顔もなく下りてきた。 一泊だけだから…ダメージも少ない。
家に戻って トイレ誘導「大」「小」排出。 家に戻ったら 笑う笑う。声を立てて笑う。 時折 ぐるっとみまわして「んだ」→そうだ 母の中で場所の確認しているのかなぁ。
夕食前は すこしむっつりしていたが 食べ始めたらまた笑顔に戻った。 柿を食べたりジュースを飲んだりしたのだけれど それでも夕食も程よい調子で食べ終えた。
休息後 入浴。 思ったより気温が下がり 暖房に頼るにもちと早いような気がしたので。 洗髪は取りやめた。 ゆっくり湯に浸かって身体を温め 就寝。
今週末も予定が入っており 週末はショートステイである。 母 受難の時だろう。 すまないことです。
母をショートステイに送って行くのにタクシーを使う予定だった。 でも一泊だし 荷物も知れている。 歩けば5.6分で行ける場所。 お天気に気持ちを解して貰って 車椅子を押していく事にした。 お散歩の延長みたいな物。 買い物や通院を思えば どうって事もない距離。
空を見上げたり ススキに触れてみたりしながら10分程で施設に着いた。 いい気分転換。 タクシーを呼んでも 車での時間 母を車椅子から移乗 車椅子を畳んで積み込む…そんな一連の作業を考えると押す方が手っ取り早かった。
母も特別困惑する事もなく施設に入って…。 あまり意識する前に 状態の報告をした。
其の足で 隣の建物を訪問。 母のデイサービスの場所でもありケアマネの事業所もある。
目的は 先日のイヴェントに足を運んで戴いたお礼と感想を伺いに…。 そこで 小規模多機能の話になった。 やはり現場でも「小規模多機能をどうしてあんなに優遇するのだろう」という話題になっているという。 デイのお泊りの動きも 小規模多機能という施設形態とリンクさせようとしているのだろうか?という事を話す人もいた。
話しているうちに担当のケアマネが「そろそろ訪問の時間だから…」というので 此方も引き上げる事に。
お天気が悪かったので 家の中には洗濯物の暖簾が出来ており 昨日は 干すところもなくて…。 大急ぎで洗濯を済ませ ヴェランダは干す隙間もないほど洗濯物が並んだ。
外出するのだけれど お天気は終日という事で干した儘。
昼食を摂る間もなく 介護仲間のいる場所へ 電車で移動。 それから 夕方までみんなでおしゃべり。
皆と別れて買い物をして我が家に戻る。 とっぷりと日が暮れて 洗濯物は湿気を受けていた。 カラッとは行かないけれど 乾いていた。 2度に分けて取り込んでひとまず室内に下げた。 夕食後 大量の洗濯物をたたみ 収納。
今夜も作業。母の居ぬ間にしておかないと…。
2010年10月22日(金) |
またまた意地悪な見方 |
明日の準備がようやく仕上がった。 明日は 母をショートに。 今回は 急な用事で一泊のみ。 土日の利用は 送迎不可。 よって自前での移動。 お天気も良いようだから 車椅子を押していくのもいいのかな?
さて 昨日の小規模多機能の話。 Tomyさんが 掲示板に書き込んで下さった。 熟慮していく事にする。
実は 施設の運営について話していたので そこをちょこっと。 昨日見えたのは 近くのグループホームの施設長さん。 小規模多機能は 其の系列の事業所が運営する。
施設長さんの話では 地域密着型なので 地域の人が対象。 でも実際 病院等は近隣で利用できるのだから 小規模多機能もそうできるといいのに…と話された。 それは 以前から感じていた事なので 異論はない。 それなら 使いたい施設がある。
そこで 此方からも投げかけてみた。 小規模多機能利用になるとケアマネは 小規模多機能のケアマネしか駄目だだけれど そこを打破できれば助かるのだけれどねぇ…と。 するとすぐさま「それはね 無理ですわ」ですって。
同じ論理だと思うのだけれど…。
またまた意地悪な見方をすると 人が集まらないと近隣からでも集めたいのよね。でも 自分の所のケアマネを使ってもらえないと 事業所としては困るのよね。 そういう意味ではないのだろうか?
