『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2011年04月19日(火) さむさ。いわく、ラプンツェルその後。


なにかなぜかさむい、と
かさねぎをしてもだめ、と
なきながらでもかきむしれるだろう首やうでや
ぎゅうぎゅうとにぎりしめて時間はとくとくとすぎた

いたみは少しましになったろか
触れないで、こおって、かんがえないで

なぜ、こう、
緩急のはげしいもんだろうか
もうこれがあたしだから
あきらめて、なにかをどうかしたら
少しはらくに、なるろうか

処方薬をたしてもしかたないと経験と身体がしっている
がまんのこころがまだたりないとおもいしりながら
細かくあばれるあちこちがおとなしくなってくれるまで、もう、待つ、待つ、待つ

ふかく息を吸うことくらいを
できればできたらいいのにと
ぜいたくを、おもう

さようならはひどく遠くになくちゃならない
とてもそこまで行けないと気が萎えるくらいとおくに、とにかく
さようならを置いてちかづかないで拒否して


空を眺め海を眺めこころをひろげる
やわらかな、貯金が、たりていないと。
ばかね、
ばか。
悔やまない、けれど
気づくのはいつも、あとになってからでした。

(ここはあたしの家々か)


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