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2008年11月29日(土)
かたづ件 40件目

数日前、近所に、鳥の声が響いた。
ピーチクパーチクときらびやかなさえずりではなく。
「ジャッ!ジャッ!ジャッ!」と、火打石を打ち鳴らすような音なのだ。けっこううるさい。意識しなければ、鳥の声だとわかりにくいかもしれない。
窓から見ると、隣家の庭のはずれの茂みに、ごそごそと何かがいる。
なんだか優美さとは無縁なカンジの、こいつが。

藪の小鳥、ウグイスなのだ。


見ていると、茂みからバサッ、バサッと出てきて、隣の家の枝にとまった。よく、「ウグイス色」というと、少しだけ渋みの入ったキレイな緑色を思い浮かべるのだが……なんだあれは!本物は、なんか緑っぽい気もしなくもないネズミ色という感じで、「キレイね〜」なんてお世辞にも言えない。形も、ふんわりというより上が平らっぽい。近くを飛びまわっているメジロたちのほうが、色もステキ、動作は軽やか、ピピピとさえずったりして、よっぽどかわいい。

だけど、「ホーホーケキョ」と言わないだけで、人にそれと知られず、野暮ったく藪の中を這いずり回っているウグイスに、苦笑しながらも何だか親しみを覚えてしまうのも確かだ。
石を打ち鳴らすような鳴き声は、いわゆる「地鳴き」というヤツで、これがウグイスの本来の喋り方(?)なのだ。母は、ウグイスは「チャッチャー」と鳴くんだと教わったという。「ホーホケキョ」は、繁殖期の呼び声なんだって。考えてみれば、ウグイスがいるの、春だけなんてわけないもんな。



2008年11月28日(金)
かたづ件 39件目

夕食の時、TVで「省エネ家電が安い!」などと叫ぶCMが流れていたので、母に聞いてみました。

私 「お母さん!しょうえね ってなに!?」
母 「さあね。なんだろうねー。」
私 「しょうがねー! っていうのと同じようなことかな?」
母 「あー、うん。たぶんそうだ」
私 「ほんとに?」
母 「うん。ほんとほんと」
私 「すごいや!よく知ってるね〜。お母さんは物知りだねー」
母 「おまえも、よく気が付いたよね。勘がいいねえ」




それを。
黙って聞いていた父が。
20秒後、ぼそりと呟いたのです。



父 「それは・……
  厳密には、ちがうんじゃないかなあ・………」


びっくりしました。
私と母のこうした会話には、ふだん突っ込まない人なので。

私 「えっ!?ど、どういうこと?
  厳密にはちがう、ってことは…おおまかには、合ってるってことなの!?」

父 「いやあ、それは、なんというか………」


父は困ったように、「すみません、もう少しちゃんと考えてみます」などとごまかそうとしましたが、私たちの鋭い視線を浴びて、きまりわるそうに、こう言いました。






父 「たぶん………本来、日本語としては

    syo u ga na i
   『しょ う が な い』じゃなくて

    shi yo u ga na i
   『し よ う が な い』が正しいんじゃないだろうか………」



2008年11月27日(木)
かたづ件 38件目

コーヒーといえば、お酒と同じようにオトナの飲み物だから、子どもは飲んではいけないのだ、と、幼い頃は思い込んでいました。子どもがコーヒーを飲むなんて、タバコを吸うのと同じくらい、悪いことなのだと。

14〜15歳くらいの時に、思い切って缶コーヒーを飲んでみました。
……秘密でオトナの階段を登るみたいな、イケナイ感じでドキドキしちゃったのですが……

そしたら、甘くてミルクも入っていたので拍子抜け。
コーヒー牛乳じゃんかよ!!!!

