こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年03月31日(日) 種をまく


 締め切り前は修羅場ーってなかんじで、日記どころではなかったです。

 というより、最近さぼりすぎだよね。

 今は、ほとんど人と接することの出来ない私。

 最近は植物と愛を語りあっている。(笑) ヤバッ。


 で、そんな私の最近のうれしいこととしては、まわりに植物が増えてきていること。

 自分で増やしてるんだけどさ。
 いろんなことを考えはじめると、ひとの作ったものって恐ろしくて食べたくなくなってしまう。

 農薬まみれの野菜や果物、病原菌いり肉骨粉を食べて抗生物質や成長&女性ホルモン剤なんかで薬漬けになっているジャンキー肉。


 恐いよね。 


 で、自分の食べる分くらいは、可能なものは自分で作ろうと、出来ないものはなるべく自然な状態で育てられたものを食べようと思ってる。

 でもね、主食は難しいね。

 米や小麦、作ってみたいんだけど、どうしたらいいんだろう。

 そういうことを考えながらね、米を炊こうとしてたとき「あっそうや!」って思った。

 普段私は無農薬、無化学肥料の自然農法で作った玄米を食べているんだけど、その玄米をちょっと取って、水につけてみた。
 すると・・・。

 5日ほどでかわいい芽?、が伸びてきた。

 これ、植えたら米できるんだろうか・・・。で、実験中。

 また追って報告しまっせ!。



2002年03月25日(月) うちの同居人たち



 3月21から25日まで沖縄にいってきた、沖縄に戻ってた?。
 なんて書けばいいんだろう。よくわからん。

 大阪に引っ越して、自然がないのがつらくって、
 家ん中にいろんな植物に同居してもらっている。

 ネイティブ・アメリカンがセレモニーに使うセージが3種、
 アイビーが2種、サボテン、ポトス、あと名前の覚えらんなかった花が4種、
 ひまわり、チューリップ、ほうれんそう、にんじん、なすび、ネギ、チコリ、バジル・・・。
 ああ、家庭菜園だよ(笑)。

 毎日、すくすくと育っていくのを見てるのが幸せなんだよ、これが。

 沖縄に行くのは良いんだけど、その間この植物たちをどうしよう・・・。
 それが、唯一のなやみだった。

 台所に植物たちに集まってもらって、なんとか工夫して水を切らさないようにして、私は沖縄に旅立った。
 島にいる間も、ふとしたときに気になって仕方がなかった。
 でも、来ちゃっているからにはどうすることもできないもんねぇ。

 今日の夜、無事大阪について電気をつけると、ありゃりゃりゃ、枯れているどころか、チューリップのピンクのお花がひらきかけている。
 出かける前は花どころか、まだまだ球根から芽を出したばかり?ってかんじだったのに。
 陽射しがとても射し込む部屋なので、温室のように室温が暖まって、みんな元気にすくすく育ってしまったみたい。

 鉢に水を注ぎながら観察すると、なんかね、みんな異様に元気なんだわ。

 チューリップはいうまでもなく、双葉しか出ていなかったひまわりも立派な
本葉が出ている。
 ほうれんそうなんか、わんさかわんさか大きくなってる。

 そして極めつけはつぼみさえなかったセージの花がひらきかけていた。

 なんで?。もしかして、私がいないほうがのんびりと羽をのばしていたってこと?。なんだかねぇ。

 明日、この植物たちに新しい仲間が増える。
 沖縄から遊びに来たがじゅまるだ。
 
 でもね、いまちょっと私には不安がある。

 今回のように、ちょっとした出張で家を空けたとき、
 またしても羽を伸ばしたがじゅまるがのびのびとすくすくと育って、
 壁とか天井を突き抜けちゃったらどうしよう・・・(苦悩 and 笑)



2002年03月12日(火)  −いのち−


 大切な人を失う恐怖というのを味わったことがなかった私は、

 ある意味では とても幸せだったのかも知れない。


 母がつらい病気を患い、苦しい日々を過ごしている。

 母とは言っても、義理の母。

 だけれど、私にとってはとてもとても大切な人。


  こんなに晴れ渡ってきれいな青空の日。

  そんな日にも、人が生まれたり、死んだりして。

  誰もそれを止めることができなくて。

  なんのために生まれて、出会って、わかれるんだろう。

  入れ違いにいのちが延々続いていて、

  その循環をここでストップだよって言う人はもちろんいなくて。


 その続いていくものが生命であり、宇宙そのものなんだろうけれど、

 その壮大な輪の中の小さなひとつの生命であるということ、

 日々感じながら生きていられる訳じゃなかった。


 生があり死があり、スピリットは受け継がれ、

 続いてゆくと言うことを、概念として理解はしているつもり。


 けれど、ね。


 ふと、遠くを見つめて考え込んでしまうときもあるよ。


 身体の中に爆弾を抱えて生きる恐怖も、

 笑うだけで全身を貫く痛みも、

 私には想像すらできない。


  愛する人々といつか別れる日が来る、

  そしてその日は

  ほかの人々よりも 早いのかも知れないというつらさも。


 私に何が出来るかわからないけれど、でも一緒に笑って泣いて、

 瞬間を大事に共有したい。



2002年03月11日(月)  ☆ 夕陽の部屋で ★


 
 なんだか、すべてが中途半端な最近。

 訳あって大阪に引っ越しをしました。

 一応は期間限定で、沖縄に戻るつもりでいるんだけど、
 ばたばたと作業を進めて、なんとか落ち着いてきた。


       夕陽が差してきた。

 きれいだ。

 太陽が厚い雲におおわれて、
 昼と夜の境を見ることができないと思っていたら、
 まんまるなオレンジ色が顔を出した。

 川のそばのおうち。繁華街からはずいぶん離れていて、
 夜遊びに出ようとすると、
 かなりの時間をかけてバスと電車を乗り継がなくちゃなんない。

 でもね、淀川の河川敷の緑と、遠くに見える山と、
 のんびりした雰囲気が気に入っている。

 極めつけは朝日と夕陽が部屋から見えるってこと。



 そろそろ気合い入れて、生きねば。


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