『結婚する』という報告。 - 2006年04月18日(火) 昔の男から突然メールが届いた。内容のないメールの中に、さりげなく「結婚する」という言葉がかかれていた。空白のあとのメールが「結婚報告メール」か、と苦笑い。 彼とは10年以上前に出会った。 大学時代のアルバイトでモデルをしていたときのクライアントである。 誘われて頻繁に食事にでかけるようになっていた。 彼とは結婚など考えていなかったけれど、軽い調子が心地よかった。 いつしか彼が私を ティファニーやヴァンクリーフへ、エンゲージリングを見に連れていった時に、私は恐くて逃げ出した。 彼は悪い人ではなかったけれど 私の望む未来を与えてくれる相手ではなかったから。 「最近、何か楽しい事あった?」と尋ねると、結婚が決まっているハズの彼は、今合コンばかりしているという。来週はANAのキャビンアテンダントと合コンらしい。 結局彼が結婚するのは会社の後輩らしいけれど、「本当にこれでいいか?」と迷っている。 まるで私へのアテツケとも言えなくも無いこのメールに 「ご結婚おめでとう。これでいいのかと答えを探したって、そんなのみつからないよ。合コンもほどほどに。もっと迷ってしまうだけだから」と返事を返した。そうとしか、いいようもなく。 勝手にしてくれ、と思うのだけど、どうやら彼は私を凹ませたいらしい。 いずれにしても 私の中の 1つの時代が終わった。 ...
|
|