ぼんやり日記
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2002年05月31日(金) スヌーピー

今日は次女の検診日。

一ヶ月の血糖コントロールが良好かどうかを示す
ヘモグロビンA1C(エーワンシー)は7.1%。
先生が言うには「この年頃ではいい方ですよ」とのこと。

よくわからないけど、今は「こんなもん」という気でいくしかないなあ。

帰りは近鉄百貨店に寄る。
アート館でスヌーピー展が開催されていた。
無料なのでのぞきに行く。
1年前にスヌーピーにどんな服を着せたいか一般募集をして,今回そのデザインをもとに作製されたスヌーピーの群衆が勢揃いして迎えてくれた。

スヌーピーの漫画はかなり面白い。
深すぎて私ごときでは真意を読みとれない。
でも、そんな私でも娯楽として楽しめる。
一度、聖書に造形の深い方が訳してくださったのを
読んでみたい気がしている。

展示会は、結局キャラクターグッズ即売会のようなもので、
さっさと帰ってきた。

サッカーユニのスヌーピーを見て、
そうそうW杯って今夜開幕かと,ぼんやりと気が付いたしだいです。
今回のW杯は、全然興味がわかない。もったいないなあ。





2002年05月30日(木) 都会に住むこと・田舎に住むこと / 夜食ぐせ

私は結婚した時から、都会に暮らすことを選択したのだが
心が常に揺れ動いている。

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                  ○都会に住むメリット○

*掃除やメンテナンスが楽ちん。
(毎日、蜘蛛の巣とりなんてしなくていい)

*さっと買い物に行ける。家事を手抜きできる。
(作りたくなければジャンクフードで済ませられる)

*医療・教育機関の充実
(一つの病院が合わなければ転院もできる。その気になれば良い教育環境を整えてやれる)

*害虫が少ない
(蚊くらいはいるけどさ)

*お給料が高い

*娯楽が豊富

*よく考えればマイカーなくても暮らせる


                  ○田舎に住むメリット○

*自然と調和しながら住める
(多少の蜘蛛の巣はご愛敬。朝、出がけにガマガエルくんと挨拶もできる)

*もらい物の野菜や魚で飢えることなし
(「これ裏の畑で採れたきゅうり」なんていう頂き物で結構生きていける)

*薬に頼らない生活
(子どもが風邪気味で、という時も病院が遠いので、大したことないと滅多に病院まで行かない。
子どもの風邪で毎回、抗生物質を服用させる危険性を考えると、こちらの方が健全な気がする)


*自然の中でしか学べないことがある
(生き物に触れる。生きる尊さを感じる。むやみに葉に触れると怪我をする。
自然から“痛み”を学ぶ事は大きい収穫ではないだろうか)


*あまりお金が無くても暮らしていける
(お金払って遊びに行くところ無いし。給料は少ないけど、とにかく生活だけは出来ると思う)
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デメリットは上記の逆、ということでお察し下さい。
次女の病気のことを思うと、今の場所を離れがたい。
田舎のつらいところは、ムカデと蚊。
朝・夕(特に夕方)の蚊の攻撃はとにかくスゴイ。
それでも蚊は慣れるものである。こんなものかと思うようになる。
しかしムカデはいやだ。
24時間体制で、いつやってくるかわからない。
ムカデとり線香なんていうのもない。
何故か私はよく咬まれる。こわい。
死ぬことはないんだけど、やっぱりねえ。
(注・ムカデのアレルギーがあり、死に至る危険性のある方もいらっしゃいます)

それでも恋しいなあ。
智恵子抄でも借りてこようかな。


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またもや夜食してしまう。
お腹がめっぽう空いているわけではない。
欲求不満?
ストレス発散?

わからないけど、今回はお金も使ってしまった。

パスタのデリバリーを注文する。
一皿1080円。高いやん。
以前に注文したお皿を二皿お返しして200円戻してくれる。
味は結構いける。品名はカポナータ。
温野菜と鶏肉をトマトソースで和えたもの。
たっぷりのにんにくが美味しい。

あーこれ何kcalだろ。
これだけ油がたっぷりだと胃にもたれるだろうなあ。でも止まらない。

あっという間になくなった。
パパのそばに寄って「臭う?」
その返答は、しかめた顔で十分察することができる。
「明日、病院やけど大丈夫かなあ」
「大丈夫やろ」
そうは言ってくれるものの、そう思うなら食べるな!
というニュアンスが感じ取れる。

