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2001年10月22日(月) 遠くへ
最近実はちょっとバランスを崩している。私のバランスを崩している。
なんだか不安な気持ちに襲われている。その対象がはっきりわからない。夜中にわんわん泣いたりする自分にびっくりする。
大食漢の私なのに、なんと食事をするのを忘れたりして、体が食べる事を拒否したりする。なんだか微熱も続いてる。
振り向いちゃったんだな。原因は。自分の嫌いな事なのに、凄いスピードで移りゆく自分の状況に引きずられて、え〜って思わず振り向いちゃって、気がついたら、ずいぶん遠くに来ちゃったなって、振り向いちゃったんだ。
高校を出る頃は、思いきり子宮系の弱い家系の私は、バンドがブレイクしたら、就職した会社をとっとと辞めて、自分よりちょっと有名なミュージシャンと24で結婚して、音楽一家!一生ROCK姉ちゃん!なんて思ってた。
そして現実を生きる私は、5つの職場を渡り歩いて6つ目で独りになった。もう頼る所は自分の腕だけになった。歩く足は私の二本の足だけになった。
BAND漬けになれば、それに追い立てられながらも、止められない性と二人三脚で、色んな所を渡り歩いて今も必死に転がっている。
たくさん恋をして、傷ついて、傷つけて、いろいろな思いを抱きながら今独りで歩いてる。幸せであれと願いながら。幸せでありたいと望みながら。
いろんな人に出会って、いろんな痛みと喜びを抱え込んで、華奢な私もそんな荷物だけはたくさん持てるようになった。
この先はどこに行くんだろう。ここはどこだろう。私はどこにいるんだろう。
今思う事は、そうだな、抱き締められたいな。君はここだよって。


2001年10月08日(月) 心の嗅覚
私は好き嫌いが激しい。でも、直す気は無い。
私は心の嗅覚を信じている。子宮の思考、心の嗅覚、コレさえ忘れなければ、誰がなんと言おうと、進む道は正しいのだ。誰がなんと言おうと。
一目見て、直感で、同じ匂いのする人、好きな匂いのする人とは、たいてい上手くやっていける。そばにいても居心地がよい。
しかし逆に、心の嗅覚で、敵だ、とか、この人嫌、とか、居心地の悪さを感じた人とは、関わりたくないどころか、全力で私は拒否をする。寄って欲しくもない。
そういう人と無理して仲良くしようとすると、たいていろくな事が無い。
話してみないとわからない、付き合ってみないとわからないって言う人もいるが、悪いけど、全員にトライアル期間なんて作れない。私が自分の嗅覚を信じて全力で拒否しているんだから、ヒドイ人といわれようと、とっつきにくいといわれようと、一向に構わないのだ。むしろ、そんなことを言う人は多分私の嗅覚には合わない人なので、どうぞ離れてくださいって感じ。
誤解を恐れずいえば、同じ匂いの人たちだけで、村とか作りたいな。誰とでも仲良くしたいなんていう、幼稚園の先生みたいな偽善者達は、王様になって国外追放したい。カメハメハみたいな王様になりたいよ。


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