超雑務係まんの日記
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2004年04月30日(金) 過去の人

昔好きだった人


偶然出逢う
うまく、なめらかに話せなくて

「アナタは何を考えてるかわからない」

また言われる




私はあの頃に
求めていた確かな法則


君のためだったら
きっと

って


でも
うまく伝えられなくて
伝わらないから、アタマの中は君ばかりで


好きだとか愛してるとか、そんな陳腐な言葉は吐き気がして
罪を犯してしまうほど
私は誰かのために
一所懸命にずっと削っていた


命を削り
過去を削り
愛する人を削ろうとしている




毎日明け方に帰宅しても
つねに
圧迫されて


星の見えない自宅で独り酒を飲む


いつかは絶えきれない
恐らくは君と同じようにラクになる

無理してモチベーションを保持して
ケド正直あの世界の躊躇って

踏み出せないとか、そんな理由ではなく
単純に一番怖いのは
君に本当に逢えるか、という不安

飛んでしまって逢えない
なら
コッチで夢想してた方が幸せなんだ


2004年04月04日(日) 悲劇

恋愛物語が悲劇へと変わってゆく瞬間は
マンネリ化した恋人や夫婦の生活のように

甘いドキドキや自分をカワイク見せたいという
ウレシイ緊張感がなくなる時だと思う

まさしく
深く深いところに沈澱してしまった試験管の底にたたずむ
何かのように

誰かがドカンと刺激を与えてくれなければ拡散しない
他力本願の物体に成り下がっていたりする



そういえばの話
19才の時、はるかに年上の人とはじまった恋があったとする



母親にはなれない

言われた事が以前にもあった






都合ががよすぎるくらいにどうしてこうも
穏やかでやさしかった君


過ぎた事や嫌味なことをチクチクと言わない
見て見ぬふりができるやさしさを持っていた








こうして書いてると
いつしかの出来事ばかり
過去にすがりつきたくて仕方のない自分が
どうしようもなく現れてくる


飲めなかった君は
飲んでる僕を
ニコニコ笑いながらいつだって
朝の光が射し込むまでずっとずっとずっと
真剣に話を聞いてくれたから


僕はうまく話せなくなるほど
もたれかかりながら
何度も何度も自分の夢を
涙が出るまで声を枯らせていたような気がする


当時の10代の僕が
今の30代の僕と向き合ったとしたら

現在の俺は
オマエにどう映りますか?

ねぇ

















ねぇねぇ。










教えてくれよ




なんか





言ってくれよ




不倫とか
同棲とか


仕事とか



俺には
よく
わかんねぇ


昔のオマエなら
どんなアドバイスをしてくれるのだろう

ねぇ


10代のオマエと
歳を食った社会人の俺と

いったいどっちがマトモなんだよ
なぁ?

ねぇ




ねぇねぇ

星を観てると
君は僕を守っていてくれる

けど
答はいつでも降ってこないから







ねぇねぇ





今は誰にも弱くなれなくて
深夜のインターネットが
もしかすると

君なのかもしれません


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