意志薄弱ですみません。
やっぱり、ここのところヤケになってるかなあ。

あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。
                     新約聖書 コリント人への手紙第一 6章19、20節

自分の体を大切にする、自制することを聖書でも書かれている。
人は自暴自棄という行為に走る。
でも、その結果は決してよいものを生み出さない。

神様、ごめんなさい。
パパ、ごめんなさい。
でも美味しかったです、ありがとう。


2002年05月29日(水) 走れない

骨折しても、普段の生活ペースを変えずに暮らしている。
ふと気づいたのだが、走ることだけは出来ない。
そんな事とっくに気づけよぉ〜、と一人ツッコミ。

何故、気づかなかったかというと、どうせ普段から走ったりしないのだ。
あえて運動で走ることがあっても、慌てて走る必要性があまりない。

それだけのんびりペースの時間を過ごしているからだろう。
若い頃は「遅刻する〜〜〜〜っ!」と朝から駅までダッシュ。
「コンサートの時間に間に合わない〜〜〜〜っ!」と会場までダッシュ。
「友達の約束時間に遅れる〜〜〜〜っ!」と約束場所までダッシュ。
いつもセカセカ、時計とにらめっこ。

のんびりとできるのはいいけれど、やっぱり運動不足になってる。
人とのペースも合わなくて困る。

困ったなあ。
やっぱり都会には暮らせない性格かなあ。


2002年05月27日(月) 気づかないこと

骨折してからも、普段と変わらず動いている。

こちらから話した人以外では、これまで一人にしか
「あれ、どうかした?」と聞かれていない。
今回はギプスをしていないので、ぱっと見た目では
変化に気づきにくいのかも知れない。

自分も、人が普段と違うことに鈍感なタイプである。
つらくても顔に出ないタイプの人はたくさんいる。

目の前の人を大切にしたい。家で一人になった時はそう思う。

でも実際、人と会ったり話したりしている時は
目の前の出来事に精一杯で、そして自分の事で精一杯で、
相手の気持ちや様子を察するゆとりなんてない。

後で「○○さん、風邪で具合悪かったんだよね」なんて聞かされて
ええ〜、全然気づかなかったよぉ・・・・
なんて事がよくある。

だめだなあ。
もっと余裕持ちたいなあ。
余裕があれば、何回も骨折しないだろうし。

神様
人に、環境に、問題に対する心の中のゆとりと幅を、私に与えて下さい。

今日もまたミネストローネの我が家でした。


2002年05月25日(土) まいったなあ

いきなり小汚いものをお見せして申し訳ございません!
そう、こういう結果になってしまいました。
ちなみにギプスは、今のところはめてません。

数ヶ月振りに行った病院の受付で診察券を渡すと
「今日はどうされましたか」と受付嬢に笑顔で質問される。
「えーっと、その前回と同じところを、えっと打ちまして、その…」
何でこんなに、しどろもどろになるんだろう。
「あーはい、わかりました。お待ち下さい」受付嬢は事務的にそう言う。

キンキン外科医との再会。

レントゲン写真を見ながら「あー、前回より曲がってるなあ」
うーん確かに小指、変な角度で写ってます。

「前の骨折が治ってなかったんですか?」そう聞いてみた。
「骨折なんて完全に治るまで1年以上かかる」
そうきっぱり言われてしまった。

「骨はくっついてはいるけど、骨の周りの細胞が
ちょうどテープで巻いた程度に回復してきたぐらいの時に
また衝撃を受けて、前回より激しく骨折してしまったんですわ。
だから一度骨折すると、またぶり返すことが多いんやね
しかも二度目の方が具合がひどくなる」

そうか。
骨折の治癒ってそんなに長期間かかるものなのか。
スポーツ選手はしょっちゅう骨折したなんて聞くけど
安静にしている期間なんて、ほんのわずかでしかない。
となると、やはり体はもろくなっているんだろうな。
骨折に限らず、みんなそれぞれ体を壊してる部分があるのに。

そんなことを考えていたら
「今度は長いよ。2ヶ月はかかるで」
という先生の言葉で我に返った。

2ヶ月?
またあの生活を2ヶ月繰り返すの?

もうおっちゃんサンダルはいやだなあ。
夏だしアクティブになるし。

パパにご報告。
「ねえ、こんな人と結婚してイヤになるやろ」
とりあえず、そう聞いたが
「そんなことないよ、(こういうドジ踏むのは)○○○(私の名)やもん」
というお答え。

どう受けとめてよいやら。
とにかく、今日の取材へは行くぞ〜
(行くんかい!)


