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2009年01月23日(金) ■ |
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ペン先をめぐる冒険 |
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こんにちは! わたし、辺崎(ペンサキ)はがね! みんな!きょうも元気でまんが描いてるかなー?☆
ときどき、悩むことってなぁい? ペン先って、どうしてこんなに使いにくいんだろう… どうしたらうまく使いこなせるんだろう… 自分に合ったペン先って、何を選べばいいんだろう…
っていうかそもそも、ペン先って、何だ? (そして現実逃避)
そぉんな、みんなの素朴なギモン。
はがねがかいけつ!
……してくれたら、いーなぁ。 「でね、はがねのヘアスタイルはもちろんポニーテイルで、髪のふさがペン先のかたちをしているんだ!」などと、今日話したら、妹の笑顔がひきつってました。 わかってるよ。他にやることがありますよ。
Gペン・かぶらペン・スクールペンなどは、鋼でできています。銀色はクロームメッキ。光沢のない白っぽいの(ニューム)は、錫メッキ(アルミじゃないんだけど色が似てるから「ニューム」)。そこまでは調べればすぐわかるんです。 で、「鋼」って?なんですか? 丸ペンは?あのブロンズ色は、なんでしょう?真鍮? 外国製の、金色の丸ペンはメッキしてあるんでしょうかね。
かぶらペンにも、同じメーカーの一見同じ形状で、違う種類のものがありますよね。ゼブラのかぶらペンと、シュタインペン。後者の方が硬く、長持ちするように作られているようです。ニッコーやタチカワでも、普通のかぶらペンとトップハードがあります。 でも、それぞれに「クローム」と「ニューム」があるんですよね。クロームよりニュームのほうが書き味が柔らかいらしいのですが。
では、次の4点を硬い順に並べるとしたら。2位と3位はどうなるのでしょうか。 ・かぶらぺんクローム ・かぶらペンニューム(4位確定) ・シュタインペンクローム(1位確定) ・シュタインペンニューム
あと、型が同じならメッキは違えど品番も同じ、で大丈夫なのでしょうか?(ゼブラのかぶらは両方ともNo.120)
クロムメッキ、すずメッキ、ブロンズ色(真鍮?)、他の色はないのでしょうか。かつてはあったのではないでしょうか。「鉄」とか。
あと、他の形もいろいろつくってたんじゃないでしょうか。ファルコンとかレールとか。ラウンド(ルンド)ペンは、タチカワ・ニッコーで現役のようですが……
ジュースのスチール缶を金バサミで切りぬいてペン先を自作できないものでしょうか。
ゼブラはどうして日本字ペンを作らないのでしょうか。かつては作っていたのでしょうか。
JISマークは、いつ頃から入り、いつ頃消えたのでしょうか。
丸ペンAとEはなぜ柔らかさが違うのでしょうか。Eの穴が大きいから?
今では2社(3ブランド)だけですが、これまで日本ではどれほど多くの会社がペン先を作り出してきたのでしょう。ラ○○ンペン(○ーム、シル○、○ッキー、グ○ス、ゴール○などの種類)、○リ○ンペン、エレ○○トペン、ミ□ドペン・スク○ムペン(ともに日○ペン株式会社) △ラ□ダーペン、○インペン、ノ○リ□ペン、□△パスペン・○フィン○スペン(ともに○東精工)、資生堂、○ローリーペン、△ロー○スターペン、トン□ペン、○ーデナイ△ペン、赤○ペン、フリ△ペン、ナシ□△ルペン、○△ラルペン、流△ペン……
そんな、なんかもうどうしようもないギモンが渦巻く限り。 辺崎(ペンサキ)はがねの冒険はつづくのです。
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2009年01月09日(金) ■ |
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第一線 |
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年賀状を出していなくて申し訳ありません。 そのうち、必ず……!
