おたくの対義語ってミーハーなのかなぁ?そこ行くと私は明らかに後者なんだよね。だから「電車男」とかって、現象になっちゃうと引くんだよね。ううん、なんだかなぁ。おたくを否定する訳ではなくて、そこ迄にはなれんという中途半端なポジションかなぁ、おいらは。
2005年08月23日(火) |
アスベストは'80sアイティム |
今更何を・・・僕ら80年代キッズはアスベストの溢れる環境で駆け回って跳ね回って、アスベストの粉塵を胸いっぱい吸い込んでいるのさ!多分、アスベストだけじゃないよ、猫の死体が埋まっていたりしてばい菌一杯の砂場や、最近聞かなくなった光化学スモッグの空の下、塩素いっぱいの学校プールの水を一杯飲んでたんだから!
という訳で、「オレたちひょうきん族」、「8時だよ全員集合!」「水曜スペシャル 川口浩 探検シリーズ」や「天才たけしの元気が出るテレビ」に続いて、「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」(故ポール師匠もでてますね)が出ます。今週末にはいよいよ広川太一郎吹き替えの『Mr.Boo!DVD-BOX』がでるし、やっぱ'80年代復古ですね。って言うより、そう言う年代の方々が企画が通りやすいポジションについて来たってだけ?ああ付け足しですが、「お笑いウルトラクイズ」もいいが、「jackass」に対抗して「ザ・ガマン」なんてのも掘り出してほしいぞ。
さらには、ちょっと時代が古いけど「コント55号 DVD-BOX」や、未だに現役「笑点」、'90年代だけどミドル竹中直人の「東京イエローページ」ではなく「恋のバカンス」がDVD化されるようです。
コント55号がDVDになるんだから、「欽ドン」や全盛期の欽ちゃん物もそう遠くないうちDVDになるだろう。たけしやタモリや志村けんの番組は「気分はパラダイス」や「今夜は最高」なんてコント番組やトーク番組はすぐにパッケージかできそうなんだけど、如何せん彼らの初期の深夜帯の番組なのでいくら何でも企画が通りづらいのだろう。ともかく、死んだらいくらでもネタがあるのが80年代漫才ブーム以降のTV番組。
そうなると後期80年代からアーリー90年代あたりで、とんねるずもの。「コラーッ!とんねるず」「みなさんのおかげです」「生でダラダラ」「ラスタとんねるず」辺や、ドラマ「オボッちゃまにはわかるまい」とか、映画「そろばんずく」などなど。
個人的にはフジTVの月曜ドラマランドをBOXでお願いしたい、小泉今日子の「あんみつ姫」や青島幸男の「意地悪ばあさん」、明石家さんまの「のんきくん」!?石川秀美、永瀬正敏で「跳んだカップル!」、「柏原芳恵のなんか妖かい!? 」(少年サンデー連載・里見桂の画)、斉藤由貴「野球狂の詩」、富田靖子の「一休さん」、沖田浩之「ザ・サムライ」、「藤子不二雄の夢カメラ」(なんと演出は向田邦子ドラマでも小泉さんを使っていた久世光彦)はなんと行っても3話目のKyon2のオチが怖かった!なんと、木村一八で「包丁人味平」なんて有ったのか!
いやはや、このシリーズきりがないんだけど(月曜ドラマランド名義では180本くらい作られている様子)、この中からは大傑作「心はロンリー、気持ちは・・・」シリーズや、「志村けんのバカ殿」(正確にはドリフ大作戦辺が初出かな)なんてシリージも出ている。で、最も多いのがアイドル(一時的にはおニャン子)を要した漫画原作ドラマ。弓月光、柳沢みきお、あだち充、藤子不二雄、一条さゆり、長谷川町子といった大御所にまじって、あろひろし「宇宙少女モルモ10分の1」(徳間コミックスってことは「少年キャプテン」!?)や富沢順の「ガクエン情報部HIP」(「サイボーグヤマザキ」以前)など当時はまだマイナーな方の原作も有りました。とりみき「くるくるクリン」は月ドラじゃ無かったっけ?