2002年05月24日(金) やっちゃった・・・かも

今日は忙しかった。

次女のヤマハのため、ぶたこは義母に預かってもらった。
ヤマハから帰って来た時刻は、もう長女が小学校から
もどってくる頃だった。

義母宅で、慌ててぶたこの散らかしたおもちゃを片づけているとき
やってしまった。

足の指、そう右足の小指をがつんと打ってしまった。
あまりの痛さに声が出なかった。

というより、「やっちゃったよぉぉぉぉ」という気持ちで
声にならなかった。

でも痛がっている暇はない。
とにかく二人を自転車に乗せ、自宅に戻ると
丁度、長女の帰宅したところだった。

今日はこのまま、長女の病院にも行かなければならない。
足を気にしつつ、行ってみると何だかものすごく混雑している。

帰宅した頃は8:00前だった。
やれやれ。

そぉっと小指の具合を確かめる。
このあいだ骨折したところは、小指の根元だった。
今回ぼーっと腫れているところは(腫れてるのだ!)
そのちょい上のあたり。

ただの打ち身・・・・だよねえ。
ねえ?

誰かそう言ってください。

明日、取材なのになあ。
(そういう問題ではない!)



2002年05月23日(木) 母の日プレゼント


今さらだけど、5月12日の“母の日”に教会の
キッズプログラムで、長女、次女が作成してくれたもの。
左が長女作。右が次女作だ。

なかなか綺麗である。土台は香りの良い石鹸。
くるんで穴をあけてボンドで造花を飾ってある。
持ち手は針金にリボンをくるくると巻き付けてあるだけ。
これに別のリボンを付けて完成。
可愛い上に玄関に置くと、ほのかな香りもありなかなかである。

もちろん子ども達だけで、こんな立派なものは作れない。
聖書の簡単なメッセージの後、毎週いろんなアイデアを持ち寄り、
工作や手芸を子ども達に指導してくれる方達がいる。

その間、大人たちは礼拝のメッセージに集中することができる。

私のために作ってくれた子ども達に感謝。
そして実際はその大半を作ってくれた、教会の有志の方々に感謝。
この作品一つに様々な人の愛がこもっている。
神様の愛がこもっている。

嬉しくてじんわりした。


2002年05月22日(水) 特別児童扶養手当 / 遠足

な、なんだか難しいタイトルだ。

各自治体でなされている手当の一つ。
障害児を介護されている家庭への支給が目的とされている。

この手当に我が子も該当するとは思ってもみなかった。
障害?
病気?

考え方であるが、I型糖尿病(小児糖尿病)は膵島のベータ細胞が
破壊されている。もう新しく細胞ができることはない。

よって、インスリンホルモンを外から与えてやらないと生きていけない。
つまり、障害を持つ体というわけだ。

いろいろ考えたけれど、私たち夫婦はこの手当を申請することにした。

申請するための書類の説明を受けたが、戸籍謄本がいる。
やれやれ。
よその市に本籍があるので、そこへ郵送請求するか
取りに行かなければならない。

郵送してもらおうかな、と思ったけど何となく久しぶりに
その市に行ってみたくなった。
明日、雨が降らなかったら行ってみようかなあ。

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次女の遠足。

毎年行くところは決まっている。
毎年ものすごく暑い。

今日も暑かったが例年より、かなりましだった。

発病してから遠足は二度目だったが、やはり心配した。
引率する先生も心配そうだった。
「とにかく、しんどいと言ったらグルコース食べさせてください」
そうお願いして送り出した。

2時過ぎ。
園に無事帰ってきた次女は元気いっぱい。
先生もほっとしていた。
よかった、よかった。

小学校に入ったら、こんなわけにはいかないのだろう。
次女の気持ちに、親の気持ちに寄り添った接し方をしてくれる
園の先生にすごく感謝している。

先の事を考えても仕方ないんだけれど、やはり来年が心配。

7月のお泊まり保育もめちゃくちゃ心配。
左利きも心配。

親ってばかだなあ、つくづく思います。


2002年05月20日(月) 取材

夕方、知り合いから電話。
「今度の土日で、新聞の取材のお手伝いをして欲しいんやけど」

自治体がらみの新聞に、子どもとお出かけできる場所体験、というので
市内のお出かけスポットに行ってきて欲しいとのこと。

土曜日だったら、ということでOKの返事をした。
パパにはメールで報告したが、帰宅後に詳細を話した。
「え、取材。記者とカメラマン同行!?」
目の色が変わった。

「うん。でもねえ、パパはほら、勉強がんばるってこの間も話してたやろ。
だから、いいよ。私らだけで行くよ。無理したらあかん」
「ううう。」

さて、パパは土曜日、一緒に行くでしょうか。
行かないでしょうか?(^^)


