ぎりぎりと、ねじきれて行きそうだった だから無視した わかったら、認識したら 決壊してゆきそうなんだ だったんだ
いつからか、行き場所がないときに、ここへくる ひとに、うまくつうじないことばしか、まだしゃべれない 未消化の感情をもてあまして、けど はじけそうで、 それを愚図愚図と口にするのもできないで
使わなくてすめば、それがいいのにね IDもパスワードも指が覚えている不思議 掃きだめになる…たいせつだったところ 違う意味で、今は大事だ… ずるくてきたなくても あたしのうらがわ?それともおもて。
SOSのゆくさきの少なさに呆然とする じぶんのことばの貧しさとか いちどに受け入れられることの容量のちいささに あきれて、呼吸が下手くそになる 楽、がきてくれないかとねがってる がんじがらめと独りぼっち
…この他力本願!あなたがたはきっと、軽蔑すると思うのに
無言で、叫んでるあたしがいる
知ってる、なにも起こらないよ。 ただ 夜が過ぎて湯舟のお湯がさめていって 空色朝顔のつぼみが、ねじをゆるませて あさの仕度をすすめていく。
するするとほぐれたいな 今日咲くための花がそこにいて あたしが育てた花
「なんと呼ばれても、わたくしは」
そのあとに続けられることばを持ちたい。 少しショックを受けてふらふら出歩き 根無し草ばかりを見つけるのじゃなくて そうじゃなくて
ほんとうにやさしい植物になりたい。 あたたかくて心地いい風にふかれて しっかりと、わらいたい うたいたい
触らなかったナイフがきらきらひかる あたしはそれを無視したいから みんな、ただの料理器具や文房具にもどしたいから それなりに、たたかってきたし 今も、たたかうから あしたもあさっても、なんとかやるから
かみさま少しだけたすけてください 虫のいいお願いで、ごめんなさい
長月四日、朝 BGM:Cocco「Sweet Berry KISS/陽の照りながら雨の降る」
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