睦月の戯言御伽草子〜雪の一片〜 Copyright (C) 2002-2015 Milk Mutuki. All rights reserved
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音のない世界、大きな車があたしの乗っている車に向かってくる。
高い白い天井を見上げながら 「痛いよ〜。痛いよ〜。由布子さんたすけて〜」と泣き叫ぶ声
3歳の時経験した交通事故の記憶。 あたしの乗った車の運転手が居眠りをしてセンターラインを超え ダンプと衝突した。 泣き叫ぶ声はてっきり痛みに弱いあたしのものだと思っていたのだが 家族の話では母の声だった。 あたしの手術は全身麻酔で行なったとのこと。
事故直後、運転席助手席の母の友人は即死。 母は弟が亡くなったことで錯乱状態。 身元の確認が出来なかったらしく警察は意識があったらしいあたしに 色々聞き出そうとしたが 「知らない人に教えちゃいけないんだよ」 といい続け言おうとしなかった。が、
スイカを出されてすっかり祖父の名前と電話番号を言ったと後年祖父が 笑いながら話してくれた。 そのころからスイカ好きだったようで・・・
この事故がきっかけでいろんなことが変わった。 祖父が飼っていた牛はあたしと母の入院費の為に売られ 退院後は弟がなくなったことが原因で夫婦喧嘩が絶えなくなり 両親は離婚。父との2人暮らしが始まった。
2011年04月28日(木) |
夢が見れなくなったので・・・ |
ちょっとうつつの事書こうと思います。
今まで書いてきた雪の一片は少なからず 夢に出てきたことを基に書いていました。 ただ、もちろんそのまま書いていいものではないときは 調べるようにしていましたが・・・
残念な事に気持に余裕がなくなったのかもう、 そんなことを紡げるような 経験もなくなったのか・・・心が曇ったのか・・・ ちっとも続きの夢を見ることが出来なくなりました。 『歳』なだけかもしれませんがw
なので、ちょっと自分の事を残していこうかと思います。
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