流れる水の中に...雨音

 

 

でゅんくんはちゃうちゃうちゃうねん。 - 2003年09月24日(水)






これがでゅんくん。








これがちゃうちゃう。









くどいようだけど










これがでゅんくん。









これがちゃうちゃう。






   これが














   これが














   これが








     
   

  



  でゅんくん。









これがちゃうちゃう。









これはくろねこ。









これはちゃうちゃう。









これはぽっぽちゃん。









これはちゃうちゃう。









これはひつじさん。









これがちゃうちゃう。





   これが











ちゃうちゃうやねん。







でゅんくんはちゃうちゃうちゃうねん。


...

day break - 2003年09月19日(金)



明け方 午前五時。
白みはじめた空は 曇って霞んでいる。
腹痛で目がさめる。
どうにも眠れなくて 体を暖めるためにtake a bath 
ふぅ と溜め息。

Lシステインを購入。
ちょっと多めに経口摂取。
メラニンの大量排出を期待。
バスルームで鏡を覗くと やけに白い顔。
早速効いたか と思ったけれど
いやいや これは貧血の所為。

最近ずっと1日1食。
こんなことを白状すると 彼に叱られてしまいそうだ。
夜になって初めて気がつく。
「ああ 今日も何も食べてないや」と。

ニンニクの臭いが部屋に充満している。
産地から取り寄せた大量のニンニク。
リビングに段ボールのまま転がってる。
嫌な臭いが残らないことが セールスポイント。

この 「嘘つき」。


お腹が痛くてうずくまる。
リビングの椅子のうえ。
膝を抱えて座っている。
ロキソニンを飲めばいいけど我慢。
他の薬とのバッティングを懸念。


また 今日が始まる。
金曜日 明け方 午前五時。
少しだけでも眠ろうかと
再びベッドに入る。


子宮が激しく収縮を繰り返してる。








...

迷い犬。 - 2003年09月14日(日)



形にならない何かに追われている。
それは期限でもなく 約束でもなく 
義務とか義理とか そんなのでもない。
毎日繰りかえされることがらの
その項と項の隙間を埋めるための
ネバネバしたものだけが
私を包み込み 拘束する。
私は空っぽの心を抱えたまま
秋に移り行く空を眺めては
空の青さと 空の孤独と
そして私の喪失しはじめた脚を見比べて
溜め息を吐く。

ネバネバしたものが
近頃 節操のない程に増加しはじめて
本来の私すら押し潰そうとしている
私はまるで肝細胞みたいに
ぷちりぷちりと
毎日毎日死んでゆき
最後にネバネバしたものさえも
行き場を失う。

形にならない何かは
昨晩も今朝も 以前からも
探してはいたけれど
本の中にも ネットの中にも
何処にも存在しなくって
その正体を捕らえようと
向き合ったとしても
ざわざわと心に風をたてるだけで
やはり
目にはみえない。

小さな秋の日に私は
大きな樹の生える庭の蔭で
和らぎはじめた光を受けながら
目を閉じれば
きっと救われる気がする。

形にならない何かは
私を何かに駆り立てて翻弄する。
本質ではないことにさえも
そこに あたかも答えが存在するかのように
私を突き動かそうとする。


迷い犬が
この秋の庭に住み着いてしまった。










...

晴れた青空の午睡。 - 2003年09月13日(土)



風の音を聞きながら眠るのが好きだ。

ざざざざ...と 窓の外の樹の葉を揺らし
周りに建つマンションのベランダの
お洗濯仕立ての 白いシーツがはためく音まで
聞こえてくる気がする。

ときに 前の通りを一台の車が走り抜ける音がする。
風の音と混じりあい 生きている音がする。

不思議とお昼間には 活気溢れる風が吹く。
潮の満ちひきの関係か 
それとも 沢山のあなたがたが
そこで小さなムーブメントを起こすからか。


私は 青く晴れた空のした
トタン屋根の上でお昼寝をする猫のように

生活をしている人や 社会や
せわしない現実をしり目に
この小さな巣箱の中で
小さく欠伸をして 静かに穏やかな眠りにつく。

ざざざざ...という 風の音を聞きながら。



...