さて。 少年マンガ、少女マンガの漫画家というのは、売れるのも大変ですが「そこで描きつづけていく」ことはもっともっと大変です。10年20年と経つうちに、作家は活躍の場所を、対象年齢高めの雑誌に移していくのが普通です。少年誌→青年誌、少女誌→ヤングレディス誌というふうにシフトするのです。 けれど、中には他へ移らずに、同じ雑誌で描き続けていけるスゴい人もいます ね。『週刊少年サンデー』のベテランが思い浮かびます。
では、少女マンガではどうでしょうか。あくまで10代の女の子をターゲットにした雑誌を思い描いてみます……ベテランが多い「メロディ」「フラワーズ」などの新雑誌は対象から外します。「クッキー」は……「ぶ〜け」と別雑誌と考えます。そうすると、長年やっているのは秋田書店の某ベテラン作家陣なのでしょうが、作品はロングランなので、実質は「10代が対象」ではない気がしますね。
そうすると。 現段階で、いちば〜ん、息の長い少女誌第一線の作家は。 誰!?
「いくえみ稜さん!」 と叫びたいところなんですが、あの方も、主な執筆の場を「別冊マーガレット」から「クッキー」に移していました。1月号の「別マ」には戻ってきていましたが、今もコンスタントに同じ場所で描いている、という条件からは外れそうです。
そうすると。 誰だと思います?
私は、あの人だと思うなぁ………
ヒント? 「学生の領分」
解りましたかね?古いヒントですが。
なかじ有紀さんです。
彼女こそは『LaLa』本誌で唯一、四半世紀もの間、数々の連載作品を今も載せ続けている少女漫画家です。他のベテランはみんな「メロディ」その他に移ってしまい、樹なつみさんも、1〜2年前に本誌から青年誌へ足場を移しました。なかじさんも、先日「ZIG★ZAG」の連載が終了、シリーズ読切の「HEAVENカンパニー」の最終作が今発売中の2月号掲載という流れだったので、私は「もしかして、これで本誌引退なんだろうか?」とちょっと心配になったのです。 しかし、2月号の読切の最後の予告によれば、春頃には本誌でまた新連載が始まる模様で、ホッと胸をなでおろしました。 だって、壮大なスケールのSFや歴史やファンタジーの大長編!とかじゃないんですよ!いつだって少女漫画の王道。等身大の学生達の、ピュアな青春ラブストーリー。そんな作品ばかりを、現在まで四半世紀、ひとつの少女漫画雑誌月刊本誌で連載して活躍中……こんな漫画家、他の少女誌にだって、いません!!!!!!!!!これだけで物凄いことだと思うんですよ! もうね、あんまり有名じゃなくたって、パッとしなくたって、だいたい雑誌の後半の方に載ってるんだって、全然OK。ぜひぜひこれからも、『LaLa』で描き続けて欲しいものです。
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2009年01月02日(金) ■ |
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道 |
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部屋の中に道ができました。 モノは散乱してますが、開かない扉はなくなったから、まあいいか。 押入下段のワゴンに、漫画本がいっぱい入ってるんですが… しばらく引出してません。重いし。 そうしてる内に古くなったので、処分してかないとなあ。
全然押入や本棚から出さないと、本は湿気にやられてしまいます。ホコリがついた状態でそうなると、カビが生える。 だから、本のためには、取り出しやすく掃除しやすい状態にしておかなければ。 それには、冊数を絞らなければなりません。 無駄にふやして、山のように積んでおくと…結局、奥にある本が傷んでしまうんですよねえ。
一人暮しの時、やっぱり部屋は散らかってたけど、漫画本は、そんなに痛まなかったなあ。しょっちゅう本棚の整理をしたし、押入のワゴンもよく出してました。 思うに、押入ジャストサイズ(幅74センチとか)のブックワゴンは、2列にすると重すぎるんです。引出す時、勢いつけすぎると足の指が潰れるかも!と恐怖を感じます。不安定でも、1列分の薄いブックワゴンがいいかも。無駄なスペースが出るから、手作りがいちばんいいんだけどな・・・・
などと夢見てる余裕はあまりなくなってきましたので、仕事します。
申しおくれましたが、今年もよろしくお願いします。
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