あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年10月31日(木) さようなら。



朝から延々と寝ます。
するとバイトをずらしてくれ、という電話が入ったので嬉々として了承。
今日は大学に行きたかったけど、あきらめて寝ます。

今日中に書き上げたい詩がありました。
本当はこんなものをネット上で公開なんてしてはいけないのかもしれないけど。
・・・ってそんなやらしいもんじゃないですよ。
ただこんな、私小説のようなものを。


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Manna



待ちきれずに僕は先へ行ってしまった
いずれ帰ってくるつもりで儚いマナを撒きながら
だってこの真っ青な空の下には
あのひとは初めから出てこれない。
そしてマナが夜道にどんなに光っても
あのひとはそれを見もしないで昂然と顔を上げたまま突き進んでしまう
だから
僕はもうあのひとに会えないと知って
勝手な道を選んで
先へ行ってしまったのだ。


あのひとはいつも許している
僕は許すあのひとを咎めている
薄闇の下で不鮮明なあのひとの表情を
僕もまた不鮮明に睨みつけている。
手を引いて
あるく
その手は何度も何度も振り払われる冷たい手だから
いつからか 僕は
後ろからあのひとが付いてくるのを
黄泉路に疲れたオルフェのように
疑いながら諦めながら
置き去りにすることに頷いてしまって


僕は許されるのを知っている
あのひとは柔らかな笑みで
あのひとを汚せない僕を許し続ける
それは
僕の刃も通らない固い心臓をあのひとが
持ってしまったからで
あのひとの熱に浮かされたような熱い手も
やや潤んだ瞳も
僕のせいではなくあのひとの飲み続ける固い毒のせいなのだ。
そのことに
僕が苛立つのをあのひとは知ったまま
いつまでも毒を口にしながら僕を許している。


マナは
本当は僕が口にせねばならない分しか降ってこないから
少しずつ撒き散らす分だけ 僕は飢えている
そのマナも
明日の朝になれば朽ちて地に馴染んでしまうことを僕は知っていて
本当に帰っていくつもりなら
もう僕は踵を返さねばならない。
ただ
僕は
もう方角も分からなくなった 青い空を見つめている
あのひとは 今
どの暗闇で
安らぐというのだろう


あのひとにさよならを言うつもりなら
この僕はきっと
間違っている。
けれど捨て去ることを望む僕の細胞は
もうこの両手に
マナ以外の何ものも 置くことを拒み
この足は先を急ぎ
この唇は
別れの言葉を もう用意してしまっている。


ねぇK、
あなたなしでも
僕はもう歩いていけるけれど。


みちしるべ に 撒くマナは
あれは
僕だけのためのもの
いつまでも 道に悩むあのひとの
糧にはならない
なりはしない


神様
生きていくためのマナなど
僕は本当は 本当には欲してはいない。
ただ与えられるものを
いつの間にか少しずつ取り落として
欲しいものはここにはない ここにはない
いつも僕の手のひらにだけはない


いつも
あのひとを見るたびにさようならを呟いていた
さようならさようなら
あのひとはそこに居るだけで淋しくひとりきりだ
立っているあのひとのほつれた袖口から
ほろほろとことばはいつまでもこぼれて
それは見ているだけで
餞別のあいさつを 何度も
繰り返しているかのようで


あのひとが取り落としたペンは転がっていって
あのテトラポッドの絡み合う中に落ち込んでしまったのだ
そして深くえぐれた水底の もつれ合う海藻たちをくぐって
厚く積もったヘドロの中に 重たく沈み込んでしまって
かれは
いつかその海底の隆起する日を
思っているかもしれない
あのひとがいつか この暗く澱んだ海面に墜落する日を
実はもう既に知っているのかもしれない


あのひとが本当には盲目であることに
僕は最後まで
最後まで 気付かない振りをしていた
あのひとに 触れる この指はこの手は
誰のものであってもあのひとには違いなどないのだ。
日の暮れてしまったあとの薄闇にあのひとは立っていて
罪と罰とその他何もかもを
待ち望んで いる
その奔流を
待ち焦がれて いる


訣別の
あいさつを
繰り返されるままに僕は繰り返す
それは
僕だけの痛み僕だけの哀しみとわかってはいても
まっさらでない僕はその孤独に悲しい
いつも
許されることの赦されなさを 僕は
あのひとに語っていたかった。
その 目が
見えないと最初からわかっておれば
置いていくことに何も
ためらいはしなかったのに


てのひらを
上げる
このマナなど無くても僕は生きざるをえない
あのひとへ
見えはしないあのひとへ 手を振って
落ちてくるマナを振り払う
死んでしまえと祈ったあのひとへ
僕の見えぬあのひとへ
降り注ぐマナから逃げるように ただ大きく

手を 振っている



 ようなら、
さようなら、
どうか
どうか

どうか。





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↑僕めっちゃ泣きましたよ。
My追加



こんなに泣くなんて思ってなかったし。




2002年10月30日(水) 頭痛薬は風邪薬ではない。



朝から寝不足なまま河原町からチャリに乗って予備校に行って模試を受けて、
そっからまたチャリで寄り道を繰り返しつつ大学に行って、
忘れ果てた大学でのネット接続用アカウントを再取得とかしてたらゼミの時間になって、
ゼミは教授が不在だったので12月の討論会の準備をしていると、
急に熱が出てきたので女の子に頭痛薬をもらうけれど熱が下がらなくって早退けして、
自宅最寄の駅で父親と待ち合わせて中華を食べる。けれど実際全然美味しくなかった。
そうして家に戻って寝込む。とことん寝込む。


てゆーかね、僕ね、鎮痛剤と解熱剤って同じ薬剤だと思ってました今まで。
・・・馬鹿だね。
何でまたこんなに急に熱が出たり寒気がしたりするのかなぁ。
・・・馬鹿は風邪ひかないと言うのにさ。
ねぇ。(同意を求める)


そんなこんなでばたんきゅ〜です、周防真。
明日は本当は大学行かなきゃいけないんだけど、この調子だとどうなることやら。
とりあえず夜はバイトです。頑張れ僕!