悪夢。 - 2003年09月12日(金)


恐い夢をみた。


親しい男性に裏切られ 
問いつめると日本刀で斬られそうになる夢。
北海道の奥地の村で氷にまみれて
凍えそうな寒さと
心臓が徐々に遅く打つ胸の苦しさ。
そして息苦しくなり 目がさめる。


頻繁に 恐い夢をみる。
そのなかの大抵は 心細くて不安な夢だ。
私は昔から 独りきりで 灯りの消えた部屋では
眠れなかった。
真夜中に 暗闇で目覚めると 
どうしようもなく不安に襲われる。

一時期 ノイローゼになり いい大人のくせして
母に隣で寝起きしてもらったこともある。
結婚して 旦那様がベッドの隣に眠っていて
「もう 恐くなんか無い」って思っていたのに
今度は
夢の中で 独りきりで 恐くなる。


独り暮らしの姉は きっと独りで夜中に目覚めた時に
不安な気持ちいっぱいなのだろう。
我慢できなくなると 深夜に実家に戻ってくる。
そんなときに姉も 母に隣に寝てもらったと
先日いってた。
姉も私も抱えている 孤独の種類は同じようだ。


いつか 独りきりの孤独の中で
不安や淋しさや恐怖の中で
死んでゆく予兆のようなものなのかなと
考えてみたりする。


どんなに要素を取り除いても
夢だけからは 自由になれない。
そこにある 潜在的な不安をなくさない限り ずっと。


胸の鼓動で目がさめる。
灯りの煌々とともる部屋の中。
テレビもつけず 音もしない深夜。

彼の帰宅を待ち疲れて眠ってしまったから。





...

片桐さん。 - 2003年09月03日(水)



彼女の肌は不自然なほどにテラコッタのような色をしていた。

私は国粋主義者ではないけれど
日本と言う国も文化も好きである。
だからと言う訳では無いが 自分の国を捨てる人が
あまり好きでは無い。
国を捨てると言うのは 少し激しい言い方だけれど
外国に渡り まるでその国の民族のような風貌や習慣を
不自然なまでに真似ているような人のことだ。
よく見かけるのは 外国で外国人の男性の隣を歩く
外国人のような日本人女性だ。
彼女達は 日本人ツーリストを白い目で見下したり
あるいは まるで視野に無いかのように
徹底して無視したりする。
彼女たちこそ 日本人であるはずなのに。

ローマの女性は皆 焼けた肌をしていた。
露出度の高いワンピースは テラコッタの肌によく似合った。
ローマで出会った片桐さんも
彼女達のように 不自然な程 焼けた素肌をしていた。
私達はフィレンツェのガイドを片桐さんにお願いした。
彼女は東京芸術大学を出てから 数年後に結婚し
旦那様の仕事の都合でローマに渡った。
今年で7年になるらしい。
彼女のガイドはとても奥深く しかしながら整然と纏まっていて
にわかに上っ面だけを覚えた歴史や文化の紹介とは
明らかに違っていた。  

ヴェローナのオペラの話もした。
素敵なホテルや オペラの席の選び方なども教えてくれた。
彼女のお父様は研究者で やはり学会などで
家族で世界中を巡ったらしい。

「いつか日本に帰ろうと思っているんです」と彼女は言った。
芸術もオペラも愛する彼女だから
きっとイタリアは 彼女の勉強にも感性にも与えるものは
大きいのだろうけれど 
どこか荷の重さのようなものを感じた。
日本に帰りたいんだろうなぁと思った。

彼女は空いている時間中 某かの本や新聞などを
読み続けた。
それらを読み終えると今度はイタリア語のテキストを取り出し
要らない紙の裏の余白を利用してライティングを始めた。
とても貪欲に そしてそれがとても体に染み付いているようにみえた。
研究者の家庭で育った彼女の姿勢のようなものがにじみ出ていた。

別れる時に1枚、写真を撮らせてもらった。
手塚理美に似た彼女は恥ずかしそうに髪を手で梳ながら
「こんなにボサボサなのに..」と困った顔をしながら
微笑んでくれた。

ローマで出会ったとても素敵な女性だった。




...

覚え書き - 2003年09月02日(火)

8/27 関西空港出発
   ヒースロー乗り換え パリ着

8/28 サクレクール寺院・モンマルトルの丘(似顔絵)→カフェ
   
   (私)モロー美術館→ジョルジュサンク(エルメス)
      (シャルルジョルダン) →ホテル→食事(ベトナム料理)

   (彼)学会→ホテル→食事→リハーサル

8/29 (私)ルーブル美術館→サンジェルマンデュプレ(ポールカ)→
   (メゾンドショコラ)→コンコルド(エルメス、カリタ)→
   ホテル→食事(先生方とリオン料理)→シャンソニエ

   (彼)学会発表→ピカソ美術館→ホテル→食事(リオン料理)
    →シャンソニエ

8/30 飛行機にてローマへ→ホテル→スペイン階段→トレビの泉
   →ホテル→食事(サバティーニ)

8/31 フィレンツェへ→アカデミア美術館→サンタマリアデルフィオーレ
   →食事(イタリアン)→ポンテベキオ→ホテル

9/01 カプリ島へ→船で渡る→青の洞窟が没で島めぐりへ→カプリの展望へ
   →ローマへ戻り食事(ピッツァ)

9/02 朝からローマのブランド通りへ→(エルメス)→(グッチ)
   →(マックスマーラー)→ホテル→空港へ

9/03 午後3時頃 関西空港着


...




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