2010年10月21日(木) |
利用したくもあるし…でもねぇ |
母をデイに送り出す。 外のお天気と同じような今にも降りだしそうな母。 少し早目に 上がりかまちに座って 手をマッサージしながら「元気?」なんて話しかけた。 外にデイの車が止まった気配を感じてからドアを開け 車椅子移乗。
今日は パンツも上着もおニュー。 値の張るものではないが ちょっぴり可愛い感じ。 迎えの職員(女性)が目ざとく気付いて「わぁ 可愛い服ですね」と言ってくれた。 ふりふりのかわいらしい物ではないし色も黒の重ね着できる半そで。パンツは茶色だが 細身の仕上げ…。それなりの流行を取り入れてみたのだ。 94歳のおばあちゃんは 普通着ないかな? 季節の変わり目の衣類は なかなか適当なものがない。
先日 母のクツを大分処分した。 メーカーが修理対応してくれるのだが 今回は諦めた。 母のクツは ある時期から同じメーカーの同じタイプのクツにしていた。 だから色違いで数足ある。 外側は綺麗。靴底は磨り減っているので修理が必要。 今回は 靴底ではなく 内側のゴムの皮の部分が切れた。 全て同じところ。 長く履いて来たので もういいかと思った。 それに そうそう長く歩く事もなくなって来たので 今ある2足とあと一足ほど買足しておけば間に合いそうだと思った。 何となく寂しい気もするがこれも現実。
デイに出かけた後 しこしこと作業開始。 まだ仕上がっていないが 直近の分の先が見えてきたのでホッとした。 これから暫く 追い込まれる日が続くのだ。
明日で母の薬が切れる。 今日通院しようかと思ったが 雨の中を出かけることもないだろうと思って取りやめた。 今回も薬のみ頂き 後日インフルエンザの予防接種を受けに行って診察も受けようと決めた。 母の事より 自分の事を優先させる意味合いが強いのだが それも勘弁して貰おう。今は落ち着いている時期なのでできる事。
普段 相談の無い日も多いのだが 最近 相談の件数が多い。 今日も結構長い相談だった。 話し出しの様子から「不安を聞いてあげていれば良いのかな」と思い じっと聞いていた。でも この人はどうして良いのか途方にくれているんだと気がついた。 解決の手段を数例挙げて 自分で1番良いと思われる方法を選択してもらうようにした。
去年の今頃 ズボンや上着に食べ零しの跡が酷い状態であり 顔も食べ物でがさがさ。敷いているクッションも濡れて回収されていて施設に対して面倒を掛けているなと悔やむ日が多かった。 でも 間もなく10ヶ月経過するが 食べ零しはないし(エプロンも不要)口の周りも綺麗。クッションが濡れてしまうことも酷い下痢の時の1回しかない。本当に安定している日々である。
今日もデイで20メートル歩行したと報告を受けた。 本当は デイの時車椅子を降りて対応して貰えると嬉しいのだが…。 家では 車椅子を使わなくとも姿勢保持が出来るから…。 一時は 離れる時拘束に近い形になったのだが 今は そんなことしないでも大丈夫な状態。 だんだん 介護者としての欲が出てくるのだなぁ。 でも 事故回避 安全第一と言われることが予測できるので黙っている。
夕食時 近くのグループホームの施設長が見えた。 地域に小規模多機能の施設が開所するので 内覧会の案内を届けてくれた。
今 母に利用して貰うか検討中。 母を理解してくれるデイの利用が出来ており ショートステイもある程度確保できるので悩み所。 母が一時 近くのグループホームへ移動しようとした時受け容れて貰えなかった経緯があるので踏み切れない。 母の可能性を考えて貰えなかった施設に何が出来るか…という不信感がある。 いくら奇麗事を言っても 所詮 施設主体の受け入れ態勢をとるのなら先は見える…というのが正直な気持ちである。 少し気持ちが曲がっていると思うけれど仕方ないだろう。
朝 目が開かなくて不安がった母。 目やにが出ていた訳ではないようだが 瞼の上下がぴったり付いてしまっていたのだ。1人で開けられそうに思うのだが…出来なかった。
朝は普段通りに…。
午後イチで療法士さんが見えてリハビリ。 久しぶりに ベッドでウトウトした。が 眠る事はなかった。
3時過ぎに入浴。 何となく気になって 洗髪から身体を洗う事も念入りに。 だから 1時間の入浴となった。 いつもは汗もあまり出ない母だが 今日は汗が流れていた。
風呂上りに 水分補給とフルーツを摂ってもらう。 ピオーネを皮を剥いて丸ごと口に運んでみた。 ちゃぁ〜んと噛んで食べられた。 美味しそうな顔をしていた。
夕食の準備をしている時はつまらなそうな表情をしていた。 「ごめんね」と謝ると深く頷いていた。 時間が来れば お腹が空くのだろう 相変わらず不機嫌になる。 でも食事が始まり半分位食べると笑顔となってくる。 本当に正直だ。
食後 少し寒そうだったのですこし暖めた。 私はこれ位の気温が好きだが 母には少し寒いのだろう。 暖房も入れるほどでもないしなぁ。迷える季節だ。
さてとこれからまた作業だわ!
2010年10月19日(火) |
足りない所もあるけれど… |
穏やかに目覚めた母。 着替えからゆっくり始めた。 トイレ誘導後 洗面・口腔ケア。 着替えを済ませて 朝食介助。
デイの迎えは 今月の火曜は少し遅めの9時20分。 朝食後も一時間くらいゆっくりとしていたので洗濯物が干せた。
ショート帰りで 同じ事業所からの送迎バスなので「泣かれるかな」とちょっとドキドキ。 ゆっくりと玄関の上がりかまちで手遊びしながら待っていた事もあって穏やかにデイへ出かけられた。
それから朝食。 食べ始めたら 役所から照会された…という方から相談の電話。 前任の担当者は 紹介したら先に電話をくれた。 今は 連絡がない。 役所は 相談先として「地域包括」を知らせていなかった。 勿論 相談に関しては きちんと答えて「いつでも遠慮なく電話してくださいね」と伝えたが もうひとつの相談先として「地域包括」があることも伝えた。