今日は投票ボタンなし。
風邪に負けるな!と応援してくださる方はどうぞ投票ボタンをお押し下さりませ☆
であであ。




2002年10月29日(火) 言うなれば僕は一本の、樹です。



大丈夫、わかっています。
今日はちゃんと寝なくてはなりません。
いくら外が寒くとも、それは僕とは何のかかわりもないこと。
僕は部屋で暖房器具を点けて、暖かな寝巻を着て、布団にくるまって何もかも忘れてしまえばいいだけ。
少し腕から落としそこねた香水の匂いがしても、
耳元でケータイが薄明かりに光っても、
僕はとりあえず睡眠を深く充分に摂取すれば良い。
残りのすべては明日。
明日になれば、
少し和らいだ寒さに、
僕は微笑むことができるだろう。

悲しみの言葉がごく透明であるように、
悲しみの姿もまた同じように透明に淡い。
いつの間にかそれが傍らに無言のまま寄り添っているのを、
僕はいつも唐突に気付いてしなだれる。

僕は自分の感覚には信頼を置いていないから、
自分が悲しんでいるのか、今は悲しむべき時なのか、それすらも
はっきりと決め付けることができずにぼんやりとする。
だから僕は今、しなだれているだけ、悲しくて泣き喚くのでもなく、しなだれているだけ。
僕が失っていくものは、たぶんとても大事なものだろう。
不可欠でも貴重でもないけれども、僕が哀惜するものだろう。
それでも、
僕は今日は睡眠を摂らねばなりません。
ちゃんと明日が来るように。

泣き疲れて眠って、明日の朝を絶望に目を覚ますのでは駄目で。

僕は僕なのだから、たとえどんなであれ僕は生きて生活しているのだから、
僕はちゃんと息をして日々を送らねばならない。
ええ。
いつかまた揚々と枝を伸ばすことを今は信じられなくても、
それでも、
それでも。
今はしなだれているだけ、この地の上に、静かに。




↑いつだってこの手には取れない。
My追加




2002年10月28日(月) これが恋ではないと言い聞かせた頃があった



今季初ストーヴ!
あーんど初ヤキイモ!
いぇーい。
ほくほくうまうまで、
もう・・・(←声にならない)、
でもちょっと焼きが足りんかった(←風呂に入るために早めに切り上げた)ので、次は限界にチャレンジ。
こう、持ったら柔らかすぎて崩れそうなくらいのが良いね。
うんうん。
そう、2週間前だったか、大学のゼミの帰り(←文系ゼミのくせに夜8時まである)に、やきいも屋を発見。てゆーかあの赤提灯下げたトラックですよ。
でも2週間前って言ったら、まだ京都は夏日(←最高気温25℃以上)だった頃ですよ。
・・・買うヤツおるんか?
やきいも屋には悪いけど、本気で心配してしまった。うんうん。
あー、でも、夜中にあーゆー車見ると、ちょっと買ってみたい気分になるのは分かる。
やーきいもー、やきいもー。


てゆーか、
僕はめっちゃ悲しいことがあるのです。
まじで。
でも僕の性格上、泣き喚いて駄々をこねることができなくってつらいのです。
僕にもう少し金と時間があったら。
あと実行力と断固たる愛情があったら。
そんなことを許しはしないのに、ぜったいに。
泣くのなんて、もう忘れてしまったぐらい昔に、もう泣くのはやめようと、理由も忘れてしまったけど決意してから、本気で泣くのなんてまず自分で許可してからでないとできなくなった。
だから僕はたぶん泣きません。泣きたいけど。
友達が死んでしまうくらい悲しいけど。

僕はたぶんいつも、幸福の量と不幸の量がプラマイ0になるように計算している。
そして常にバランスをとっている。
幸福は、そう単純にはやって来ないけれど、幸福がなければ不幸を減らせば良いのだから簡単なことで。
うん。
だからたぶん僕は馬鹿だ。
幸福には代償が要ると思っている。
それを支払わなければ幸福になる資格が無いと思っている。
だからいつも不幸で幸福の対価を支払っている。
自ら支払っている。己が身を裂いてでも。




↑均衡が保たれるのは何故だろう。
My追加


いつも不思議だった。
だから僕はこの手のひらで、幸福を握り潰さぬように不幸を選り分けて差し出さねばならない。



2002年10月27日(日) あみだ




あみだ



あみだくじをひいている
時々そこにない寄り道をしてみたりする
本来は
落ちていくままに
横道にひっかかるままに
けれど時々
差し出された手を無視しながら横を走る棒へと飛んでみる
割合としては届かない確率のほうが高い
命綱に守られて舞い落ちる横軸の上
うっとうしくて命綱を切ってしまう
放物線をえがくこの肉体の飛翔
落下


あみだくじをひいている
ルールを知らなければ反則もない そのはず
必然に守られた途中経過を
嫌ってもいいのか まずそこから
悩む前に垂直に飛び出している
嫌い 嫌いも


好きのうち




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詩が書けないと言って悩んでいる時の詩はこんな感じだ。
少しずつ色々、考えて。
行き当たりばったりな。
感じで。




↑視界くっきり。
My追加



明日は寒くなりそうです。



2002年10月26日(土) 自己同一性



IDENTITY.
って一体何なんだろう、と確か中学3年生の頃に思っていた。
てゆーかぶっちゃけそういう言葉を知らなくてね。
もちろん日本語としては知ってたけど。
英語の単語として、その意味をちゃんと知ってはいなかった。
だからさ、【identity card】の意味がわからんわけですよ。

・・・・。

あー、そこ!蔑むような目で見ない!
そんなもんですよ、田舎の小学校を出てるけど私立の中学の中学入試受けてトントン拍子な人生歩き始めた奴って。
ふつーじゃなく幼い頃から英検受けさせられてたって、こんなもん。
親には云っちゃ悪いけど、子どもの教育間違えたと思います。
日本語もわからん1歳の時分から英語聞かせんでもさ。
おかげで英語はフィーリングでしかわかりません。やたら変な言い回しは知ってるくせに、文法の細かいとこがわかりません。
おかげで大学入試の頃までwasとwereの使い分けができなかった僕。
そんなでも四大受かるんですよ!
・・・てゆーかあれはうちの大学でないと無理だな。たぶん。

んで、そう。
IDENTITY.
なんてゆーか、僕はずっとその意味を『自分であるということ』みたいな意味だと思ってたわけなのですよ。
僕が周防真であるように、かたちづくられた精神を持つということ。
なのだと思ってたのですよ。
実際よく分からんかったし。
模試とかにはイヤにたくさん、変な論説文が出てきてて、そういう文章の10に1つには【アイデンティティー】の文字があって。
それを持たねばならない、形成せねばならない、とうんざりするほど書いてあって。
なんだかすごい高尚なことのようにさ。

まぁ、簡単に辞書を引けば、
【アイデンティティー:自我同一性、自己同一性、主体性、自己の連続性、自分が自分であることを感得しうること】
となっている。
そりゃ、こういう頭で【アイデンティティー・カード】と言われると、何だそりゃ?って思うよなぁ(苦笑)
でもその、【アイデンティティー】って、そんなに特別なモノだと思えなかった。
なんかね、だいたい僕らが子どもだった時分から、『個性の重視』とかが叫ばれるようになってきたんだけど。
うん。
そんなに大事なモノのようには思えないんだ。
未だに。

んー、長くなってしまったので、続きはまた明日にでも書きます。




↑当たり前じゃん。
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2002年10月25日(金) なるとはなるとでもなると金時。



