睦月の戯言御伽草子〜雪の一片〜
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2003年08月16日(土) 椿の枝

ここの椿はいつも咲いている。
僕がここへきたときからずっと
散っているし、つぼみもある
茶室や客室に活けるために切ることだってある。
減らないし増えない

それでもいつも鮮やかな紅い色で咲いている。

「ここの椿をいただいていくと数日ですが雨と離れられるんです。」
そう彼女はいった。
それも決まった日数ではなくかといって1週間を超えることはないのだそうだ
「ねぇ。たくさんもっていってみたら?」

小さく笑って彼女は首を振った
「何本いただいても日数は長くなりません。」


お地蔵様の資料は『ojizosan.com』を参考にさせていただきました。
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