ユメが無造作にばらまかれた道で、ぼくたちが途方に暮れていた上げた足を、次にどこに下ろせばいいのかわからないで身体を掬う溜まりが、悪いものばかりな気がしてならなくて目をつむったらもう醒めたくないとねがうあけていれば眠りに落ちるのがこわかった熱の頭、腫れた首筋で、みている、しがみつくなにがいちばんこわいことなのか、傍若無人な春の嵐はみんなみんなを撹拌してつれていってしまうだいすきなあなたの声も手に触れないか知れない混雑した場所に痛いね痛いよ