そんなこんなできりがないのだが、果たしてこれをパッケージするにも採算が合うかどうか、著作権・肖像権などの権利問題、それに昔はよかったけど今はダメな自主規制レイティングなどメインストリームをズレればズレる程引っかかりやすくなりそうですな。
えっと、最近「CMのCMキャンペーン」CMが流れていますがあややと漫談しているマスコットキャラのコマーさるくんって唐沢なおきデザインじゃ・・・?
2005年08月16日(火) |
何も連休の最後に・・・ |
一応今日迄職場はお盆休みだったんですけど、一足早く出勤しまして来ました。いつも通り休日出勤なんだけど定時に出社して、午後出勤(コチラも休日出勤)の同僚より早めに切り上げて、帰りに『ヴィラ・ドレイク』を観てきました。
母に「この映画観てこようかと思ってる」みたいな話をしたら、間髪入れずに「あ、堕胎婆」って妖怪かよ?!確かに、話のオチはそうなんだけどさぁ。なもんだから、多分すっきりしない映画だろうなぁとはわかっていたさ。でも、最近バカ映画や呑気な娯楽映画ばかりだったので、久しぶりに降り幅を修正する意味も含めて重い映画をわざと選んでみました。
宜なるかな、マイク・リーの映画ってほんとにどんよりとした鉛色・イギリスの空の様な暗さがあるんだよね。そして全体を通したラスト迄の読後感は、笑いこそ無いけど“イギリスの松尾スズキ”的なやり切れなさ。もうイメルダ・スタウントンが市原悦子っぷり激しくて・・・。
そんな事を考えつつ、昨日8月15日(月)は[リンダ・リンダ・リンダ」を観ようと思って渋谷に行ったら「SW3」観ちゃいました。やっとだよ。別に感慨も無く、すごかったなぁ、機会があったらDVDで全6作観直してみよう、って感じです。
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』・imdb:
『ヴィラ・ドレイク』・imdb:
暑さにグダグダです。できるだけ活動しないで寝ている状態です。やっと夕刻に起き出して短パンサンダルTシャツなんて格好で映画とか行って、今度は寒くなってます。
ベン・スティラーが主役のライオンの声と言う事で字幕版の『マダガスカル』を観た後、ダンカン監督の『七人の弔い』を観ました。『マダガスカル』は動きが面白いカートゥーンなCGアニメなので動きを楽しむためにも吹き替え版の方がいいと思います。『七人の弔い』は中盤までかなりだるく、映画としてはあまり面白くありません。ただ、ダンカンの考え方は「生きない」とかからも一貫しているのが分かります。彼は脚本までにしておく方が無難だと思うんですが?
『マダガスカル』・imdb:
『七人の弔い』:
今年に入ってから演劇鑑賞をストップしていた。チケットが高いということ、チケットを獲るのが面倒になってきていることが主な理由だが、久しぶりに演劇を観に行く意味を見失ってしまったからだ。
今までも結構そういう気分にはなったのだが、そんなときでも野田芝居を観るとリフレッシュできたし、野田芝居だけは観るようにしていた。だが、逆に野田芝居ばかり観ていても、それはそれで繰り返されるのだの芝居な訳であって、やっぱり自分の中でのマンネリが生成されてしまう。根本的に飽き性の自分が演劇を観に行けるのは、“日々の舞台が全て同じではない”という点も多分にあるからなのだが、それでもねぇ。
でも、見てなかった演劇を約半年ぶりに観にった。それが劇団健康第15回公演『トーキョーあたり』だ。14年ぶりの公演(再結成みたいなもの)と言う郷愁めいたリメンバー'80の様な感じもあったり、面白いか面白くないかといえば結構面白くないかもしれないのだが、昔はこう言うものを頻繁に演じていた人たちがいて、自分にも頻繁に観に行ける体力があったのだと、やはり時間の流れをうらまずにいられない気分を味わったりした。
地元に帰ってから小学校の頃からの友人と1年ぶりくらいに合って飲んだのだが、同じ地元に住んでいながら、どうしてこうも見ている景色が違うんだろう?と思う程堅実な世界にいる人だ。会うきっかけは、彼絡みで出会ったサッカーチームの友人の結婚パーティーが再来週にあるのでその情報交換みたいなものだったのだが、彼自身も今月籍を入れて11月に結婚するだとか、その他のメンバーも軒並み結婚出産フィーバーと言う話がでるはでるは・・・。
ああ、凄い、偉い、おいらにゃ無理だ!見たいな答えしか返せない自分がダメなんじゃァないかと。それに対して、「考えすぎだよ」なんて言ってくれる友人なのだが、何も考えてなかったから今の私があるわけで・・・い、いかんどんどん卑屈になってゆく。
劇団健康第15回公演『トーキョーあたり』
きびしい、先週末から今週頭まで会社に泊まって徹夜だったり、終電、タクシー、深夜バスをやりくりして帰宅する日々が続いた。出来れば生きたいなぁ〜と淡い期待を抱いていた8/8(月)の“サヨナラCOLOR〜映画のための音楽会”や、8/9(火)の“サマソニpre電気グルーブとスチャダラパー”は断念ですよ。言ったが最後失職覚悟な状況ですよ。大人ってキビシー!