2002年05月19日(日) さんかん日

日曜参観日。あいにくの雨。

パパはぶたこの搬入、搬出で相当お疲れ。
傘さしてだっこはキツイよね。

次女のクラスは定員30人に対して21人と少ない。
幼稚園の経営としてはつらいところだが
(現に今春から保育料が月1000円の値上げ。親もつらい)
保育者としては、やりやすそうに見えた。

ハーモニカで「かえるのうた」を吹き、カエルの紙工作をした。

次女は左利き。
特に矯正もせず、ここまで来たが、やはりこうしてみていると
右利き用のハサミは使いにくそうだった。

どうしよう。
パパは「右手で使えるようにさせればいい」と言う。
そりゃ両方使うことができれば最高だ。
でもなあ。

左利き用のハサミを買って与えるという方法もある。
しかしハサミを使う機会というのは、人生に何百回もある。(もっとか)
それも、しばしば突然に使わねばならないという事態に遭遇する。
年がら年中、マイハサミを持ち歩くわけにもいくまい。

はて。
左利きの方、本来は左利きながら右を使っている方、
いらっしゃいましたら、迷える私に何かアドバイスをいただけませんか。

ちなみに次女は足はどちらでもいいみたいだ。
うまく育てればスイッチヒッターになれるかもしれない。

何を育ててるんだか。


2002年05月16日(木) ぽっぽちゃんの逆襲

マイホームを求めてさまよう鳩夫婦。
我が家に来たぽっぽちゃんは、わりと早くにあきらめてくれた。

ところが、ここのところ他の部屋の方から、
鳩への苦情が殺到している。
そういえば最近、洗濯干し場であるメインのベランダといい
サービスバルコニーといい、鳩よけのネットや撃退グッズが
あちこちの部屋で見受けられる。

ある人は、ベランダの鳩が巣作りのため木ぎれを運んでくるので
その度に捨てていたのだが、いつの間にやら卵を産んでいたそうだ。
巣を作るのをあきらめて、とっとと卵を産んで
既成事実を作ろうとしたのか。
鳩、やるねえ!
感心しきりだったが、その人にしかられるので黙って聞いていた。

ある人は、ありとあらゆる撃退グッズを吊しても一向に
鳩が逃げないといって相当な怒りをお持ちであった。

鳩の頑固なところは私も知っている。
音を立てたくらいでは逃げない。
ちょんちょんと体を揺すってやって、やっとこさ
「しかたないわね」という感じで飛び立つのである。
(もちろんすぐ戻ってくる)

しかし、今年は巣作りにやってくる鳩夫婦が多すぎる。
何故だろう。
うちのマンションの前は公園だ。
大きめの木もわりにあり、今まではその木に巣を作っていたはずなのだ。
鳩の数が増えたのだろうか。

もうひとつ。公園に面して川があるのだが、ここに蛇がいる。
うじゃうじゃいる訳ではないが(こわいよぉ)確実にいる。
以前、その蛇が木に登っているのを目撃した。
恐らく木の上にある巣の中の卵を狙っていたのだろう。

そういう天敵から身を守るためには、マンションのベランダが最適だ、
と鳩も気が付いたのだろうか。
しかも、彼らがベランダのどこに巣を作ろうとしているか。
みんなの話によると、やはりエアコンの室外機である。
下に置いているところではなく、上につり下げている室外機。

困ったなあ。
平和的に解決できないものかな。

やはり、バランスを考えるなら、鳩も増えすぎてはいけないし
蛇も増えては困る。(すごく困る)
そこにある木にちょうどいいくらいの巣が作れるくらいの鳩の数で
ちょうどいいくらい卵を食べられて、そういう風にならないものか。

それを言うなら
人間が増えすぎているのが最大の問題なんですけどね。

引っ越しますか。


2002年05月15日(水) 主婦業のもどかしさ / お迎え

私は専業主婦。
主婦の仕事である、炊事、洗濯、掃除、育児、どれも決して得意ではない。

でも、それらは生きていく上でするべきものだし、今からそれを否定したり
不満を書こうとしているのではない。

例えば昨日。
埼玉の知り合いが、わざわざ編集してくださったビデオを見ていた。
土曜日にいただいてから、早く見たかったので
わくわくしながらTVの前に座り、雑用をしながら見る。