当時、千葉には有名な「ジョージアMAXコーヒー」という缶コーヒーがあったのを、懐かしく思い出したりします。
コカコーラ系列のコーヒーの代表格「ジョージア」と、黄×茶のまだら模様の缶で、やたらに甘いと評判の「MAXコーヒー」。それが、なんと合体!?上半分が「ジョージア」下半分が「MAX」という、奇妙キテレツな缶だったのです。味は……もう忘れました。



2008年11月26日(水)
かたづ件 37件目

コーヒーの木を、図鑑で見ました。
白い可憐な花と、赤く美味しそうに色づいた果実の写真が載ってました。
でも、実は食べられないようです。ひとつの実から、2つの種子ができます。
私たちがふだん見ているコーヒー豆の形を思い浮かべると、落花生のような豆の一個の半分なのかな、というふうに思ってしまいそうです。しかし、あの半球型の一つ一つが種なんですね。
身近な物でも、良く知らないことって多いです。成人してかなり経つまで、落花生がどうやってできるのか知りませんでした。落花生もソラマメも大豆もマメだけど、アーモンドはバラの仲間だとか、そういうことも。
バナナが木になっているところを見てみたいなあ。それから、カカオの実、食べてみたい!種がたくさん入っていて、それがココアやチョコの原料になるんだそうです。
ということは、実を食べてもチョコの味がするのかな。木のそばにいるだけで、チョコの香りがするのかなあ。……うっとり。



2008年11月25日(火)
かたづ件 36件目

ネットカフェにおります。
作業してるんすよ。
マンガも読みますが(小学館の少女漫画誌とか)これは必要だからしょうがないのです。

それにしても、フラットシートっていいですね。くつろげるし、テーブル(キーボード台)の高さが、作業するのにちょうどいいのよー。

私の部屋も、これくらい居心地良ければなあ。
つーわけで、やっぱりちょっとは片づけないとね。



2008年11月24日(月)
かたづ件 35件目

複合機のADFでスキャンした画像が歪んでる。少し横長なのだ。どうやら、この1〜2年で、少しずつ紙送りが狂ってきてるみたい。
うう、ドキュメントスキャナが欲しいよう。でも、フラットベッドでもB4対応(できればA3)のスキャナも欲しいよな〜。どこ置くんだっていうのは別にして、漫画の原稿スキャンできたらいいよなあ。

悶々と考えているくらいなら、ひとつでも多く仕事して稼いでその金で買う、っていうのが、もちろん一番の近道なんだろうけどさ。



2008年11月23日(日)
かたづ件 34件目

携帯電話を今の機種にしてから丸4年経ちました。
以前書いたように、テキストファイルも読める便利な電話なので、そんなに不満はないのですが、FOMAにした方が割引がききそうだし、手ぶれ補正のカメラも欲しいなあ。と思い、買い換えようかなと携帯ショップを覗いてみました。docomoの新しいシリーズが出たらしいし、どうかなあと値段を見たら。
……5万円台!?
なにそれ!携帯の値段じゃないよ!!
だったらエイサーや工人舎やエプソンのモバイル買った方がいいよ!

早々に諦めました。値下がりを待つか。906シリーズを買うか。だったらもっと安っちいヤツでもいいかなあ。でもシャープの機種がいいしなあ。どうしようかなあ。迷っています。

それはともかく。
携帯ショップの店頭の段ボール箱に、「ご自由にお持ち下さい」と書かれていました。中に入っていたのは、展示用の、ニセモノのモデルたち。
迷わず、2個もらって帰りました。ほくほく。
携帯電話を描く時、モデルがないと書きにくいのですが、自分の携帯は古いので、ニセモノでも少し新しめのモノがあると助かります。貰ってきたのは、au(京セラ製)2種。本当はdocomoが欲しいので、また行ってみよう。



2008年11月22日(土)
かたづ件 33件目

今朝方、ひどい夢を見ました。

あんまりひどい内容なので、背景と同じ色で書かせていただきます。
ほんとにひどい内容なので、軽い気持ちで閲覧しないよう、ご注意願います。
読んだ後の印象がサイアクだったり、気分が悪くなったとしても、私には一切責任は追えませんのでよろしくお願いします。


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深夜、もう電車もない時間帯でした。
繁華街の、ある賑やかな雑居ビルの前を通りかかった時。急にもよおしまして、雑居ビルの入口の階段を登って、トイレに入ったのです。
個室は3つありましたが、木の間仕切の、やけに古びたトイレでした。といっても、駅や公園の公衆トイレのような、ひどく汚れた状態ではなかったので、私は迷わず個室のひとつに入り、ズボンをおろして和式の便座の上でしゃがみました。
そして、用を足し(大きな方)始めました。

……が!

音楽が聞こえてきたのです。
お店のBGMだかなんだか分かりませんが、
とんでもない歌が!


