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2003年03月24日(月) ■ |
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空がとっても青いから |
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お部屋が空っぽになった。 思い出がたっぷり凝縮した6畳の部屋が、 何もない部屋になった。 煩雑とモノが溢れていた空間が、 ただの冷たい空虚になってしまった。
なんだか寂しくて寂しくしょうがない。 泣きそうなぐらい寂しい。
孤独を必要としない部屋で、 1人の朋友と同じだった。 そして自分の心とほとんど同化している部屋だったと思う。 お別れがもうひとりの自分を失ったようで、 思ってもみないほど、悲しい。
4年間の歴史があったはずなのに、 こうやって何もない部屋になってしまったのを眺めると、 あまりそんな匂いを漂わせちゃくれない。
引っ越しはなんだか感傷的になりすぎる。 あさってには自分自身の身体ももう京都から引っ越し。 前に進むことが、 時にはこんなにも嫌いで嫌いで仕方がないことがあるんやなぁ。 空っぽの部屋からここについ昨日まであった部屋の温もりを 必死に引き出そうとするオレがいる。
青春の輝いた部屋、 バイバイ。 そして、アリガトウ。
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