コステロと佐野元春が出てきた。
この組み合わせだけで恐れ入った。
22年前の曲(この放送が最近ではないそうなので、更に何年か前)
といってコステロが「アリスン」をアコースティックで演奏した。

あの頃。アリスンを聞いていたあの頃。
リンダ・ロンシュタットの「アリスン」はもっと肉厚的だったっけ。
断片的に過去がよみがえってくる。

続いて佐野元春が「彼女」を演奏した。
これも少しずれるが同じ頃だ。
すり切れるほど聞いたレコードのひとつに入っていた曲。
(っつーかすり切れちゃいました)
もちろん懐かしさと当時の自分の思いがよみがえる。
しかし、それを越えてもっと何か、気持ちに訴えるものがある。
なんだろう、なんだろう。

しかし、ここではっとした。
幼稚園のお迎えの時間になっている。もう猶予がない。
本当はもう少し、曲と自分の中にあるものを分析したかったのだけれど
今すぐ立ち上がり、笑顔で玄関を出ていかなければならない。
こういう時のもどかしさである。

私の一日には時間がたっぷりある。
だからこそ、昼間っからPCの前に座っていられる。
しかし、この駄文日記も最後まで書き終えるまでに何度も席をはずす。

まとまって時間がとれるのは10分、15分。
それでもトータルではとても余暇があるのだ。
結局、その日はビデオをもう一度みる機会はなかった。

独身の頃、割に仕事は忙しかった。残業時間月/100時間というのも
ちっとも珍しくなかった。
帰宅して、ごはんを食べて寝るだけだったような気がする。

それでも私は何かに触れ、何かに心を動かし、
たえず何かを考えていたように思う。

一人だったからだろうか。
集中できる時間を持つことができたからだろうか。

主婦がいやだと思わない。(むっちゃ苦手ですけど)
けれど、ちょっともどかしい、と私が思うのはこういうことである。

よくわからないけど、こういう事を考えている専業主婦の方は
たくさんおられるのだろうか。おられるといいなあ。

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夜、8時過ぎ。
パパから電話がかかってきた。
「今、最寄りの駅。買い物ある?」
お、今日は早いやん。妙にうきうきする。
上二人は仲良くお風呂に入っている。

ふと思いつき、ぶたこに「おそと、いこうか」と声をかける。
うん、うん、とうなづきながら、ぶたこは玄関へ。
雨が降ってるけど、まあいいか。
上二人はお風呂やし。
レインコートを着せようとしたが、ぶたこは傘を持って放さない。
まあ、いいか。

少し雨が降っていた。
上着を着なかったので肌寒い。
マンションの前を少し歩き、パパを待つ。

ぶたこは傘で遊んでいる。
おねえちゃんの傘だけど、やっぱり重くて持てない。

前方に黒い人影。
近づいて止まった。
ぶたこに気が付いて、人影がおどけたポーズをした。

ぶたこ。
傘で顔を隠してしまった。
顔を見ると恐怖に引きつっている。

「おとうさん、早く近くに来て。」
パパが近づくとぶたこは私にしがみつこうとした。

「おとうさんやで〜」
やっと気づいたぶたこは笑顔に。

夜道でこちらに向かって来る人が、突然止まって
おどけたポーズをしたら、確かに怖いよね。

「上の子は?お風呂?」
そんな話をしながらマンションの玄関前に行くと
二人がパジャマを来て、こちらを見ていた。
「もお!おかあさんもぶたこも居れへんし!」
むくれ顔の二人にごめんね、と謝った。

夏になれば、みんなお迎えできるね。
パパが早く帰って来られればね。


2002年05月14日(火) ただいまぁ〜

「おかえりぃ〜」しか言わなかったぶたこちゃん。
外出して帰ってきたときも「おかえりぃ〜」といいながら
家に入っていた。

ところが今日は「ただいまぁ〜」と言った。
私も一緒に帰宅したのだが、それを聞き慌てて玄関から
家の中に入り、「おかえりぃ〜」と言った。

今度はぶたこが「おかえりぃ〜」と言ったので
慌てて私が玄関の外に出て「ただいまぁ〜」を言った。

それを3回ほど繰り返した。
朝からけっこう疲れた。
誰も見てなかっただろうな。


2002年05月11日(土) オラも東京サ行ったダ

うわーうわーと言っている間に寝たらしい。
気が付くと3時半だった。

まだ起きるのは早い気がして、頭の中でいろいろ考えていたら
夫が「もう4時やで」と言った。
「わかってるよぉ」と言いながら布団から起きあがる。

頭は珍しく朝からアレもコレもと考えているのだが、
動作は非常ににぶい。
気が付くと5時前だった。
あ、なんか忘れてる気がするけど、もういいや。

5:16分始発の電車。このあと乗り換えて関空だ。
そんなところ行ったことがない。
私達が最後に海外旅行したのが関空のできる3ヶ月前だった。
しかも飛行機に一人で乗るのは初めて。
どこに行って何をするのかさっぱり。
おろおろ。