何でもない文章なら別に書く必要はないんだ、とか言われると日記ひいては詩なんてその無駄そのものの文章でしかないような気がするので猛烈に反発してしまいそうになる。
僕もまだ熱い人間のようです。
というより僕の日記、僕の詩だからかも。しれないけど。
他人にあげてしまったモノならともかく、やっぱり自分の文章には愛着、あるし。
良い文章だ、とかって思うのは稀だけどさ。
僕がたった一度きり鉛筆で書いて残した文章を捨てやがった人間には、本気で殺してやりたいと思いました。
お前それがどんだけ貴重なものかわかってねーだろ!なんてね。


哀しいことがあるので何となく元気ではない。
へたってるわけではないんだけど。

明日は芋を焼きたいな。
んーでもストーブはまだつけちゃダメかな。
てゆーか灯油がないかも。
むぅ。
やっぱり蒸かし芋よりも焼き芋だよね!いっぺん蛸薬師の焼き芋屋さんのが食べてみたい。かの有名な。行列の出来る店〜。
昔、父親がえらくでかい焼き芋を持って帰ってきて、今でも憶えてるけど新聞紙に包んで塩が振ってあって、めちゃめちゃ美味かった。あれはどこの店のだろー。
うちの父親の実家が徳島なので、毎年秋になると鳴門金時を送ってもらいます。
って、鳴門金時を知らない人はいないよなぁ?
と勝手に思ってるけど、知らない人は知らないのかも。
何を隠そう、他の普通のサツマイモより、100gあたり10〜20円は高いという、徳島の名産品!他の芋より、ずっと甘くて美味しいのです。うまうま。
で、今それが家にあるので、やっぱこれは焼きたいな、と・・・。
食い倒れの秋!
わーい。(←意味もなく喜ぶ)




↑おかげで今日も講義中に船漕いじゃったよ。(爆死
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2002年10月24日(木) たとえばこんな写真でも




以前友達にもらったスリッパ(?)。
靴のようなので、なかなかあったかくて重宝している。
・・・ただ、歩きにくいのが難点。言うなれば、ダイビングのためのフィンを着けたまま歩かなきゃならんような感じ(笑)。
いや、可愛いです、マジで。


結局、今日はHPの更新とかできなかったんですが、のんびり過ごしたらまぁまぁ元気になった、っちゅーか。生活を朝型に切り替えようかな、とか思いました。
えらい気持ちのいい天気だったし!
今週は、先週に比べてかなり楽なスケジュールやし、ちょっとでもリフレッシュすべし。
てゆーか買い物行きたいんですけど誰か付いて来てくれないですか。(←切実)
1人で行くと延々迷って、余計な物まで買うか買いたかった物も買えないかのどちらか。
ふー。
・・・とりあえずはちょっとずつ負担を軽くしよう。
なんか、今の生活は無駄が多すぎ、だと思う。
そのへん切りつめて、時間の有効活用。ですね。当面の課題。

一応1コ詩はできてるんですけど。
出来が今ひとつなので、なんか別のを仕上げてから一緒にUPします。
なんか、出来の悪いサイコスリラーっぽくなっちまって。

れっつらくんが日記でちょっといいこと書いてます。
と、僕は思った。
うん。僕もやたら出来のいい筈の兄貴がいるから、若干わかる部分もあったり。
僕の兄貴は全然良い子ではないけど。
そうだちょりくんがえるびに出るそうです。
詳しくはPaorettまで。
たぶん僕も、過密スケジュールに倒れてなければ出没してるはずです。




↑あたりまえのこと。
My追加




2002年10月23日(水) 恋に朽ちなむ



昨日に引き続き、鬱々と、日を過ごし。
時々、うぁー、やだっ。僕ウツ入ってるよ!
などと叫びたくなる。
明日ーは、映画でも行こかな。
と思ったけど、こういう時に何となく遊んでも、自分に更に嫌気がさすだけで何の癒しにもならないし、やめとく。
無理やり勉強してたら何か変わるかな。
それとも昔の恋人にでも電話するかな。・・・ってそれは何か間違ってるよな。余計に落ち込みそうな感じ。


には
すきなひとがいる、というのを、
どっかで取り違えてないか。僕は。何か。
勘違いしてないか。
無性に何か、云わずに言葉にせずにはいられないものを、沈黙してここに抱えたままでいるのがそんなにつらいのか。
それとも勉強がそんなにつまらないか?嫌なのか?
どうした僕!

あのひとを、逃げ場、とかにするな。
安らぎとかオアシスにするな。
あのひとは確かに僕の慰めではあるけれど。
だけどあのひとはいつもとてもうつくしいので、貶めてはいけない気がする。
汚してはいけない気がする。

気がする、じゃなくて、貶めてはいけないし、汚してはいけない。
ほんとに。
あのひとに触れていいものか、甘えながらどこかで僕は躊躇っている。


ちゃんと詩を書こう。
あのひとに逃げる前に、為すべきことをしよう。
僕のために。




↑幸は儚く、跡形もない。
My追加




2002年10月22日(火) 明日も明後日も明々後日も



今日は何もしないで眠りにつく
世の中に貢献などしない
自分が向上するための学習もしない
明日になれば世界が少し動いている
運命の名のもとにあのひとと出会う



・・・詩が書けません。
なんか最悪です。肉体的にも精神的にも。
勉強もできないし。ただの小説を読むだけでも集中できずにいる。・・・とにかく最悪。
髪を切りたいんだけどヒマがない。
いろいろ余裕がない感じで。
季節の変わり目だからか、目が痒くてたまらん。目薬でざばざば目を洗いたい感じです。

・・・こーゆーことすべてに理由があるとは思わない。
とりあえず目が痒いのはブタクサか何かの花粉が飛んでそうなのと前髪が長いからだけど。
別にあのひとに会えないからだ、とかは云わない。
どうせあのひとが聞いたら、
「え・・・、あ、すいません!浮気してくださってもかまわないですから!」
とか馬鹿なことを口走ってくれる。
・・・うぁー、さみしー!心さぶすぎ。
かなり落ち込みモード。
べつにさ、僕は一切泣いたり泣き言云ったりしないけど。
ここは井戸の底、だと、思えば。
あのひとが陽の下で笑って幸せなら、それだけでもいいや。
ちょい暗いけど、そう思えるし。
(達観)




↑へぼすぎ短歌。(爆死
My追加




2002年10月21日(月) たくさんの恋を



息が苦しくなるのは、いつも僕の心臓が少しぎこちないからだ。


「また電話します」の一言が重い。
僕は別にあのひとがいなくても生きていくさ。きっと。
僕は自分の幸せなんて思ったことはない。
ただあのひとが幸せだといいと思うだけ。他の誰もが幸せだといいと思うだけ。

