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2001年08月28日(火) 再確認
欲しいのはただ、背中に電気が走るような、初めての快楽と、何かに追われてるような、刹那の気持ちよさと恐ろしさだけ。
理屈をこね出したらダメになる。その先に待ってるものを、捜しはじめたらダメになる。そんな気がする。
ドラムを叩く理由も、恋をする理由も、捜す必要なんてない。欲しいものが欲しい。ただこれだけでいい。
思うことはただ、空を見上げて涙を流すことを忘れないこと。海にいろいろなことを聞きに行くのを忘れないこと。
振り向いてもいいから、その時には笑顔でいられること。
一番大好きなのは、いつの日も自分であること。
泣きたくなっても、少し重い夜も、みじめな朝も、自分が味方でいてあげられること。
大切な人たちみんなが、一回でも多く笑えるように、その笑顔で私も、幸せであるように、小さな重なりをくり返すことを、大事にすること。
退社カウントダウン、炎天下のオフィス街の谷間に潜り込んで、こんなことを思った私でした。

2001年08月16日(木) 空気
なんでだろう?これはなんだろう?
ドキドキする訳でもなく、フワフワとした幸福感がある訳でもなく、高揚する訳でもなく、ただただ一緒にいると平常心である。
楽しいっと実感する訳でもないけど、退屈だと感じることもなく、何時間でも経っていく。下手をすると何日でも経っていく。
予定の時間を6時間過ぎようと、ヤキモキもせず、気にもならない。腹もたたない。とつぜんここに居ても、びっくりもしない。すごく嬉しいってわけでもない。
なんだろう?君は何だろう?いろいろなことが有り過ぎて、もうわからないよ。
抱き締めあって、確かにそこに愛があった人が突然そこに居たら、嬉しかった。会えなければ寂しくてヤキモキした。連絡がなければ、気が気じゃなかった。
だったら君は何なんだろう?愛じゃなくて、恋でもない。でも友達じゃない。偽りでもない。
空気みたいってこうなのか?とも思う。でもちょっと違う。誰もいない空間の空気は、こんなに心地よくないよ。
そして私は、君がいなくても、窒息なんてしない。誰かいなくちゃ生きられない女には、なりたくない。
子供の頃離せなくて、引きずって歩いてたタオルケットみたいなものかな?強いて言えば。お母さんに知らないうちにどんどん切られて小さくなって気がついたらなかったけど。
でももう大人だから、離す時は自分で捨てるよ。今の所、手放せる気はしないけど。

2001年08月08日(水) Age of Innocence
水墨画みたいな夜に、自分を思い返す時、海辺で自分を見つめてみる時、私は私の想いに、欲求に、衝動に、自分に対して純粋でいたい。
 人の一生の中で、純粋でいられるのは、ほんの一時期なのかも知れないけど、そんな意味で、私は一生その一時期の中で必死に泳いでいたい。
 愛する人にぶつかっていく気持ちも、見返りよりただその一瞬の幸せが欲しい気持ちも、何かを犠牲にしても、結局音楽を奏でることを選ぶ気持ちも、全部大切に持っていたい。
 悲しいことや、辛いことに、泥まみれになっても、心や体に傷がついても、私の中の大切な”純粋”が守られるなら、構わない。
 真っ白じゃなくていいよ。どんな色でもいい。純粋に自分らしく生きるその時期のまま、原色がぶつかりあう逆流の中を、自分の大切なところを守って、泳ぎ続けたい。


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