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2002年05月14日(火) ■ |
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あらいぐまラスカル |
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私「…ねえ、あのね、『あらいぐまラスカル』っているじゃん。」 母「うん、いるいる。」 私「あのさ、『さらいぐま拉致(らち)カル』っていうのはどうだろう?」 母「さらいぐま…それよりも『さらあらいぐま』の方がいいな。欲しいな」 私 考え込む事2分 その後、意気揚揚と「わかった!わかったよ!」 母「何が?」 私「『皿洗いぐまタスカル』!これでどう!?」
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2002年05月06日(月) ■ |
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生きていて |
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昨日、コミティア(同人誌即売会)で販売した「優しい夜に」。エロ漫画のアシスタントの話…と言えば、知人にはばれてしまうのですが、私自身のアシスタント先での経験が結構元になっています。しょーもない失敗から、締切前の異様な盛り上がり、師匠の素晴らしいアドバイス、失恋した私を慰めてくれた、厳しくも優しい夜。もっとも、漫画として産み落としてしまった時点で、この物語はフィクションとなっています。漫画なんだから人物は可愛く描きますしね。ちなみに、現実でも漫画の中でも、師匠との男女関係みたいなものは、いっさいありません。和尚さんと小坊主だと思っていますが、そうした師弟関係の方が、一生続く、強固なものなのかも知れません。 ギャグと言えなくもない、この漫画を、今日読み返していて泣き出してしまいました。自分の漫画で泣けるとか言うなよ!と思われるかもしれませんが、今回のコミティアに無理矢理「優しい夜に」をねじこんだのには、理由がありました。何かをせずにはいられなかったから。物語の後に、4ページ付け足そうかと思ったシーンがあります。病室のベッドの上で、「先輩」は「残りわずかな人生をどう生きようかなあ」と、穏やかな顔で話してる。「緋沢」が「先輩は大丈夫だよ!暗くならないで前向きに歩いてる。そう言う人は大丈夫なの!」と言うと、「先輩」は「死ぬって事が実感できてないだけだよ」と、笑うのです。そこまで勝手にやると、ご本人に怒られてしまいそうなので、まずはちゃんと「先輩」ご本人にこの本を渡して了承を得てから、本を作りなおそうかと思います。 どうか、生きていてください。 そして、あの優しい夜をもう一度、わたしにください。
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