羽根をもがれるような痛み、を思う痛み。
誰が浮気なんてしたいというのだろう。

電話でさえこの心はやわらかく崩れて、形を成しはしないのに、
どうして書き綴る文字にそれが宿ることができるだろう。
どうして恋ができるだろう。
この言葉にできるのは、
あのひとを惑わすだけ、
あのひとをあのひとだけを。

おそろしいことをしている
今日も
おそろしいことをしている
少しずつ見透かされる心の裏で 今日も
おそろしいこと を している。
僕が蝕まれるのかあのひとが蝕まれているのかは知らない。
ただ薄着ばかりしているこの身体は少しずつ冷えて、
あのひとの指を暖めるための温もりを忘れていく。
べつに忘れられるなら忘れてしまえばいい。
それならあのひとはきっと安らぐ。
きっと、
想い続けることの純粋さに酔うことを自分に許す。




↑その場しのぎにはなる。
My追加




2002年10月20日(日) あめふるよる



あのひとに、
何度となく恋を、
している。
薄らいでいく苦しみを思えばそれは麻薬のようだ。
夜の雨も、恐ろしいものではなくなる。
あのひとがどこか遠くの屋根の下で同じ雨に濡れると思えればこそ。


これからあんまりあのひとに逢えなくなるので無性にさみしい。
あんまり、というより、ほとんど。
ほとんど、というより、全然、だ。
納得はしていても、相反する感情があるから、僕は言葉を口にしたくなくなる。
逢えないと何度も云うのは余計にさみしくなるし。
会いたいと云うのはそれより更につらい。否定される瞬間を幻視するから。
そうして僕の心は少しずつ磨り減って、
できるなら無くなってしまえばいい。
ひとに恋焦がれるのはいつもつらすぎる。


今日は高校時代の友人たちと会合。こんな僕と友達付き合いを続けているのだから、みんな相当おかしな連中だ。というのはまぁ冗談で。
サ店でだべって、カラオケ行って、なかなか楽しい一日でした。家に帰った途端、母親にもっと勉強しろと怒られたけど。
でもまぁ、いいんだ。
僕はさみしいんだー!
ちくしょー。
しかもこれから、明日からは怒涛のように忙しくなるはずなので、もういいんです。別に。
この世の見納めのように遊んで、いざ我は暗き淵に沈みゆかん・さらば一瞬のめくるめく夏の光よ!




↑雨のせいで空気がやわらかい。
My追加




2002年10月19日(土) 本にまみれて。



しあわせな本をぼろぼろ泣きながら読んでいた。
べつに悲しい訳ではない。
ただしあわせがいとおしいだけで。

よしもとばなな、という作家はいつも僕を落ち着かせる。
このひとの書く恋愛の形はいつも幸福そうであたたかい。なにより、健康的だ。
何と云えばいいのか、上品な和三盆の砂糖菓子を思わせる甘さ。
書いてあるものは常人の感覚を越えたものだったり、悲しみだったり、色々だけど。

泣きながら読む本、というのはそんなに多くない。べつに少ない訳でもないけど。
ベッドに寝転がって布団にもたれながら読んでいたら、目の端からつるつると水分が布団に吸い込まれていきました。何故か左目からだけ(笑)
だからぼろぼろ泣いた、というのは嘘かも。
うん。
なんだか幸せを吸っていた気分。

そのあとに、また別の好きな作家さんの本を読んでいる。
あのひとの唇のように官能的な文章を。
今日は読書日になりそうな予感。

うちの家の本棚には、あまり僕の愛読書って置いていない。
表面には色々別な本があって、裏側に隠されていたり、自分の机の近くにこっそり貯めていたりで、部屋に作り付けのでかい本棚には、固そうな本しかない。辞書とか参考書とか学術書とか、田中芳樹とか村上春樹とか。
でもその、地震が起きたら下で寝ている人間は圧死しそうな本棚が、少しずつ自分の好みで染められていくのが、大学生になった当初はちょっと面白かった。




↑明日なんて来ない、と呟いてみる。
My追加



かわいた唇を寄せて、
あのひとの血が唇からこの身体にめぐるように、
目を閉じた暗闇にあのひとのぬくもりが眠るように、
詩人は詩人としての言葉を忘れてしまいたい。




2002年10月18日(金) いつもそれは雷鳴のように



恋、
なんてものがこの世に存在することに、
何故誰もが
驚きを禁じえないのだろう。


今日は何故か朝から献血。
少しだけ世の中に貢献。したつもり(爆)
僕は献血、今までやったことが無かったんだけど、いやに親切な兄さんとか看護婦さんたちがいて、なんとなく和やかに血液を400ml採取され、ジュース200ml×2本もらって他にもテレかとかタオルとか色々もらって、その後は大学の授業に出ました。
てゆーか献血、した後はめっちゃ眠くて、図書館で爆睡。
さらにジュース400mlでは足りなかったらしく、なんか色々飲みました。たぶん血液がめっちゃ薄くなってる。
そして今もやはり眠い。
ねむねむ。


嫌いな人間、というのは微妙な存在だ。
そこに在るだけで何らかの感情をもよおさせる。
嫌い嫌いも好きのうち、なんてことを言うけれども、嫌っている相手、というのも気になる相手ではあるのだ。実際に。
僕は嫌いなひとがいるけれども、相手に嫌われているのかは正直知らない。
でも嫌われるのは好きじゃない。(苦笑)


今日は久しぶりに日本酒、飲んだ。
あー。おでんも食べた。今季初おでん。うまうま。
秋はいろいろ幸せです。
そして眠い。(爆死)




↑それが人間でしょう。
My追加


いつまでもここに、
僕がいてもいなくても、
あのひとがいるという痕跡があればいい。



2002年10月17日(木) ねむれぬよるに



そうだわかりきったことだけども敢えて言うなら僕は馬鹿だ。
いつも、手を一瞬出しかけて引っ込める、そのタイミングが他よりも少し早いか遅いかするので、その所作が異様に目立ってしまってしくじるのだ。
あぁそうだ僕は馬鹿だ!
今は頭の中で百回ほどそれをエコーさせつつ大合唱されているけれども。
いいんだ。
ほんとのことだし。
いいんだ。


あのひとのに似た香水をつけて、なんとなく鬱な午後遅く。
おかしな話。
あのひとはいない。
ここにも、世のどこにも。
そうだったらどんなにいいだろう。
僕が今まで見ていたのが夢だったんだとしたら。どんなにいいか。
ある朝僕は目を覚まして、何かしら失ったあとのさみしさに、切られるようにいたんで。細部を忘れた夢の、存在感の強さにうろたえるのだ。
それくらいでいい。
この恋は、僕のものでもあのひとのものでもないのだから、失ってしまえば眠れぬ夜の不条理さと同じくらいに苦しいものにしかならない。
それくらいで、
いい。

あのひとがいなくていやだと、
おもうこのこころを、
にぎりつぶしてしまいたい。



It's not too high
till you reach the sky
Just heave my sigh
and I would never cry