で、会社は今日から16日まで夏休み何ですが出社ですよ。いい加減うんざりしてきますねぇ、サービス出社。休みの所ほぼ定時に出勤して17時頃に退社しました。他のサービス出社連中が昼から来るのであまり顔あわせたくないんですよ。あまり仕事ないし。(←じゃァ何で出社かと?)
で、渋谷シネパレスの木曜男の日は1000円と言う事で『劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』を観た後に、異常な盛り上がりを見せている『メタリカ 真実の瞬間』を観てきました。
『鋼〜』はTVシリーズ51話を観返してから行きましたんで概ね話が分かって良かった。あれ、TVの最終回近辺見てなかったらわかんねぇって、TVは原作とも話し違うらしいから。『メタリカ〜』は正に“ぼんくら親父たちの再生日記”。劇場は驚くほど多種多様老若男女な客層で、もち、メタリカTシャツの親父からちょっと年配のおば様が連れ立ってきていたり、若いカップル、年配夫婦、女の子同士など、これで来週打ち切りなのは勿体無い。
なんでも、『オープン・ウォーター』が超悲惨な事になってしまい早期打ち切りのため延長上映の機会がなくなったとか。アミューズのレイトとかに何とかブッキングできねぇっすか?仲良しなシネセゾンは『クロ高』が多分そこそこ入っているんで無理でしょ?
2005年08月01日(月) |
なぜ映画の日に・・・ |
なんか知らんが、臨時の夏期休業という事で会社が休みだった・・・けど出勤ね。午後3時くらい迄仕事して、京橋のはなまるうどんで飯食って、夕方の回の『運命じゃない人』をユーロスペースにて1000円で鑑賞。
で、この流れの中にトピックスは2点。一つ目は、はなまるうどんのあげ玉=天かすが冷凍の大量生産品になったこと。これがコイの餌みたいでまずいんだ!!先月の中頃に吉祥寺の花まるでもそうだったんだけど、その時はほかにも不愉快な接客があって、単にこの店舗がダメなんだろうと思っていたのだが、全店でコイの餌に切り替わったようだ。あの、無料なのに食い応えのある揚げ玉がスキだったのに・・・好感度40%減。
もう一つは、「運命じゃない人」を観に行ったのはもちろん観に行きたかったからだけど、ユーロスペースでかかる映画ってなかなか安い券が入手できないので映画の日ならと思って行ったのね。で、映画自体もカンヌとか行って映画好きには注目されている映画なので、貧乏な映画好きとしてはこの日を狙う訳よ!だいたい上映の50分くらい前について整理番号40番なんだから凄いよ。
で、案の定立ち見がでたんだけど、そんな盛況な日に敢てやって来た芸の人がいたのだ。彼は、50分前についた私が劇場の前で微睡んでいると、スモークのかかった黒い大型の4×4でやって来て暫くアイドリング。最初はうるせえオヤジだなと思ったら、おりて来たのは妖怪油すまし(「妖怪大戦争」参照)。誰かと待ち合わせしていたらしく、相手が来るとマネージャーに代官山辺りで拾ってもらう約束をして劇場に向かいました。
かれは、劇場の後ろの方の席でみていたようです、彼が帰りの際に通路にでようとした所を私は道を譲りませんでした。ので、私の後ろを歩いてました。ごめんなさい。でもなんでわざわざこんなに混む日に観に来たのかしら??
『運命じゃない人』:面白いよ!今後期待の監督ね。