「♪うんこうんこ食っべよ〜♪

 ♪うんこ食べよ〜♪

 うっまいっぞ♪うんこ!♪

 もっりもっり♪うんこ!♪」

朗らかで賑やかな、男性バンドの演奏が……

いや、下からもそれは出ている最中だったのですが、あまりのことに、私は吐き気を催してしまいました。
ちょうど、便所で良かった……のか!?

しかし。

私の口から出て便器に落ちていくのは、ゲ○ではなくて、黒っぽい塊だったのでした。

「ああ、こういう時は、口から出るのも、う△こなんだ、そうなんだ……」絶望しながらも、自然のことのように私は仕方なく受け入れていました。せめて味を感じないように努力しようと、もそつく口の中、懸命に舌を丸めて引っ込めたのでございます。



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だったら書くなよ!と言われそうですが、こんな悪夢、自分の中だけで熟成させるなんてイヤだ!書くことで「吐き出して」やることにしました〜。
読んだ人みんな道連れです。最悪の気分をどうぞ。私は一応、忠告しましたから。ね。



2008年11月21日(金)
かたづ件 32件目

半畳の押入の開き戸の裏に、
10連フックをつけました。
100円ショップで買ってきた、ネジで止めるやつです。

本当は、もうすでに一本、真ん中くらいの高さに付けてあったんだけど、
その30センチくらい下に、もう一本、付けたのです。
カバンとかポーチとかセロテープとか、いろんなモノをぶら下げて、
イイ感じです。

10連フックを5個つければ、フック50個!
同じく、10個つければ、フック100個!
ワイヤーネットみたいのでフックを付けるよりも、手軽に、広い面積を
吊り下げ収納ゾーンに出来てしまうのです…すばらしい…(ウットリ)

ありがちですが、こういう工夫と、部屋が片付くのとは別問題だったりします。
うああー



2008年11月20日(木)
かたづ件 31件目

こえだちゃんのおもちゃが好きです。なんつっても初代!現在の人形も、昔のに近いシンプルな造形に戻ってますね。木のおうちの形はずいぶん違うけど…。
ファンサイト(「こえだちゃんワールド!」とか)の写真や解説を眺めてるだけで、幸せなため息が出ます。
うちにも、人形や家具などのパーツはどこか物置の奥深く、しまってあるはず。「自分の子どもができたら遊ばせるんだ!」なんて、密かな夢を描いていたのですが、どうやらそれは夢に終わりそうです。たぶん。

オークションでは、結構な金額で取引されてるんですよこれが!特に初代こえだちゃんシリーズは当時物と呼ばれ、数万円のプレミアがついているものも。そういう取引はあんまりいい感じがしませんし、もちろん買うことはなく、眺めるだけです。こえだちゃんのラブリーな世界に、歴史に、ため息……♪
最近では、オークションサイトの写真をコピペでHDに貯めるようになりました。こえだちゃんに限りませんが、カワイイ雑貨とか、アンティークとか、欲しいけど散財してどうする!そもそもどこに置くんだよ!と諦めた方が良いモノを、写真にしていつでも閲覧できるようにしておくのです。
写真をとってある。それだけで、暴れ者の物欲もずいぶんおとなしくなるものです。モノが増えてしまう悪夢に歯止めを!というわけで、一応かたづけ関連の話題でした〜。



2008年11月19日(水)
かたづ件 30件目

思いのほか早く、カウンタが44444を超えてしまいました。だからもうやめてもいいと思うんだけど、なんとなくずるずると行ってみやしょう。

さて、久しぶりに亡き師匠の雑記帳(日記)を読み返してましたらば。漫画家の生活、経済状態について、かなりシビアな文章がいっぱい。ディテールは違うかも知れないけど、「原稿料6000円なんて、漫画家に死ねと言っているようなものだ」というような文章が……!