↑こゆのを作るのが、最近の楽しみ。




↑ただ寝る前にさみしかっただけ。
My追加



そうしてかなしみは、
いつだってそれ自体あきらかではないのだ。




2002年10月16日(水) 『Dolls』



今日は『Dolls』観てきましたー。
あー。あれは堪能、って感じだった。
ヴィヴィッドな色、と云うのはああいうのですよ。
音楽も久石譲だし。
期待していった分、裏切られなかったのは凄いと思う。

それにストーリーがね、なんてゆーか、さまざまなあいのかたちを、描いていて。
登場してくるのは物語のベースのカップルと、あと2組だけなんだけど。
でもあれだけ愛というものをまっすぐに取り上げた映画は無いような気がする。
重い、深い、狂おしい、残酷なまでの、愛、を。
見ているこちら側が、言いようもなく孤独にふるえるような。
どんな形の愛も、
間違っているとは言えずに、
それでも見ていられなくて目を閉じてしまいたくなるような、
狂気を。
でもそれは如何に言い換えようと、明らかな、あい、で。
映画、なんだろうか、あれは。
一編の詩のような、音楽のような、ただ一枚の絵のような、
そんな、言い知れぬもの。
例えばね、画家は、絵を描く時、観客の事を思うだろうか。
作曲家は、曲を作る時、満席の聴衆の事を思うだろうか。
詩人は詩を書く時、批評家の事を思うだろうか。
そんな感じで、観る人、の、視点のことを、まったく考えていない映画に思えた。
言うなれば、限りなく、自分の思う「あい」を真摯に真剣に見据えた視線、が、あれになったのではないかと思う。
心臓を、
手のひらで覆って、
その鼓動を確かめようとするのに、
それは不規則に破裂しそうに脈打つから、
恐れと不安と死、に、怯えおののくような。
そんな作品でした。
うん。
今んとこイチオシ。




↑それが大学生。でしょうか?
My追加




2002年10月15日(火) 死ね、死んでしまへ。



うぁー、昨日の日記はなんだか鬼畜だ。
最低最悪に鬼畜だ。
だぁー。
でも僕の性格なんてこんなもんだ!
僕の本性なんてこんなもんだー!
あぁ。
死ね、死んでしまへ。
豆腐の角に頭をぶつけてみろ!

ちょっと錯乱ぎみです。

でもこの二面性が無いと、僕は自我が保てぬのです。
僕の中で毒を分泌していないと、絶えず垂れ流される解毒剤が中和されずに死に至りそうになるのです。
だからどこか切実なのです。
いつも。
いつもぎりぎりのところにいるのです。
そして毒を分泌しすぎたとしても、きっと僕はぐらぐらと安定を失ってラインを踏み越えそうになるのです。
ラインを踏み越えても、アルカリ性が酸性に、酸性がアルカリ性に変わるだけで、何かが中和されるわけではなく不安定さは何処まで行っても変わらないのだけど。
うん。
そんなことを誇りや自我に換えるわけにはいかない。
それくらいは分かってます。
よぅく。
わかっています。


今日は去年のゼミの連中と飲みでした。てゆーか教授来てくれるし!わーい。
北山の割烹で、かなりうまうまでした。
でも〆の吸い物をひっくり返して火傷する僕!(爆死
お店の人に薬と氷とアロエまで出させて、家に帰ってきてアロエを巻き付けております。
いつも何かしらドジるんだよなー(涙
今度行ったときには謝ろう。(でも一体いつ行くよ?爆)




↑ただ待ちわびるだけ。
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2002年10月14日(月) できたら読んでほしくない




失うことを初めから前提としているので
繋いだ手がすぐにほどけるように、
命綱も簡単に切れるように、
している。
どんなに遠い場所に僕がいても、あのひとはずっと僕が好きだろう。
僕がどんなに鬼畜で毒々しい人間でも、たとえあのひとが嫌いでも、僕を好きだというのだから。
それなら、
あのひとを傷付けて、
思いきり深い傷をつけて、
悲しませて苦しませて、
その様をじっと観察して、
・・・そんなことをしてみたいと思う僕はきっとどこか間違ってる。
壊れてるとは言わない。
間違ってる。
こんなことを考える僕を咎めるひともいる。
だけど考える。
考えるだけ、なところで、まだ自制心が働いている。
僕はあのひとが好きだ。
好きだ。
あのひとは僕を愛してるとは言わないので僕も言わない。
けれど愛していないとはもう言えない。

あのひとは、たぶんこれを読むだろう。
今日か明日か、ずっと先にか。
その時にあのひとの心に何かが咲くだろうか。紅い、棘のような花びらが開くだろうか。
あのひとが何かを恐れていることを僕は知ってる。
ちゃんと知っている。
そのことを僕の断罪をするかのように抱えている。
僕はあのひとを愛していないとは言えないから、あのひとから遠くはない場所にいる。
そしてあのひとを傷付けないように静かに佇んでいる。




↑そのくらいしかできぬから。
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恋を、
していても、
いくらどんなに恋を、
していても。



2002年10月13日(日) 明日は筋肉痛に



昨日書いたとおり、今日は運動会でした。
あー。
つかれた。
えぇと。綱引きと町対抗リレーとその他諸々に出ました。2位と3位と1位と1位。なかなかの出来、で。(ふふん。)
なんかねー、すべての競技・すべての順位に何かしら景品がついてるのが笑えました。更に言えば弁当も。
おかげで僕は大漁。
ラップとかトイレットペーパーとか、うんとこさ担いで帰りました。母は喜んだ。
僕は筋肉痛だ。
タイフーンリレーなる競技で、隣りについて一緒に走ったおばちゃんが、走ってる間じゅう「速すぎ!速すぎ!」と叫び続けてて、こっちは走りながら大爆笑してました。そんな速くない速くない。
まぁそゆ具合で。
心配してたほど嫌な状況にもならず。
おばちゃんたちの世間話はどこ吹く風で、テントの下で参考書を広げてた僕は別に悪くない。はず。うんうん。


僕にとって幸せは眠い。
猫がコタツで丸くなる気持ちがよく分かる感じ。(←謎)
なんてゆーか、あのひとが傍にいると安心する、のだ。
おかげであのひとの前で眠い眠いと言い続けて、あのひとに「このひとは本気で帰りたいんじゃないだろーか」なんて思わせてるのもまぁ、僕が悪いけどさ。(爆死




↑それでいいんだ。
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恋人の手はやわらかくてやさしい。
いつも。



