2014年10月06日(月) |
山崎武也『持たない贅沢』★★★☆☆ |
山崎武也『持たない贅沢』
心に残ったところ。
「毎日繰り返していると、ついつまらないことをしていると考えがちである。そんなときには、もしそれができなくなったときはどうなるかと考えてみる。すると、つまらないと思ったことの有り難みを、ひしひしと感じるはずだ。」(p81)
「手抜きというのは、必要な手続きなどを省くことだといわれているが、実際に省かれているのは人の心である。」(p85)
「自分の心を清浄に保つためには、自分の身の回りから清らかにしていき、徐々に自分の心まで浄化していく。(略) 目に見える外のものをきれいにして、その影響を受けながら、目に見えないうちへと同化させていくほうが楽である。」(p97)
「『適うはよし、適いたがるは悪し』といわれている。(略) それには、常に私心を去って、広く平らな心で物事に臨んだり人に接したりする心構えを養う必要がある。(略) 『適いたがる』ルールが身について、『自然に』できるようになったとき、意識をしなくても『適う』結果になる言動ができるようになる。」(p141)
「自分の息をきちんと整えるだけではなく、ほかの人と息を合わせることも忘れてはならない。」(p150)
持たない贅沢を味わえるようになりたいな。
山崎武也『持たない贅沢』
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