うおあぉあぁあぁお


さあ、アナタの胸にはどんな思いが芽生えましたか。
↓近いものに○を付けてください。

1. そりゃもっともだ。6000円なんて現実的ではない。

2. 6000円だったらまだいーじゃねーか!うちなんて!うちなんて…

3. だとしたらもう何回くらい死んでるだろう。


いろんな条件を考えると、単に値段では比べられないこともあります。原稿料が高くても下書きまでFAXするのは効率が悪くて本当は凄くイヤだし。え?私の場合は1〜3のどれだったかって?ヒ☆ミ☆ツ!!
ちなみに、上の師匠の言葉は10年くらい前のもの。当時でさえ「この30年漫画の原稿料は上がっていない」なんて書かれてますが、その後10年で値上がりしてるなんて間違っても思えませんね!むしろ下がってる。きっと。
今の新人や末端の漫画家にとっては「いい漫画を描く」なんて、食ってくことと切り離して考えなければ続けられないのではないかという気がします。またまた後向きなことを書いているようですが、現実にそうだと思うもん。
自分の老後を、本当に自己責任で何とかしろと言われたらば、私は今すぐペンを折って、パート勤めに出るのが正しいのです。そして、今いる漫画家と呼ばれる人たちの3分の2くらいが消えることでしょう。

だから、考えちゃダメ。老後のことなんか。蓄えなんか。金がなくなったらその時考えることにします。



2008年11月18日(火)
かたづ件 29件目

いろいろ迷惑をかけまくって、カラーまで終わったぞ!やったー

さて次だ。またまたとんでもないスケジュールなのだ。
でも、部屋はもうとんでもないことになっているのだ。
原稿に追い詰められると、片付けなんてどうでもよくなるのだ。
(アシスタントさんが来る場合は別だけど)
片付いていないと、必要な時に必要なものが見つからないのだ。
だから今のうち。何とかしよう!

もちろん仕事が再優先なのだ。



2008年11月17日(月)
かたづ件 28件目

昨夜は眠くて頭がもうろうとしていたので、日記に普通にタイトルをつけてしまいました。
ついうっかり。
以上です。























今日書くべき事はこれだけです。



2008年11月16日(日)
遠出

朝暗いうちに出かけました。
新幹線に乗りました。
天気はいまいちだったけど、紅葉はきれいでした。
寝不足で眠かった。
でも、人とたくさん話しました。
いっぱい笑いました。
朝から夜まで、一緒につきあってくれたAさんありがとう!
あなたのおかげで、嵐のようなこの旅路も、楽しくなった。



2008年11月15日(土)
かたづ件 27件目

とにもかくにも、今日作品を持って編集部に行けたのは、奇跡。
昨日までは、絶対無理だと思っていました。
すべては、優秀な家族のおかげです。

母には今朝、「まだまだ真っ白じゃない。どうすんの。終わんの?」と言われました。ガーン。そんな、編集さんみたいなこと。



2008年11月14日(金)
かたづ件 26件目

まんがの原稿用紙をかえてみました。
アートカラーのケント(アイボリー色のヤツ)を使っていたのですが、
ICの原稿用紙にのりかえてみました。
するする滑るのに戸惑いますが、
消しゴムかける時、すっきり楽に消えてくれるのがいいですね。
細い線が、ゴムをかけても痩せない気がします。

トレスは目がつかれるので、
原稿用紙に直接下書きして当面やっていこうかなと思います。



2008年11月13日(木)
かたづ件 25件目

きょうは早めに書いて、PCを消そう。

 自分ではよくわかりませんが。
 某社の編集さんに、「前よりも、男がカッコ良く描けるようになったね」と言われます。やった……!ずっと、「男が課題だね」と言われてきてたから。さらに言えば、前は「問題は、絵だなあ」といろんな人に言われていたから、うれしい。

 そうすると。
 もしかしたら。
 描けるかしら。

 お勉強のつもりで挑戦してみたらどうだろう。
 高嶺の花だった、あのジャンル……!


 BL


 どうでしょうか。
 向いてないかな。



2008年11月12日(水)
かたづ件 24件目

 余裕がないのは変わっていませんが(いやむしろもっと追い詰められていますが)
予告しちゃったので書くことにします。

 同人誌用に、「優しい夜に」というマンガを描いた事があります。エロマンガ家の元で修羅場の夜をたたかうアシスタントが主人公。説明するまでもなく「優しい夜に」は千葉さんの仕事場での経験を元に描いた、自伝のようなマンガでした。絵はマンガ用に美化していますが、この主人公の名前(苗字)が「緋沢」でした。  「優しい夜に」を描いたのは、もうデビューした後だったのですが、考えていたのはデビューよりも前からでした。ですので、商業用のペンネームは、この作品からとったことになります。