2002年10月12日(土) しあわせ は ねむい。



明日―――は、イヤなものがあります。
区民体育大会、とゆー、運動会なんですけど、ああぁぁぁいやだぁぁ。
もともと僕ぁもろ文系なんです。
しかも大学生になってからやってる運動って・・・・・・ボーリング、とか。(←それはそもそも運動ではナイ。爆死)
まぁね、僕も身体を動かすこと自体はそんなに嫌いでもない。
だけどたぶん明日は一日中、近所のおばさんやおじさんやガキどもに混じってうちの町内用のテントん中に居ねばならんのです!ぎゃー。
人付き合い苦手な僕にとっては針のムシロです、まさしく(暗
てゆーか雨降って欲しかったな、マジで。
明日は雨が降ったらPOEMバザールなるものに行けたのに。ちくしょー。
・・・・・・。
てなわけで、明日は忍耐力を試される一日になりそうです。
状況をはなから無視して参考書持ってく訳にもいかんよなぁ・・・(涙


うぁー、今ちょっとやなことがあって、感情がコントロールしにくい。
僕は気持ちの切り替えは早いほうなんだけど。
落ちつけ落ちつけ。


あのひとの手に重なった僕の手が好きだ。
なんとなく。
たくさんのものを赦されるような気になる。

幸せは眠い。
僕にとっての定義はこれだ。
他の人は知らないけど、とりあえず僕は、幸せだと眠くなる。
おかげで恋人と会ってるあいだ、僕はあくびばっかりしている。
たぶん傍から見れば、めちゃくちゃ退屈してるように見えるのだろうけれども。
そうじゃないんです。




↑僕は出る。
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べつに寒いのが幸せ、ってわけじゃないけどさ。



2002年10月11日(金) しあわせびより。



幸せでないことなんてこの世の中にはごまんとあるのだ。
だからなるべく僕は忘れるようにしている。
忘れていいことは。だいたい。

ここんとこらぶ絶好調なので(死)鬱にもならず日々を淡々と(?)過ごし。
今日も実は極短らんでぶー。
僕はどっちかってゆーと行動派だ、と改めて認識。
立ち塞がるものがあればとりあえず打倒したいのです。(爆
・・・単純すぎかも。
そこに山があるから登る、と言った登山家がいたけれども、
参加することに意義がある、と言ったオリンピック委員(?)がいたけれども、
それって本当に名言と云えるのか。
ね。
たとえば外交官試験を僕が受験したとして。
『受験することに意義がある!』とは、ちょっと言えないでしょ。ねぇ。
まぁいいか、僕の言ったことじゃないし。

えぇとしあわせの話。
恋が1人きりでも成り立つことを僕は知っている。たぶん幸せもそうだ。
でもあのひとが幸せだと僕が嬉しい。しあわせ。
それはもちろん僕だけの幸せだけど、それでも何か尊いものだ。
本当に。


明日は家でのんびりする予定。
ひさびさに図書館にも行きたいー。
てゆーか、明後日からの怒涛の一週間を、どーにか乗り切るだけの、気力と根性を、誰か僕にプリーズ・・・(苦




↑ちょーゆううつ。
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2002年10月10日(木) わかれるとき



今日は久々にずっと家にいたので、心理的にリフレッシュ。
やっぱり僕は家でないと勉強とか本腰が入らないし。
・・・といっても今日は部屋の掃除とかしてたら日が暮れてしまいました(爆
なんであんなにカバンやら服やら散らばってまうのかな。
えらくいい天気だったので、外に出なかったのがちょっと残念ではあるけど。
でも朝寝ができてよかった。(幸

こないだ僕が友人宅でキムチ鍋を食べてきたと云ったら、どうやら母親も食べたくなったらしく今日もキムチ鍋でした。でもなんだか【キムチ鍋の素】が違うらしくて、こないだのほうが美味しかったような。
やっぱりキムチ鍋は辛くないと!うんうん。
微妙なのは、キムチ鍋って結構匂いがするのです。キムチの。
うーん。美味しいのは良いんだけど。


昨日の日記はなんだかあやふやな、詩のような文章のようなものになってしまって。
特に何があったというわけではないのですが。
少しだけ恋人に会いました。
いつも別れるときは何かが裂かれるようでつらい。
それとは別に、
恋人に限らず、僕はひとと別れるとき、いつも戸惑ってしまう。
どの程度の惜しみかた、どの程度のさりげなさで、
見送ればいいのか見送られればいいのか、
振り返ればいいのかそれを期待すればいいのか、
笑顔で別れたその背後で何が起こっているのか、いつも
気にしないと言えば嘘になる。
だから去り際に、その分量はまちまちだけれど何かもやもやしたものが残る。
どうすれば、
いいのか。
別れねばならなくて苦しいときも、顔を合わせているのが苦痛で早く別れたいときも、同じように微笑んで同じように頭を下げればいいのか。
そんなはずは、
ないだろうから、
でも切ない目で見送ることが僕は苦手だから、
だから。




↑そうしてなお続いていく。
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2002年10月09日(水) 適当に題をつけて。



僕のサヨウナラ




正しくは、ないから
冷暖房のきいた部屋の中で、
布団でバリケード作って、
僕は安楽に縮んでいる。

「僕のせいじゃない」って思うのも、
「僕のせいだ」って思うのも、
なんだか人間小さくてやだ。
何だろう、そんなに理由を求めないでも、
少しずつ地軸は傾いていき、
少しずつ北極星は真北からずれていく。
僕の手が痺れているあいだにも、明日が少しずつ近付いてくる。


あぁ、風邪だと自覚する一歩手前の悪寒未満がする。


僕の手のひらの上であのひとの幻影が縮んでいく
太陽よりもずっと強い光線で焦がされているような、
無駄な言葉を少しずつ忘れていくような、
罪悪感に裏打ちされたままの微妙な幸福感
触れてはいけないガラスに指紋を残しておくような、
寝乱れたままの髪で教壇に立つような、
背徳だと見透かされるまでの緊張を
舌先で
甘く甘く煮詰めている。


あぁあれは 恋人の声だ。


この、
あやうい均衡の保ちかたを、
一体誰に教えられたのだったかを
僕はいつかぼんやりと思い返している。
いつも僕は
少しだけ左に傾いているので
右肩を下ろすように注意される。
それと同時に、
もともと傾いている胸の水槽から液体が少しずつこぼれて
僕の明日が少しだけ短くなる
これでもか
これでもかと
あのひとが少しずつ僕を押し潰していく。


いつも僕は上手くさようならを云えないでいる





↑さみしいね。
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2002年10月08日(火) 『勉強しろよ。』



えぇと。
今日は友人宅で晩ごはんをごちそうになり。
ちなみにキムチ鍋でした。はふはふ美味かった。
友人宅で飼っている猫に引っかかれ。
とゆーより噛みつかれ。
その後はスポーツクラブに行くという友人と西木屋町のケーキ屋(深夜営業、らしい。)でお茶をし。
なんかケーキは生クリーム系で閉口。って僕も何故そんなのを選ぶかな(爆死
家に帰ってくると力が抜けてへたっております。
明日は遠出だ。
遠出だ。
うー。