私が乗るのは始発便だから、空港内もまだ照明を落としている。
とりあえず、かなり迷いつつ時間にはきっちり間に合った。
すごい。
当たり前のことだが、私的にはすごいことである。

飛行機。怖い。
大丈夫かな。窓からの景色は雲の中ばっかり。
前が見えなくて飛んでるんでしょ、大丈夫かな。

もちろんそんな素人の不安は徒労に終わり、無事、羽田に到着。
携帯をONにする。パパからのメール。
「デジカメの電池、充電したままここにあるで」
・・・・・・・・・・・・・・・

眼鏡だとあまり見えないので、洗面所でコンタクトレンズに。
やれやれ。やっと表示が見られる。
安心して洗面所を出ると、あんなにたくさんの人が途絶えている。

あれ?
どこが出口なのでしょうか・・・
聞く人もいないくらい人がいない。
結局無駄に動いて逆方向に行き、更に迷ったらしい。

それでも何とかなるものだ。
ちゃんと東京モノレールに乗れたのだ。
すごい、すごい。

モノレール、変わった乗物だった。
「整備場」なんて駅がある。
前の女の子達が「そのまんまやん」と笑っていた。

浜松町からJR山手線に乗り換え。これは大丈夫。
高田馬場まで行き、そこで今日の5つ星レベルのガイドさんと
待ち合わせして、わけのわからない路線を通り
西武ドームまで行くことになる。
彼女はわざわざ家から逆方向の高田馬場まで来てくれて、
私をエスコートしてくれたのだ。
な、なんて親切なお嬢さん(涙)

でも来てもらって大正解だった。
西武線はよく分からない。どの電車に乗ればよいのか
たぶん迷っていたと思う。

おもちゃのレオライナー

西武遊園地からレオライナーという電車にのって
球場前まで行く。おもちゃという前評判どおり、それは大型遊具だった。
子どもは喜ぶよな〜
と思いながら自分も喜んでいた。

前方からドームの銀色の屋根が見えてきたときは思わず声がでた。
でも。
これがドーム付いてなかったらなあ、
と思うとその後は無言になってしまった。

球場でのお話は後で書きます。
今回、東京で気が付いたこと。
BBSにも書いたのだが、エスカレーターの乗る位置。
なんか人の流れをさえぎっているなあ、と思ったら
私が右に乗って止まっているからだった。
すみません。
どうして東京と大阪で逆なんだろう?

体感温度も東京の方が少しひんやりした。
それでも人によっては半袖の人もいるし
セーター着ていたり、ジャケット着ていたりと服装で
暑さ寒さを計れない。

あと、パパも書いていたが携帯電話をちらつかせている人が
少ないように感じた。
たまにメールしてるくらいで。

大阪の電車だと、みんな手持ちぶさたになると
携帯いじってる感じなんだけど。

帰りは新幹線。
またもやガイドの彼女に、なんと東京駅まで送ってもらった。
ちなみに彼女の職業はもちろんガイドではない。

本当にどうもありがとうございました。
無事、ちょうどいい感じで乗れました。

新幹線の中の売り子さんってさっさと通り過ぎるので
本当はお茶を頼みたかったのだが、機を逸してしまう。
何度かふいにして、思い切って声をかけたら
アイスクリームの売り子さんだった。
「バニラにしますか、抹茶にしますか」
「え・・・・・・ま、抹茶」
お腹が痛くなってきたので暖かいものが欲しかったのに。
アイスクリーム、150円でした。

自宅近くの駅に着くとパパが迎えに来てくれていた。
思わずかけよってしまう。
自転車をつきつき、その日の子どもの様子を聞く。
パパ、ありがとう。
明日から頑張ります。


2002年05月10日(金) 阪神百貨店 / おたおた

用があって阪神百貨店へ。

GS行きが自信になって、ぶたこと一緒でも梅田くらいなら
ちょっと行って帰って来られるようになった。

7Fだったか子ども服のコーナーのところに
こんなものがあった。
路面電車だったものだろうか。
ただの展示物で動きはしないけれど、ぶたこは結構喜んで乗っていた。
戸口に立っているのがぶたこです。