 実は、えらい昔、同じように「緋沢」を主人公にしたマンガを描いた事があります。もう時効だと思うから書いちゃうぞ。私が高校1年生の頃好きだった相手は、女の子でした。好きだったといっても、告白や付き合うなんてこともなかったし、性的なことどころか、キスすることさえ想像できなかった相手で、恋愛よりは思春期特有のなんていうか…そういう感じッス。で、当時思っていたことをそのままマンガにしちゃったんですね。相手の人、気付いてたかどうかはわからないけど気持ちをおしつけてゴメンね。その時の主人公の苗字が「緋沢」です。

 ペンネームというより、自分のことをマンガに描く時、替りの名前として使っていた名前だったのです。語感がさわやかそうで気に入ったのかもしれませんが、「緋」というのが印象に残っていたのは、ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」(映画「ネバーエンディングストーリー」の原作)に登場する「緋色の少年」がかっこいいなと思ったからなのでした。

 で、ここでは最後まで「緋沢」と書いているのは何故かといえば、マンガに関係ない知り合いが日記を読んで私のエロ単行本を探さないようにするためとか、検索にひっかかるのを避けるためとか、いろいろと後向きな事情があるのでした。

 明日はこの日記もお休みするかも。でも書くかも。不明です。



2008年11月11日(火)
かたづ件どころじゃない

余裕がないので
明日にします

そうやってものごとはのびていく。



2008年11月10日(月)
かたづ件 23件目

ゆみゅみのまんが、じゃでじゃにのったょ〜キャハ☆

……という具合にはじけられれば、まだいいのですが。
私は自分の商業用のペンネームが、苦手です。
嫌いなのではなく、むしろ好きな名前なので、余計に後悔しているのです。

だだだだって、その名前で呼ばれたり、郵便物が届いたりするんですよ!恥ずかしくてお父さんに見せられないよ!マンガじゃなくて、名前が!
何わたし、こんなカッコつけた名前を名乗ってんの!身の程知らず!みたいに悶えてしまいます。デビューから数年経っているのに、未だに慣れません。

デビューする時、同人用のペンネームでは、アルファベットで読めないし、カタカナにしようにも、苗字無しのシンプルなペンネームは今ほどは流行っていなかったのです。何より、中学・高校時代の友達に丸バレしちゃうのは、マンガのジャンルがアレだし恥ずかしい。ので、違う名前にして、全部ひらがなにしました。

下の名前「ゆみ」は、本当はすごくすごくすごく好きな名前なんです。自分が「ゆみさん」とか呼ばれた日にゃあ、はがゆくて、苦しくて、「ち、違うんです〜…ごめんなさい」と謝って逃げ出しますよ!!!……え〜と、「ゆかり」とか「深山(みやま)」などと同じくらい好きです。そんな名前を何でペンネームにしちゃったんだ私のバカ。
最大の失敗は

「この名前(ゆみ・ゆみこ等)を
登場人物の名前に使うことができない」


という点なのです。 えーん
みんなもペンネームを決める時は気をつけようネ。

さて、下の名前をうっかり決めてしまったきっかけが、いくつかありました。
・保育園で仲良しだった女の子が「ゆみこちゃん」という名前だった。
・町野変丸さんのエロマンガで、「あ〜んチコクしちゃう〜」と焦って通学途中、ヘンな人とぶつかってヒドい目に遭うおなじみの主人公が、「ゆみこちゃん」。けっこうカワイイ。
・たまたま本棚にあった、早稲田ちえさんのマンガ「好きっていわない!」をめくってた。主人公の女の子を、男の子が思いつめたように呼びとめる。「藤谷っ」振りかえった主人公に、男の子は「……ゆみ」「ってヘンな名前」と、ふざけた振りをする。口から出かかった、言ってはいけない言葉を飲みこむ、このシーンの緊張感は秀逸だと思っているのですが、「ひらがなで『ゆみ』ってカワイイなぁ…。よし、これにしよう!」と、浅はかにも決めてしまったのでした。

苗字については、また明日。



2008年11月09日(日)
かたづ件 22件目

もう片付けのことなどほとんど書いていないのに、このタイトル。
ずっと続いていると、どれが何について書かれた日記か判別できず、不親切ですね〜えへへー。44444のゾロ目まで、一日一言ずつでも続けてみましょうか。