なんだか生き物が部屋の中にいる、ってのは結構いいものかもしれないな。
と思いました。まぁ生き物にもよるけどさ。
僕は基本的に猫って、正直言うと苦手だったんだけど、今日会ってきた猫は思ってたより可愛く感じた。
うん。
飼うのは大変っぽいけどな。
えらく僕の腕時計(←金属)に興味しんしんでした。
やっぱ光るものは気になるのかな。

今日は友人に一言、色ボケてないで「勉強しろよ」と言われ。
うぁー。
うぁー。
ずっしりとイタい一言でした。
そうだよなー。勉強せんとな。
苦言を呈してくれる(とゆーほどのものでもないけど)友達は貴重です。とうとい。
勉強しなきゃ!って気にさせられました。
がんばりますー。
というわけで、
これから皆さん僕に会う時は、ぼそっと一言
「勉強しろよ」
と、呟いてやってください。そのたびに僕はへこむし!
でも頑張るし!
ヨロシクです。




↑目がまんまるなのです。
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2002年10月07日(月) みんなまとめて愛しい。(笑  



てゆーか誕生日なのです。ふふふふん。(笑
うちの両親は結局僕が自分からアッピールするまでは何も言ってくれなかったんですが(爆)、友人たちが色々祝ってくれたんでけっこうハッピー。
ちょりくん電話さんきゅー。てゆーか恋人に誤解されげな時間に(笑。
えぇと他にもメールくれた方、モノをくれた方、みんなまとめてさんきゅー。愛してるよん。
恋人は風邪を引いてたのに会いに来てくれました。とゆーか会いに行ったのか。僕が。まぁ似たようなもんだ。(←かなり違う。笑)
とりあえず僕は愛されてるなぁと。照。
皆さまのおかげで幸せな誕生日でございます。

なんだかね、誕生日にもらうものって嬉しいものばっかりだね。
いつも普段から感謝の足りぬ僕だから、今日くらいはなるべく感謝。
ありがとうございます、これからもヨロシク(笑

もらったクッションを抱えて眠ってみる。
パウダービーズ、うちの母親にヒットしてます。大人気。
これぼーくーの、と言って取り返す。
そんなことをしてると、夜寝てる間にもそんな夢を見たり。
なんだかね、いろいろ愛しいものが多くって困ります。(笑

明日は予備校行って大学行って友人の下宿に行って、猫を見てひっかかれて、ご飯食べさしてもらってくる予定。
この友人もらぶなのです。メールありがとー☆
そして明後日は、ちょこっと楽しいことがあるかも。
うんうん。(笑




↑あとは到底手に入らぬモノばかり。
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2002年10月06日(日) 心に、つばさ。



誕生日前夜。(笑
なんだかなー。明日は朝から予備校に行かなきゃいけないのやだなー。
てゆーか何の考えもなく、明後日に明日の分の予備校の授業のフォロー、入れちゃってるし。
行きたくないなー。
恋人に会いに行ったら怒られるかな。てゆーか予想もしてへんやろなぁ。
ふー。
駄目かな。
誰か僕と遊んでくださーい。(死
なんだかぐるぐる考える、ことが多いので、勉強も進まないし、うろうろ部屋の中を檻の中のオラウータンのように歩き回ったり寝転んだりぐるぐるぐる。
やっぱりダメ人間だ、僕。
ここは、
井戸の底だ。
僕は独り、
遥か高くを見上げて、
まるで太陽か月のような
空の眩しさに焦がれている。
僕はあのひとが好きだ。
こころから。
僕には何の良いところもないと僕は思うけれど、
あのひとには僕がなんだか大切なモノに見えるらしい。
それならそれで、
僕はあのひとが遥か頭上から井戸を覗き込んでいるように思う。
ずぅっと下に、
水面は宝石のようにきらきらと光を反射しているから、
その水がどんなに濁っていても、
澱んでいても、
あのひとにはそれが光るものに見えるだけで。
汲み上げて手にとって眺めてみれば、
地に流す以外の何の役にも立たない腐った水にすぎないのに。
僕は、
見下ろすあのひとに焦がれている。
あのひとの元には光がある。




↑あのひとのもとへ。(笑
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2002年10月05日(土) こころあてに。(意味なし



今日は知り合いに会ってまいりましたー。
いやみんな僕と違って偉いよ!実直だよ!勉強してるよ!
てゆーか僕が全然しっかりしてないのか。あうち。
やっぱり学生としても失格な僕。
もちっと頑張らねばなー。
もうすぐ誕生日なので、パウダービーズのクッションをもらいました。
あの微妙な感触が異様に(笑)お気にです。
あれで部屋一杯にできないかな(微)。

明日はいいかげん勉強せねばヤバイです。
世の中そんなに甘くないので、日々勉強してないツケは大きい。
ちゃんと勉強が終わってたら、日本ペンクラブ主催のイベント(?)に行ってみたかったんだけど。
まぁそれは母親が行くらしいので、パンフレットとかを貰ってきてもらうつもりー。
なんかね、我孫子武丸さんとかが来てたり、詩の朗読があったりするらしいのです。
んー、ちょっと行ってみたかったな。
我孫子武丸は「人形」シリーズが好きなのです。なんかそれ以外に怖い小説を書いたりもしてはるけど。


何だかいろいろ、
かなしいことがあるので、
時々すごいくるしくなります。
そんなモノいらない、いらないと思っても、
ずしんと重苦しく胸をふさぐのです。




↑でもくるしいのが人情というものです。
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2002年10月04日(金) それでも僕は忘れてしまう



なんかね、僕はあんまり人の話を聞いていないので、人の話に感銘を受けるということが少ない。
ってこれは恥ずかしいことかもしれないなという気はするのだけど。
うん。
でも学ぶことがない、と思うと聞き流しちゃうんだよね。
それはめっちゃ不遜なことだと思うけど。
あとは自己防衛の手段だね。これは。
あんまりキツイこととか聞きたくないこととか、耳が拒否してしまう。・・・ってこれはあんまり正確じゃない。
僕はちゃんとその人の言葉は聞こえているし、聞いて理解した上で忘れてしまうだけだから。
よけい酷いかもしれないけど。
僕はひとつひとつ、胸の中できちんと反論した上で、
たぶんその話が終わったあたりにはもう、その人が一言一句何を言ったかなんて憶えてはいない。その雰囲気だけしか。そして2,3日もすればそんな事があったのかも忘れてしまうかもしれない。
これはとてもさみしいことだ。
相手にとっても、僕にとっても。
僕は小さく、
ごめんなさい
と誰にも聞こえないように呟いて、でもその罪悪感だけは僕の心に澱のように沈澱していく。
それくらいしか、僕にはできない。
忘れないようにするなんて、
そんな苦しいこと、
僕にできはしない。