お昼は上の階でサンドイッチ。神戸のなんとかというお店らしい。
おしゃれなオープンカフェで、宝塚の男役みたいな
格好いいお姉さんがサーブしてくれた。

ぶたこはお約束で最後にコップを落とした。
割れなくてよかった。
しかしお平日の昼間とはいえ、人が少ないなあ。
地下はさすがに多かったけど。
______________________________________________

なんでこう段取り悪いのかなー
明日、東京(から埼玉)へ行くというのに、準備ができない。
何ヶ月も前から、あーだこーだと計画していたのに
結局前日にあれもこれもとなってしまう。

4時起きだから早く寝ようっと。
とかいいながら11時過ぎてるし。
うわあ明日起きられるんやろか。
目覚まし、目覚まし。

うわ〜うわ〜
目が冴えて寝られない。



2002年05月09日(木) 実がなった!

今朝、ベランダに出て発見!
全部で4つくらいの緑の粒が。
(くらいというのは中途半端な大きさのものがあるから)
ミニトマトは葉が大きくなりすぎると
栄養が葉にばかりいくので実ができない、と聞いたので
葉っぱに「あんまり栄えないでね」とお願いしていた。
よかった、よかった。
でもこれからきちんと熟するまでは心配だ。

実ができるって想像していたよりずっと嬉しい。

しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、
誠実、柔和、自制です。
新約聖書 ガラテヤ人への手紙5章23節


ここを読むたび、自分のどこにこんな実があるのか、
この先、これらの実がなることがあるのかと
下を向いてしまうのだが、実がなるか、ならないか、
なったとしてもその実が熟するのかどうか、
それは私が判断することではないのかも。
だから、とにかく前を向かなきゃ。

この調子でみかんの実もできるかな〜
うきうき。


2002年05月07日(火) おなかいたい

GW最後の日。
ぶたこは夕食をあまり食べなかった。
機嫌はよいのだが、あれ?と思った。

やはり、お腹を下していた。
何度も書くが機嫌はよい。
しかし動作が緩慢だ。

何度も何度もおむつを替え、
そのたびにぼんやりと寝ころんでいる。

風邪かな。
今日、病院に連れて行った。
「風邪から来る胃腸炎でしょうね。お腹痛いって言いますか?」
先生がそう聞いたが
「まだそんな会話はしませんです」
と言って笑った。

帰り道。
自転車の後ろで、おうたを歌ってご機嫌のぶたこちゃん。
とつぜん
「○○○いたい」と言い出した。
指でも詰めたのかと驚いて振り返った。
どうやら、そういう事ではなく、
先ほどの先生との会話を聞いていたようだ。
よく聞くと「おなかいたい」と言っている。
「おなかいたい?かわいそうねえ」
とお腹をなでなでした。

昼食も彼女にしては小食だった。
お薬のんで、ねんねしようね。


2002年05月05日(日) ベースランニング

こどもの日。
GS神戸では子供に試合終了後、ベースランニングをさせてくれるという。

次女は意味もわからず喜んで出かけた。
であるにもかかわらず、電車内でぐずりだした。
前日の雨もあってかなり蒸し暑い。連休で人も多い。確かに疲れた。

それでも、大入り満員の(珍しいと友人も言っていた)
GS神戸はやはり素敵だった。
野球は青空の下でやるのが美しい。
一番綺麗なのがフライ。雲とボールと青い空。肌に当たる空気。
お山の球場は日の差し込むところは暑かったが、
友人が一塁側指定席をプレゼントしてくれて、
日陰の席でちょうど良い加減で観戦することができた。
ありがとうございました!(ぺこん)

試合はセギノールが2本のHRを決め、
昨日は打たれた大久保が締め、オリックスが近鉄に打ち勝った。
(打ち勝つなんて^^;)

勝利インタビューはもちろんセギノール。
真面目な性格らしく丁寧に答えていたようだ。
内野にいるとDJやインタビューが聞こえづらいので
内容はよくわからなかったが
「今日はこどもの日です。子ども達にメッセージをどうぞ」と聞かれ
「夢は必ずかなう、ということを信じて努力する」
というような話をしてくれたようだ。

さてお待ちかねのベースランニング。
次女は照れながらも一生懸命走っていた。
保護者もグランドまで降りて、人工芝のところで待っている。
ベンチの前まで行くことができてドキドキした。