ペンネームの話をしましょう。Luemoは「ルーモ」を英語っぽくインチキ綴りにしたもの。「ルーモ」はエスペラント語で「日光」という意味だそうです。私の本名にちなんでつけました。というのはうそで、意味はあとから知りました。敬愛する松谷みよ子さんの児童文学の短編、「ポプラのかげで」「三つの色」などに出てくる登場人物の名前です。お兄ちゃんがファーボで、ルーモは妹。
もうずいぶん前、中学生の時に、他にいいものがなくて適当に付けてしまったペンネームを、今でも使っています。かえるきっかけも特になく。今後も同人を続けている限り、たぶんこのままでしょう。

商業ペンネームについては、あした。

お気に入りエロ小説は、またの機会に。
だいたい、ここ見てる人で興味のある人がいるんでしょうか。



2008年11月08日(土)
かたづ件 21件目

 だらしないので、HDDレコーダに番組を貯めすぎて、とうとう満杯になってしまいました。せっせとDVDに落としたりして時間を浪費している私を見て、父が「そんなにたくさん、いつ見るんだよ」と呆れています。全くです。貯め始めると、病気みたいに止まらなくなります。
 少しずつ、食事中に流して消費しようとするんですが、焼け石に水、というんでしょうか…。

 原稿〆切間際に、見られない連続物のドラマや映画などを録画しておくのと、BS2でやってる「母をたずねて〜」などのアニメを保存する、これはまあ普通かな?と思うのですが。同時に、着々とHDDに貯まっていくのは、さまざまなドキュメンタリー番組だったりします。
 今秋始まった民放ゴールデンタイムのドキュメンタリー類はチェックしていません。コメンテーターが出てくると、ガックリしちゃうから。それより、深夜や真昼間に放映されている、地方局が作った、地味めのドキュメンタリーが好きです。
また、NHKの「NHKスペシャル」「ドキュメント挑戦」「にっぽんの現場」「NHKアーカイブス」「ハイビジョン特集」も、ついチェックしてしまいます。
 よく見るテーマは社会保障、貧困、マンガ、動物、軍事、戦争、過疎、犯罪、水商売、……あれ?書いてて、なんか暗いテーマばっかり。私の性格が暗いのか!まあそれはそうだけど!
 でも、淡々と流される事実を、まず知る、受け止めるという機会は大事だと思うのです。他人の不幸を覗き見るのが好きなのか。暗い現実を怖いもの見たさで楽しみたいだけじゃないのか。私、そういう好奇心は否定しないことにしました!(わざわざ口には出さないけど)怖い物見たさで入ってったっていい、大事なのは受け取った情報を、どう自分の中で判断し、再構築するかだと思っています。

主な番組表

月曜深夜 ドキュメント・ナウ(TBS系)
     テレメンタリー(テレビ朝日系)
水曜深夜 NONFIX(フジTV系)
土曜午前 アーカイブス(NHK総合)
土曜午後 ザ・ドキュメンタリー(TV東京系)
土曜・日曜深夜 FNSドキュメンタリー大賞(フジTV系)
日曜早朝 生きる×2(テレビ朝日系)
日曜午後 ザ・ノンフィクション(フジTV系)
日曜夜  ETV特集(NHK教育)
日曜深夜 NNNドキュメント'08(NTV系)
     報道の魂(TBS系)

その他 NHKオンライン(ドキュメンタリー・教養)


 こうやって書いておけば、主に自分が便利だな〜ということに気が付きました。 よ〜し……
 あしたのリンク集は「お気に入り・ネットのエロ小説集」!
……ごめんなさい、ウソです。


 TVと言えば、筑紫哲也氏が亡くなりました。彼の静かで鋭い言葉が、もう聞かれないのが残念です。ご冥福をお祈りします。



2008年11月07日(金)
かたづ件 20件目

隣家との境目のネットに、アゲハのサナギがついている。きれいな緑色。葉っぱの上じゃなくても緑色になるんだなーと不思議。枯れ枝や壁、植木鉢につく時は茶色になるんだけど。ひと月前に見つけて以来、父は「こんな目立つところになあ。度胸あるなあ」と、楽しげに眺めていた。
今朝、やってきたツッピィ(シジュウカラ)が、このサナギをつついていたと言う。父は慌てたが、つついただけでツッピィは行ってしまった。どうやら大丈夫だったようだ。よかったよかった。

