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■ (日記) とても良い本に出会った。
先日の土曜日、印刷工場を営んでる義兄に会いに、工場に行って来た。 本の細かい打ち合わせをするためと近況報告をするために出向いたのだ。 フゥーリィーの頑張ってる様子もちゃんと伝えてきた。 久々に話が盛り上がり2時間ほども話し込み、楽しく心強い一日になった。 義兄も儀姉も、本の製作にとても意欲的で、良い本を皆で作ろうね、と言ってくれた。 本当にありがたい事だ・・・・・・。
その時に印刷を終えたエッセイ集を2〜3冊見本としてくれたのだが・・・、その中の一冊がとてもいい本なのだ。 友達がくれた本も、友達が書いた本も、全て読み終わってしまい、読む本が無いので寝しなにパラパラとページをめくってみた・・・・・・。
これが【幸せへの一歩】と言う、何とも真面目すぎでけだるくなるような題名なんだけど・・・・・・。 何気なくページをめくる毎に、ほうほう・・・。フムフム・・・。なるほどねぇ・・・。と、私が今現在心の中で抱えている問題や不安や、悩みや様々な事への問い掛けに、見事に的確に答えてくれる本なのだ。 詩の様に短い文体で、人間の心の有り方を説いている本だ。
この手の本が私は過去、煙たいと思い、毛嫌いしていたのだが、何故かスラスラ心に響きながら入ってくる文節が意外と多い。
私は決して清く無いし、エリートでも、前向きでもない。どちらかと言うと揚げ足取りで、真面目が詰まんないことだと思っている。(今もそうだ) 不真面目だし、不謹慎だし、欲どおしいし、文句言いしいだし、意地悪だし、ずるい人間だ。ww 余りにも前向きとか、ポジティブと言う言葉を聞くと、かゆくて仕方ない。 ただ、優しい所は有ると思うし、そう気持ちまでが腐りきっては居ないつもりだが・・・・・・。
所々、【そんな風にはとてもじゃないけど生きられないわ・・・。】と思うところも箇所有るけれど、とても頷け、反省できる部分も沢山ある。 今の私はまだまだ、この本通りには生きたくは無いけれど・・・・・・。と言うよりも無理だ。まだまだそこまでは人間出来て無い。 でももし、この本の通りに生きられたら、本当に幸せが来るのかもしれない・・・・、とは思うもの・・・・・・。
そのくらい良いことも沢山書いてある。 きっとこの著者は神を信じ、人を愛し、真の愛情が豊かでとても広い心の持ち主なんだろう。 ただの奇麗事を並べたもので無いような厳しい暖かさを感じる。 貰った本なので自分のものだ。気に入った部分だけ、所々、波線を書いて、繰り返し読んでいる。 よし! これを私の教科書にしてみよう・・・・・・。ww
少し私の心に響いた文節を抜粋して、載せてみる。
悪い結果を体験した時にどう思いますか? 結果に拘って他人のせいにしたり自信をなくしたりしては一歩も前に進む事は出来ません。 結果に拘ると心が辛くなり、問題解決の力を出せなくなります。 結果で貴方の価値の判断をするのではありません。 結果にどう対処するかが、人生の価値を決めるのです。
失敗した時に落ち込んだり自分を責めたりしても何も進歩がありません。 諦めないで、自分を嫌わないで、努力し続けられる人が進歩と成功を手にする人です。うまく行かない時こそ、強い心の力を身に付けるチャンスです。
嫌う事を繰り返せば、嫌いやすくなります。 落ち込む事を繰り返せば落ち込みやすくなります。 不満を繰り返せば何事にも不満を感じ安くなります。 心は生まれつきの性格で決まっているのではなく、日常の経験の繰り返しで作られるものです。
相手に「私の希望通りの人になって欲しい」と要求すると不満が沢山生まれます。 幸せになりたいなら相手に要求するよりも、自分から与える人間になりましょう。 そして自分がされたくないことを相手にしないようにすることです。
心の進歩に必要な要素は「結果」ではなく「努力の過程」の中にあるのです。 結果に捕らわれないで、それを教訓にしましょう。
辛い出来事も進歩のきっかけにする事ができます。 人生の出来事は全て心の進歩のための学習です。 理論だけで心は変えられず、体験こそが心を進歩させるチャンスです。 人は難問に立ち向かう時こそ、心を進歩させるためのチャンス時である。 正しい反応が出来れば、単位が一つ取れたようなもの。 幸せは境遇によって決まるものではありません。心が幸せを感じられるかどうかで決まります。
人間の価値が現れるのは成功した時ではなく、失敗した時の対応の仕方です。 後悔したり、ひねくれたり、人のせいにしたり、言い訳する人はその状態から進歩できません。自分の問題点に気付く事が出来ないからです。 潔く自分の問題点として受け入れ、素直に改めようとした人は、そこから進歩が始まります。
計算高く、自分をよく見せようとして振舞う人は偽物の心しか手にすることは出来ません。 自分にすら演技をして心の本音部分に気付こうとしないため、心を成長させる事が出来ません。 たとえ誰かから評価されなくても貴方が純粋に大切に思いながら生きたことは、確実に心を成長させ、豊かにします。 だれもあなたの人生の価値は決められません。 あなたの人生の価値はあなたの心そのものが作り上げるのです。
どんな努力をしても認められない時もあれば、あまり努力をしていないのに過大な評価を得る人も居ます。 人間の目はその程度のもので正当な評価は出来ないのです。 人間の評価は他者からの評価で決まるものではない。
とまぁ・・・、こんな事が繰り返し沢山書かれているのだが、私にとってはドレもコレもいちいち耳が痛いので、私と言う人間は、やはり相当出来が悪いのだろう・・・。 でも、アンタに言われたく無いわよ・・・と思うような人から言われたりすると腹も立つのだろうが、相手が本なので、腹も立たず素直に読めるところが多い。 こんなに奇麗事ばかりではない・・・こんなになれるわけも無い、と思いつつも、今の私には凄く必要な本のようだ・・・・・・。
思わぬところで思わぬ良い本に出会った。ありがたい・・・。 アタシはやっぱりツイてるなぁ・・・・・・。 これも、アタシのぐうたら神様の仕業だ。
2004年06月30日(水)
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