午後イチで買い物に出た。 今日は 川向こうの町へ自転車を飛ばした。 久しぶりに川を渡った。 これも涼しくなったおかげ。
いつもの所にはない物を見つけて収穫があった。 生協の荷受があるので時間までに戻った。
そうこうしている内に母の戻り時間。 眠そうな表情で帰ってきた。 ショート帰りなので 少し疲れたのかもしれない。 今日は 帰りが遅い方で5時過ぎ。 直ぐ トイレ誘導して「第」「小」排出。
朝に仕込んだ物を仕上げて夕食。 いつもより1時間遅れで始め 1時間遅く食べ終えた。
昨日 夕食後のお茶の量を少し控えたら夜間の噎せがなかった。 今日も 同様にしてみる。 偶然という事もあるので まだ様子見である。
先日のイヴェントで 車椅子について福祉用具の業者さんに質問してみた。 HCRの時にも 同じ質問を業者さんに投げかけた。 其の時には「ないですね」という事だったのだ。
がイヴェントに参加している業者さんは立て板に水のように答えてくれた。 「ありますよ」とカタログを提示してくれた。 重量や保険利用の点数などすらすらと答えてくれた。 さすが…と思った。
実は 地元の業者さんにも同様な質問をしたのだが その時にも「ない」という事だった。 更に 母の使っている電動の車椅子のバッテリーが古いので長持ちしないのだが そういう場合は 事業所が新しいバッテリーに替えるのだそうだ。
福祉用具さんによって 扱う商品の量や情報量が大分違うのだとつくづく感じた。同じ業者さんだけだと知らないままということも起きるんだなぁ。
うちの地域の事業所さん 良い所もあるから…全て駄目と言う訳ではないのだが…。質問に答える速さは まだまだ。 だって 暫く考えて「あったかもしれない」と調べて それから数日経て在庫があるかを答えてくるんだもの…。
ま しょうがないやぁ。
母のいない間に 作業したが捗らないなぁ。
母を迎えに行く。 利用料を支払い その後ショート中の様子の話。 4泊5日の間 排便なし。 行く前日も少量だけだったので 一応マグラックス3錠を荷物に入れた。 毎日使っても出なかったそうだ。
車椅子に乗って目の前に来た母 職員の顔を見てニコニコ。 私が母の目の前に行っても 職員の顔をみて笑っている。 楽しかったのなら それが良い。
ニコニコ笑顔は 排泄サインかも知れない…と職員も覚えていてくれた。
家に戻って トイレ誘導。 見事に「大」排出できた。
でもトイレを出てからも下痢の後に起きるような腹痛があるようで暫くガスが出たり落ち着かない様子が見られた。
家に戻った母は暫く 家の中をキョトキョト見回していた。 ギュッと抱きしめると「おかちゃん!」と言いながら私の背中をトントンと叩いた。家にいると実感できたようだ。
バナナを口に運んだら「にっこり」とした。 だんだん落ちついてきて いつもの表情に戻っていった。
夕食後 トイレ誘導した時お腹を軽く擦ってあげたら 母深く頷いた。 「なんだろう?」と思ったらガスが抜けた。 お腹が張っているようだろう。 暫く擦ってガスを抜いたら落ち着いてきた。
居室に移動して 洗濯物をたたもうとしたら コックリコックリと居眠りを始めた。いつもよりずっと早め。 でも眠そうなのでパジャマに着替えてベッドへ移乗したら 其のままzzz。
昨日のイヴェントで 在宅診療をしている医師が 終末期という判断する物差しとして「寝ている時間が多くなる」という事があるという事だった。 確かにそれは 介護者から見てもわかる物差しだと感じた。
噎せの話になった時 水分摂取が過剰になると噎せが出ることが多くなると話された。介護していると水分摂取量が最低1200以上と言われる事があるが 状況をみながらがよいのだそうだ。 そういえば 水分摂取量を増やし始めた夏から 噎せが増えて来ているなと感じた。 様子を見ながら調整してみようと思った。
イヴェント終了。 昨夜は 夫を放置して娘の所へ泊めて貰った。
家事はお任せの娘も 自立して間もなく2年。 親の食事も準備してくれた。 それも力まずに あるもので食事を準備できる程に成長していた。
早朝にも関わらず さっさと準備できたので「ほほう」と感服。
イヴェントは まずまずの人が集まった。 皆さん 無償でボランティア…。
これまでは 力仕事も迷わず協力を惜しまなかった。 が今年は 後ろに下がって力仕事はお任せした。 母の介護のために余力を残しておきたかった。
が終わってみて いつもと違う場所がちょっと怪しい。 大きな声を出したので 喉がひりひり。
疲労感はないが 眠い。 今日は ここまで…。 母は 明日戻る。
この夏 家で母の入浴介助をしている時 流れる汗が目に入って困るので首にタオルをかけていた。
母を「よいこらしょ♪」と介助する時 母が若し藁をも掴むような感覚で首のタオルを握り締めたらどうなるかなぁなんて事を時々考えた。
そんな話を介護者ネットワークの仲間と話して笑った。 少しブラックぽい話だけれど 深刻なものではない。 現に そういったことは1度も起きなかったし 危ない目に遭ったこともないい。つまりは 私の妄想みたいなもの。
近隣の介護者の会の会員が増えて来ているという。 「それだけ 認知症の人を介護する人が増えて来ているんだろうと感じる」と話されていた。
イヴェントの分担作業は終了。 後は当日を待つだけ。 母のショート中にすべき作業はまだある。 出来る所まで仕上げなくちゃね。
イヴェント準備とイヴェント参加のため 母には ショートステイ利用して貰う。 本当なら 母も一緒できればいいのだけれど 途中で対応しきれないので致し方ない。