そんな感じで、虫マニアな話を描いてみたいよな〜、と、思った。ルリタテハの幼虫(毛虫)を見てうっとりする話とか……意外と、爬虫類や虫好きの女性って思うんだけどね。ダメかな。



2008年11月06日(木)
かたづ件 19件目

研究レポート つづき(※訂正済)

・ゲルインキのボールペン(キャップ式)、三菱ユニボールシグノ極細0.38ミリ。このペンの書き味は、ゲルボールペンの中で最強だと私は思っている。
・しかし、すごいのは、このペン用の替芯(リフィール)、UMR-1、80円。互換性の幅広さにおいて、まさに最強の替芯なのである。
ユニボールシグノ(キャップ式)のラインナップは、超極細0.28、極細0.38、スタンダード(0.5、0.7)、太字(1.0)などのタイプがあり、スタンダードタイプにはパステルカラー、ラメ入りレインボーなど、ファンシー文具のような豊富なバリエーションがある。これらはボディの長さ、ペンの入口のサイズが共通しており、相互に中芯の入れ換え、替え芯の交換が可能なものがある。極細タイプの替芯「UMR-1」はやや短めで、他の「UMR-5」「同7」「同10」の代替品として使うことができるのだ。
・替芯は色の種類が限定されている。(ブラック、ブルー、レッド、ブルーブラック程度)しかし、カラフルなボールペンや、シグノ太字ホワイト(漫画用品売場でおなじみ)を使いきった後、そのボディに黒の替え芯を入れて再利用できるのは、経済的…というより、なんかうれしい!という気持ち良さがある。
・なお、シグノでも、bit(0.18、0.28)や、ノック式のボールペンではリフィルのサイズ、形状が異なるため互換性がない。

・だが、この替芯の、さらにすごいところは・…
 他社のゲルボールペンにまで流用できてしまうところ。なのだ!
・現在までに確認したのは
・セーラー 「ぷるぷるChuChu」ピンクや水色や黄色など、2、3色が、うにょっと入っている、ファンシー系ゲルインキボールペン。現在100円ショップで叩き売りされている、セーラーの黒ボールペンにも使えるかもしれない。
・無印良品 ゲルインキボールペン(乳白色の円筒形のヤツ)
パイロット「G-1」(廃番)
・パイロット「チューズ」
・パイロット「ハイテック-C」シグノの方が芯のサイズが長いため、少し使いかけてインクが減った替え芯を、はさみなどで少しカットしてやる必要がある。また、ペンの先の口金が少し浮いてしまうが、使用には差し支えない。

・他にもあったら教えてください。
・替芯「UMR-1-28」(0.28ミリ)も、同様に使いまわすことができる。細字が好みなら、こちらがおすすめ。
・替芯「UMR-5」(スタンダード用0.5ミリ)は60円なので、「UMR-1」より安い。若干長いのだが、上記セーラーボールペンには収まるサイズだった。
・なお、上記を参考にペンを改造した人が、失敗した、服が汚れた、散財した、人生を誤ったなどの事態に陥っても、私のせいじゃないもん。

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・こんなことばかり書いて、時間を消費していては、もちろん良くない。
下書きを少しでも進めよう!原稿用紙の種類を換えてみることにしました。



2008年11月05日(水)
かたづ件 18件目

研究レポート 文房具実験

・ ドイツ製の古い製図ペンを3本(0.1、0.2、0.3)、激安にて入手した。
・ タンクのインクは乾いており、先のニブにもこびりついていた。分解したのち二晩ほど水に付け置く。
・ 0.3のペンに、Dr.マーチンのペン用のインク「ブラックスター(ハイカーブ)」を入れる。
・ 描けた!ひっかかりもなく、インクの出がよい。若干線が太っている気がするが。
・ 0.2のペンに、Dr.マーチンのペン用のインク「ペンホワイト」を入れる。
・ ちみっとしか出てこない。このインクはブラックスターに比べて粘性があるのかもしれない。即あきらめて、再び分解洗浄することにする。
・ ホワイトのインクがもったいないので、ぺんてるのゲルインキボールペン「ハイブリッド」の普通のヤツのカラに注入。
・ 描けた!市販の白ボールペンよりインクが濃くて、イイ感じ!真っ直ぐの線がぶつ切れるのは、このペンの元からの弱点なので、目をつぶろう。
・ ちなみに「ハイブリッド」は、インクを使いきり、プラ製のストロー(みたいなの)とペン先を外し、油(みたいなの)まである程度取り去った後の状態だった。まずブラックスターハイカーブを入れたのだが、結果は失敗。ドボドボ出過ぎて、線が太いしにじむ。もったいないからダメ元でホワイトを入れたら成功したのだ。