秋になったので果物がいっぱい家にある。
昨日の朝はグレープフルーツと柿。
グレープフルーツはしみじみ美味い。(←柑橘類好き。笑
まだ文旦が出てこないので、柑橘類を剥くのはまだ諦めておく。手がわきわきするんだけどさ(涙
あぁそうだ僕は文旦命な人間だ!(爆死
それまではグレープフルーツや甘夏や日向夏やぽんかんやネーブルやでこぽんやスイーティーやみかんやはっさくやその他諸々で我慢しておこう。(って柑橘類もそれだけありゃ充分じゃねーか、と云うツッコミは受け付けません。厳。


今日は知った顔に会いました。
もうあんまり、知っている振りをしたくなくて通り過ぎて。



↑振り向いてそこにあるのを確かめたくない。
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2002年10月03日(木) ユ○ケルでも買うかなぁ・・・。



最近、日記を書く時間になると疲れていることの多い僕です。
だめだー。
でも今日はオアシス的に友人と会ったりしてたので若干マシ。がんばれ僕!
勉強も、ちゃんと腰を据えてやってないので、・・・困ったな。
まぁ、学期の初めはどうしてもおたおたするって事で!
見逃してくれ〜。

でもなー、どーもオーラが弱気になってるらしく。
何かの勧誘の人に声掛けられてずるずる話してしまったりとか。とりあえず笑ってたりとか。用事押し付けられたりとか。
なんだかなぁ。
たぶん現在の僕の足音を擬音化したら、ぽやぁんほやぁんとか言ってる。
あんまり幸せそうでもなく。ふわふわしてるし。

今日の教訓はこちら↓



↑元気でいこう。
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頑張って駅の階段とか1段飛ばしで駆け上がったりとかしてみたけどさ。
うんうん。
まだ今日はかばんの重量MAXじゃなかったからできた。
僕もまだまだだよ。も少しがんばるよ。

今日も詩の放課後で、なんか難しい課題だったんだけど、詩を書いてきました。
あんまり上手じゃないけど。
でも上手そうに読む。のが良い。(笑

ええと、短歌「はつ恋と 云ふには淡き あの頃の 茄子をもぎりて 渡されし日よ」に対して、返詩を書けというものでした。
上田假奈代さんの知りあいのおばあさんが、幼い日のことを思って書いた歌だそうな。
うん。
アタマがうねうねになりました。(苦笑

*******************************************************************
手のひらに
あなたが茄子を
乗せてくれるので
にこり
笑ってささやかに
頭を下げて
あのおばあさまは昔にやさしい思ひ出を持っている

茄子を
下げた袋の中に収めながら
家路につく


恋人よ
あのひとは茄子をくれたよ
思ひ出は
あのひとのものであって私のものではないが
そのうつくしさに心がうるむのだ
こいびとよ
あなたにも茄子を 分けてあげよう
あのひとは私の隣人であってあなたのではないが
あなたも夏の茄子を手にするたびに
あのひとの思ひ出を思うだろう
*********************************************************************

あのひとが
生け垣の向こうを
白い服でゆらりと
陽炎のようにゆらいでいくので
遠く
垣根の向こうから
茄子をありがとう
言われると
もう 白いあのひとの影は
逃げ水のように
遠くへ
駆けていってしまって

**********************************************************************



2002年10月02日(水) じんわり幸せ。



ほやぁんと、無防備な顔をしながら駅の階段を上り。
半分眠ったような目で改札を抜け。
大口を開けてあくび。
タクシーにて帰宅。
それでも大股でがしがしと歩いている自分がちょっと好きな夜。
恋人がいなくても、そこはかとなく幸せ。なのが若干罪悪感あるけど、でもきっとあのひとも、僕抜きで幸せなことはたくさんあるだろう。
幸せだよね。
ね。


夜はあんまり空気が動かぬので金木犀がよけいに映えます。
それはそうと、うちの大学にも金木犀はけっこうあるんですが、イチョウの樹もあるんですね。
するとこの時期、落ちた銀杏の臭いと混じってある種独特な香りのただよう大学構内。
微妙です。

秋が深まり、コートをそろそろ出してきまして。
手を突っ込むポケットがなんだか嬉しい。
コドモの頃は、『ジャンパーのポケットに手を入れたまま歩いてはいけません!』って言われたものだけど。
でも深いポケットに、がさっと手を入れるのがすき。
そして大股でがしがしと歩くのさ。
ふんふんふふふん。


今日はゼミで、飲み会で、なんだか久しぶりにあの騒々しさに触れた、って感じです。
あーもぅ喉が痛いよ。
なんで世の中には煙草を吸う人間がいるのでしょう。
あぅ。
吸うのならかっこよく吸ってほしいものです。
とりあえず僕の方に煙を遣るな。吸うのなら、外へ! 風下へ!
って何回か言ったことあるんだけど、そゆことをすぐ忘れてしまう人っているよね。それとか、他に吸う人がいるとそれを免罪符みたいに考えちゃう人とか。ってそれは相乗効果で僕はよけいに怒るのにさ。死んじまえー。

明日(・・・ってもう今日だ)は詩の放課後です。
適度な詩が書けると良いな。あぅ。




↑その程度でいいや。
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2002年10月01日(火) 会えないってさ。



うあ、ねむい。
こんな時間までネットに繋げずにいたので急遽、つー感じで日記書いてます。

あー、ちょりくんとこのサイト、りにゅしてるんで、見に行ってあげてください。
たしかこちら → Paorett(パオレ) です。
僕もスタッフの一員らしいので。
コラム書かせていただいてます。『明日はユーカリの樹に』。恥ずかしー。
って別に書いてることが恥ずかしいのではなく。
ただ単にへたくそな文章を他人様に読ませるのが(爆死
でも頑張って書いてますんで。
うん。これからしばらくは忙しいけどさ。
ちょりくんの頑張りようにはいつも脱帽だし。出会った初めから。
だからちょっとでも、僕にできることをしてみるつもりです。
はい。
やってあげる、ではなく、やらせていただく。感じで。


うあ。ねむいぞ。
沈みそうな自分を引っ張り上げつつ、
そうそう今日は雨の中、金木犀の香りがほわん、としていて。ちょっと感動でした。あー秋だよー。
雨もこんな感じなら良いものです。
って台風来てる所はそんなこと言ってる場合ではないだろうけれども。
でも夕方も、雲がすごい速さで動いてて、洗濯機の中にいるようでした。

明日はゼミの飲み会ー。いえー。
てゆーか身体もつのか。
たぶんあさっては詩の放課後だし。うぁー。
しあさってもなんかある。
その次も。
うぁー。
死なないようにがんばります。とりあえず今日は寝る。いえー。




↑ま、それもいいや。恋人にはしばらく会えんしー。
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言ってみて急に落ち込むその言葉。(涙


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