と言う訳で 今日から準備開始。 明日の準備をしてたら 遅くなってしまった。
今頃 ベッドでもそもそ動いているのだろうけれど…なにもしてあげられない。ショート先は 歩いても5.6分。 トイレ誘導しようとおもったら出来ない距離ではないが…。
お任せしたのだから…。
今日は デイサービスはないので ゆったりと過して貰った。
午後 療法士さんが見えた時 母の視力の話しになった。 療法士さんは「ぼんやりと見えるくらいでしょうかね」と言われた。 その時には「目が白濁していることもないので 見えていると思うのですがね」と言ってはみたが 実際「よく見えていないのかなぁ」とも思った。
でもよくよく考えてみると この冬のマオちゃんの演技を見てて「わぁ」と感嘆の声をあげたことやテレビのコマーシャルを見ている時の表情から 見えているんじゃないかと思い直した。 視力検査もできないしね 確信はないけれど…。
夕食後 決まって大きなくしゃみをして その後鼻水が流れ出ることの多い最近の母だ。 でも今日は 静か。くしゃみ1つ出なかった。 主菜は チャンチャン焼き。おかゆさんや味噌汁やゴマ豆腐はいつも通り。 チャンチャン焼きは家に戻って初。 シャケも 口の中に溜まりそうな気がして里芋の煮物も付け合せるのが通例だが 今日はそれもなかった。 それでもスムースに食べ くしゃみも出なかった。
いつもなら眠そうにあくびを始めるのに…きょうはニコニコしてちっとも眠そうでない。いろいろ連絡があり電話で話し込んでいる傍らで 「うふふ」と笑っていた。 8時も大きく過ぎてもちっとも眠そうでない。
明日からのショートの荷物を点検しておこうと思ったが それも出来なかった。
此方の食事もあるので8時半にはベッドに移乗して就寝して貰った。 ベッドに入れば 直ぐにzzzだった。
今日は 介護関連の電話が多かった。 それも同じような時間に立て続けてあったので 少し焦ってしまった。 携帯から転送をかけていたという事情もあるのだが…。
今日も湿度が高い。 床がべとつく感じが苦手だ。勿論 ちょっと動けば汗ばんでくる。 昨日・今日と軽くドライでエアコンかけているが…もう10月も半ばだよね。
毎日 特に変わりなく過せている母。 小さな変動はあるけれど 落ち着いていると言って良いのだろう。
デイサービスに出かけて 元気に戻ってきて…。
気になることもボチボチあるが 母の余力を引き出しながら 踏ん張って貰えば 凌げそうと思う。
認知症と診断されて ほぼ20年。 よくぞ踏ん張ってくれていると思う。 母に感謝する日々である。
夫 早朝仕事に出かけた。 母もデイサービスがあるので いつも通りに起床。 朝は 思ったより涼しかったが 日中は真夏日の予報なので衣類を決めるのに迷う。 前の晩には 衣類をセットしておくのだが「これで大丈夫?」と再度考えてしまう此の頃である。
スカッパレの空が清清しかったので 今日は外に出て待った。 外に出たついで ほうきを持ちお掃除。 母には 車椅子に乗って掃除の監督をして貰った。
迎えのバス送り込んでから 自分の朝食。 洗濯物を干す時には 久しぶりに青い富士山がくっきり望めた。
この所 ふとした時に涙が溢れてくる。 「そんなに泣かないでよ」とあいつの笑顔でいっているような気がする。 でも そう思えば思うほど 湿っぽさに襲われてしまう。 こんなにお天気が良いのだから あいつの好きだった場所に出かけてみようと思った。 でもすっかり有名になってしまったその場所は きっと大勢の人で混雑しているだろう。それは ちょっと遠慮したい。 平日のお天気の良い日を待つ事にした。 そう決めたら 涙もひいた。
気が付いたら あいつの一番下のお嬢さんからメールドレス変更のメールが入っていた。こんなこともあるんだなぁ。
買出しもあるので とっとこと外出。 いやはや日差しの強い事。でもさすがに秋の風が心地よい。 必要な物だけ購入してさっさと家に戻り 少し作業した。 13日締めの件 ようやく終了しポストに投函。
まだまだ残っている作業はある。 お尻に火のつく前に ボチボチと取り組んで行かなくちゃねぇ。
デイから戻った母。 職員から帰る直前「大」があった旨報告があったので 直ぐにトイレ誘導。 トイレで排出.間に合った!
その後水分補給し 夕食介助。 繊維の多い野菜を避けて食べて貰った。 食後水分補給。 今日は 眠そうである。 何とか 1時間は休息してもらって8時に就寝。
丁度夫が帰宅して 夕食を摂った。
朝 夫が起きたのは判っていたけれど ちょっとだけ寝坊した。 雨降りで薄暗い。2度寝は ちょっぴり後ろめたくもあり 心地よくもあった。
布団を抜け出して 母のトイレの支度をした。 それから 朝食の準備をあらかた整えて母を起こした。
母を起こし 着替えをしてトイレ誘導。 それから 食卓テーブルへ移動。
夫の朝食を先に出して 次に母の食事介助。 夫が先に食べ終えたので 母の食事介助をお願いして今度は自分の食事。実は 母の食事介助を此方から頼むのは 初めてである。 今日は 仕事に出るまで余裕があるので 頼んでみた。
「エッ?」と言う表情の夫だった。 怯まずに「少しずつ口に運んでくれれば大丈夫よ」とお願いした。 えへ お願いと言うより「やってくれるよね」と言った感じなのだが…。
一口運んだ時「じょうずね」とひとこと。 「こんなに食べるのか?」と母の食事する量をみて驚いていた。 夫はおそるおそる食事介助をしてくれた。 子育ての時だって手伝ってくれたのは 1.2回程度。
急いで食事を済ませて 夫からバトンタッチして食事介助を続けた。 朝食は1日の中で1番量が多いので 少し時間を要する。
食後は 夫がテレビを見ているので同じ部屋に移動してもらって見守って貰った。 その間に後片付けと洗濯。
