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■ 懐かしい顔
人ごみの中 思いがけず懐かしい顔を見つけた。
何故だろう?彼女の顔を見た瞬間 涙が溢れ出した。 思いがけない再会を喜ぶ 嬉し涙でないことは確か。 涙の訳が自分でもよく分からないけど 涙が止まらない。 やだ〜 どうしてだろう??? と苦笑い。。。
言葉を交わしてる間、彼女はずっと私の手を握っていた。 貴女の気持ち 十分わかるよ!とでもいうかのように 何度も頷いて・・・
彼女と顔を合わせたのは たぶん十二年振り。 片道45分 二往復すると3時間の運転。 別れ際 息子の泣き声を背中で聞きながら 後ろ髪を引かれる思いで園を後にした毎日。 これで良いのだろうか?迷いながらも二年弱、彼女の所に息子を託した。 時間的余裕は今より無かったけれど 精神的疲労は今の比ではない。
平気そうな顔している私だけれど 本当は今にも崩れそうで 必死に堪えている想いが 彼女の顔を見た途端 噴き出してしまったのかもしれない。
2004年11月20日(土)
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