気分刊日記

2006年06月24日(土) カレー大森&やわらかかったりユルかったりぬるかったり

珍しく朝から出かけて大森で映画3本観ちゃいました。『やわらかい生活』『恋するブラジャー大作戦(仮)』『トリック劇場版 2』です。なんだか不思議な街なんですよね大森は、「やわらかい生活」では蒲田の街が粋の無い下町として印象的に描かれていたけど、どうしてどうして、大森も十分印象的な街!

半日籠っていた西友の中だけでも不思議がいっぱい!で、一本目の「やわらかい生活」を観た後に一時間ぐらい開いていたのでキネカ大森と同じ階にあるインドカレーやのランチバイキングに入ることにした。なめちゃいけない!そのカレー屋は店員もマネージャーもみんなインド人だ!で、休みの日の昼飯に900円も使ってしまった。

いや、サフランライスとナンがいっぱい有ったし、カレーは4種類(イモの多い野菜カレー、チキンカレー、ゆで卵が丸まんま入った卵カレー、なんか中華っぽい激からカレー)、マカロニサラダと生野菜とタマネギの付け合わせ、謎の鶏肉、デザートのヨーグルト、シナモン入りアイスティーとか。ナンが美味しかったしよ!

あ、映画もなかなか面白かったですよトヨエツの愛嬌のある軽薄な感じとか、ラウ・チンワンの暑苦しくて笑える演技や、80年代の小ネタ満載の堤映画とかね。

『やわらかい生活』
『恋するブラジャー大作戦(仮)』
『トリック 劇場版2』



2006年06月23日(金) グルッと回ってジャガーの目

 仕事が少し楽な時期になって来たので、取引先からもらった試写状で、アンディー・ラウ主演、チャーリー・ヤン共演の『愛と死の間で』と言う映画を観できた。仕事先の偉い方から直々にもらってしまい、「感想聞かせてね」なんて、社交辞令だと思うんだけどね。同日同時刻に行われていた『M:i:III』の試写を蹴って行ってきました。だって、アクションは配給会社の試写室なんかよりも大画面で観なきゃだし!

作品はと言うと、まぁなんと言うか良くも悪くもアンディー・ラウ映画でしたが、チャーリー・ヤンは復帰後は過酷な役ばかりですねぇ、「新・国際警察」では顔半分がケロイドになるし、「セブンス・ソード」では粉塵まみれでアクションだし、今度は首に管つけて呼吸する役だし・・・

帰りに、武蔵野館で『間宮兄弟』のレイトを観ようと思ったら、株券が使えなかった!レイト&モーニングは特別興業扱いで使用禁止だと。以前は使えたんだけどなぁ・・・最近武蔵野館では株券使用者への扱いが厳しくなって来ている!

『愛と死の間で』



2006年06月11日(日) もう40歳だもんなぁ

梅雨全開!と言う感じですが、あまり蒸し暑くはないですね。昨夜は結局1時からの試合を観て寝たので、今日も昼起きです。って言ってもいつも通りですかな。

今朝のアルゼンチン戦のTVRを見返して、アルゼンチンの組織的な守備に感心すると共に、クレスポがいなくなった後の決定的なFWが居無い状況に不安。点はきめたけどサビオラは守りがいまいちだし、高さも無いのでメッシの投入が待たれる。

夕方野暮用が有ったので新宿に。武蔵野館で「間宮兄弟」を観ようと思ったら今週来週は株券の使用を制限していると言う事で、急遽『雪に願うこと』とか観てきました。

帰って来てオランダ戦鑑賞。確かにロッペンのスピードを生かした抜け出しは驚異的なのだが、FWとして当然では有るが、ちょっと玉離れが悪く実は決定力が低い感じがするので、ファン・ニステロイ辺がもっとがんばってくれなきゃじゃないかなぁ?あと、今回オランダは黒人率が低いですね。となると、チームバランスは大丈夫そうなので、攻めのバリエーションが見えてくれば結構いいんじゃないですか?

『雪に願うこと』:伊勢谷友介のあの喋り方、ナチュラル古畑はヤバいです。ふざけてるとしか思えません。台詞のある役はやめてください。モデルで良いです。

反面、ベテラン俳優が凄いです。佐藤浩市は、もう、その北海道弁が渋い。見飽きた感じだけど椎名桔平のはぐれ医者っぽい感じのキャラはカッコいい。草笛光子さんのボケてるけど明るい母も素敵(一応このシーンは泣くシーンね)。山崎努の金貸しは、マルサの主人公がそのまま逃げ延びていたらこんな感じになっているんじゃないだろうか・・・?といった妖怪爺っぷり。久しぶりにみたでんでんもはまり役。ちょい役の津川雅彦、香川照之もらしい役、ポイントの効いた演技。

で、完全に伊勢谷を喰っていたのが山本光司。最初は一瞬神戸ちゃんかと思ったほどすっとぼけたキャラを、愛すべき味わい深い自然なキャラで演じている。山下敦弘監督作品での妙演が注目されてか、「どんてん生活」('01)以来役者として大活躍中。「シムソンズ」とかにも出てたし、舞台出身のバイプレーヤーが多い最近では珍しいパターンの注目株。