夫が仕事に出かけた後 母の隣で新聞を読みながらティータイム。 相変わらず 新聞に母の手が伸びてくるので途中で切り上げ 足のマッサージ。足の指を揉むと痛がるのは相変わらず。 その後水分補給やトイレ誘導。
お昼の支度をして食事介助。自分の食事。
休息後 母がしきりにトントンとテーブルを叩く。 食後トイレ誘導したので「本当に?」と思いながら立位してもらうとちょっと臭う。 手当ての準備するため 1度椅子に座りなおしてもらった。 それから再度トイレ誘導。 母のサインは確かだった。「大」の手当て。 りんごと根菜の効果だろう。ちょっと効き過ぎている感じなので 今日はりんごを控えバナナにした。
今日は 気温も高いので其のまま入浴する事にした。 昨日の入浴は お湯に浸かっただけなので今日は念入りに 洗髪まで。
お風呂上りに水分補給し その後おやつ。 バナナとゼリーをしっかり食べた。
それから またDVDに見守って貰った。 其の間に置き忘れためがね探し。 ついうっかりいつもと違う場所に置いて それが何処だったか忘れてしまったのである。 眼鏡を首に下げる手もあるのだが それは極力避けたいと思っている。 時々母の所に戻って握手して「ごめんね」と詫びながら探し続けてようやく見つけた。
そうこうしている内に夕食の準備。 ダイニングルームに移動してもらって キッチンで作業。 母の笑う声を聴きながら支度して 定時少し前に完了。
食事前に 母と手遊びをした。 言葉遊びも試みた。 此方の誘導する通り口を開こうとする母。 でも開こうとする意志はあっても 思い通りに開く事は出来なかった。 今日 ふと思いついて始めたことなので 結果は求めていない。 でも 真似てみようとする意志だけは見えたのでそれで充分。 継続できるかは 反応を見ながら…。
聴こえておりある程度理解でき 自発的に言葉を発する時もあるのだから可能性はゼロではないような気がしている。 適度な距離で試みてみようと思う。
夕食後すっかり疲れた様子の母。 少し早目に就寝して貰った。
雨が降り 肌寒い1日だった。 これでも まだ半そでが欲しくなる日が来るとの予報だ。
週末は家で過すので のんびりと過す。 母 今日1日でりんご1個を食べる。 薄くスライスして噎せもなく食べたかと思うと 次にはよく噛まないうちに呑み込んで噎せてしまい 摩り下ろしたり…と1日の中でも状況は異なる。 だから 状況に応じて対応。そんな訳で 半分は 摩り下ろして食べた。
食事は 朝・夕はお粥さん お昼はうどん。
最近 夫が自発的に買い物をして帰ってくる時がある。 夫は 冷蔵庫の中など見ていないので同じ物が冷蔵庫内に貯まる。 そんな訳で 昨日から大根2本入った野菜室。 大根って結構 大きくて場所をとる。 だから今日は どうあっても大根を使いたい。
大量に消費するには やっぱり煮物。 午前中のうちから 大根を下茹でしてからコトコト。 野菜室を探ると 使いかけのレンコン・ゴボウがあり人参も在庫あり。 冷凍庫を探れば 使いきれずに残った揚げ物(さつまあげ系)があったので それらを放り込んだ。要は 残り物処理。
母の様子をみていると根菜類の摂取がお通じには有効なので せっせと食べてもらった。
入浴も午後に…と予定していたが これだけ涼しいと就寝前に暖かい方が心地よいだろうと変更。
夕食後一時間ほど休息してから 入浴介助。 すっごく気持ち良さそうな表情となった。 手足が冷えていて「熱い」と言われないかとお湯の温度には気を配った。 温度計ではなく体感だけれど…。 今日も湯船の端に頭を置いて ゆったりとお湯に浸かっていた。
夜なので洗髪はやめた。
湯船から上がって貰おうと介助したら 足を立てないのでちょっと焦ってしまった。ヒヤリハットと言うほどでもないのだが…。 ずっと以前 ご高齢の介護仲間が「湯船に浸かると1人の介助ではでは出せなくなる時が多くなり 息子や嫁に助けて貰いました」と言ってた事を思い出した。あの時ご主人は確か90歳を越えていたなぁ…。 就寝前の時には 留意するに越した事はない。
入浴後 水分補給。 少し休んでから ベッドに移乗。直ぐにzzz。
最近 母が話し出す時 手招きして「あのねぇ」と言う時がある。 でも其の後が続かない。 だからと言って困る風でもない。 はなしたいことは何だったのだろうと「お腹空いたの?」とか「おトイレ?」等と探って見るのだが 結局は不明の儘の方が多い。 ちょっと傍にいて欲しい時のサインなのかもしれないと思う此の頃である。
娘が小学生だった頃「先生あのね」と書き出す指導があったことをふと思い出した。
久しぶりに自転車に乗って買い物に出た。 坂道をさぁ〜っと風を切って走った。 でもよく点検せずに走り出したので タイヤの空気圧が低かった。 パンクしないかとひやひや。
本当は遠くまで走る予定だったが 途中で挫折。 いつもの買い物の場所から ちょっとだけ先に行ったところに変更。
昨年までは 毎日母の所に自転車を飛ばしていたんだよね。 距離にすると其の半分ちょっとと言う所で挫折。 足りないのは やっぱり気力か! 時間の余裕はあったのだけれど...。
母 特に大きな変化はない。 時折噎せが起きる。 唾?を溜めるので噎せるようにみえる。 就寝前 口腔ケア用のガーゼで唾をふき取ってあげたが...一時の手当てに過ぎないことも判る。
ご近所に住む98歳の方 往診の車が頻繁だ。 調子が良くないのだろう。 この様子だと在宅で看取りなんだろうな。 友人の子が小学校で担任して貰った先生が介護者だ。 余計な事は語らずに黙々と介護なさってる。 以前お散歩しているところで立ち話した事があるが...。 「家で...家族が...の希望だから…」と言葉を漏らされた。 なかなか大変だな…と思ったものだ。