・ ゲルボールペンは、ペンを使いきっても、替えのリフィールを入れることで安く再利用できる。のが嬉しくて、蛍光ボールペンを使いきった後に黒や青のインクを入れている。そんなペンが、私の手元にたくさんある。UMR-1(三菱シグノ極細・0.38ミリ)は、特に描きやすくておすすめだ。

・ そんなヒマなことばっかりやっていては、もちろん良くない。



2008年11月04日(火)
かたづ件 17件目

かたづきませんよ。
そこらじゅうホコリだらけ。
100円ショップで買った、ミニサイズのほうき&ちりとりセットが、思いのほか便利です。フックにかけておけるし。

昨日、ちょっと用事があって、久しぶりに千葉さんのご家族のかたと電話でお話しました。その時、「最近、どうですか」と尋ねられ、「はぁ、なんとか……細々と、描いてます…。」と、お答えしました。
電話のあと、「私って本当に『細々と』しか描いてないよなー……ヤバいじゃん!」と、千葉さんに申し訳なく思ったのでございます。うわーん。



2008年11月03日(月)
かたづ件 16件目

やばいにゃー!
昨日は出かけたりしたんで、結局なにも出来なかったし…!
どうしよう!

昨日会った妹は、またカメレオンの真似をしていた。この間ふたりで、近所のお宅で飼っているカメレオンの「よたろう」に会いに行ったのだ。うちの庭で捕まえてあったバッタを、よたろうの食料として届けてきた。夜なのでよたろうは寝てた。でも、円盤状に丸められた尻尾と、木の枝を挟みこむようにつかまっている指の様子がとても可愛らしく、妹は「かわいかったね〜よたろう〜」と、その可愛らしさを何度もジェスチャーで再現し、うっとりしているのである。
「ああ、よたろうと握手したい…ねこもさわりたい」
同感です。ねこと昼寝したい。



2008年11月02日(日)
かたづ件 15件目

 昨夜、配信元さんのチェックを通過して、またまた直しがこんもり来ましたよ〜。けっこう、チェックが細かいです。趣味とかセンスとかの違いで、小さな言葉の修正があるのは「ハイよっ合点」と受けられるんですが、大事な台詞にも変更指示が出てしまいました。「なぜこう言われるのかわかりません」「そうなんですよね〜」と、編集さんと話しても、配信元さんの考えがわからないので、弱ってしまいます。直接話し合って、納得いく作品づくりができればいいのになあ。
 編集さんは板ばさみ。他の作家さんは、やむをえない妥協を重ねて、スピード勝負で仕事をこなしてらっしゃるのでしょうか。プロとはそういうもんなのか。わたしがいた世界がぬるま湯だったのか。この秋、世間を渡っていく厳しさを実感しました。


さて、別件の用事で、きょうも東京に行かなくちゃなんねえ。これはこれで大事な用事なんだけど……こんなに何匹もウサギを追っかけてたら漫画ウサギにも逃げられちゃうよ!他のウサギは適度に距離を置かなくちゃ。



2008年11月01日(土)
かたづ件 14件目

 昨夜、ネームにはいっぱい直しの指示をいただき、それどころかページ数を間違えていたことに青くなり(24ページかと思ってたら25ページでした!編集さんすみません)今日、直したヤツをFAXして指示待ちです〜。
 編集部チェック→修正のあと、さらに配信元にもチェックを受けるそうな……原作が来るまでにもそうしたチェックがあるらしいから、たいへんですね。編集さんは板ばさみ…。
 わたしは携帯で漫画を読めないし、ちょっと読んでみようという気も起こらないので、完成形が想像できません。そんな状態で携帯向け漫画を描くのは、やっぱりキビシイよな、と思いました。

 この先、絵が上手くならなくちゃいけないのはもちろんなんですが、ネームをたくさんたくさん書かなくちゃだめだなあ、とも思いました。

 あと、片付けもしないと…('□')