そして、40歳のキョン2=小泉今日子。おばさんです。微妙にキレイで中途半端に可愛いんですが、おばさんなんです。昼は賄いさん、夜はバーのママ。で、中学生子供がいるバツイチ。以前は、こう言った摺れた生活感の必要な役をやっても、年相応のはずなんだけど全く浮世離れした感じしか出せなかったんだけど、多分『空中庭園』で脱皮したのかなぁ?観なきゃな、CTVでやらないかなぁ。

映画的には、北海道、それも帯広と言った地方都市の空気感と生活感、そして何より“ばんえい競馬”、馬達の画がすばらし。なんと言っても早朝雪の中、多くの馬達が吐く息&体全体からもうもうと湯気を沸き立たせる調教シーンは圧巻だろう。

様々な人々の想いと出会いが交錯する人生を競馬に投影した、道産子シービスケット



2006年06月10日(土) 家事手伝い

一日中家事をしていました。正確には昼に2時間程昼寝しましたけど。毎度の事ですが夕方頃にぷらぷらと出かけてCDとか買いに行ったらあっと言う間に22時ですよ。

地元に帰って来て、車を出して、毎度府中のTOHOシネマズにて『トランスポーター 2』を観てきました。いやぁ、相変わらずかっこ良いですなジェイソン・ステイサムは。細かい事抜きにしてスカッとするアクション映画ですね。高級車(今回はアウディ)のカーアクションも元奎の作るアクションも切れてる!でも、消火ホースを使ったアクションは「ブラック・ダイアモンド」辺のジェット・リー作品で使ってなかったか?

男の子のくせに&車持っているくせに、銃や車と言ったものに殆ど興味の無いんですが、さすがに帰りの運転が少し荒くなってしまったのは言うまでもない。久しぶりにマニュアル車のりたいなぁなんて思ってしまった。

W杯ですか?一応観てますよ。ドイツの4点目とか。でもB組の試合はつまらなかったですね。アルゼンチン戦は録画で観ます、できれば。

『トランス・ポーター 2』imdb



2006年06月05日(月) 新陳代謝落ちてます

先週末からあり得ないペースで酒を飲んでいたので、遂に昨日バーストしてしまった。別に血を吐いた訳ではなく、ゲロ吐いたんですわ。貧乏臭くて大飯喰らい、合コンも歓送迎会も、目の前にある皿を空ける、食った物は返さない事を旨にしている私がリバースするのは屈辱ですよ!!

それも、トイレでこっそり一口ゲロならまだしも、道ばたで人前でゴジラの放射能のごとくラーメンリバース。ああ恥ずかしい、って言うか、もったいないとか以前の問題で30過ぎたいいオヤジが酔っぱらってゲロ吐くってのがガマンできん。って、酒弱いからこそ自らの酒量をわきまえているつもりだったのに、体調もあまりよくなかったり、アウェーの吉祥寺で飲んでいた、日頃飲みに行かない様な人と飲んでいたり、連ちゃんだったりしたのがコンボで効いたね。

で、今日は朝から嫌な汗かきまくり!お茶がぶ飲み!で、ついでに昼休みに日本橋高島屋の催しもの『京琳派 神坂雪佳典』と言うものに行ってきました。いつも帰りに駅のホームで看板見てたら行きたくなったので。で、金券ショップで券買ってたのですが、今日までだったのでい嫌な汗かきつつ鑑賞。しかし会場は最終日と言う事もあってかはたまた平日の昼だからなのか、爺婆で溢れかえっていた。

絵の構図や技法はもちろん素晴らしいのですが、何となくその創作のスタンスがバウハウス的なものを感じました。って言っても彼の方が早いんだろうが。



2006年06月03日(土) 喜怒哀楽が枯渇している

従妹が死んだらしい。と言うのも、水曜に彼女の母、叔母から私の母に連絡があったのだが、今日に至るまで殆ど母と会っていなかったので今日の昼に初めてその事実を知ったのだ。

我が家は片親と言う事も有り、親戚と言うか親類縁者はあまり多い方ではないのだが、それでも親は5人兄弟で、叔父叔母は皆結婚してそれぞれに子供もあり、従妹はだいたい9人。

叔父叔母も健在だし、従妹もそれなりの年齢だったりするので結婚していたりもする。小さい頃は毎年祖父母のもとに帰っていたので、従妹達とはよく会っていたのだが、高校3年の時に祖父が死んでからは殆ど田舎には帰っていないので、自然と従妹達とも会わなくなった。

親戚の不幸もその祖父の葬式以来。そのとき以来札幌には帰ってい無かったし、ここ4・5年旅行もせず殆ど東京からも出る事がなかったのだが、昨年、その従妹の結婚式に出るために北海道に帰ったのが何年ぶりかだった。

とは言え、ここ10年くらいの間で接点はそれくらいだったので、実際知らせを聞いてもピンとこなかった。別に、血のつながりが有るからことさら悲しまなくてはいけない訳でもないのだが、どうにも今回の出来事は最近の私の生活の中で、一情報としてしか受け止められなかった。

忙しい事も有るのだが、ドラマティックな映画をたくさん観ているようで、実は、個人的にエモーショナルな瞬間が全くない日々を送っている。激しく怒る事も無ければ、愛情や喜び、悲しみと言った物には全く無縁だ。

大恋愛とか、悲劇とか、今更そんな夢見ている訳じゃないけど、いざそのような状況に置かれても、その中で自分に感情のうねりが訪れるのか不安だ。かなり重症だと思う。


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