片付けなければならない案件が停滞気味。 期日の迫っていることから順次片付けないとなぁ。 とりあえず13日締めの作業からだなと思いながら 腰が上がらない。
明日こそ…踏ん張るぞぉ。
2010年10月07日(木) |
気温差の大きい日には... |
今朝 6時前 母の声で目覚めた。 急いで傍に行き 暫く手を握っていたらまた眠り始めた。 怖い夢でも見たのだろうか?それとも体調に変化があるのだろうか? 熱もなさそうだしなぁ。
1時間ほど眠って貰ったあと起床。 目覚めた後は爽やかな笑顔を見せてくれホッとした。
デイの迎えが来て送り出す時 ずっと私を視線で追い 職員が話しかけても無視していた。 「行ってらっしゃい。家で待っているからね」と言うとようやく職員に会釈してにこっり笑顔を見せていた。
しかし この時期1日の気温差が大きくて 衣類の調節・寝具の調節が難しい。 朝は七部袖の綿Tシャツに七部袖の上着だ。 暑ければ デイで上着を脱がせて貰えるだろう。 それでも昨日.今日の日中は 七部袖のTシャツでも暑そう。 おそらく 今更冷房も入れないだろうし…。
就寝時もタオルケットと薄がけだが 深夜には毛布を一枚かけるようにしている。
土曜にはお天気も怪しくなるとの予報なので 大物の洗濯をした。 洗濯機2回廻した。 母の利用しているデイで疥癬にあっている人が1名いると聞いているし 地域の施設では もっと多くの人が疥癬にあっているという情報を得たばかりである。だから 大物の洗濯を少し早目にしたのである。 来週には ショート利用があるので 疥癬を貰ったらショート利用が出来なくなってしまう。
午後買い物に出た。 少し陽が翳っていたので 助かった。 が 買い物をしているとエアコンも入っていなくてモワッと暑い。 必要な物を最小限に購入してスタコラサッサと帰ってきた。
急いで夕食の下ごしらえ。 火を使うと家の中ももやもやとしてくる。 今日は湿度が高いのかもしれない。
デイから戻った母 ちょっと眠そうだった。 が眠いのではなかった。 トイレ誘導したら「大」「小」排出。 それからは 笑顔が戻った。
おやつと水分補給後 夕食介助。 今日は 柔らかいけれど 少し歯ごたえのあるものなので少し時間がかかったが しっかり食べていた。
食後スカスカになったりんごを食べて貰う。 昨日は摩り下ろしたが 今日は薄く切ったもの。 食後でも美味しそうに食べていた。 元気な頃には「みそりんご」といって スカスカりんごは嫌ったものだが 今はこれくらいで丁度良い。
食後1時間ほどで眠くなったようなので 就寝。 直ぐ軽い寝息を立てて眠りに入った。
気温差の大きいので体力消耗するのかなぁ。 そういえば 今朝もそうだけれど 最近の母 寝言が多いな。 それも言語明瞭。 「そうそう」とか「ここここ」とかはっきり言っている。 頭に残っている言葉って どれくらいあるんだろうな? 残っているうちのどれ位を 有効に使えているんだろうな?
以前のように 言葉が出なくて辛そうな表情をすることも無くなったけれど…。今は直感で使っているのだろうか?
母と1日家で過した。 予報だとお散歩日和という事だったが 様子をみているとちょっと暑そう。
外出は早々に諦めて 音楽を聴いたりしながら母とおしゃべり。 忘れてしまったが 今日も文章になる言葉を発した。 1回限りの話で それが展開する事はない。 「それで話したと言えるのか...」と言われると「…」 無言で視線を交わすだけでも充分なんだけれど 母が 言葉を発してそれを受け止めてあげられるなら 安心して貰えるのではないかと思うのだ。
朝は軽快に話していた母だが お昼が近くなる頃には無口になった。 トイレ誘導し「大」「小」排出。 その後お腹が落ち着かない様子。 バナナを半分食べて貰い ゆっくり昼食に。
休息後 入浴してもらう。 湯船に入って貰う時「入りますよ」と言わずに足を入れたので不安がった。 ついつい此方が判っていればいいみたいな感覚になってしまう時がある。 浴槽に身体を沈めると気持ち良さそう。 最近 身体に力を入れ緊張する場面は消えてきている。 もともと入浴は好きなのだから 基に戻ったという事だろう。 洗髪も大変な作業ではなくなった。 今日は 湯船に浸かってもらう時間を長めにしてみた。 元気な頃のように1人でゆっくり…とは行かないが 湯船に頭をもたげてゆったりと身体を伸ばしリラックスしていた。 浴槽の縁に取り付ける手すりを戴いたのだが まだ使っていない。 余計な物に掴まられると其の後放してもらう事が大変になるので まだ考慮中。
入浴後 水分補給とおやつ。 ゆるゆるとDVDをみていた。 「タケちゃんのおもわずわらっちゃいました」と言う作品。 これだと不思議にじっと画面を見続ける。 母お気に入りのDVDである。
その後場所を移動して貰ってダイニングルームで待って貰う。 食事の支度を始めると不思議にじっと待っていてくれる。 茹でたりして調理のにおいが立たない時はそれほどでもないのだが 煮物を始めると本当に静か。 仕上がった順にテーブルに並べ始めるとニコニコと笑顔になる。
食事と言えば昨日の介護者の会で「食事介助が終わると自分の食事はどうでもよくなってしまう」と言う話が出た。 私もそのくちだったので「私だけじゃないのだな」と知った。 食事介助が必要になった時に起きることのようだ。
食後休息して 母の部屋に移動したら眠そうに大あくび 動きも悪くなって...相当に眠いのだなと感じた。 八時には就寝。直ぐにzzzz。
先月は デイのお迎えが4回とも9時前だった。 今月は 火曜だけ9時過ぎ。 お迎えの遅い日は朝の時間がゆったり。 毎回9時過ぎだと用事のある時にはちと困るので...これ位が丁度良い。
