流れる水の中に...雨音

 

 

不眠症 - 2006年12月27日(水)


また昨晩も眠れず。
いや、正確には30分ほど眠った。
最近、眠気が起こらない。
純粋な眠気では無く、寝不足の気分の悪さの為に横になるとようやくいつか眠れる。そんなのの繰り返し。
睡眠薬は飲みたく無い。飲むと翌日まで残るから。
あの倦怠感、そしてその翌日の夜、今度は眠れなくなる。

だから今日は起きていよう。
しなくてはならない事がどうせあるのだから。




...

何が必要? - 2006年12月26日(火)

最近私は何が欲しいのかわからなくなっている。
物欲も 無いわけでは無いけれど 取りあえず手に入れられる位置にあるものには欲しいものが無い。

美味しい食事?
たしかに美味しいものは好きだけど、旺盛な食欲もない。
友人との会話?
あればあったで楽しいけれど それでもない。
家族の時間?
多分、それもない。休日、ただ時間を浪費しているだけに感じている。
質の良い睡眠?
ああ、たしかにそれは欲しいかも知れないけれど、差し迫ったものでも無い。
仕事?
仕事なんて興味ない。
生き甲斐?
生き甲斐を欲しがる程、元気でもない。
自分だけの時間?
それも欲しいかもしれないけれど、あったところで何かが変わる?

わからない。わからないけど、とにかく、なにだか気分が沈んでいる。
これは疲れているの?よくわからない。

今の私に必要なものは何?
私だって 毎日を生きたいのに。


またか。
今日の午後には激しい雨が来るらしい。
また 雨の所為?



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堕ちてしまいそう。 - 2006年12月12日(火)

堕ちてしまいそうだ。
そういうときは 自分でもわかる。
すーっと、まるで高層エレベータを一気に下るようなそんな感覚。
たぶん だれでも経験している。
今まで在ると思っていたレールが急に なくなる その瞬間の無重力な感じ。ジェットコースターの急落下。


ふと 自分の足元を見てみれば 片足分も地面がなくて
ギリギリのところでバランスをとっている。
そして おもう。
ああ もう駄目だ。
絶望。



そして まるで低気圧の渦の中に巻き込まれるように
怒濤のようになだれ込むネガティブな思考。
どこかにしがみつく術も無く
吸い込まれるように堕ちて行く その瞬間。



明日は雨になるそうだ。




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悪夢 - 2006年12月11日(月)

今朝、とても苦しい夢をみた。
白血病歴のある父の病が再発し もう長く無いという夢。
しかも何故だか 夢では 父は家族から行方知れずになっていて
ふとした筋から 父がもう瀕死の状態で 病院に入院していると耳にするが
父が頑に 家族へ知らせる事を拒んでいるという。

私は居てもたっても居られずに 病院へいく。
病室がわからず 病棟スタッフに「これこれ、こんなひと」と
父の特徴を説明し、こんな犬の話をしていませんでしたか?などと
父の話そうなことなどを沢山あげて 部屋を特定しようと試みる。

すると 1人の親切で情の深そうな女性が
ああ、そういえば、先週まであの病室にいらした方ではないかしらと
話しはじめるのだが 私は遅かったかと絶望で一杯になる。

そうしたら 彼女の話から、調べてくれた人が
その人の病室はこちらですよと 教えてくれる。
もう1週間かそこいらしか 持たないと思っていましたから
よく間に合いましたねと言われ 父の病室に急ぎ足で駆け付けると
まるで高層ホテルのペントハウスのような病室に父が横になっている。

怒っては駄目よと 釘をさされたけれど
私の口調は怒りと悔しさと悲しみで一杯で
どうしてもっと早く連絡をくれなかったのよ、と
声を張り上げてしまう。

力無く、こちらを見上げた父は ああ お前か と
驚いた様子をしながら 喜んでいるのが伝わって来る。
その力無さが 前の入院時のそれと重なって
妙にリアルで 
私は目覚めてからも 悲しくて気分が重くて仕方が無い。
きつくとも ぎりぎりまで我慢するひとだから
余計に悲しいのだ。


私の夢はいつも 私を絶望させる。
いつもいつも 不安に目覚め 恐怖に怯え 哀しみに泣く。
それに 現実世界では 
一晩あけると 世の中が前夜のそれとは 変わってしまっている。

もう眠るのが嫌だ。


...

Time After Time - 2006年12月10日(日)



Lying in my bed I hear the clock tick,
And think of you
Caught up in circles confusion
Is nothing new
Flashback warm nights
Almost left behind
Suitcases of memories,
Time after

Sometimes you picture me
I'm walking too far ahead
You're calling to me, I can't hear
What you've said
Then you say go slow
I fall behind
The second hand unwinds

If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time

If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time

After my picture fades and darkness has
Turned to gray
Watching through windows you're wondering
If I'm OK
Secrets stolen from deep inside
The drum beats out of time

If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time

You said go slow
I fall behind
The second hand unwinds

If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after time

If you're lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you, I will be waiting
Time after time

Time after time
Time after time
Time after time





...

一晩寝かせる。 - 2006年12月03日(日)


借り物の言葉だけれど
「メール(手紙)を出す時は一晩寝かせろ」とはよくいう。
感情的に、または安易に書いてしまった文面には冷静さを欠く事が多くて
出してしまった後に後悔してしまうことが多いからだ。

それはメールや手紙にのみならず 全てに当て嵌まる事で
たとえば自分の行動ひとつにしても
そうやって思い付いた事を一晩寝かせると
意外に冷静になって その先の姿を頭の中で辿る事ができるようになる。

だけど ふと思ったのだけど
そうやって いろんな物事をすべて一晩寝かせてしまったら
きっと全ての物事は 諦めきれてしまったり
自分の中で 程よい形に肉付けされて
都合のよい妄想に 落ち着いてしまったりするから

やっぱり その感情の勢いっていうのは
大切なんじゃないかと思ったり。

きっと 私なんかの場合
いろんなものをすべて一晩寝かせ続けたら
なんにも手に入らなくなってしまいそうだな。

必要か 必要で無いか ではなく
欲しいか 欲しく無いか だから。





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師走 - 2006年12月02日(土)


今届いたメールには
今日の日の 久しぶりの晴れ間のうららかさと
早々に開花しそうな水仙のつぼみの膨らみ具合が歌われていて
まるで春先に出す手紙を受け取ったかのような錯覚を覚えたのだけれど
私がいる部屋の外は 何だか暗く沈んでいる。
眠っている最中 ふと一瞬 意識が覚醒した時に
窓の外を走る車の車輪が まるで雨を巻き込むような音が聞こえたから
ああ 雨が降っているんだと そう思って
再び眠りに沈んでいったのだから。

12月に入ったとたん
空も外気も もう12月のそれを示していて
私の気持ちの問題か それともそんなに自然は
はっきり時期を区別するのか 
遠くにみえる 空をみて 驚いてしまった。
ああ もう師走か。


あれ以来 毎日のように夢を見る。
それほど大きなダメージを受けたのかと 改めて実感するけれど




優雅に生きる事が最良の復讐というのはスペインの諺









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