『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2008年04月08日(火) その唸り。



ユメが無造作にばらまかれた道で、ぼくたちが途方に暮れていた

上げた足を、次にどこに下ろせばいいのかわからないで

身体を掬う溜まりが、悪いものばかりな気がしてならなくて

目をつむったらもう醒めたくないとねがう

あけていれば眠りに落ちるのがこわかった

熱の頭、腫れた首筋で、みている、しがみつく


なにがいちばんこわいことなのか、
傍若無人な春の嵐はみんなみんなを撹拌して
つれていってしまう
だいすきなあなたの声も手に触れないか知れない混雑した場所に


痛いね

痛いよ


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真火 [MAIL]

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