今日は介護者の会のある日。 いつもお手伝いくださる方がそれぞれ用事が出来て 欠席。 早目に出向いて会場を開ける所から閉めるところまで担当してくださる方々なので 今日は少し早目に家を出た。 今月は 会員の方がフリーマーケットに出展してくれるので それに出す品物を持って...。 其の品物の中には 先日看取り終えた方が届けてくださった品物もある。 トランク4個の品々はこれで 全て活用できることに。
会場に着いてあれこれ準備。 直ぐにお手伝いしてくださる方も見えたので順次 作業。
お手伝いの方が大勢いても用事が重なるってあるものだなぁ。
まだデイ利用に到っていない方を介護している方が増えてきた。 一方 施設入所している方もおり 在宅で介護している人もいる。 デイ利用にいたっていない人の介護は厳しいだろうと思う。 この時期の当事者や介護者のフォロー...もう少し柔軟に対応して貰えるといいのになぁとつくずく感じる。 ここで躓いてしまうと介護がずっと重たく感じてしまうような気がするのだ。
会はいつもより早く終えて デイの送りにゆったり間に合った。
少し熱があるかも...とデイからの連絡があった。 実は昨夜から 気になって検温を小まめにしていたが 其のつど平熱だった。今日も帰宅後検温しても平熱だった。 気温が少し上がって エアコンや送風もないとやはり体温は高めになってしまうこともあるのだろう。
夕食前のおやつもしっかり食べて 夕食も通常通りで...心配はないと思う。
それよりもこちらが良く眠れなかったこともあって 今日は母の就寝時にちょっと居眠りしてしまった。 1時過ぎに布団に入り 暫くラジオを聴いて...おそらく眠ったのは2時過ぎ...4時過ぎに夫が起き出してお風呂に入ったりしていたので それからはうとうと状態だったのだ。 時には こんな事もある。
夜間の尿量もしっかりあるので格別心配する事もなさそうだ。
今日は 予報通り暑い1日だった。 夕食の準備は 昨夜下準備していたものの 仕上げでガスを使っていたら室温が上がって ちょっとの間エアコンを入れるほどだった。 湿度がたかったのだろう。 あしたは どうかなぁ。
デイサービスに送り出す。 昨日 デイサービスのブログをみたら 運動会の様子が載っていた。 「今日は 運動会ですよ」と職員が言ったので「昨日みましたよ。綺麗でしたね」と伝えた。 母 ニコッと笑ってバスに乗り込んだ。
送り出してから すっかり乗る機会の減った 電動自転車のバッテリーを充電した。 暑い時期も過ぎたので 自転車も使いやすい季節だ。 雨さえ降らなければ…。
昼前に美容院へ。 さっぱりしたけれど...どうも仕上がりがいまいち。 カットだけけどかなりばっさりレザーカット。 切ってしまったのだから どうにもならないので諦めた。 今 流行っているのだろうかレザーカット。 流行は追わないのだけれど...その辺は やはりオーナーの方が良く知っているかもなぁ。
家に戻ってから 玄関前の鉢植えをチョコチョコと。 先日購入してきたミニシクラメン等を鉢に移した。 ざっくりと作業しただけなので...後日しっかり手入れしておかないと...。
北海道の友人から荷物が届いた。 お休みの日に 200キロ以上移動して手にした作物らしい。 休みにそれっと移動できる気力に感動。 今の私には 出来ないんだなぁ。 箱を開けて 友人の気力のお裾分けを戴いた。
夕食の支度に取り掛かる頃母の帰宅。 笑顔を見せていた。 運動会も楽しかったのだろう。 歩行訓練も20メートルほどがんばったそうだ。
おやつと水分補給後トイレ誘導 「大」「小」排出。 お腹も満たされ 排出も出来たら 穏やかにニコニコ。 そのまま 夕食。 噎せずにしっかり食べられた。
食後1時間過ぎて大きなあくび。 それでももう少し...と思っていたら 鼻水が出てきて...噎せも見られた。 鼻水というより 噎せたものが鼻から出てきたと言う感じ。 ずっと隣にいたので咳き込むこともなかったので そう感じた。
椅子に座っていても前屈が強くなってきたので パジャマに着替えてベッドに移乗。就寝。
夜間のトイレサインがはっきりしているが 目をパッチリ開けていることはなくなっている。 トイレ誘導後は 直ぐに眠る。 もう2回の誘導が済んでいるが タイミングもばっちりでパットは濡れていない。
遠くで雷が鳴っている。 明日は暑いって...半そでが必要...て。どんだけ暑くなるんだろうなぁ。
昨夜 午前1時のトイレ誘導後朝6時までの尿量はやはり少なめ。 色も少し濃い目。心配するようなものではないのでひと安心。
今日は 程よい気温で青空も広がった今朝のお天気模様。 いつもより30分ほど遅れて起床。 母にこやかな笑顔でお目覚めだ。
朝食は3人で。 夫は母のために人参を摩り下ろしマヨネーズで和えてくれた。 この食べ方は 住井すゑさん宅に泊まった折 教えて戴いた食べ方だそうだ。これなら母も食べられるだろうと作ってくれた。 作る...というほどの物でもないけれど 何となく身体に良さそうな気もする。
夫が仕事に出て家事を済ませてから 母の入浴介助。 入浴後は気持ち良さそうだった。水分をたっぷり摂取してもらって 昼食となった。
午後いちで 母を連れて散歩がてら買い物に出かけた。 「遊びに出かけるけれど行く?」と聞くと即座に頷いた母だった。 お散歩日和なので河川敷に出て川沿いに出かけた。 日差しはやや強めだが 暑くもなく寒くもなく...。 ようやく 車椅子でのお散歩がしやすい季節となったなぁ。 それでも 押す方は 汗まみれ。 これだから 真夏の時には気後れしてしまい外に連れ出せなかった。
日陰で小休止して水分補給しながら のんびりと散歩。 元気な頃は 雨の日も風の日も出ていた場所だが 母の記憶には残っているだろうか?
