パッション - 2004年05月28日(金) ・・・・すみません。半券見つけるまで見た事さえ忘れてました。(苦) メル・ギブソンが私財を投げ打って作った・・と言われてる映画ですが、はっきり言って「勿体ないよ。」というのが感想。 まぁ、作りたかったんだろうけどさ。 クリスチャン的にはどうなのか知らないけど、あの張り付けになり死ぬまでの試練とか、さも一番酷い目にあって死んだ人・・みたいに言うけれど、尻から尖った大木を打ち込まれた訳でも無いし(ルーマニア近辺で良くあってた死刑)腹かっ捌いて、首斬られる時に間違って肩とか顎とか違うとこバンバン斬られた挙げ句に殺された訳でも無いし、(←日本。介錯下手な人だと良くあったらしい。)痛そうだなぁ・・とは思ったけれど、あんなにCMとかで騒ぐ程の事では無いと思うのだ。(ごめんなさい、無神論者なもんで。) よっぽど西太后のやった事の方が恐ろしくて気分が悪い・・・。(知らない人は調べてみよう。) そしてクリスチャンでは無いのでいつも思うのだ。 あそこで死ななかったら「只の人」ではないのか、あの人は??? キリスト教も生きてたら広がらなかったろうし、あの宗教が広がった為に死んだ人も沢山いるし、ローマってそれが元で崩壊するし、なんとも言えない感じです。 マグダラのマリアは、えらく抽象的に描かれていたし、 事実を忠実に描いた・・と言うが、あくまでも想像なんだからこの映画を事実と言うな!!お前見たのか???と、子供のような突っ込みをしたくなる。(苦) 仮に伝わっている事が全て事実だとしたら、私はユダに同情するゾ。 裏切り者がいる・・と皆の前で言った上で、成すべき事を成せ・・と彼に言ってしまったら、やめようか・・と思っていても、止められんじゃないかーーー!!戻れないーーー!!と思うじゃないかーーー!! 怖いじゃ無いか!!なんかまるで呪の言葉のようで、私は怖いぞ!! 逆にそれが事実じゃない事祈るよ私は。そうじゃないとユダ・・って哀れだ。今もって呪われてる事になるし・・・。(- -;) 取りあえず、ストーリーというストーリーは無いので映画と言うより想像の上での再現フィルム・・と言った方が正解。 ... ロスト・イン・トランスレーション - 2004年05月19日(水) 今まで映画の趣味の合わなかった友人と、「見たいんだよねぇ〜。」と言って合ったのがコレ。(笑) 外国人から見た日本・・というのに興味があって、見に行ったのだが初っ端の「女のお尻のUP」には度胆を抜かれた。(目のやり場にも困った。結構長いし・・。(^^;) ああやって視点を変えて見ると、ホントに日本って変な国かもなぁ・・と実感しましたよ。(笑)コマーシャル撮影シーンや、直ぐに接待と称して女をあてがうところとか、あぁー、あるある。みたいな感じで笑いつつもちょっと、溜息みたいな。(心は複雑...) 役者さんは「え?」っていう人が出てますよ。 カメラマン役にダイアモンド・ユカイとか。(笑)昔結構好きなバンドマンだったので、びっくりしてコーラ吹き出しそうだった・・。 まぁ、そんな日本の変な文化や社会が誇張されつつ、男と女のラブロマンスもゆーーーっくり進行していっているんだけれど、それがもーじれったくて良かったvv(良かったんかい!/笑) アメリカ映画じゃ出せないっすね。特にあのラストシーンの抱擁は、なんかもー感動だった。 ああいう恋があってもいいよね。って感じです。 不倫・・と言うととても下世話な言葉になるけれど、あれは親近感が齎した共鳴に近い「純愛」じゃないかな・・と思う。 ラストシーンに乾杯! ... CASSHERN/キャシャーン - 2004年05月05日(水) 滅多に映画を見ないうちの姉が、大絶賛した映画。(笑) アニメのキャシャーンに関して私は、「フレンダー至上主義」なもんでずっと映画見ながら、「フレンダーは何処??」と、目を皿のようにしてチェックしていました。 すると諦めかけていた物語り後半・・・。 いましたよ!フレンダー!! しかも生身でっ!!←結構ツボだったこれは。(^^;) まぁ、それは取りあえず置いといて、 アニメのキャシャーンからはアイデアを借りる・・くらいのものではありましたが、このストーリーと映像には感動しました!!(><)/ お金そんなに掛かって無いんですよね、確か。なのにそれでもここまで出来る!!っていうのも感動だったし、(ハリウッドがいかに無駄に金を使った映画が多いか・・・/苦笑)何よりもストーリーに星3つ付けたいっすよ!! 今のこの時代に良くやった!!とホントに思うし、ここまで徹底した反戦映画は無かったんじゃないだろうか? いつも敵がいて、主人公・・みたいな感じで正義と悪・・って何だろう?と思う事が多かった。 けれどこの映画は違っている。 "憎しみの連鎖の怖さと空しさ"をキャシャーンというアニメイメージを借りて、訴えた。 映画の中にある「僕達は戦争を知らない。」というこの台詞がリピートされる時は、何だか鳥肌がたった。 ただの映画ではない、現実にある「戦争」や「差別」「虐殺」を考えさせられる映画だった。テロとレジスタンスは違う。 そしてテロは何故起こるのか・・・。 先進国・・と言われる国がまず考えないといけない問題だと思う。 これをこの時世に作った監督に敬意を払うと共に、問題なく公開されたこの国がまだまだ取り返しのつく国である事を願います。 最後に役者も良かった!! 特に要くん。 ああいう哀愁がある悪役は、バッチリっすね!! 今度は是非、時代劇で哀愁のある浪人役とかやってほしいですよーー!!! 絶対似合うと思う。 みっちーも良かった。似合い過ぎ。(^^;) 余談 スワニーはいないのね・・と思っていたら、お母さまが眠っているベッドが白鳥型だったのには、笑った。ツボだ。 ...
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