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過去の傷を思い出して、鬱々としている。 己は恨んでいるのだろう。己を忘れてしまった人間を、己自身は忘れられないでいることが、辛いのだろう。 自分と同じくらい傷つけて、立ち直れないような奈落に一度突き落としてやりたかったのだ。きっと。 だから、中途半端に相手の幸福など願ってきれいごとを並べた自分が許せない。傷つけて苦しめてきれいさっぱり消し去ってしまいたい。
人間なかなか変われないものである。人の親となってもなお己自身は大人と呼ぶには程遠い。
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