2008年03月26日(水) |
貴女は知っていますか? |
なにげなく見ていたテレビ。
懐かしい昭和の歌の番組がやっていた。 知っている曲。 あまり知らない曲。
その中で昔、兄の部屋から流れていた曲があった。
マイ・ペースというグループの「東京」
兄はフォークソング世代で いつも兄の部屋からは当時のフォークソングが流れていた。 それを部屋を1つ隔てた燐の部屋で聞いていた俺。 自然に覚えてしまった。 当時は歌詞の意味なんか気にしたことは無かった。
この「東京」という曲 作詞したグループの1人が当時 遠距離恋愛をしていて、 彼女と逢った後に帰りの新幹線の中で 自分の気持ちを歌詞にした曲だと説明された。
それを聞いた俺は貴女の事が頭を過ぎった。 そして歌詞を注意深く聞き、ストーリーを思い浮かべた。
この曲、貴女は知っていますか?
テレビのニュースで桜の開花の事を話していた。 職場の桜の木もちらほらと開花してきた。 寒い冬を耐え ようやく主役になる時期を迎えた感じ。
どうやら今年も桜の方が貴女より早くやってきた。 いや 厳密に言うと今月下旬に貴女は俺の近くまで来る。
ただ・・ 家族でか夫婦でか・・。 詳しくは聞かなかった。 聞いたら聞いたで虚しくなるし。 ただ逢えないって事は分かってるし、 それ以上聞いても仕方無いから。
前回の日記に書いた事と 裏腹な内容になるかもしれないが、 恋愛だけに問わず 世の中には知らない方が幸せな事もある。 と俺は思う。
もっと細かく言えば
言わなければいけない事。
言ってはいけない事。
言った方がいい事。
言わない方がいい事。 などなど。
こんな風に俺が思うようになったきっかけは 学生時代の友人のある出来事だった。
当時、友人には彼女がいた。 しかし、ある日彼女からショッキングな事実を打ち明けられる。
彼女は彼(俺の友人)がいながら 1度だけ他の男に抱かれてしまった。 その事に彼女も思い悩んだあげく 彼に黙っている事が出来ずに打ち明けた。 その事実を聞いた彼も、その事が頭から離れずに悩んだ。 彼女がどんな気持ちで打ち明けたかもわかったし、 彼女が悩んだあげくに打ち明けた事もわかったから。 しかし彼は頭ではわかっていても 彼女が他の男に抱かれるシーンが頭から離れず苦しんだ。 そして結局は別れてしまった。
もちろん色々な考え方があると思う。 貴女はどう思うだろう?
尚、貴女に対しては前回の日記に書いた通り やましいところはありません。(笑)
貴女が燐にいたら・・ せめて近くにいたら・・ もっと話している事もあるだろう。
もちろんメールやメッセでも伝える事は出来る。 でも大切な事や、自分の気持ちを正確に伝える事って とても難しいと思う。
逢って話すなら表情や仕草、態度などで伝わる事もある。 貴女に対する想い。 今までいろんな方法で伝えてきたけど もし俺の心が覗けるならば貴女には俺の心の中を覗いてほしい。
と書いておきながら それが出来ないから切なくなったり思い悩んだり 些細な事で嬉しくなったりするんだよな。
用があって実家に行った。
自宅から車で1時間弱のところに実家はある。
以前俺が使っていた部屋はそのままになっており 俺は探し物を始めた。 押入れを開けガサゴソ。
ん? 昔のアルバム発見! 俺は探し物の手が止まってしまった。 生まれたばかりで母に抱かれている写真から始まり 七五三の写真、 野球小僧の小中学校時代。 色気づいた高校時代。 アルバムをめくる度に当時の事を思い出した。
当時の自分と照らし合わせて 「俺が幾つだから貴女は・・・」なんて感じで貴女のことを考えた。 更にアルバムをめくった。 免許を取って初めて買ったスカイラインの前で すました顔で撮った写真。
次は・・ 大学の時に友達と海に行って大笑いしている写真だった。 写っている友達もみんな笑っている。 その写真を見て 「何でこんなに笑っているんだろう?」 何で笑っているのかなんて覚えていない。 きっと面白いことがあったんだろうけど・・。 その1枚の写真を見つめながら色々考えた。 最近、こんな風にお腹を抱えて笑うことなんか無いよな。 写真のバックに写りこんだ見ず知らずのカップル。 この2人はその後、どうしただろう? 結婚したかな? 別れてしまったかな? いずれにしても俺達と同じように年月が経っているわけで 年輪を重ねているんだよな。 ただバックの海だけはあの日と変わらずにいるんだな・・。 そんなアホみたいなことを1枚の写真から考えていた。
あの時の俺は当然貴女の存在は知らなかった。
あの時、あの時間、貴女の人生にも存在していたわけだから。
先日の夜、なぜか眠れず モヤモヤとした気分に襲われた。
身体は疲れているはずなのに 意識だけはバチッと覚醒いて寝返りばかり打っていた。 色々な事が頭の中を駆け巡り ふと昔のことを思い出した。 こんな時、よく首都高を走ってたな・・。
そうだ! 首都高に行こう。 飛び起きて車に飛び乗り イグニッションをまわしスタート。 バラード系のCDをチョイス。
最寄のランプから首都高に入った。 昔のようにアクセルを踏み込むことはないけれど 環状線を車の波に乗って軽く流した。
辰巳のPAに車を滑り込ませ 自販機で缶コーヒーを買った。 暖かいコーヒーを飲みながら 俺はKOOLに火を点けた。
この場所が俺は好きで 車内に流れるバラードを聞きながら夜景を見ていた。 この場所から何度も貴女にメールした事があった。 この場所が好きだって事を貴女にも話した事あったよね。 貴女は覚えていないかもしれないけど・・。
貴女からメールが来た。
俺と貴女の間で認識の違いがあったようだ。
確かに俺の思い込みもあったけど、 一番の原因は状況がわからないこと。
付き合い方って千差万別あって当然だと思うけど 色々考えてしまう。
待つ事がイヤなんじゃない。
2008年03月08日(土) |
ちょっと違うんじゃない? |
ここ数日、貴女に何度かメールした。 返事は無かった。 ・・・ ??
何かあったのかな? あれこれ考えていると心配になった。 体調でも悪いのかな?
俺は再度メールした。 「どうしたの?」 朝に送ったメールに対して、
それだけの返事だった。 ・・・ それって・・ ちょっと違うんじゃない?
3月に入り俺の大きな仕事が1つ終わった。
貴女は4月から始まる新しい仕事の準備期間。 良いスタートを切ってもらいたい。
この前の貴女からのメールでは 何だかんだと忙しい毎日を送っていると書かれていた。
今月中に何とか逢えないかな? そんな言葉が頭をよぎる。
わがままだよな。 でも1番正直かも。
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