天然芝も間近で見たが、本当にふかふかで綺麗に刈り込まれてあった。
公園の芝生とは全く違う。
なんというか、たかが野球に使用するのに、
ここまで綺麗でなくてもいいだろうと
言いたくなるような手の入れ方である。

3000人くらいが参加ということで(保護者の人数込み)
「これだけの人数が芝に降りると枯れてしまいます。
絶対に芝の上を歩かないでください」
というスタッフの懇願もわかる気がした。
これだけの芝の手入れは並大抵のことでは維持できないだろう。

でも、このふかふかさが選手達の足腰に負担をかけないのだという。
自分が立っていた人工芝は色こそ緑が鮮やかだが、
ごつごつと平たんで、天然芝と比べるなら、
足を跳ね返すような印象を持つのでは、と思った。
継ぎ目も不格好だし。

こんなに芝を熱く語ることもないか(笑)

で、この写真です。

最初目に入った時は、なんだ?と思った。
実際はかなりあでやかな緑色のジャケットにカンカン帽をかぶった、
少しご年輩のジェントルマンが通路入り口に立って、
チケットをチェックしている。
ボランティアの方達かもしれない。
どうせならステッキも持って決めて欲しいなあ。


2002年05月03日(金) きてぃちゃん


連休最初の日。
結局、ビデオデッキを買うことになった。ふふ。

電器屋さんで、BS内蔵の一番安い物を探したが
2万円が限度だった。
「うちは割引しないんです」
パパは少しゴネていたが、結局その値段で買った。

パパはついでにノートPCをのぞきに行っていた。
私はその日NHKで中継されている西武戦が気になり
TVコーナーに釘付けになっていた(苦笑)
子どもたちはゲーム売り場で嬉々として遊んでいる。

帰りに大型スーパーに寄り、パン屋さんの喫茶コーナーでおやつをした。

お昼寝から目覚めたぶたこが目をつけたのがこのパン。
他に「くれよんしんちゃんパン」と
「アンパンマンパン」があったのだが、
ちょっとサイズが大きい気もしたが
買ってやった。


ぶたこはやはりお耳からかぶりついた。
中身はほんのり少な目のクリームパンでした。





2002年05月02日(木) なんだよなんだよ

昨夜パパが取り付けてくれた冷蔵庫の開閉ストッパー
もう取れちゃったよう。
粘着テープで止めてるだけだけどさ。
確かに冷蔵庫だから、普通の引き出しより開閉回数は多いけど。
15時間くらいしか経ってないぞ。
そんなに私は怪力かい。
なんだよお。


2002年05月01日(水) ぶたこ封じ

ぶたこがあまりに冷蔵庫荒らしをするので、とうとう開閉ストッパーを取り付けた。
これを付けると私も冷蔵庫の開け閉めが面倒になるので、
できるだけ使いたくなかったのだが、もう仕方ない。

実は今日、ビデオデッキが壊れた。
テープを巻き込んでしまう。
ぶたこがさわっていたのは事実だが、彼女が原因かどうかはわからない。
もう9年になるし寿命という考えもできる。

パパに「修理に出したらどうかなあ」と聞くと「修理代高くつくよ」という返事。
「じゃ新しいの買わなあかんね」と言うと驚くような顔をした。
な、なんでよ、こっちが驚くよ。
彼はちょっと考えて「ビデオって使うの?」と聞き返してきた。
ええい、この時代錯誤人間め、と思ったがもちろん声には出さない。
私は冷静なフリをして「子供のヤマハのビデオ教材があるし」と
もっともな意見を述べた。「そうか」と残念そうなパパ。

この話はこれで終わってしまった。また追求せねばならない。
ビデオもテレビもあまり見ないパパにはどうでもよいことかもしれない。

よく考えると私もろくに見てないのだが、
それでも子供向けにテレビを付けているし、最近はぶたこに
「これ見といてね」と一人でビデオを見させておいて用をすることも増えてきた。

そういうことがあまり良くないことも知っている。
ビデオデッキ故障は、それらに歯止めをかけさせるために、
神様がして下さったのかもしれない。そう考えよう。
トラブルというものは漫然と行っていたことに対して、
一時停止して考えさせるための計らいかもしれない。

そういうぶたこは、長女のクレヨンをぶちまけて母にしかられ反省し、
お片づけをがんばってしたご褒美にヨーグルトをもらってうきうきしている。
やっぱヨーグルトを愛してるのね。母も愛してね。


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