青の階

2004年09月28日(火) 今日はひどく犬歯が疼く

足がとても痛むので
明日大学に行けるかとても心配している。
肉が骨の尖ったところにひっかかってひりひりとして
歯茎を怪我しているときのような
苛立つ痛みが全身を支配している。
わたしは腹立ちながら横になって
奥歯を噛み締め眠りに落ちる。

今日はひどく犬歯が疼く。



2004年09月27日(月) 喧騒の部屋にダイブの月曜

後期の始まり。

ラジオで「今年も残り三ヶ月です」と言い始めたのでどっきりした。
早いと感じるのは、きっと「始まり」を4月と捉えているからだ。
クリスマスにかけてこれから街がどんどんきらきらしてくる。
暗いところからきらきらしているものを見るのがとても好きなので
そういう街もビルの上や梅田の対岸から見たりすると
いつもなんだか胸がいっぱいになる。

大学はもうクーラーもついていなくて
わたしは蒸し暑くてひーひー言っていたんですが
みんなは涼しい顔で
帰りのバスではシャツの上にセーターを着ている人まで見かけました。



2004年09月26日(日) さよならサマー

最後の最後まで遊びきる勢いで淡路に行ってきました。
宿泊したのはW杯の時イングランドチームが泊まったあのホテルで、
注意して探していないと気付かないところにひっそりと
ベッカム、シーマンなどの写真が飾ってありました。
天気にも恵まれ、食事も美味しくいただき、
楽しく充実した夏休みの終わりとなりました。
後期は苦しい時間割になっているので
皆に遅れを取らないように精一杯ついていくつもりです。
明日は一限から授業。
ちゃんと起きれるのだろうか…?



2004年09月23日(木) 残り半分、牙むき噛みつけ!

前期に担当してもらっていた大学の講師から
「後期の授業が始まりましたね」
という一文で始まるメールが届いたのでぎょっとした…。
「macの整備に興味のある人は今週末に研究室まで来い」
というような文面だったので
(もしかして皆もう大学に顔出してるんじゃ!)とますます慌てた。
ほんとは大学は来週からです。
成績を取りに行ってきたんですが
一応前期の単位は全部取れてました。
一番興味のある研究室の評価はCだった(一番悪い)
基本的に授業はほとんど顔を出していたんですが
うちの大学には出席確認というものがないので
顔を出していても出席点というものは特にないみたいです。
まあ数学も物理も苦手な割にはよく頑張ったかな、という感じ。



2004年09月21日(火) ぬけがら

くらい火曜日
雨が降ると云うのでじっとしていたら
雨は降らなかった
私は本を読んで
甘いものを食べて
浅い眠りを何度も繰り返して

週末を待ち続けるだけの時間の過ごし方なんて
嫌だと思うのに



2004年09月20日(月) 体の奥で骨の鳴る音がする

足の調子が相変わらずで
右がようやく痛くなくなってきたら
今度は左に激痛がはしってあうあうという感じなので
一日中ベッドでごろごろする日が続いていました。
そんなわけで今週は久々に読書に精を出してみたり。
村上春樹「sydney!」は
アテネオリンピックを見て知人が購入していたのを見て
もう持っているのにきれいな文庫版を新たに買ってしまったもの。
森博嗣「ナ・バ・テア」は
スカイクロラが好きなので買ったもの。
森博嗣は好きな作家だけど沢山本を出しているので
どれを買うかよく選ぶ。
夏休み中はちょこちょこ本を買っていたので
そろそろ本棚の整理もしなきゃなあ…。
ほっておくと本棚の扉を開きっぱなしで寝てしまうんですが
地震がきたら本が落ちてきて危ない気がするので
最近はひっそり気をつけています。
(でもやっぱり時々忘れる)

クーラーの部屋でごろごろしてばっかりなので
ますます体はだるくなって
ますます眠たくなる一方。
良くない生活だ…。
夏休みはあと一週間。

ハワイおまけ。
→こんな←
合成とかじゃない。



2004年09月18日(土) 明るい夜を憎みながら

窓を閉ざして雑音を
噛み砕き
火を放ち
欠片に鎚を
打ち下ろし
それでも破れる平穏に
ただ待つばかり
暗闇を



2004年09月17日(金) カルデラの底、静寂の群青

ハワイの写真を少しだけ。
→ここ←
おそろしく空の青いところだった。
その青はもう思い出の中の色で
現実の吐き気がするほど急速な動きに
くらくら眩暈で眠ってばかりのわたしは
とてもそこに戻りたい。
聞こえてしまった遠いサイレン
忌々しいほど意識させられ
ため息ばかりが増えてゆく
血の赤が憎い夜には
抑えた本音に肌が粟立つ



2004年09月15日(水) 無題

ドライヤの風の熱さに高鳴った
胸の鼓動
を止めるために
床に倒れた
明日この痛みが消えていればいい



2004年09月13日(月) ひさかたの

久しぶりに大学に行ってみたら
お目当てのCDショップも本屋も休みで
おまけにものすごいにわか雨に降られ
雷嫌いなのに雷警報が出るありさま。
でも夏季集中授業を受けている人や部活動の人で
思いのほか構内はにぎわっていました。
わたしの休みもちょうどあと二週間。
すこし色々活動しすぎた気がするので
ゆっくり体を休めて過ごしたいものです。



2004年09月11日(土) 翌々日の晴れ

相手に気付かれていないと思ってシャッターを押したものの
実はしっかりそれに気付かれていて
写真の中のその人がちゃっかりポーズを取っていたりすると
ちょっと恥かしい。
ハワイの写真を現像したら
おそろしくきれいな写真が出来てきたので胸がひゅっとなった。
今日は日本海に連れて行ってもらった。
日本の海も「晴れ」も全然ハワイとは違うけれど
どっちもきれいでよくて
そう、わたしは幸せだと思う。



2004年09月10日(金) 青の海で、今は静かにおやすみなさい

幾つもの夜がきらきらと
記憶の中で光っている
それを言葉にすればするほど
現実の美しさからどんどん遠ざかっていくので
たぶんもう、今は口を閉じて休んだほうがいい


ほんとうの暗さをした夜空、
夕暮れの海の色と空の色、
見渡す限りの溶岩の原に点在する建築物の小ささ、
コナのギリシャ料理店のテラスから
お土産選びの友達を待っている暇なわたしに
仕事の合間に話しかけてくれたウェイターのエリ、
ホノルルの快適なホテルで
沢山の黒服のガードマンと厳重なセキュリティに
二人でどきどきしたこと、
全部がいつか薄れていくのだけれど
今は思う、
ホノルルの空港で親しくなった黒人の青年が
姿が見えなくなるまで後を追って笑って振ってくれた
あの手にもっと大きく振り返せばよかった

記憶の中で最後まで輝くのは、多分、
黄金色の光



2004年09月02日(木) 南方星夜

ハワイ島+オアフ島に行ってきます。
9日帰国予定です。



2004年09月01日(水) 人造白夜

空が真っ青だと怖くない?
怖い、
夜が暗いと落ち着かないしさ
うん、
うっかり星なんて見えたら
ぞくぞくするよね
そうだね、
夜空には月だけでもう十分だ
空気が悪くて
スモッグでくすんだ灰かかった空
路上駐輪がいっぱいで
なあ、そういう大阪、好きだろう?
…ああ、好きだ、好きだよ、

そんな夜の会話


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