|
|
■■■
■■
■ じいちゃんどこ行った〜?
夫の故郷に帰省中、 母から電話があり、 「じいちゃん亡くなった」 と言う。
葬儀屋のスケジュールの都合で、 亡くなったその日に通夜、 翌日火葬だという。
私の居ないうちに 通夜も葬式も火葬も終わり、 私が今日じいちゃんちに行ったら、 お骨が置いてあった。
じいちゃん、 私、お別れしてないから、 じいちゃん死んだって感じしないんだ。 じいちゃんの家に、 じいちゃんが居ないで、 おじさんがひとりで 淋しそうに暮らしているのを見て、 何だか、形の無い怖さが押し寄せてきたんだ。
死ぬことよりも、 ひとりで生きることの方が 私にはよっぽど怖い。 淋しさは、骨身にしみる。 おじさんは、 疲れと淋しさで寝込んでいた。 昨日は、すべて吐いてしまって 今日も何も食べられないという。
じいちゃん、一体どこ行ったの?
おばあちゃんとはもう会えたの?
どうか、このひとりぼっちの おじさんを守ってください。 私は悲しさよりも、 物凄い淋しさがじわじわ来ている。 泣きたくても、実感がないんだ。 じいちゃん、 まじで、ホントに、 魔法で消えちゃったみたい。 人生ってなんだ? じいちゃん、どこ行った〜?
2004年08月16日(月)
|
|
|