刑法奇行
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2004年04月30日(金) WPW症候群

 ほぼ2ヶ月ぶりの奇行である。ホームページを早稲田の新システムに移行させることに時間がかかり、結局、研究室のO部君によって、大学外のシステムで再開できるようになった。

 実は、3月下旬に軽いめまいを感じ、社会保険中央病院で診察したら、WPW症候群という不整脈であると言われたのである。しかし、これは、毎年人間ドックで必ず言われていたもので、それが、年のせいかストレスのせいか分からないが、悪化したようである。要するに、正常な脈以外に他の脈があり、それがぐるぐる回るという先天的なものなのである。これは簡単に焼き切ることができるというので、国立医療センターにその機器があるから、そちらに行き、4月7日に入院し、翌日、カテーテルを心臓に入れて、見事に焼き切れて、10日に退院するというスピードである。不整脈は完全に退治したが、中性脂肪とかが高いので、そちらの方の治療を継続中である。これも、要するに、焼き肉とか天ぷらとか食い過ぎなのである。食事に注意しなければならない。

 こんなことで、ローの1週間は、M原君に代行していただき、申し訳なかった。また、M藤君が、フライブルクに留学してしまい、判例回顧の残りを研究室のN道君に執筆してもらい、何とか乗り切った。また、G代K事法の原稿も、退院後マッハのスピードで書き上げた。こんな自分をはじめて誉めてあげたいとかなんとか・・・。

 ローの授業は、みんな活発であるが、本当に理解しているのか不安である。娘の小学校参観で、全員がハイと手を挙げ、先生が、何々君と指すと、立ち上がって、「分かりません」と答える風景を想起した。まあ、一応、基礎力はあるのだから、3年後を楽しみにするしかないのだが・・・。

 昨日は、佐々木史朗先生のお墓にお参りに行った。K崎、U金、S藤各弁護士、N島検事、N倉、S井各教授と、佐々木先生の奥様とである。その後、中華街で楽しいひとときであった。奥様から、佐々木先生の隠れた一面を知り、有意義であったが、私には、入院されていた先生をお見舞いに行った際、「人生はいろいろあるね」という先生の言葉がいまだに浮かんでくるのである。

 国立医療センターの医師達の技術はすごいと感じたが、社保中のほうが、看護師(婦のほうが良いのだが)が良い感じである。前者が財前的であり、
後者が里見的である・・・分かるかな?

ジャーニー to 青汁は結構まいうである 

 



norio

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