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今度会ったら訊いてみよう。 ああ、本当にそうだ。推測ばかりをしていても仕方が無い。そもそも今度会えるかどうかなんて分からない人なんだから。会えたなら訊いてみるというのが最も正しい選択なのだろう。
今は彼が大好きで、それだけで何となく日々を生きていられるからそれで良い。
また、思い出してしまった。「いい加減にしろ」と云いたくなる。 己のような人間に手を出してくる男の気持ちが分からない。顔が綺麗な訳でも可愛い訳でもない。スタイルはほどほどだと思う。決して抜群ではない。性格は感情的で不安定、人見知りで無愛想、普通にしていて好かれる性格ではない。 酒の席の流れで、二人きりの部屋で、どうして男たちは己を女として扱うのだろう。生理的に受け付けないほどでは無いからだろうか。切羽詰っているのだろうか。己が強制したのだろうか。 よく分からない。何を考えているのだろう。何を考えていたのだろう。 分からなくて己は同じ間違いを何度も繰り返す。何故なのかが分からないまま、己は何度も間違える。今度こそ、今度こそ。毎回そう思っているのに。 教えて欲しいと望んでいる。その心を知りたいと願っている。
案の定、己は彼と寝た。拒まれないと分かっているのに、求めないわけなど無いのだ。分かっていた。当然のように、彼を抱いた。
己は、彼と別れた。でも、会ったらキスをして、抱き締めて、セックスをして、普通の恋人同士のように過ごす。 傍から見たら、己は彼をキープしているといわれるのだろう。[そうやって結婚する気も無いのに、あいつを縛って、あいつの一生を台無しにする気か。]彼の友人がそう云いそうな気がする。己もそう思わなくは無い。 己は彼を好きで大好きで、でも恋人同士でいるのは辛すぎる。会えば、変わらずに恋しくて愛しくて、抱き締めて抱き締められて、キスしたいと思う。
大好き。でも恋人でいるのは辛くて。それは我侭だろうけど、己の情欲は貴方一人では足りないのだ。己がこの煩悩から解き放たれた時には一緒になれるのかもしれない。 大好きな貴方。貴方の家族になりたいと思った事は、決して嘘じゃない。今でも夢見ている。
2005年06月02日(木) |
待てど暮らせど来ぬ人を |
宵待草の遣る瀬無さ 今宵も月は出ぬそうな
待ってしまう自分が大嫌いだ。何度も何度も同じ事を繰り返して、己は一体いつになったら「大人」になれるのだろう。 何度でも自分を戒めよ。前だけを見て歩く事、同じ事を繰り返さない事、今度こそ「どういうつもりか」を聞く事、もう二度と後悔なぞしないと言う事。そのすべてを己自身に言い聞かせよ。
彼に会いに行く。メインは実家へ行く事なのだが。やはり考えてしまう。 寝るのだろうか。まあ、寝るだろうなあとは思うのだけど、それで何が変わるわけでもないだろうとも思っている。今は。 ただ己の事なので、どうなることやら。
恋愛至上主義者が恋愛を排除したら、その人生の意味は無くなるのだろうか? その人生は色褪せるのだろうか? それは、この無駄な苦悩よりも辛く苦しいのだろうか?
忘れるというのは大変である。本当に。 毎日のように酒に溺れても、忘れられないのは何故なのだろう。割り切って、忘れてしまいたい。
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