スーパーの中で車椅子だと前に進み難い 人が立ち止まってショーケースをみているから。静かに待っていると気付いてくれちょっと動いてくれるが... じっくりと品定めしている人は気付かない。バックして別のルートで...。 逆に此方が品定めしていて邪魔してしまうこともあり「失礼しました」と避ける。混雑している時には車椅子は無理かも...。
帰り道 裏道裏道と車椅子を押した。 メインの通りに出ると女子中学生集団が自転車で飛ばしてきて「きゃっ」と言われてこっちも驚いた。 丁度信号待ちのところだったので動かずにいると「ごめんなさい」と次々に謝って通過して行った。 「きゃっ」には「うん?」と思ったけれど 「ごめんなさい」の一言で気分良くなった。歩道は本来 自転車は飛ばさないのがルールだからねぇ。 間違った時「ごめんなさい」と言って貰えたら「いいえ」と返す事ができるものね♪
帰路の最大の難関に差し掛かった。 おそらく 電動車椅子で上るのは初。 この急な坂道は 普通の車椅子だと3度は休む。 下り坂だと母が車椅子から落ちそうになる位の急斜面。 電動は強し 指1本で押せばゆったり上れた。 坂道には やっぱり電動椅子だわね。
散歩兼買い物は 2時間半かかった。 トイレ誘導後 水分補給してバナナとりんごを食べて貰う。 母の嬉しそうな顔。 車椅子を押していると表情が見えないので...。 この笑顔は 夕食の時まで続いていた。 外の刺激は心地よかったのかな?
夕食後 しばらくするとコックリコックリ居眠り。 入浴して外出して疲れたのだろう。 熟睡できれば それも良し。 いい夢みてよね。
今日は 結構ハードな介助だったけれど 真夏のようなけだるさはない。 身体を動かすとやはり気持ちよい。 寒くなると 車椅子の外出は母に負担となるので 今の内に楽しんでおかなきゃね。
暑いような 涼しいような...気温を感じ取れない気がする。 今日は 半そでTシャツ。母は 長袖のブラウスにした。 こんな感じの服装で不足なく1日過せたので良かった。
最近 明け方の尿量が これまでより少なめになっている。 一回に排出する量は増えているように思う。 季節に拠って少し違うのかな? 今日は 1日家だったので 水分摂取量もみえるので明日の朝様子をみてみようと思う。
母は陽のあるうちは 声をあげて笑うことが多かった。 が夕食の頃から 笑いも少なくなった。 食欲はいつも通り 夕食前には バナナとみかんも食べた。 食後も夏期と同じ位の量の水分補給している。
食後からのトイレ誘導は 空振り2回。 食後から2時間半過ぎのトイレ誘導でパットがずっしり重く 更に音をたてて排尿が見られた。
夜の眠り 昨日.今日は深く熟睡している。 相変わらず 眠っていてもトイレさんは出ているので助かる。
機嫌よく起床し一連の朝の諸々も済ませて デイの迎えを待つ。 車の音がしたので ドアを開けて玄関前の車椅子に移乗してもらおうとしたら表情が曇った。「おかちゃん...あんた...」と半べそだった。 迎えに見えた職員もしっかり耳にしたようだった。 「うーむ ショート帰りですねぇ」と。
母を送り出して お掃除やら洗濯やら...。 お昼近く歯医者に来たついで...と娘が立ち寄る。 昼食後 母の介護用品を買出しに出かける。
これまでもあちこちでマッサージのクッションは目に留まっていたが触れてみようとしたこともなかった。 今日は ちょっとからかい気味にクッションを背に当ててみた。 これが とても気持ちよくてびっくりしてしまった。
値段もそこそこ。 高い料金設定のマッサージ屋さんの一回分に満たない額だった。
介護用品はなかなか見つからず あちこちぐるぐると廻ってしまった。 家に戻って 急いで夕食の支度。
昨夜から母には予告しておいたので今日の夕食は「芋煮」。 今夜は 娘が食事介助してくれた。 食べるたびに「うふふ」と笑い 食も進んだ。 「あまり急がないでもいいからね」とだけ伝え介助して貰う。 程よい時間で食べ終えた。
その後私達の食事。 母はニコニコしながら見守ってくれていた。
いつもより1時間以上遅れているので 就寝も遅れる。 大きなあくびをしていても待っていて貰った。
1時間経過後 就寝。
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